桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

第二回地区別集会

2025年6月14日 (土)

 金曜日に、今年度二回目の地区別集会が行われました。

 それぞれのグループの担当教員を中心に、通学路の歩き方や、駅や電車内での過ごし方など、登下校についての約束事を確認しました。ルールを理解しているつもりでも、何かに夢中になっていると咄嗟に忘れてしまうことがあるのが子どもたちです。地区別集会で聞こえてきた子どもたちの意見をしっかりとフィードバックしながら、正しい態度で、より安全に登下校が出来るよう継続的に指導してまいります。

 集会の後半は、高学年の児童が中心になってレクリエーションを行いました。グループ全員が円になって爆弾ゲームや何でもバスケットをしたり、風船を使ったバレーボールをしたり、卓球遊びをしたりと、どのグループも和やかで楽しい時間を過ごすことができました。

 一緒に活動をするうちに上級生・下級生の自然な関わりが増えて、互いに親近感が湧いてくるものです。登下校中に何か困ったことがあったら、互いに声をかけ合い、助け合える関係を築いていってほしいと思います。

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田植え(5年生 総合)

 今年度の稲作はJAセレサ川崎の協力を得て、黒川水田で田植え体験を行いました。

 手のひら分の苗を持って一列に並び、ロープを目印に3~4本ずつちぎって植えていきました。全員が植えたら一歩下がり、また次の苗をちぎって植えていきます。足の保護のために長い靴下を履いていたものの、水田の中に実際に足を入れて昔ながらの方法で田植えをするのは、子どもたちにとってたいへん貴重な経験でした。

 「虫がいる~!」「転ぶ、転ぶっ・・」あちらこちら聞こえてくるのは、悲鳴交じりの大きな声。それでも徐々に慣れてきて、「次もいける!」「苗のおかわりくださーい!」と、頼もしい言葉に変化していきました。手作業による本格的な田植えは、難しさや苦労を感じながらも、達成感のある活動になったようです。

 田植えをした木曜日は朝からの雨。空模様を気にしながら学校を出発しましたが、活動が始まると小降りになり、結果的に天候に恵まれた田植えとなりました。5年生の教室前では、同時進行でバケツ稲も育てています。日常の生育の様子は、そちらで観察して見守っていく予定です。どちらも、恵の秋を迎えられますように‥。

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エビがいっぱい

 日中の気温がたいへん高くなってきました。サッカーやドッジボールも人気ですが、ひんやりとした水が心地よい「せせらぎ」にも多くの子どもたちが集まっています。

 せせらぎは、階段の上段部から下の池へと水が流れるビオトープです。子どもたちは、最近夢中になってミナミヌマエビを探しています。エビたちをペットボトルの容器に入れて、その場で観察を楽しんでいます。3年生の女の子が器用にすくい上げていたので「すごいね! エビ採り名人だね!」と声をかけたら、「ううん。私よりもっと名人がいるの。」と、他の男の子の名前を教えてくれました。せせらぎデビューをしたばかりの1年生の子どもたちは、「どちらも上手だなぁ」と3年生たちの動きをじっと見つめるのでした。

 「レアキャラ」として、時々出会える生き物もいます。一つ目はヤゴです。毎年このせせらぎで生まれ、命が引き継がれています。今年も、トンボに出会えることでしょう。もう一つのホトケドジョウは、絶滅危惧種に指定されている日本固有の生き物です。せせらぎではなかなかお目にかかれませんが、魚委員会の5・6年生が校舎1階の水槽で飼育しています。子どもたちにはそちらで観察をしてほしいなと思います。

 来週は、真夏のような気温の日が続くとの予報が出ています。運動が厳しいほど暑い日には、冷たいせせらぎの水に触れながら、水生生物の観察をするのもよさそうです。

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うれしい発見(1年生 総合)

2025年6月 9日 (月)

 朝顔の観察と水やりをしました。子どもたちは朝顔の成長と変化をじっくりと見て、特に今回は「つる」の様子を中心に記録しました。

 反時計回りに支柱に巻き付き、つるは上へ上へと伸びていきます。「ざらざらする」と言いながら、葉や茎を指先で触れる子どもたち。よく見ると、小さな毛がたくさんついています。そのようなところにも注目して、鉛筆で細かく丁寧に描写していきました。

 観察を始めると程なくして、ある子が「見て、見て!」と大きな声を上げました。その子の指先には、早くも紫色の花が顔を出していたのです。“第一号” の発見を、子どもたちはみんなで喜んでいました。6月も中旬に差しかかり、梅雨もすぐそこまで近づいてきています。ここから先の朝顔は、毎日がうれしい発見の連続になることでしょう。テラスが色とりどりの花でいっぱいになるのが楽しみです。

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前期中間試験(4~6年生)

2025年6月 7日 (土)

 毎日の朝の時間や休み時間には、子ども一人ひとりの過ごし方があります。朝顔の様子を気にかけている1年生の中には、先生の手を引っ張ってテラスへ向かう子もいます。「ぼくのてのひらぐらい大きいよ!」と葉の様子を伝えてくれたり、つるの巻きつく様子を毎日確認したりして、朝顔の成長を心から喜んでいる様子です。図書室にあるソファーも、子どもたちに人気です。ソファーに腰かけて絵本を楽しむ低学年の子や、小学生向けの新聞に目を通す高学年の子たちの姿が見られます。司書の先生に相談すれば、お目当ての本がすぐに見つけてもらえる図書室は、本との出会いが詰まった魅力ある場所です。

 さて、今週の木・金曜日は前期中間試験がありました。両日とも、普段通り読書を楽しむ子どもたちだけでなく、静かに勉強に取り組む子どもたちの姿がありました。前・後期の期末試験(9・3月)には全学年が臨みますが、6月と12月の中間試験は4~6年生のみが対象です。各単元ごとの確認プリントや日頃の宿題を通して習熟度を測っていますが、中間試験では4・5月に学習した内容がまとめて出題されます。そのため、子どもたちはしっかりと復習をして試験に臨んでいました。

 勉強をしていると、興味が湧いてくることも、自分の好きな分野を見つけることもあると思います。同時に、"これは少し苦手だな" と感じる瞬間もあることでしょう。でも、努力してそれを乗り越えた先に、楽しさや魅力が感じられるのも勉強です。結果に一喜一憂するだけでなく、子ども自身が普段の取り組み方を見直したり、今後の学習の進め方を考えたりできるような機会にしていきたいと思います。

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商店街見学(2年生 総合)

2025年6月 6日 (金)

 朝のスクールバスを待つ2年生が、「商店街に行くんだ!」と話していました。「そういえば今日だったね。どのお店に行くのかな?」と尋ねると、何人かが「お肉屋さん!」「接骨院!」と声を弾ませながら教えてくれました。見学を楽しみにしている様子が、朝の一場面からも伝わってきます。

 2年生 総合「町たんけん」の学習の一環として、学校近隣にある「鶴川団地センター名店街」を訪れました。お忙しい業務時間内に関わらず、全部で12の店舗・施設にご協力いただきました。今日はそれぞれの訪問先で見学を行い、事前に準備をしていた質問をする日です。「普段、どのようなお仕事がありますか?」「お仕事の中で大変なのは、どんなことですか?」子どもたちの質問に、商店街の方々が丁寧に優しく答えてくださいました。子どもたち一人ひとりに、多くの気づきや学びがあったようです。

 子どもたちは、たくさんメモを取って帰ってきました。今日の見学で学んだことを整理してから、今度グループごとに発表を行う予定です。他の店舗・お店では何を見て、どのようなお話を伺うことができたのでしょうか。それぞれの発表を聞き合いながら学びを深め、一人ひとりが視野を広げていけるような学習のまとめにしていきたいと思います。

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交通安全教室

2025年6月 2日 (月)

 今日は、1・2年生を対象に交通安全教室が行われました。麻生警察・麻生区役所のご協力のもと、子どもたちにとって有意義な学びの場となりました。

 1年生は、主に道路を歩行する上で気をつけることについてのお話でした。歩行者としての注意点(信号・道路の標識など)を、警察官が丁寧に説明してくださいました。実際に発生した交通事故の事例の中では、「交通ルールを分かっているのに、何かに夢中になると咄嗟に飛び出してしまうことがあるんだよ」というお話がありました。頭の中では理解できていても、ついうっかり・・といった行動は、この年齢の子どもたちによく見られるものです。折に触れて、子どもたちに働きかけていこうと思います。

 続いて行われた2年生の交通安全教室では、主に自転車利用に関するお話をうかがいました。道路の標識をよく見て従うこと、停止線を守ることなど、気をつけるポイントが多くあることが分かりました。また、自転車事故の原因では飛び出しが最も多いのだそうです。1年生へのお話にもあったように、何かに夢中になってしまうと、“危険” であることをつい忘れてしまうものです。桐光学園がある麻生区内でも、自転車がバイクに轢かれる事故が起きているというお話を、子どもたちは真剣なまなざしで聞いていました。

 事故から自分の身を守ることは、同時に他者の安全に配慮することでもあります。今日学んだことを、お家でさっそくお話しした子もいることでしょう。学校・家庭が両輪となって、子どもたちの安全を見守っていければと思います。

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第1回 全校集会

2025年5月31日 (土)

 金曜日の5時間目に、集会委員会の児童による全校集会がありました。今年度第一回目はビンゴ大会です。兄弟学年の1・3・5年生、2・4・6年生が、一緒に座って楽しみました。ひかりホールのスクリーンには、次々と数字が大きく写し出されます。自分のビンゴカードに目を落とし、「やった!」と歓喜に沸く子。「あ~またまた惜しい・・」と悔しそうな表情を浮かべる子。1~6年生がみんな盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。

 集会委員会の5・6年生が、集会の進行を務めました。あらかじめ計画を立て、十分にリハーサルを行っていても、実際に集会が始まってみるといろいろなことが起きます。そのような時には、6年生を中心に臨機応変に動いていましたし、何よりも「みんなに楽しんでもらいたい」という気持ちが伝わってきました。この日の成果と反省点を自分たちで整理して、次回もワクワクするような楽しい集会を期待していたいと思います!

 今回の集会は、兄弟学年の交流の場でもありました。集会が始まる前に、三兄弟で集まってビンゴカードへの数字(1~75)の書き込みを確認しました。特に1年生は大きな数字を学習していないため、5年生のお兄さん・お姉さんたちが教えてあげたり、書いてあげたりしていました。また、2・4・6年生の三兄弟は、今年度初顔合わせの日でした。"今年一年間、よろしくね!"の挨拶を交わしてから、ひかりホールへと向かいました。3人で横並びに座って、一緒にビンゴを楽しんでいた子どもたち。今年度の兄弟学年の活動を、和やかにスタートすることができたようです。

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ぐんぐん育つ夏野菜(4年生 総合)

2025年5月28日 (水)

 夏野菜の苗を植えてからひと月以上が経ち、農園の作物は順調な様子です。総合の授業では、タブレットで写真を撮って観察記録をつけたり、生育状況を確かめたりして、それぞれ担当している野菜を大切に見守っています。休み時間に進んで農園へ足を運び、水やりを行っている子たちもいます。

 さて、先日は支柱立てや網掛けなどの作業を行いました。全員で同じ作物を育てていた低学年の頃と違って、野菜の種類によって様々なお世話の仕方があります。それだけに、グループ内で相談したり調べたりするチームワークが欠かせません。虫による害や、病気への対策を考えている子たちが多いようです。あるグループでは、葉の様子を見ながら「これは病気じゃないかな」などと、心配そうに話し合っていました。

 この先、梅雨の時期になれば、栽培する上で気をつける点も増えてくるでしょう。"収穫"というみんなの目標に向けて子どもたちが活発に学び合っていけるよう、日々の活動を支援していきたいと思います。

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つるが出たよ!(1年生 総合)

2025年5月27日 (火)

 1年生が朝顔の種を植えてから、一ヵ月と少し経ちました。子葉の間から本葉が出てきて、早くもつるが伸び始めた鉢が見られます。そこで今日は、朝顔の鉢に支柱を立てました。葉を傷つけないように気をつけながら、二人一組で協力して支柱を立てていきます。「もう、巻きつきそうなつるがあるよ!」と教えてくれた子も、「花はいつ咲くのかなあ」と、開花を心待ちにしている子もいました。

 先日、本葉をスケッチしたときにも、多くの気づきがありました。葉の表面に細かな毛があることに驚いていたり、葉の形を "ハートのような形" とたとえを用いて表現したりと、それぞれの発見を口にしていた子どもたち。触ってみたり、顔を近づけてみたり・・と、五感を働かせてじっと見ているうちに、よりいっそう自分の朝顔への愛着がわいてくるものです。

 日々、小学校で多くのことを学びながら成長する子どもたちと一緒に、朝顔も空を見上げるようにしてぐんぐん大きくなっていきます。どちらも、元気にたくましく、大きくなあれ!

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