夏の季語は・・?
2023年6月27日 (火)
3年生は国語の授業で「俳句」を学習しました。
古池や 蛙飛びこむ 水の音 松尾芭蕉
「この俳句、聞いたことある!」と目を輝かせる子。「蛙が飛びこんだ時の水の音は、どんなだったのだろう」と、想像を膨らませる子。十七音で作られた俳句の世界を、声に出しながら味わっていきました。
閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声
こちらも芭蕉の句。しずかな山寺で、岩にしみこむように蝉の声が聞こえてきます。先ほどの句では「蛙」が春の季語なのに対し、今度は「蝉」が夏の季語です。季節をイメージする言葉がたくさんあって、昔から四季を感じて楽しんできたんだね、と子どもたちなりに俳句の世界を感じ取っていました。
時代が変わっても、季節を感じさせる言葉があります。今朝の曇り空を見上げながら、「今日は入れるかなぁ?」と、プールを楽しみにしていた子どもたち。その願いが届き、今日の体育の授業ではプールに入ることができました。水泳の得意な子も、水が少し怖いな、と感じている子もいます。ペアで助け合いながら、徐々に水の中での動きに慣れさせていきたいと思います。屋上プールで「夏」を身体いっぱいに感じながら、楽しく水泳の授業を進めていきたいです。