学ぶ楽しさを実感(4年生 土曜講習)
2023年9月16日 (土)
今日は土曜講習がありました。4年生の国語、理科の教室では、それぞれ体験学習に取り組みながら楽しく学んでいました。その様子をお伝えします。
国語の教室では、「五感を使って文作り」の学習に取り組んでいました。外で見たもの、感じたことを言葉で表現する活動です。グラウンドやせせらぎを歩きながら、植物や水生生物を観察したり、空を見上げて遠くに聞こえる鳥のさえずりを聞いたりしていました。教室に戻って来てから、たくさんの俳句や短歌が生まれました。短歌をいくつか紹介いたします。
ひまわりが 下を向いて じょうろみたい
夏の終わりを 告げていたのか
せせらぎの ホテイアオイの 根のような
ところがとても ぷちぷちだ
ビュンビュンと どんどん飛ぶよ 飛行機が
秋の空を はしっていくよ
身近な自然を、見て、触って、聴いて・・五感を働かせて感じ取り、素直な言葉で表現することができました。残暑の中にも感じられる秋の訪れを表現した作品も、多く見られました。
さてもう一方のクラスでは、理科の単元「PETボトルロケットを飛ばそう」の学習をしていました。理科室でロケットを制作してから、グラウンドで実験開始です。このロケットは、PETボトルに水と圧力空気を入れて弁を一気に開くことで、水を噴射させて飛ばすという原理のもの。毎回うまく飛ぶわけではないため、水の量を変えたり、空気の量を調節したりして何度も挑みます。「水が多いからって、遠くに飛ぶってわけじゃないんだね」と、ある子がつぶやきました。そうやって試行錯誤して、少しでも遠くに飛ばそうと実験を繰り返すのです。
活動の終盤に近づいたときです。「3・2・1‥!」の元気なかけ声に続き、あるグループのロケットが勢いよく空に向かって飛んでいきました。グラウンドの端にあるジャングルジムのところまで到達すると、「やったー!!」と歓喜に舞う子どもたち。最後の最後に、実験大成功でした。