桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2023年7月

高校総体

2023年7月31日 (月)

 今日で7月も終わりです。子どもたちは、充実した日々を過ごしているでしょうか。予報によると、関東地方は今週も猛暑日が続くとのこと、もうしばらく続く暑い暑い今年の夏です。

 ところかわって北海道では、高校総体(インターハイ)が行われています。桐光学園のバスケットボール部は初戦に勝ち(惜しくも2回戦で敗退)、サッカー部はベスト8まで進んでいます。小学校では授業の中で「クラブ活動」の時間がありますが、バスケットボールクラブやサッカークラブの活動を楽しんでいる子たちがいます。同じ学園で励む先輩たちの姿を見て、あこがれの気持ちを持つ子もいることでしょう。活躍する姿を見て「自分もやってみよう」と思えることは幸せなこと。小中高一貫教育のよさの一つでもあります。

 高学年の子どもたちの中には、下校時に、サッカー部の練習光景を目にすることもあると思います。いつも近くでがんばっている選手たちの活躍を、引き続き応援していきたいと思います。

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ミノムシのお話

2023年7月29日 (土)

 学校の近くにある尾根道では、様々な植物や生き物が見られます。今日、真夏の木の枝にぶら下がるミノムシを見つけました。ミノムシの正体は、オオミノガやチャミノガなどの蛾の幼虫。小枝や枯れ葉で作った「蓑」をまとい、冬を越す姿を見たことがある方も多いことと思います。

 小学生に人気の「ざんねんな生き物事典シリーズ」に、ミノムシの意外な生態が紹介されています。(今泉 忠明「ざんねんないきもの事典」、高橋書店、2016年) その本によると、ミノムシのオスは成虫になると蓑から出て、メスを探しに飛んで行きます。一方、メスは外に出ることはなく、やがて産んだ卵から幼虫が孵化すると蓑の下の穴からぽとりと落ちて、一生を終えるのだそうです。生き物には様々な生態があることに驚かされます。

 園芸の世界では、大切に育てた葉っぱを食べてしまう困ったミノムシたちですが、このように子孫を残すために一生懸命生きていることが伝わってきます。一方、オオミノガという種類は地域によって絶滅危惧種に指定されるほど数を減らしているとのこと、たしかに数十年前と比べるとミノムシを見かけなくなっているように感じます。自然の中でミノムシを見かけたら、温かく見守ってあげたいですね。

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FLL体験会

2023年7月28日 (金)

 7月25日から3日間、NPO法人 FIRST Japanの方々にご協力をいただき、4~6年生の希望者を対象にFIRST LEGO LEAGUE(FLL)体験会を行いました。卒業生の保護者の方や学園の卒業生にスタッフの方がいらして、そのご縁でこの会を開催できることとなりました。

 FIRST LEGO LEAGUEとは、小学校4年生~高校1年生を対象に行われる世界規模のロボット競技会で、ロボットゲームとプレゼンテーションで競います。プログラミングの力、調べたことをまとめて発表する力、協力する力を身につけることができます。本来は、約3か月間の準備期間を経て大会に臨みますが、今回は体験会ということで3日間で実施しました

 初日にはレゴでロボットを組み立てて、チームごとに考えたプログラムで動かしていきました。イメージ通りに動かせず試行錯誤した後、思い通りに動かせた時の子どもたちは大喜びでした。2日目は、「エネルギー」についてチームごとに調べる活動です。調べていくうちに新しい発見をする子どもたち。課題や解決策を見つけながら、iPadにまとめていきました。

 最終日を迎えました。ひかりホールで、「エネルギー」に関する研究成果と、レゴロボットの発表をしました。研究発表では、省エネの方法を考えたり、様々な再生可能エネルギーについて調べたりして、聞き手を意識して真剣に伝えることができました。プログラミングを使ってロボットを動かす発表では、2分間という制限時間の中で何度も挑戦しながら、練習してきた動きを再現しようとがんばっていました。

 参加した子どもたちにとって、知的好奇心をくすぐる充実した3日間になったことと思います。今年は猛暑のために夏期講習が中止となってしまいましたが、このような学ぶ機会が持てたことを嬉しく思います。

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ヒメヒオウギズイセン

2023年7月27日 (木)

 小学校農園より草花紹介。畑から少し離れた斜面の片隅に、朱色の花が咲いています。夏の日差しを跳ね返すような鮮やかな色の花は、ヒメヒオウギズイセン(漢字で書くと「姫檜扇水仙」)。遠くからでもよく目立ちます。時折、黄色や白のチョウが飛んできては花にとまっていました。

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夏の主役たち

2023年7月25日 (火)

 午前中の小学校農園です。4年生の畑では、オクラの花が青空を見上げていました。ハイビスカスのような美しい花ですが、朝に咲いた花は夕方にはしぼんでしまいます。とても貴重な瞬間なのです。

 畑のまわりの草むらを歩くたびに、隠れていたバッタが勢いよく飛び出してきました。2匹のバッタたちが、カメラを向けても逃げずに撮らせてくれました。赤ちゃんバッタは、イナゴでしょうか。水田では害虫と呼ばれてしまうイナゴですが、両脚を一生懸命伸ばして葉につく姿はかわいらしいものです。じっと構えるようにしているトノサマバッタもいました。その名の通り、堂々とした姿です。

 夏の生き物たちはこの時期を、待ってました! とばかりに楽しみ、のびやかに生きているようです。屋内に引きこもりたくなる日々、しばらくは、夏の主役たちに活躍してもらいましょう (*^-^*)

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大暑

2023年7月24日 (月)

 今日は教員の校内研修日でした。教育活動に関する様々な議題について、様々な意見を交わしました。教員同士の対話を通して、慌ただしい日常の中で見逃していたことに気づかされたり、新たな課題が見つかることもあります。休み明けの教育活動に生かしてまいりたいと思います。

 二十四節気では、昨日から8月7日までが大暑です。土用の丑、花火大会、お祭りなど、夏の風物詩が目白押しのこの季節。天気予報でも気温の高い日が続くとのこと、夏真っ盛りの毎日です。
 
 学校近隣の木々には、ニイニイゼミの抜け殻がたくさんついています。数年間土の中で過ごしてようやく地上に出てきたセミたちは、短い夏を懸命に生きています。せせらぎにはひんやりとする水が流れ、エビやメダカなどの生き物が活発に動いています。5年生がお世話をしている水田の稲も順調です。夏の日差しをたっぷり受けて、これからぐんぐん背丈を伸ばしていくのでしょう。

 夏休みは始まったばかり。健康に気をつけて、充実した日々を過ごしましょう!

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秩父の自然

2023年7月22日 (土)

 暑い夏に、涼しげな写真をお届けします。荒川の清流と、川岸で枝にとまって休むトンボたちです。真っ赤なトンボはショウジョウトンボ、体が水色なのはシオカラトンボでしょうか。少し茂みに入っていくと、羽が黒く胴体がエメラルドグリーンの羽黒トンボもいました。ちょうちょのように、ひらひらと優雅に飛ぶ姿を見ることができました。

 写真は、3~6年生の宿泊行事の下見に、先日埼玉県の秩父郡を訪れた時のものです。子どもたちが豊かな自然を感じながら思い出深い3日間を過ごせるように、計画を立てているところです。実施するのは10月の末、秋の深まりを見せ始める頃です。3年生にとっては小学校最初の宿泊行事、6年生は初めて訪れる場所となります。どんな宿泊行事になるのか、楽しみにしていてほしいと思います。

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親子で、よい夏休みを‥。

2023年7月20日 (木)

 昨日と今日、父母会主催の教育講演会が行われました。講師に川合 正先生をお招きして、低学年の部、高学年の部に分けて保護者向けにお話をしていただきました。
 子どもは日々成長していますから、年齢や発達段階によって親子の関わり方も少しずつ変化してきます。我が子を大事に思うゆえに、時には親子の心がぶつかり合うこともあるでしょう。そこで、どんな時にも変わらず大切なことがあります。子どもを受容すること、声に耳を傾けること、心に丁寧に寄り添うこと。そして(学校現場でも難しいのですが)、時には焦らずに「待つ」ことも必要だというお話もありました。子どもたちを信じて丁寧に向き合うことの大切さを、改めて思う機会になりました。
 夏休み中には、親子で過ごす時間も長くなります。親子のよい関わり合いに、今回の講演が一つのヒントになれば大変嬉しく思います。

 先週の金曜日から、小学校では低学年・高学年に分けた分散登校とし、登校する日には児童をスクールバスで送迎する形をとりました。1~3年生用のスクールバスに高学年の児童が乗り込む姿も、なんだかほほえましく感じました。そんな暑さにも負けずがんばった子どもたちも、いよいよ明日から夏休みです。日頃できないことに挑戦したり、羽を伸ばしたりしながら、健康に、充実した日々を過ごしてほしいと思います。

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暑い夏に、熱い試合を。

 昨日の日の入り(18:55)前後の空です。夏至の頃と比べると5分ほど日が短くなりましたが、それでも夕方の明るい時期です。うだるような日中の暑さも、この時間帯には落ち着いてきて過ごしやすくなります。ほっと一息の夏の夕暮れです。

 例年以上に暑い夏ですが、連日、熱い試合を繰り広げているのは高校野球の選手たちです。小学生の中にも、桐光学園の野球部の活躍を応援している子たちがいます。今年もべスト8まで勝ち進みました。今日は準々決勝の試合に臨みます。同じ学園で毎日練習に励む選手たちに、今日も伸び伸びとプレーしてきてほしいです。がんばれ!

【追記】
 桐光学園、大健闘! ベスト4には一歩届きませんでしたが、最後まで諦めないプレーを見せてくれました。選手の皆さん、お疲れさまでした。

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収穫祭

2023年7月14日 (金)

 今週は収穫祭がありました。収穫祭では、収穫祭委員のお家の方々が作ってくださったカレーをみんなでいただきます。在校生が楽しみにしているのはもちろん、卒業生の思い出話にもよく登場する人気の高い行事です。

 4時間目になると、カレーのにおいにそわそわしてきます。「今すぐご飯にしたい!」「お腹空いてきたぁ」あちらこちらから、そんな声が聞こえてきました。もうひと頑張りしてお昼の時間になると、教室にカレーの入った大きなお鍋が登場しました。
 普段は子どもたちと先生が過ごす教室に、お友だちのお母さん方がいらっしゃいます。自分のお母さんの姿を見て嬉しそうにしている子も、友だちのお母さんに笑顔で手を振る子もいました。いつもとは違う雰囲気に、興奮気味の子どもたちです。
 全員分の用意ができました。お待ちかねの昼食タイムです。一口食べるごとに「美味しい!!」と目を輝かせる子、「おかわりするぞ」と言いながら夢中で食べている子。大きなお鍋が空っぽになる教室もあり、みんな大
満足の収穫祭でした。

 カレーの具材に使われているニンジンは、先日6年生が収穫した農園産のもの。甘くて美味しいニンジンが、カレーの味を引き立てます。中でも、特別な思いで食べていたのは6年生でしょう。自分たちで育て、収穫したニンジンの入ったカレーを、じっくりと味わっていました。

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