運動会
第29回運動会が行われました。雨のために一日順延となった今年の運動会。昨日の雨模様から一転、今日は雲一つない秋空の広がる運動会日和となりました。早朝の段階ではぬかるんでいた地面も、開会式が始まる時にはすっかり乾き、グラウンドコンディションも良好でした。
今年の運動会でも、桐光小の子どもたちらしい元気いっぱいの姿を見せてくれました。仲間の思いをバトンに乗せ、最後まで全力で走った学年リレー(5・6年生)、玉入れ(1年生)や台風の目(4年生)など白組・赤組で接戦を繰り広げた学年競技の数々。メイングラウンドいっぱいに「TOKO」の人文字を完成させた、桐光小の伝統であるリズム体操(1~3年生)にも、大きな拍手が送られました。
子どもたちは、運動会の中でさまざまな表情を見せます。勝利に喜び合う笑顔があれば、顔に悔しさをにじませる子の姿も。それらは、仲間と心を一つにして真剣に取り組んだ結果ですから、すべてが子どもたちの成長の糧になっていくのでしょう。学年は違っても、1組同士は白組、2組同士は赤組という "同じチーム" の仲間たちです。「がんばってー!」と5年生が6年生にエールを送れば、出番を待つ6年生が大きく手を挙げて「ありがとう! 応援よろしく!」と力強く応えます。とても微笑ましい光景でした。
運動会の進行・運営においては、高学年児童の活躍も欠かせません。白組・赤組それぞれの応援団や、「STAFF」のビブスを着て様々な仕事に取りかかった子どもたちの姿です。全校競技「大玉送り」は初めての競技でしたが、運営委員の5・6年生が本当によくがんばり、1~6年生全員で大いに盛り上がりました。この記事の3枚の写真は、新聞委員会の子どもたちが今日の記録としてカメラに収めたものです。臨場感あふれる写真で、運動会の一瞬、一瞬を切り取ってくれました。
多くの人の支えがあって、素晴らしい一日が過ごせた幸せをかみしめながら、この運動会を大切な思い出にしてほしいと思います。