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神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2025年4月

雨の日の楽しみは・・

2025年4月23日 (水)

 朝から雨の一日でした。外遊びができない日の朝は、図書コーナーが子どもたちでにぎわいます。畳の上には、座って絵本を読んだり、積み木やボードゲームで遊んだりする子、上級生と会話を楽しんでいる子たちがいました。近くのテーブルには6年生の男の子たちが集まって、けん玉を楽しむ姿が見られました。学年関係なく子どもたちに人気の場所の一つ、図書コーナーです。

 図書室にも、朝の登校後の時間や中休み・昼休みに多くの子どもたちが集まってきました。低学年の子は、やはり絵本が大好きです。絵本の世界にどっぷりと浸かる子も、友だちと一緒に謎解きや発見を楽しんでいる子もいます。1年生は、図書室で本を借りられるようになったことが嬉しい様子で、積極的に利用しています。先週の読書の授業で借りた本を読み終わり、すでに2冊目を手にして「これを借りたんだよ」と教えてくれる子もいました。「へんしんトンネル」や、学習漫画「サバイバルシリーズ」など、一冊の本との出会いから読書の楽しみを知り、興味・関心が広がっていくといいなと思います。

 今日は、普段以上に校長室も"大盛況"でした。「校長室で折ったよ!」と、折り紙で作った紙飛行機を嬉しそうに見せてくれる子もいました。このように、雨の日の楽しみもたくさんあります。もちろん、「外遊びしたいな!」という子もいることでしょう。明日はお天気が回復するようですから、元気に登校して、また充実した一日を過ごしましょう。

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夏野菜を育てよう(4年生 総合)

2025年4月22日 (火)

 先日、4年生が夏野菜の栽培に向けた準備を行いました。

 土を耕して柔らかくするところから始めました。重たい鍬を使った力仕事ですが、子どもたちは交替しながら根気強く行うことができました。土がほぐれてきたら畝を作り、マルチシートを張って栽培の準備は完了です。みんなで力を合わせて行う一連の作業を通して、すでにチームワークが高まってきている様子でした。

 畑の整備に並行して、育てる夏野菜を決めていきました。どれも魅力的なので一つに絞るのに悩んでいる子もいましたが、6種類の野菜グループに分かれました。キュウリ、トマト、オクラ、ナス、ピーマン、エダマメです。今週末には、それぞれチームごとに苗を植える予定です。

 例年の4年生の様子を見ていても、野菜作りは順調なことばかりではありません。上手くいかないことも、暑さや病気で弱ってしまうことも・・。そこで知恵を出し合い、作物に愛情をもって取り組むのが大切な学びです。子どもたちにとって有意義な学習になるよう、時には一緒に考えながら、夏までの活動をサポートしていきたいと思います。

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朝顔、大きくなあれ♬(1年生)

2025年4月21日 (月)

 1年生が朝顔の種を植えました。鉢に土を入れたら指先で小さなくぼみを作り、そこに種を入れてから優しく土をかけます。元肥を、土の上にまんべんなくかけたら準備完了です。

 「朝顔の芽は、何日くらいで出てくると思いますか?」子どもたちに投げかけてみると、予想する声がたくさん聞こえてきました。「明日!」「1週間ぐらいかなぁ。」「7月までには!」等々・・。 さて、朝顔の芽は何日後に顔を出すでしょうか。咲く花の色にも、関心が集まっているようです。子どもたちと一緒に毎日鉢を観察しながら、朝顔の生長を見守っていきたいと思います。

 心地よい陽気の日が続いています。明日は、1年生の子どもたちと一緒に農園に行こうと計画しています。座学が多くなりがちな学校教育において、自然に触れ合う活動は子どもたちの五感を大いに磨きます。土の感覚や匂いを感じたり、色鮮やかな草花を観察したり、鳥のさえずりに耳を澄ませたり・・。桐光学園小学校の自然豊かな環境の中で、子どもたちの豊かな感性を育んでいけたらと思っています。

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土曜講習が始まりました。

2025年4月19日 (土)

 今年度第一回目の土曜講習が行われ、4~6年生の教室では子どもたちが勉強に取り組んでいました。日頃の授業で学習したことを踏まえて、応用・発展的な内容にも挑戦する土曜講習。難易度の高い問題に出会ったときにも、友だちの意見や先生の解説を聞いてパッとひらめくことがあります。特に高学年の問題演習においては、既習事項を組み合わせて答えが導き出されるものが少なからずあります。授業の中で「なるほどねぇ」「分かったぞ!」と、一人ひとりの自信につなげていけるような学習を進めていきたいと思います。

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ちょうちょがとんだよ(1年生 図工)

2025年4月18日 (金)

 図工の単元「ちょうちょをとばそう」の活動で、1年生がちょうちょの塗り絵をしました。この活動の目標は、できるだけたくさんの色を使ってちょうちょに色を塗ること。子どもたちは多くの色のクレヨンを用いて、色とりどりにちょうちょの柄を描いていきました。

 「みなさんのちょうちょを、外で飛ばしてみましょう。」先生と一緒に、子どもたちはAグラウンドへ行きました。長いテープを貼り付けたちょうちょを持ち、腕を伸ばして思い切り走ると、ちょうちょのようにひらひらと空を舞いました。「走れ~!」「先生見て、追いかけてくるみたいだよ~!」気持ちのよい春風に揺られるちょうちょと、笑顔いっぱいの子どもたち。楽しいひと時を過ごすことができました。

 一人一人が自由な発想で描いたちょうちょたちは、どれも色鮮やかで楽しい気分にさせてくれる作品です。後日、校舎内に飾られるとのことですので、そちらの展示も楽しみにしていたいと思います。

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本を読んだり、外で遊んだり。

2025年4月17日 (木)

 休み時間の図書室に1年生の男の子たちがやって来て、窓際の棚で絵本を手に取って眺めていました。先日の読書の授業で絵本がある場所を知り、多くの絵本が並ぶ棚に興味を持っている様子です。絵本は低学年の子どもたちにも親しみやすく、読書の扉を開くきっかけになることでしょう。楽しい絵本がたくさんありますから、年齢に関係なく多くの子どもたちに楽しんでほしいなと思います。

 またある子は、小田急線について書いてある本を読んでいました。「ぼく、新百合ヶ丘って字が読めるんだよ。本厚木も、小田原も!」と、図書室の先生に誇らしげに話す姿はほほえましいものでした。毎日の通学で電車がすっかり身近なものになり、もっと知りたいと思ったのでしょう。読書を通して心が動かされたり、好奇心が広がったりする経験を、子どもたちにたくさん味わってもらいたいです。

 さて、今日も初夏を思わせるような陽気の一日でした。特に春~夏にかけての時期は、せせらぎが人気です。冷たい水に両手を入れてそっとすくうと、オタマジャクシやミナミヌマエビが観察できます。先日、「せせらぎにヤゴがいました」と絵日記に書いている子がいました。水生生物との出会いを、毎日楽しんでいるようです。2つのグラウンドに加え、図書室や竹馬広場、一輪車広場など、お気に入りの場所で一人ひとりが夢中になれるものを見つける休み時間です。

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新学期の授業の様子から

2025年4月16日 (水)

 各学年で、子どもたちが真剣に学習に取り組んでいます。

 3年生社会の単元「学校の周りを探検しよう」では、校舎の一番高いところから《農園側》と《鶴川街道側》の二つの方面を眺めました。学校の周りも、方向によって見えるものや雰囲気に大きな違いがあることに気付いた子どもたち。今後は実際に探検したり、地図記号を学んだりしながら、より視野を広げて川崎市についての学習に繋げていきます。

 5年生の音楽の授業では、「Believe」「With you smile」「こいのぼり」などの合唱曲を練習しました。音楽の授業の号令は、“始めましょう~♬”と全員で口ずさむところから始まります。高学年になると、恥ずかしさから声が控えめになりがちな子もいます。声と声が重なり合い、みんなで歌うことが楽しいと感じられる瞬間をたくさん見つけていけるような、音楽の授業を展開していきたいです。

 1年生の教室でも、国語や算数などの授業が始まりました。正しい鉛筆の持ち方を意識しながら、いろいろな線をなぞる運筆練習からスタート。そこで覚えた動きを生かして、「く」「つ」・・と書き方を覚えていきます。文字は、使っていくうちに徐々に形が整っていくものです。そのため最初から完璧さは求めませんが、最初だからこそ丁寧に書こうという気持ちを大切に育てていきます。何よりも、文字を書くことが楽しい! もっと書いてみたい! と思えるように指導していきたいと思います。

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虹始見

2025年4月15日 (火)

 今朝の学校周辺では、大きな虹を見ることができました。朝方までの雨が上がり、児童が登校する頃には気持ちのよい青空が広がっていました。

 二十四節気をさらに細かく分けた暦に、「七十二候」があります。これは、約5日ごとに移り変わって季節の変化を表す暦です。2025年は、4月15日~19日が「虹始見(にじはじめてあらわる)」。"春が深まって空気が潤い、この時期から虹が出るようになりますよ" という意味なのだそうです。まさに今日は4月15日! 昔の人の知恵に驚かされるとともに、季節の移ろいを感じる朝でした。

 さて、今年度がスタートして一週間が経ちました。クラスの友だちや先生、新しい学年での生活にも慣れてきた頃だと思います。今週から、1年生も午後までの授業が始まり、休み時間に遊ぶ姿が見られるようになりました。入学直後の子どもたちにとって、小学校はとても広く、期待の膨らむ場所でしょう。せせらぎでオタマジャクシを見つけたり、先生と鬼ごっこをしたり、上級生と一緒に遊んだことを嬉しそうに報告に来たり・・と、とにかく楽しそうです。

 初夏を思わせるような青空の下、どの学年の子たちも元気いっぱい! 心も晴れやかな新学期の一日でした。

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避難訓練~災害時に備えて~

2025年4月14日 (月)

 今年度1回目の避難訓練が、地震を想定して行われました。今回は、机の下にもぐって落下物を避けたり、放送や先生の指示に従って速やかに避難を行ったりする練習をしました。緊急地震速報の独特なチャイム音が聞こえてくると心がざわざわするものですが、子どもたちは比較的落ち着いて動くことができました。「お(押さない)・か(駆けない)・し(しゃべらない)・も(戻らない)・ち(近づかない)」を頭に入れて、緊張感のある動きで訓練ができたように思います。

 地震や火災などの緊急時には、普段の心がけがとても大切になってきます。例えば、席を立つ時に椅子をしまう習慣がなかったり、整列に時間がかかってしまったりすれば、安全な避難が難しくなります。ハンカチを毎日携帯していなければ、火災時に口を押えることができません。"当たり前の習慣" を振り返るきっかけにもなり、有意義な訓練となりました。

 14年前の東日本大震災以来、幸いにも桐光小の学校生活の中で大きな地震は起きていません。あの日の経験から学んだことは多くあり、今に生かされています。災害が起きないことを願いつつ、万が一のことを心のどこかに留めて、万全の態勢を整えていきたいと思っています。

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出会いの春、"おめでとう"の春。

2025年4月12日 (土)

 新学期が始まり一週間が経ちました。新入生も、新しい学年に進級した2~6年生も、お友だちや先生との出会いの春を迎えました。はじめは緊張感のある中でのスタートだったと思いますが、徐々に新年度の学校生活になれていくことでしょう。

 通学路では、3月に卒業した新中学1年生の姿を見ることができます。「先生~!」と、笑顔で手をふりながら声をかけてくれるのは、とても幸せなことです。小学校の時に仲のよかった子同士が並んで歩く姿も、新しい友だちを作って楽しそうに会話する姿も見られます。小・中・高12年間の"後半"のスタートを切った子どもたち。たくさんのことを経験しながら、これからも元気に勉学に励んでほしいです。

 さて、昇降口には1期生父母有志による胡蝶蘭の鉢が二つ飾られています。小学校の30周年をお祝いして贈ってくださったものです。1期生が入学したのは1996年のこと。卒業後も母校を大切に思い、このように祝福してくれることをたいへん嬉しく思います。また、1期生からはボールも寄贈されました。今後の教育活動で活用させてもらいたいと思います。

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