桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2023年9月

終業式

2023年9月28日 (木)

   26日(火)に終業式が行われ、前期の授業が終わりました。子どもたちは学校生活の様々な経験を通して、多くを学んできたことと思います。好きなことを見つけたり、友だちのよいところを見つけたりしながら、成長を実感できる半年間が過ごせたなら嬉しく思います。

   終業式では、校歌「桐光われら」を全員で歌いました。コロナ禍で合唱ができない時期が続いたため、子どもたちの歌声には感慨深いものがあります。「桐光われら」(作詞:栗原一登  作曲:三木たかし)は、“青垣の 多摩のふところ・・”の詞で始まります。緑豊かな多摩丘陵が目に浮かぶような素敵な校歌です。作曲は、「津軽海峡・冬景色」や「アンパンマンのマーチ」などで有名な三木たかしさんが手がけています。高校野球などの応援で歌うこともあり、学園の気持ちが一つになれる校歌です。

   さて、前期が終わり数日間の期末休みに入りました。10月から始まる後期の学校生活では、宿泊行事(3~6年生)、運動会などの楽しみな行事がたくさん待っています。それぞれの場面で、子ども一人ひとりが自分らしく輝けるよう応援していきたいと思います。

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一人ひとりの輝きを(輝緑祭)

2023年9月26日 (火)

 秋分の日の23日(土)に輝緑祭が行われました。輝緑祭は桐光学園の中学高等学校の文化祭で、40回目の節目の年を迎えました。4年ぶりに制約のない形で開催され、多くの方が訪れていました。

 テーマに沿った教室展示(中1~3)、創作歌劇のパフォーマンス(高1)の他、吹奏楽部やダンス部などによる発表、高校2年生による模擬店も大いに賑わいました。この日は小学生の姿も多く見かけました。生物室で昆虫標本を真剣に見ていた子や、家族で管弦部の公演を聴きに来た子。子どもたちは、見るもの一つひとつに目を輝かせて楽しんでいたようです。

 輝緑祭では、卒業生の活躍する姿をたくさん見ることができます。「先生!」と声をかけてくれて、数年ぶりに会話を交わした卒業生がいました。展示作品に書かれた文字を見て、懐かしさがこみあげてくることもありました。また、中学3年生の教室では、黒板アートを手がけた卒業生がいました。「平和」がテーマの展示ということで、クラスメイトの誕生花をすべて描くことで平和への願いを表現したのだそうです。「何時間もかかってしまって‥」と謙虚に話していましたが、その充実した表情を見てたいへん嬉しく思いました。

 小学校生活では、信頼できる友だちを作ったり、時にぶつかり合いながら人との関わり方を学んだりします。自分が夢中になれるものを見つけることも、粘り強く勉強に取り組むこともあるでしょう。それらの経験の一つひとつが、小さくとも大切な芽になり、やがてつぼみになって、いつかその子らしい色の花を咲かせます。12年間一貫教育の中で、一人ひとりの歩みに寄り添い、長い目で見守り応援していけることが、私たち教員の楽しみでもあります。今年も、卒業生の輝く姿を見ることができて幸せな輝緑祭になりました。

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暑さ寒さも彼岸まで

2023年9月21日 (木)

 昨日は「彼岸の入り」でした。Aグラウンド脇の尾根道に、数日前からヒガンバナがひっそりと花を咲かせています。夏の暑さが和らぎ開花に適した気温になると、いっせいに花を咲かせるヒガンバナ。毎年、だいたいお彼岸の時期に咲くというのも不思議なものです。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今日になって気温が下がり、だいぶ過ごしやすくなりました。

 小学校の農園でも秋の活動が始まりました。今日の1・2時間目、3年生が大根を育てる畝づくりをしていました。1時間目の小雨はすぐに上がって時折晴れ間ものぞかせましたが、暑すぎることなく、子どもたちは心地よい汗をかいていました。先週までの調べ学習で大根について詳しくなった子どもたちは、「おいしくて、大きな大根を作りたい!」と、大根栽培に向けて意気込んでいます。明日予定している種まきも、がんばりましょう!

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学ぶ楽しさを実感(4年生 土曜講習)

2023年9月16日 (土)

 今日は土曜講習がありました。4年生の国語、理科の教室では、それぞれ体験学習に取り組みながら楽しく学んでいました。その様子をお伝えします。

 国語の教室では、「五感を使って文作り」の学習に取り組んでいました。外で見たもの、感じたことを言葉で表現する活動です。グラウンドやせせらぎを歩きながら、植物や水生生物を観察したり、空を見上げて遠くに聞こえる鳥のさえずりを聞いたりしていました。教室に戻って来てから、たくさんの俳句や短歌が生まれました。短歌をいくつか紹介いたします。

  ひまわりが 下を向いて じょうろみたい
             夏の終わりを 告げていたのか

  せせらぎの ホテイアオイの 根のような
             ところがとても ぷちぷちだ

  ビュンビュンと どんどん飛ぶよ 飛行機が
             秋の空を はしっていくよ

 身近な自然を、見て、触って、聴いて・・五感を働かせて感じ取り、素直な言葉で表現することができました。残暑の中にも感じられる秋の訪れを表現した作品も、多く見られました。

 さてもう一方のクラスでは、理科の単元「PETボトルロケットを飛ばそう」の学習をしていました。理科室でロケットを制作してから、グラウンドで実験開始です。このロケットは、PETボトルに水と圧力空気を入れて弁を一気に開くことで、水を噴射させて飛ばすという原理のもの。毎回うまく飛ぶわけではないため、水の量を変えたり、空気の量を調節したりして何度も挑みます。「水が多いからって、遠くに飛ぶってわけじゃないんだね」と、ある子がつぶやきました。そうやって試行錯誤して、少しでも遠くに飛ばそうと実験を繰り返すのです。

 活動の終盤に近づいたときです。「3・2・1‥!」の元気なかけ声に続き、あるグループのロケットが勢いよく空に向かって飛んでいきました。グラウンドの端にあるジャングルジムのところまで到達すると、「やったー!!」と歓喜に舞う子どもたち。最後の最後に、実験大成功でした。

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虹が出たよ

2023年9月14日 (木)

  「先生、虹です!」始業前の時間、興奮した様子で職員室に知らせに来る子がいました。「竹馬広場へ!」と言うので、一緒に外へ出て行きました。虹は、竹馬広場前に設置されているミストシャワー付近にできていました。朝の陽射しが照り付けて、キラキラしています。「きれいだねぇ」と眺めていると、上級生の子どもたちも幻想的な虹の下に集まってきました。

 9月も中旬になるというのに、日中の暑さは相変わらずです。グラウンドに二ヵ所、ミストを設置して、休み時間に子どもたちが涼める場所にしています。気化熱の作用により、その辺りはだいぶひんやりと感じられます。よっぽど気持ちがよいのか、休み時間後にミストで頭を濡らして教室に戻ってくる子たちの姿も。風邪をひかないように気をつけてくださいね。

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そっと、優しく・・

2023年9月13日 (水)

 中休み、3年生の子どもたちが草むらでバッタを探していました。「さっき、ここに大きいバッタがいたんだけどなぁ」「あ!大きいの見つけた」そんなことを話しながら、男の子も女の子も、夢中で足元を見ています。「私は、つかまえるのは嫌だけどね・・」そう言って、ほんの少し草むらから離れつつも、友だちが見つけたバッタに興味津々な子もいます。苦手だけれど、見てみたい、そして少しだけ触ってみようかな・・そんな気持ちで見守っているのでしょうか。

 先日の昆虫園での学習後、昆虫好きな子が増えました。ある子は「お腹を持つとバッタが苦しくて、食べたものを吐いちゃうからね。」と、昆虫園で教わった持ち方でバッタを観察していました。また「教室で飼育するんだ!」と一度は教室に持ってきた虫かごも、「餌がないから、いったん返そう。」と昼休みにはバッタを草むらに放ち、空になっていました。かわいがることは、昆虫の気持ちになって優しく扱うこと。それを、子どもたちがよく理解しているのが伝わり、嬉しく思いました。

 バッタ探しの帰り、せせらぎのホテイアオイにまた花が咲いているのに気づきました。先日の記事で紹介した後は、すぐに花が閉じてしまって見られなかった子どもたちも、今度はしっかりと目に焼きつけることができました。透明感のある薄紫色の可愛らしい花です。

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昆虫園見学(3年生 理科)

2023年9月11日 (月)

 理科の単元「昆虫の観察」の学習の一環として、多摩動物公園内にある昆虫園に行きました。この施設は「生態園」と「本館」に分かれていて、子どもたちはそれぞれの施設で多くのことを学んできました。

 生態園にある大温室には、色とりどりの蝶がいます。職員に卵から大事に育てられているので、子どもたちの姿を見て逃げることもなく、むしろ歓迎しているかのようにひらひらと近づいてきました。「帽子に蝶がとまってるよ!」「あの蝶は、プロポーズしているのかなあ」興奮気味に、温室の中で蝶と触れ合う子どもたち。写真は、沖縄などに生息する南国の蝶、オオゴマダラです。葉で休む姿も、ゆっくりと舞う姿も、とても優雅で大きな蝶でした。

 本館では、様々な展示見学の他に、体験プログラムに参加してきました。こちらのプログラムでは、職員の方に昆虫の触り方のレクチャーを受けます。登場したのは、おとなしく安全な昆虫たちばかりなのですが、昆虫体験の少ない子、苦手意識のある子はだいぶ緊張気味の様子。それでも正しい昆虫の触り方を知り、慣れてくると、次第に子どもたちが様々な昆虫に手を伸ばすようになりました。例えばカマキリも、進行方向に手で道を作っておしりを優しくなでてあげると、すぅっと前に進みます
。「噛まれなかったよ、かわいい。」そう言いながら、他の昆虫にも挑戦していく子どもたちでした。

 昆虫園を後にする時、「昆虫って、思っていたよりもかわいいなあ。」「カマキリを飼ってみたい!」という会話が聞こえてきました。詳しく聞いてみると、今まで怖いと思っていた昆虫に触れたことが嬉しかったのだそうです。たくさんのことを学び、経験することを通して、昆虫への理解を深める学習となりました。

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緊急情報

2023年9月 8日 (金)

緊急情報はありません。

休校のお知らせ(9/8)

2023年9月 7日 (木)

9/8(金)は台風13号が関東に接近し、天候が荒れる模様です。早朝から日中にかけて大雨警報が発表される可能性が高いため、児童の安全を考えて明日は休校とすることにいたしました。
なお、9/9(土)の土曜特別活動、土曜講習、合唱部の活動につきましては、現時点では実施する予定です。公共交通機関の状況や暑さ指数等を理由に中止と判断した場合には、9/8の17時過ぎにメールをいたします。
皆様のご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

前期期末試験が終わりました

2023年9月 6日 (水)

 昨日と今日の2日間、前期期末試験がありました。朝の時間、特に高学年の教室では友だちと一緒にノートなどを開いてチェックしている姿が見られました。遊んでいる子どもたちの姿も、普段より少なく感じられました。

 1〜3年生は年間2回(前・後期の期末試験)、4〜6年生は4回(前・後期の中間/期末試験)の定期試験が行われます。4年生以上になると社会・理科を加えた4教科の試験になるため、子どもたちはこれまでに学習した内容をしっかりと復習して臨むことになります。2日間の試験が終わり、ほっと一安心といった表情の子どもたちでした。

 低学年の頃は、家庭学習でお家の方の声かけやバックアップを必要とすることも多いでしょう。でも学年が上がるにつれて、勉強面においても徐々に「自律」が求められるようになります。日々の宿題に取り組むことが、その手立ての一つ。ひらがなや漢字の書き取り練習、国語や算数などのプリントなど、一日分の分量はけっして多いものではありません。それでも、先延ばしにしたり雑な取り組み方をしたりすれば、その効果は薄いものとなります。定期試験後には結果に目が行きがちですが、宿題や毎日の授業への取り組みといった「過程」を何よりも大切にして、子どもたちの学びを支援していきたいと考えています。

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