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神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2023年6月

ヒョウモントカゲモドキ

2023年6月29日 (木)

 小学校の生き物を紹介します。今回は、1年生の教室で飼育しているヒョウモントカゲモドキ。色鮮やかな体で、おっとりとした動きをします。噛みつくこともなく、慣れてくると人の手に乗ることもできます。

 今日の放課後、飼育ケースを覗いてみました。隠れ家の中にいるようでしたが、コンコンと軽くノックすると顔を出しました。じーっと見ていたら、右足を出し、しばらくして左足を出し、ゆっくり隠れ家の外に出てきました。慎重さの中にも、好奇心旺盛な姿が可愛らしいヒョウモントカゲモドキです。

 前年度、飼育していた学級の子どもたちが「アベル」と名付けたことから、現在でも同じ名前で親しまれています。放課後などに立ち寄り、「アベル!」と声をかける子たちを見かけます。「脱皮していたよ」「餌をパクッて食べてた!」と、嬉しそうにアベルの様子を伝えに来る子も。違う教室にいても、ずっと大切な仲間のようです。

 パチっと開いた目、口角の上がった口元。少しほほえんでいるようにも・・見えるでしょうか。みんなで優しく見守りながら、これからも大切に育てていきたいと思います。

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大きなカエルを見つけたよ

2023年6月28日 (水)

 昨日の朝のこと。「大きいカエルがいます! 早くこっちに!」子どもたちに呼ばれてせせらぎへ行きました。「ここだよ、ここ・・あれ?? いなくなっちゃった・・。」教員に教えに来てくれている間に、いなくなってしまったようです。両手を使ってその大きさを伝えながら、残念そうな表情を浮かべる子どもたちでした。

 そして今日の朝。「今度こそ、いますよ!」と、昨日教えてくれた子が目を輝かせて職員室に飛び込んできました。急いで向かうと、すでに何人もの子が集まっています。息をひそめるように、「ここです」と教えてくれました。せせらぎの最下段から緩やかに水が流れ込む、岩と岩の間の洞窟のようなところ。そこに大きなカエルがいました。

 撮った写真を子どもたちと一緒に眺めながら、大発見の喜びを分かち合っていると、上級生が「これはヒキガエル。毒があるから触っちゃいけないよ。」と教えてくれました。もちろん、触らなければ危険ではありませんし、カエルも人の手の届くところには出てきません。“心地よい場所” を見つけてひっそりと住むヒキガエルを、そっと観察していきたいと思います。

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夏の季語は・・?

2023年6月27日 (火)

 3年生は国語の授業で「俳句」を学習しました。

 古池や 蛙飛びこむ 水の音  松尾芭蕉

 「この俳句、聞いたことある!」と目を輝かせる子。「蛙が飛びこんだ時の水の音は、どんなだったのだろう」と、想像を膨らませる子。十七音で作られた俳句の世界を、声に出しながら味わっていきました。

 閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声  

 こちらも芭蕉の句。しずかな山寺で、岩にしみこむように蝉の声が聞こえてきます。先ほどの句では「蛙」が春の季語なのに対し、今度は「蝉」が夏の季語です。季節をイメージする言葉がたくさんあって、昔から四季を感じて楽しんできたんだね、と子どもたちなりに俳句の世界を感じ取っていました。

 時代が変わっても、季節を感じさせる言葉があります。今朝の曇り空を見上げながら、「今日は入れるかなぁ?」と、プールを楽しみにしていた子どもたち。その願いが届き、今日の体育の授業ではプールに入ることができました。水泳の得意な子も、水が少し怖いな、と感じている子もいます。ペアで助け合いながら、徐々に水の中での動きに慣れさせていきたいと思います。屋上プールで「夏」を身体いっぱいに感じながら、楽しく水泳の授業を進めていきたいです。

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2024年度 内部向け入学試験出願手続きについて

2023年6月23日 (金)

2024年度桐光学園小学校入学試験(系列幼稚園園児対象)の出願受付を開始いたします。

出願期間:2023年6月23日(金)9:00~7月5日(水)16:00

対象:桐光学園みどり幼稚園および寺尾みどり幼稚園園児(出願資格に規定があります)

手続きはすべてインターネット出願となっております。小学校トップページにある「インターネット出願はこちら」のバナーよりお手続きください。

消防署出前授業(3年生 社会科)

2023年6月17日 (土)

 先日、社会科の単元「火事からまちを守る」の学習の一環として、麻生消防署栗木出張所の消防士さんをお招きして勉強しました。

 消防士さんは、事前に子どもたちから挙げられた質問にお答えくださるとともに、業務に関する興味深いをお話を聞かせてくださいました。日頃から行っている訓練や、短時間で出動するための準備・心がけなど、消火活動以外にも大切な仕事が多くあることを学ぶことができました。

 見学中には、「防火衣」を着る体験もさせていただきました。これが、多くの子たちの印象に残ったようです。とにかく重かった、と話す子が多くいました。「こんなに重い服を着て、重いホースを持って走るなんて・・」とつぶやく子も。消防士さんが日々身体を鍛え、厳しい訓練を続けているというお話も、子どもたちの心に響いたのではないでしょうか。

 熱心にメモを取りながら話を聞いていた子どもたち。このメモを元に、これから新聞作りをしていきます。充実した学習のまとめになりそうです。

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第2回地区別集会

2023年6月15日 (木)

 栗平、町田、小田急東京など、児童の居住地や通学経路によって19に編成された地区別グループ。今日はそれぞれのグループに分かれて、今年度2回目の集会が行われました。

 はじめに担当の先生から、登下校に関するマナーや安全面に関するお話がありました。公共交通機関を利用するときには、小学生であっても大人と同じルールを守らなければいけません。迷惑をかけてしまったときの「ごめんなさい」、助けてもらったときの「ありがとうございます」。知らない人との関わりの中においても、言葉遣いはとても大切です。安全に、気持ちよく登下校ができるように、日頃から指導を続けています。

 活動の後半では、6年生が準備してくれたレクリエーションをしました。椅子取りゲームやフルーツバスケットなど、異学年の子ども同士が楽しめるように工夫された遊びの数々。6年生の話をよく聞きながら、みんなで楽しいひと時を過ごしていました。活動を重ねるごとに、異学年の仲間の顔も覚えてきます。登下校時に挨拶を交わしたり、困ったときには助け合ったりできる関係が築けるといいなと思います。

 今日の活動を引っ張っていた頼もしい6年生。ありがとう!

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アゲハチョウの誕生(3年生 理科)

2023年6月14日 (水)

 理科の学習の一環として、3年生の教室でアゲハチョウを育てていました。それらが育ってさなぎになり、今週、無事に羽化しました。

 月曜日の昼食時。3年2組の教室では、間もなく羽化しそうな様子のさなぎがいました。そこで理科の先生が、タブレットで虫かごの様子を撮影して教室のモニタ―に映しました。「昆虫は苦手だよぉ」そんなことを話していた子も、(食事中であることも忘れて)羽化する瞬間を真剣に見つめています。羽が出てくると、もうあっという間に体全体が出てくるアゲハチョウ。誕生の瞬間に出会えた子どもたちでした。

 「2組は見られていいなぁ!」子どもたちがそう話していた1組でも、翌日にはさなぎの様子に変化が見られます。午後の掃除が終わる頃にさなぎが左右に揺れ始めたので、教室のモニターで観察を始めました。がんばれー! もう少しだよ! 掃除を終えた子から、虫かごやモニターの前に集まってその瞬間を待ちます。5時間目の英語の授業も、最初の5分間は先生も一緒に見守っていました。が、変化が見られなかったため気持ちを切り替えて授業を行いました。

 結局この日はそのまま下校時刻に。「先生、生まれるところを見ていてね」子どもたちは
そう言い残して帰宅しました。放課後は職員室に虫かごを置いておきましたが、なかなか変化がありません。今日はダメそうですね・・そう話していた時、急にバタバタと音がしました。ついに羽化の瞬間です! 羽化直後は羽がしわしわでしたが、30分も経たないうちに立派なアゲハチョウになりました。さなぎの殻から出てくる様子が撮れたので、翌朝子どもたちに見てもらいました。「出てくる出てくる!」と、嬉しそうに誕生の瞬間を見つめる子どもたちでした。

 昆虫が好きな子も、苦手な子も、アゲハチョウの羽化を見守った2日間。小さな命の誕生に向き合う中で、生命の神秘を感じていたようです。

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緊急情報はありません。

緊急情報はありません。

第1回公開授業は予定通り実施いたします。

本日の公開授業は予定通り実施いたします。

五月晴れ

2023年6月13日 (火)

 今日は梅雨がひと休み、五月晴れの一日でした。日中は気温がぐんぐん上がり、外遊びの指標としている暑さ指数が「警戒」を示すほどに。休み時間、子どもたちは帽子をかぶって外に出て行きました。気温の差も大きく、少々体調を崩している子もいるようです。体調管理に気をつけながら過ごすよう、子どもたちの生活を見守っていきたいと思います。

 「水の月」が由来の水無月にぴったりの風景もありました。朝の時間、「先生、来て来て!」とグラウンドで呼ぶ声が聞こえます。手を引かれながら一緒に行くと、水田に水が張られていました。太陽に照らされて水面が輝いています。今日はお天気がよかったので、5年生が代掻きの作業をしました。泥だらけになってがんばっていた代掻きの様子は、また別の記事でお伝えいたします。

 明日は公開授業。お天気が心配ですが、子どもたちの学ぶ姿を多くの方にご覧いただければと思います。

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