桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2021年10月

大根栽培③二回目の間引き(3年生 総合)

2021年10月15日 (金)

 少しずつ日中の気温が落ち着いてきて、秋らしい日が続いています。小学校では月末に行われる運動会の練習が行われ、1~3年生はリズム体操、4~6年生はダンスの練習に励んでいるところです。
 昨日、農園では3年生が
二回目の間引きをしていました。前回の活動で畑に残した2~3本を、さらに間引いて1本だけ残す作業です。「どれを残そうか?」子どもたちは友だち同士で相談していました。太くて美味しい大根を収穫するために、虫に食われているものやひょろひょろと育ってしまったものなどを選び、丁寧に抜いていきました。
 間引きの後、土寄せをしてから化成肥料をまきました。一本ずつになった大根は、これからぐんぐん大きく育っていくことでしょう。雨の日をのぞいて続けている水やり当番も、子どもたちはとてもよくがんばっています。冬に美味しい大根が食べられるよう、もうしばらくがんばっていきたいと思います。

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晴れ間のグラウンドへ

2021年10月13日 (水)

 「今日は、外で遊べないなあ」朝から子どもたちがそんなことをつぶやいていました。今日は雨が降ったりやんだりの一日。外遊びを楽しみにしていた子にとっては、青い空が恋しく感じられたことでしょう。

 水たまりのグラウンドと、どんよりとした空。残念そうに窓の外を見つめる子どもたちを見て、一冊の絵本を思い出しました。「やさいのがっこう~とまとちゃんのたびだち~」(なかや みわ,白泉社,2016年)です。

 主人公のとまとちゃんは、早く真っ赤に実って合格シールを貼ってもらおうと外に出ますが、太陽は出ていません。今にも雨が落ちてきそうな曇り空。がっかりしているところへ、二人の友だちが元気に登場します。「太陽がちょっぴり苦手なの」とみょうがちゃん、「雨が大好きなんだ!」とクレソンくん。とまとちゃんはいじわるをされたと思い、けんかになってしまいました。「太陽を浴びすぎると、調子が悪くなってしまう野菜もいるんだよ」と先生に教えてもらい、ごめんね、と謝るとまとちゃん。その後、三人はすっかり仲よしになったのでした。
 雨の感じ方や受け止め方も、立場によって変わるものですね。野菜たちのほほえましいやり取りを通して、そんなことに改めて気づかせてくれるかわいらしい一場面です。

 今日の
午後、晴れ間がのぞいた時に校長先生と教頭先生が水たまりを取り除いてくれて、1~3年生が嬉しそうにグラウンドへ飛び出して行きました。一人ひとりの過ごし方や楽しみ方がある休み時間ですが、桐光小の“とまとちゃん”たちが特に輝いて見える20分間に感じました。さて、この雨も明日には上がるようです。気持ちのよい秋晴れの一日が過ごせるといいですね。

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通常の生活に

2021年10月11日 (月)
 緊急事態宣言が解除されたことを受けて、修学旅行を実施している学校の様子
がテレビで紹介されていました。一定の感染対策をすることで、社会全体が少し
ずつもとの生活にもどろうとしていることが分かります。
 桐光学園小学校では宿泊行事はまだ実施しませんが、ミニ運動会、遠足などを
この秋に実施したいと考えています。学校生活も、本日から40分授業ではあり
ますが、中休みや昼休みなどもしっかりとりながらのほぼ平常通りの授業に戻し
ました。子どもたちにとって休み時間は特別な時間です。友だちと一緒に遊び、
活動しながらたくさんのことを学んでほしいです。

普段からの心がけ

2021年10月 9日 (土)

 今週木曜日の夜、関東地方で地震がありました。地域によって違いはありますが、ここ最近では最も強い揺れに感じたことと思います。
 翌日、早朝に校舎内の点検をしましたが、安全面において異常は確認できませんでした。一つだけ驚いたのが、3階水槽の水位が底から数cmのところまで下がっていたことです。揺れた時に濾過器の管が外れてしまい、吸い上げた水が水槽の外に放出されていたのでした。幸い、ブラックゴーストは横向きに寝ていることが多い魚なので、干からびることなくいつものように隠れ家の中にいました。こちらもほっとひと安心です。
 さて、ちょうど今週~来週にかけて学年ごとの避難訓練が予定されています。8日に実施が予定されていた5年生は、偶然にも地震の翌日だったこともあり、いつもの訓練以上に緊張感を持って取り組んでいました。訓練時の「お(押さない)・か(駆けない)・し(静かに)・も(戻らない)」の合言葉を思い出して、万が一のことがあった時にも冷静に行動できるようにしたいものです。

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きょうりゅうがやってきた(1年生 図工)

2021年10月 8日 (金)

 「きょうりゅうがやってきた」の絵が完成しました。子どもたちは絵の具を使って背景画を描き、その上に包装紙をちぎって作ったきょうりゅうを貼り付けて仕上げました。
 夏休みを挟んで行う制作となったため、気持ちが途切れてしまわないか少し気がかりでした。でも、私たちの心配をよそに、子どもたちは制作の楽しさを感じながら一生懸命に取り組んでいました。ドスンドスン! と足音が聞こえてきそうなものや、大きな鳴き声が聞こえてきそうなものまで、子ども一人ひとりがイメージするきょうりゅうが画用紙に生き生きと描かれていました。
 来週は、作品をみんなで鑑賞して楽しむ予定です。みんな、どんなきょうりゅうの絵を見せてくれるのでしょうか。1年生の柔らかい頭が創り出す楽しい世界を、一緒に味わいたいと思います。

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収穫まであと少し・・(5年生 総合)

 水田では日増しに稲穂が重く垂れるようになり、収穫の時期が近づいてきました。5年生が9月に観察した時の様子をお伝えします。

 夏休み~9月はじめのオンライン授業期間を含めると、約2か月ぶりの稲とのご対面でした。休み前と比べて大きく育った稲を見て、安心した様子の子どもたち。さっそく、お米を食べる日のことを思い浮かべている子もいたようです。「先の方の色が変わっているね」「風が吹くと音がするよ」そんなことをつぶやきながら、見たことや感じたことを観察カードに記入していきました。
 「スズメに食べられちゃってるところがあるよ」と、稲穂を見て心配そうに話す子がいました。稲の周りはネットで保護されていますが、たしかに最近になってその周りでスズメの姿を見かけることが増えました。美味しく実っているのを、スズメも分かっているのでしょう。(どうか、食べないでいてね!)

 さあ、稲刈りの日まであと少し! 5年生の育てたお米がたくさん収穫できるといいです

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知的財産授業(4年生 総合)

2021年10月 7日 (木)

 4年生の総合では、山の手総合研究所の弁理士・廣田先生による「知的財産」の特別授業が始まりました。知的財産という「人が考えたいいモノ・いいコト」について「商標(マーク)」「著作物」「発明」の3つのテーマで学習を行いながら、その大切さや注意点などについて学んでいきます。
 コロナ禍の状況を踏まえ、昨年に続き、今年もビデオ講義を中心に進めています。授業では、身近なお店の看板にあるマークや実際に起きたトラブル事例などが取り上げられ、専門家ならではの分かりやすい解説が盛り込まれています。目の前に先生がいらっしゃるかのように、子どもたちは問いかけに反応し、真剣に考えながら楽しく学びを深めています。
 知的財産は、身近な物や作品、便利な道具など、私たちの周りに溢れています。例えば、友だちが描く家族の似顔絵も大切な著作物です。いいモノを生み出すには、たくさんの時間と労力が必要だからこそ、権利によって守られているのです。友だちが創り出した「いいモノ」を認め、参考にしながら、その先に自分らしい表現を見つけていけるといいなと思います。

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電車事故が多くなっているようです

 最近、登校時の電車の運休につながるような事故や点検等が多いように感じま
す。今朝も小田急線(江ノ島線)での事故があり、運転再開までしばらく時間が
かかりました。駅や電車内で運転再開を待つことになった子どもたち、一度家に
戻って運転再開を確認してから登校してきた子どもたちもいました。突発的なこ
とにもなんとか対応できるようになってきていると思いますが、不安な気持ちと
たまたま体調が悪いことが重なったりしたらその時間はとてもつらい時間になっ
てしまうでしょう。学校からは、登下校に影響があるような事故発生のニュース
が確認できたらできるだけ速やかにメールでお知らせするようにしていますが、
ご家庭でもお子さんが利用する交通機関の情報はできるだけ確認できるようにし
ておきましょう。

光の進み方を調べよう(3年生 理科)

2021年10月 6日 (水)

 今日から「光のせいしつ」の学習が始まりました。「太陽が出ていないと勉強ができない単元なのですが、今日は絶好の勉強日和ですね!」子どもたちは窓の外を見ながら、嬉しそうに先生の話を聞いています。
 説明を聞いた後、さっそくグラウンドへ出て実験開始です。日光を鏡に反射させて壁に映し、光の性質をたしかめていきました。ある子が、30mぐらい先にある鉄棒に光が反射することに気づくと、「すごいすごい!」と友だちが駆け寄ってきて、同じように鏡を向け始めました。「あんなに遠くなのにね」と、感心した様子で鉄棒に当たる光を眺めていました。
 太陽の光がまっすぐ進み、鏡ではね返した光もまっすぐ進むということ。今日の学習のねらいが、実験を通してよく理解できたようです。次回からも、虫眼鏡を使った実験など学習はさらに深まっていきます。授業の中で、見て、触って、感じることを大切にしながら、これからも理科の楽しさを感じてもらいたいと思います。

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のびやかに学べる環境を

2021年10月 4日 (月)

 後期の学校生活が始まり、子どもたちの声が響き合う賑やかな小学校が戻ってきました。
 休み時間には、外で楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿がありました。先生や友だちとドッジボールや鬼ごっこをする子も、夢中になってサッカーボールを追いかける子もいました。そんな中、「ちょっと休憩。久しぶりにこんなに運動したよぉ~」と、走るのをやめて日陰で休む子どもの姿も。そう、今日は10月にしてはとても気温が高かったのです。ちょっと暑すぎるほどの秋晴れの一日でした。

 9月は、リモート学習を経て午前中授業という制約の多い形での学校生活でしたが、後期は、短縮の35分間授業ながら午後まで授業を行う時程でスタートすることができました。社会の情勢を見ながら、さらにもう一歩、通常の生活に近づけていけたらと考えています。子どもたちの楽しみにしている学校行事も同様です。
 「今日から習い事を再開するの、楽しみなんです!」と、帰りがけに笑顔で話す子がいました。学校でも、そして社会の中でも、止まっていたものが少しずつ動き出しつつあることを嬉しく思います。気をつけるべきことはこれまでと変わりませんが、一方で子どもたちが前を向き希望を持って学んでいける環境を作っていきたい、と改めて思いました。

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