桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

桐光小だより桐光小だより

« 2020年8月 | メイン | 2020年10月 »

2020年9月

きれいなお水を飲んでね!

2020年9月30日 (水)

 期末休みの最終日です。明日から子どもたちが学校にやって来ます。この数日間は、たれぞうくんを教員が交代でお世話していました。 
 今日は、掃除をして新しい牧草を入れた後、たれぞうくんの好きなペレットフードの袋を出しました。音に反応して「あれ?」と首を少しこちらに向けるたれぞうくん。うさぎは声を出しませんが、実は感情表現がたいへん豊かな動物です。陶器の入れ物にわざと音を立てながらペレットを入れると、《たれぞうはうす》から飛び出してきました。期末休み中、学校で留守番をがんばったご褒美に、いつもよりちょっと多めにペレットをあげました。「美味しい~!」という声が聞こえてきそうなぐらいに、夢中になって頬張るたれぞうくんなのでした。
 最近、たれぞうはうすのところに新しいアイテムが登場しました。フィルターを通していつもきれいな水が出てくる給水器です。これまでは器に飲み水を入れておきましたが、時間の経過と共に水が汚れてしまうことがありました。こちらの給水器を導入したことで、心配なことが解消されました。きれいな水をたくさん飲んで、これからも健康に長生きしてほしいです。

20200930rabbit02

20200930rabbit03_2

20200930rabbit01

前期終業式~前期を振り返って~

2020年9月25日 (金)

 今日で前期の授業が終わりです。終業式は各教室で行いました。子どもたちは校長先生のお話しを聞きながら、自分のこれまでの学校生活を振り返っていたことでしょう。
 また、担任の先生からは通知表「のびる子」を手渡されました。学校生活の中で夢中になっていたこと、友だちと仲を深めたこと、がんばって出来るようになったこと・・。子ども一人ひとりの「のびる子」には、先生からのメッセージが添えられています。一人ひとりが学校生活を振り返るとともに、また新たな目標に向かって「がんばるぞ!」という気持ちになれたらいいなと思います。

 桐光学園小学校の前期を振り返ってみます。
 4月。昨年度末からの休校が続く中、例年よりも簡略化した形で入学式を行い、新入生をお迎えしました。2年生以上の子どもたちは、
教科書や家庭学習の課題を受け取るために一日だけ学校に来ました。教室でクラスの担任・副担任の先生とご挨拶し、「新年度」がスタートしました。

 5月。長引く休校中の家庭学習へのサポート体制が整ってきました。オンライン朝の会で一日の始まりを迎え、教員が準備した教材・動画配信を活用して家庭学習を進めてもらいました。画面の向こう側で学ぶ子どもたちの姿を思い浮かべながら、教員の試行錯誤が続く日々でした。

 6月。3ヵ月ぶりに子どもたちの元気な声が小学校に戻ってきました。こまめに手を洗い、アルコール消毒をするなど、緊張感のある「新しい生活様式」が始まりました。この時期は登校日と家庭学習日が交互にやってくる「分散登校」でしたが、一歩ずつ通常の学校再開に向けて近づいてきました。

 7~9月。7月に一斉登校が始まりました。本当の意味での「新年度」の始まりと言えるかもしれません。学校行事の多くが実施できないなど、生活の中での制約が多い毎日でしたが、子どもたちはよくがんばったと思います。短い夏休みの後、猛暑にも負けず子どもたちは毎日元気に登校して今日を迎えました。

 さて、社会情勢を見る限り、新型コロナウイルスの収束にはもうしばらくかかりそうです。新しい生活様式の中で、私たち一人ひとりにできる予防は継続しなければいけません。一方で子どもたちに学ばせたいこと、経験させたいこともたくさんあります。出来る範囲内ではありますが、後期は少しずつ教育活動の幅を広げていきたいと考えています。後期は10月1日からのスタートです!

20200925syuugyousiki2

20200925syuugyousiki1

20200925syuugyousiki3

緊急情報

緊急情報はありません。

サッカー(4年生 体育)

2020年9月24日 (木)

 4年生は、体育の授業でサッカーに取り組んでいます。
 夏休み前からボールを止めて蹴るといった基本の練習をしてきましたが、9月に入り、実際にゲームを楽しむ時間が始まりました。
 日差しが強い日や暑さの厳しい日は、送風機を稼働させて体育館で授業を行い、熱中症対策に努めました。最近は暑さが和らいできたこともあって、外での活動の機会も増えています。
 足でボールを扱うことに慣れている子も、そうでない子もいますが、体育の授業がサッカー初体験!という女の子でも勢いよくボールを蹴りに行くなど、楽しむ様子がうかがえます。仲間にパスがつながり、つないだボールがゴールに吸い込まれる瞬間は、チームの仲間の笑顔が一斉にこぼれます。危機一髪で相手のシュートをブロックした仲間に、驚きと感謝の表情で駆け寄るような姿も見られました。
 勝ち負けがあれば、時には悔しい思いをすることもあるのでしょうが、その経験も大切な学びにつながります。子どもたちには、そうした学びを経験しながら、純粋に1つのボールをみんなで蹴り合う楽しさを味わってほしいものです。

20200924soccer1

20200924soccer2

20200924soccer3

緊急情報

前線活発化と台風接近による大雨の予報から、本日(9/24)は休校とさせていただきます。児童の安全を第一に考えての判断ですので、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

休日のたれぞうくん

2020年9月19日 (土)

 今日は子どもたちがお休みの日。いつもと違って静かな学校だよ。牧草をかじったりお昼寝したりしてのんびりしていると、お仕事をしに来た先生が「たれぞうくん、お散歩だよ」と言ってぼくをひょいと持ち上げた。分かったぞ、グラウンドに連れて行ってくれるんだ。
 外は涼しくてとてもいい気持ち。もう季節は秋なんだね。グラウンドで遊んでいると、高校生のお兄さんたちが「こんにちは!」と挨拶をしながらこっちに歩いてきた。それで、ぼくを見下ろして「かわいい」って言ってくれたよ。お兄さんたちは、これからBグラウンドでハンドボールの練習をするみたい。
 火曜日まで学校がお休みだから、今日から久しぶりに校長先生のお家にお泊りなんだ。時々、ぼくに人参を持ってきてくれる優しい校長先生。学校を出発するのは夕方くらいかな? それまでは、たれぞうはうすでゆっくり過ごして待っていよう。

20200919_usagi1_2

20200919_usagi2

20200919_usagi3

赤ちゃんのお世話体験(2年生 総合)

2020年9月18日 (金)

 これまで総合の授業では、自分たちが成長してきた軌跡をたどりながら成長アルバムを制作してきました。今回の学習は、人形を使ったお世話体験です。自分が赤ちゃんの時にどんなことをしてもらったかを知るために、沐浴やおむつの交換、ミルク作りに挑戦しました。人形を使っての体験ですが、子どもたちの表情は真剣そのものです。本物の赤ちゃんにお世話をしているような気持ちで取り組んでいました。
 活動を通して、「これまで聞いていたよりも大変なことが多かった」という感想を持つ子が多くいました。小さい頃から大切に育ててくれたお家の方に、自然と感謝の気持ちが持てたことでしょう。今、自分がここにいることへの感謝を忘れずに、これからも健やかに成長していってほしいです。

20200918_taiken2

20200918_taiken1

20200918_taiken3

 

自分たちで創る楽しい時間(6年生 学級活動)

2020年9月17日 (木)

 コロナ禍の中で、今年度は学校行事の多くが見送られています。収穫祭や運動会など、6年生にとっては“小学校最後”と楽しみにしていた行事が実施できませんでした。そこで6年生は「学級活動」の時間をできるだけ確保するようにして、各クラスで子どもたちの自治的な活動の場を設けるようにしています。

 現在、2組では【TOKOオリンピック2020夏】が行われています。3日間に分けて3種目を行うこちらのイベントでは、各自1競技は運営側に回り、残りの2競技では選手として出場することになりました。1日目の「しっぽ取りゲーム」では、運営面で少し反省点が残ったため、振り返りをしてから臨んだ今日の2日目。選手の子たちも運営に協力する気持ちが生まれ、クラスとしての一体感をより感じさせる楽しい時間となりました。曇り空の涼しい日だったにも関わらず、「アルティメット」を楽しんだ子どもたちは汗びっしょりです。どの子も明るい表情で教室に戻って行きました。来週に予定されている3日目「障害物走」も楽しみですね。
 1組では、学級委員を中心に話し合いの続きをしていました。《思い出プロジェクト》と書かれた黒板には、楽しそうなイベントがいくつも書かれています。昨年度、季節ごとに行っていたパーティーやミニ文化祭もエントリー。他にも「タイムカプセル」や「お菓子パーティー」という案がありました。「家庭科室でお菓子を作れたらいいね」「コロナがもう少し落ち着いたら実現できるかな」「でも、お昼の時にみたいにみんな無言でお菓子を食べるの!?」真剣な話し合いは続きます。10月,11月・・と月ごとのイベントを計画しているようです。決まるまでに少々時間はかかりましたが、話し合いの先には毎月の楽しみが待っています。

 制約の多い最近の学校生活において、楽しみを見つけてクラス全員で作り上げていく機会を大切にしていきたいと思います。「ずっとこのクラスの仲間たちと一緒にいたい!」そんな気持ちで卒業の時を迎えられるような、思い出いっぱいの日々を過ごしてほしいです

20200917otanosimi2

20200917otanosimi1

20200917otanosimi3

一人ひとりの楽しい時間(低学年の中休み)

2020年9月15日 (火)

 9月に入ってからも、暑さのため外遊びの出来ない日がありました。それでも、少しずつ秋らしさを感じる日が多くなってきています。今日の最高気温は約27℃と比較的涼しく、子どもたちは休み時間に外で元気いっぱいに遊んでいました。
 低学年の休み時間に、子どもたちの声が響くAグラウンドへ出てみました。先生とお話しをしている子、ドッジボールをしている子、せせらぎ周辺で遊んでいる子。各自の好きなことをして過ごす休み時間は、どの子にとっても楽しみな時間です。
 ふと、1年生の男の子がかがんでいるのが見えました。声をかけようとした時、パッと顔を上げて嬉しそうにこちらに手を差しのべました。小さなバッタを捕まえたようです。先日、総合の授業で夏の生き物探しをしたのが、よほど楽しかったのでしょうか。少しだけバッタと遊んでから、その子は草のあるところにそっと放していました。もう少しすると秋の虫が出始める頃です。また見つけられるといいですね。

20200915yasumizikan2

20200915yasumizikan3

20200915yasumizikan1



外部の方から学ぶ

2020年9月11日 (金)
 桐光ニュースにも紹介されていますが、今日は消防署の方たちが学校で出張授業を行ってくださいました。昨年度の3月から、清掃工場、防災センター、商店街などの見学はすべて中止としていましたが、今回は学校でお話がうかがえるということで、久しぶりに外部の方たちからの学びの機会を得ることができました。学校で学べることはたくさんありますが、実際に消防のお仕事に携わっていらっしゃる方たちからのお話、そして消防車両の見学は子どもたちの心に残るものとなって、社会と自分との結びつきがまた一つ増えたことでしょう。
 川崎市内での、年間の消防車と救急車の出動件数はそれぞれ5500件と75000件と聞き、それが多いのか少ないのかはすぐにはピンとこなかったようですが、救急車は1日に200回以上出動していると聞いたときには子どもたちから驚きの声があがりました。このようにいろいろな社会での出来事を知りながら子どもたちは成長していきます。コロナが終息して、子どもたちの学びの機会がさらに増えていくようにと願っています。
 お忙しい中わざわざ出張授業に来てくださった皆さんに感謝いたします。
↑PageTop