桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2020年8月

2020.8.31

2020年8月31日 (月)
 先週はとても感動的な出来事がありました。それは、白血病からの復帰を目指していた競泳女子の池江璃花子さんが、東京辰巳国際水泳場で行われた東京都特別大会に出場したことでした。テレビ画面に池江選手の姿が見えたときに「おかえりなさい」と声をかけたいと思った人は多かったのではないでしょうか。
 池江選手は「第二の水泳人生の始まりかなと思う」と言っていたようですが、ここまでに至る間にどれほどのトレーニングを積み重ねてきたのでしょう。退院直後は雲梯にぶらさがっても懸垂は1回もできなかったそうでが、その後、半年で懸垂が15回できるようになったとのことでした。そして、レースの間には、「何も考えず、楽しんで泳ぐこと」をテーマとしていたが、ラスト15mで「負けたくない」という気持ちを強く持てたそうです。弱音を吐かずに地道に鍛錬を重ねてきた池江さんはこれからもより高い目標に向かって頑張っていくことでしょう。そういう姿から私たちが学ぶことも多いはずです。

2020.8.28

2020年8月28日 (金)
 今週は1〜5年生は個人面談でした。直接担任、副担任とお話をしていただける機会がこれまでなかったので、コロナ禍の中でも子どもが成長したことの確認や普段ご心配されていることなどを話題にしていただけたのではないでしょうか。
 8月中旬からの学校再開は、他の私立小学校や近隣の公立小学校でも多く見られましたが、とにかく今年の夏の暑さは子どもたちにとってとても厳しいものでした。これから不安定な天候の日も多くなりそうですので、登下校を含めた子どもたちの安全については一層注意していきます。
 さて、私はこの面談期間中に、午後の時間を使って6年生の算数の講習で予定していた単元の授業を担当しました。書写の授業とは違った一人ひとりの取り組みを間近で見ることができました。自分にとって少し難しい内容でも、これまでに学習したことをいろいろ駆使して問題解決をしようとする姿が見られたのは嬉しかったです。土曜講習が今年度できていないことについても、今後どのようにしていくかを検討し、可能なところから少しずつ授業の中でも進めていけたらと思っています。

稲作の学習(5年生 総合)

2020年8月25日 (火)

 5年生の総合の授業では、学校の水田で稲作りを行っています。 今年度は夏休み明けが8月中旬に早まったことで、例年は観察することのできない稲の花を見ることができました。稲の穂についている花を見つけた子どもたちは「これが花なんだ!」「こんなに小さい花がたくさん咲くんだね」と、新しい発見に目を輝かせながら観察をしていました。
 夏休み前は日照不足で少し元気のない稲でしたが、梅雨が明けてからは稲の背丈もぐんぐん高くなってきました。子どもたちは自分が苗を植えた場所を覚えていて、「ぼくの稲はここまできた」「わたしの稲は穂がたくさんついている」と、稲の生長をまるでわが子を見守るように喜んでいます。

 普段当たり前のように口にしているお米の一粒一粒が、大切な命の一部であること。そして私たちの食卓に届くまでには、人の手だけでなく自然の力も必要であるということ。日本の伝統的な稲作の体験を通して、そんなことを学ぶことができたらいいなと考えています。

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初めての学級会(2年生)

 先週の木曜日に、2年生になって初めての学級会を行いました。話し合いのテーマは、どちらの学級も「学級会の名前をつけよう」です。今回は、出席番号順に6人の子どもたちに司会や副司会、ノート記録、黒板記録の担当を行ってもらい、話し合いを進めました。初めてのことで、緊張した様子も見られましたが、どの子も自分の役割を一生懸命に務めました。 
 司会の子たちが、機転を利かせて話し合いの時間を予定よりも長めにしたり、黒板記録の子たちが、出てきた意見を聞き逃さないように協力してメモを取っていたりと、それぞれに工夫してがんばっていました。他の子たちも司会の声に耳を傾け、自分の意見を積極的に発表していました。途中、「それ、いいね!」「どれも素敵だから、選べないな。」などという声も聞こえてきました。
 
学級会の最後の方では子どもたちの意見で黒板がいっぱいになり、40分間の学活の時間はあっという間に終わりました。どちらのクラスも、それぞれの思いや願いの込められた素敵な学級会の名前をつけることができました。今後の学級会でも、どのような話し合いが行われるか楽しみです。

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研究発表にむけて(6年生 総合)

2020年8月21日 (金)

 6年生が研究発表に向けた準備をしています。各自が関心を持っていることをテーマに選び、春から調べ学習を進めてきました。
・恐竜の羽毛~メリットとデメリット~
・バレエの歴史
・ショパンの生涯とピアノ曲
・オーストラリアの森林火災は何を物語っているのか
・ご当地キャラで地域活性化
 子どもたちが取り組む研究テーマの一例です。現在は、パワーポイントのスライドに調べたことや考えたことをまとめ、少しずつ原稿を書き始めているところです。スライドの色合い、適切な文字数や画像の見せ方など、子どもたちは聞き手を意識したスライド作りに心がけています。その姿は研究者さながらの様子です。
 新型コロナウイルスの影響で、夏休みに博物館や大きな図書館に足を運ぶことができない子もいました。その分、学校で見つけた資料をじっくり読み込んだり、信頼できるウェブサイトを参考にしたりして、一人ひとりが工夫しながら研究成果をまとめています。今年の研究発表も今から楽しみです。

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やっとできた外遊び

2020年8月19日 (水)

 環境庁から毎日発表される暑さ指数(WBGT)に基づき、昨日と一昨日の二日間は、子どもたちに休み時間の外遊びを控えてもらいました。「暑さ指数が高いため、屋内で過ごしてください」校内放送が流れると、残念そうなため息が聞こえてきました。どんなに外が暑くても、友だちと元気に遊びたいのが子どもたちです。
 水曜日になりました。「
今日は遊べるのかな・・?」そんな子どもたちの願いは通じたようです。基準の数値ギリギリのところで、今日は休み時間に外遊びができました。遊び終えた1年生の男の子は「楽しかったー!」と、声を弾ませながら校舎に戻ってきました。
 A・Bグラウンドにミストシャワーを設置して、少しでも暑さが緩和されるようにしています。「ここ涼しいよー!」「気持ちいいね!」子どもたちが集まってきて、休憩する姿が見られました。猛暑はもうしばらく続きます。外遊びをがまんしなければいけない日もあるでしょう。コロナウイルスの感染予防に加え、この時期は熱中症を防ぐことが大切です。学校の環境面を整えつつ、子どもたちが自ら考え、健康に気をつけながら生活するよう声かけをしている毎日です。

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学校説明会の動画配信について

9月5日に本校で予定しております学校説明会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加者数を制限させていただき、規模を縮小しての5部制での開催とさせていただきました。

すでにいくつかの時間帯の説明会が定員に達してしまっている状況となっております。そこで、説明会にご参加ができなかった方向けに、当日の説明会の様子を動画配信することといたしました。

事前にお申し込みいただいた方への限定配信とさせていただきます。

お申し込みと詳細につきましてはイベント申込サイトをご覧ください。

「er」の発音はバッチリだね(6年生 英語)

2020年8月18日 (火)

 6月18日の記事の中で、「ジョリーフォニックス」の実践(4年生 英語)をご紹介しました。今回は6年生の授業の様子をお伝えします。
 先生がフォニックスの絵本を開き、「er」のページを読んでくれました。お話の中でお母さんが料理をしています。そこで使っているミキサー(mixer)が、今日の学習のポイントです。子どもたちは、
ミキサーの動きを真似て両手をぐるぐる回しながら「er」の発音を練習しました。このようにして、ミキサーの絵や動き、そして「er」の音が一つに結びついていきます。
 さて今度は「er」の発音を他の単語に応用していきます。「letter」と先生が黒板に書くと、子どもたちはこれまでに習った「l」「e」「tt」、そして練習したばかりの「er」の4つに分けて発音していきます。それらをつなげると、自然ときれいな発音で「letter」と読むことができるようになります。同じ方法で、「runner」「winter」などの単語もきれいに発音することができました。
 ジョリーフォニックスの指導では、感覚的に覚えた発音を組み合わせることによって、新しく出会った単語も無理なく美しく発音できるようにするのも
ねらいの一つです。今後の授業の中でも多くの英語に触れながら、少しずつ語彙を増やしていけるようにしたいと思います。

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2020.8.17 夏休みを終えて

2020年8月17日 (月)
 熱中症予防に関する指針として、「暑さ指数」というものが示され、学校でも気温の高低だけでなく、この指数を参考にして子どもたちに声かけをするようにしています。これによると、指数によって次の5段階にランク分けされています。「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」「危険」となっており、気温が35度以上になると「危険」にあたることがほとんどのようです。
 今日は夏休み明けの初日でしたが、午前中にはこの5段階の「危険」にあたる指数となってしまいました。幸いなことに、登下校時は少し雲が出てくれましたが、油断せずに気を付けていかなければなりませんし、登下校時に3か所で子どもたちの様子を見守る教員も、歩く子どもたちの表情をよく見て体調が悪そうな子がいないかどうかをきちんと見ることが大切であると確認しました。
 広報担当による「桐光ニュース」の記事にもありましたが、今日は映像配信による朝会がありました。新型コロナウイルス感染と熱中症の予防が特に大切であることを伝えつつ、「学校だから・・・・・・ができる」という、学校に対しての一人ひとりの子どもの思いを自分で確認してほしいという私の願いを伝えました。困難なときほど、自分がこうしたい、という目標を持ってほしいと思うからです。
 明日は、1度でも2度でも今日より気温が低くなりますように!

授業が始まりました

 短い夏休みが終わり、今日から授業が始まりました。登校した子どもたちは、先月と同じように検温カードを先生に見せてから教室へと向かいます。教室に入る時の「おはようございます!」の挨拶に続き、「はぁ~涼しい~!」という声が聞こえてきました。子どもたちは額の汗をぬぐいながら、久しぶりに会った友だちや先生との会話を楽しんでいたようです。
 朝会は、各教室のモニターを使って行われました。校長先生がお話の中で提示した一枚の小さなパネル。そこに書かれている“学校だから(   )できる”という言葉の意味を、子どもたちは真剣に考えていました。

◎学校だから、自分で考えることができる。(4年生女子)
 →暑さの中で自分で体調管理をしなければいけません。
  自分で考えることが役に立ちます!
◎学校だから、がんばれる。(6年生男子)
 →コロナウイルスの生活にも慣れていかないといけません。
  自分も、友だちも、大切にしたいです。

 長引くコロナ禍で、学校の教育活動にも様々な制約があります。それでも、子ども一人ひとりの努力と周囲への気遣いがあればこそ、学校生活を楽しいものにしていくことができます。「自分で考えること」「自分も友だちも大切にすること」・・これらの言葉から、子どもたち自身がそのことをよく理解して前向きな気持ちで生活しているのを感じ、たいへん嬉しく思いました。
 明日からも子どもたちが毎日元気に登校できるよう、学校としても健康・安全面の工夫を重ねながら教育活動を進めてまいりたいと思います。

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