大根栽培②間引き(3年生 総合)
「芽が出てるね~!」「ぼくたちの班は、ここだったよね?」今日の総合の時間、農園の大根畑にやって来ると子どもたちは嬉しそうに声を上げていました。真っ先に自分たちが植えたところを確認し、順調に生長してきている大根の芽を大事そうに見つめていました。
約半月ぶりに訪れた農園で、「間引き」を行いました。先生にやり方を教えてもらい、さっそく子どもたちの活動に入るのですが、思うように作業が進んでいない班がいくつかあるようです。近くで様子を見ていると、「抜くのはかわいそうだね」とためらう声が聞こえてきました。間引きの目的を頭の中では理解しているものの、せっかく出てきた芽を抜くのは気の毒だと感じたのでしょう。子どもたちの優しさが伝わってくる一場面でした。
今日は後期最初の登校日。朝の会で「後期は少しずつ学校でできる活動が増えてきますよ」と話をしました。すると、「もちつき会もできますか?」と目を輝かせながらたずねる子がいました。例年、農園で育てた大根をもちつき会の日にお雑煮の具材としていただくことを、今から楽しみにしているのでしょうか。子どもたちにはできるだけ、たくさんの経験をさせてあげたい。そんな思いを胸に後期の学校生活のスタートです!