桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

桐光小だより桐光小だより

« 2021年8月 | メイン | 2021年10月 »

2021年9月

台風16号接近に伴う休校について

2021年9月30日 (木)
明日は台風16号の接近に伴い、関東でも風雨が強まる可能性があります。従いまして、10月1日(金)は児童の安全を考えて休校といたします。
2日(土)は先日お伝えした通り、土曜講習を行います。4日(月)の予定は各学年、明日メールにてお伝えします。
皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

学校周辺の秋

2021年9月29日 (水)

 秋分を過ぎると、一段と秋らしさを感じるようになりました。肌に当たる朝夕の空気は、少し冷たく感じられるほどです。
 食欲の秋、読書の秋、芸術の秋・・と様々な秋がありますが、「秋の匂い」というのも、この時期の楽しみの一つです。キンモクセイの香り、刈り取った稲の匂いなど、ふとした瞬間に秋を感じるものです。嗅覚と脳の関係で、匂いと記憶は結びつきが強いといわれます。ある匂いによって幼い日の記憶が呼び起こされる感覚が「わかる!」という方も、多いのではないでしょうか。
 小学校周辺の秋も、日ごとに深まりつつあります。桐光小ニュースで何度かご紹介した尾根道を、小学校から鶴川方面に向かって歩いてみました。小道の両側にはクヌギなどが生い茂っています。全体的には緑がまぶしく目に飛び込んできますが、よく見ると黄色く変化している葉もあります。また、道の脇のロープの柱には、帽子をかぶったどんぐりが何個もありました。道でどんぐりを拾った人が、柱の上に一個ずつ置いていったのでしょうか。絵本の一場面のような、かわいらしい光景でした。
 期末休みは残りわずかとなりました。桐光小では、10月1日に後期の学校生活が始まります。大型の台風16号の進路が少し気がかりです。予定通り、金曜日にはみんなが元気に登校できることを願っています。

202109michi1

202109michi3

202109michi2_2

大根のこと

2021年9月28日 (火)

 世界遺産の百舌鳥・古市古墳群に、大山古墳(仁徳天皇陵)があります。この古墳で、10月から発掘調査が始まるというニュースを見ました。古墳保存のための基礎調査として、墳丘を囲む濠の外側にある堤で出土品などを調べるのだそうです。築かれたのは5世紀中頃ですから、今から約1600年前の大古墳! 壮大な歴史を感じます。

 ここで、今回の記事のタイトルにある「大根」のお話。この野菜は元々、大陸を渡って入ってきたのですが、古墳の時代にはすでに日本に伝わっていました。その時代に使われていた「おほね(→後に「大根」と表記)」という言葉が、『古事記』に記されていることからもそのことが分かります。
 さて
時代は移り変わり、現代では日本国内に100種類ほどの大根があるそうです。最も一般的な「青首大根」の他、神奈川県の三浦大根、京都の聖護院大根、鹿児島の桜島大根など、各地で様々な種類が栽培されています。小学校の農園にあるのは、「青首大根」と「桜島大根」の二種類です。

 今日の農園の様子です。生長とともに、それぞれの違いが出てきました。写真でもはっきり見て分かるのが茎の色。一枚目の写真が青首大根で、赤っぽく見えるのが桜島大根です。比べてみると葉の色も異なるのですが、10月に子どもたちと一緒に農園へ行き、その時にじっくりと違いを観察してもらおうと思います。

202109whiteradish1

210109whiteradish3

202109whiteradish2








 

終業式~前期おつかれさま~

2021年9月24日 (金)

 今日は前期最後の授業がありました。終業式は各教室で行われましたが、どの子もひかりホールの座席にいるような気持ちで、姿勢を正して校長先生のお話を聞いていました。
 夏休み明けの約10日間のリモート学習期間を経て、9月13日に再開した9月の学校生活でした。今月が
少し短かく感じられた子が多いことと思います。それと同じくらいに、学校で友だちに会えること、一緒に学べる喜びを改めて感じたのではないでしょうか。
 「休み時間が楽しみ!」という子どもたちの声を、最近たくさん耳にしました。後期には昼休み
を含む時程で授業が行われることを、みんな心から喜んでいるのが伝わってきます。コロナ前と比べればまだ活動に制約はありますが、段階を踏んで戻していきたいと考えています。
 子どもたちが下校した後、午後の農園ではメンテナンスを行う先生たちの姿がありました。子どもたちが畑仕事をがんばれるように‥と、さっそく後期に向けた準備をしていたようです。不安なく子どもたちが学校生活を送れる日が来るのを願いながら、少しずつ改善の兆しが見えつつある現状を見守る日々です。

 さあ、明日からは6日間の期末休みです。家族とのんびり過ごしたり、自分の好きなことをしたりして、ゆっくり過ごしてほしいです。10月1日に、子どもたちの元気な声と笑顔に再会するのを楽しみにしています!

20210924syuugyousiki5

20210924syuugyousiki4

20210924syuugyousiki3_3

新芽とたれぞうくん

2021年9月22日 (水)

 生長の様子が気になり、毎日子どもたちが下校した後に教員で農園に足を運んでいます。3年生が植えた大根は、順調に育ってきています。隣に植えた桜島大根も、数日遅れで小さな芽を出しました。
 水遣りを終えてから、力強く伸びてきている大根の芽を観察しました。よく見ると、子葉の間から本葉が出てきています。(写真2枚目の緑の〇のところ) 短縮授業が続き、子どもたちと一緒に農園に行くことができていません。10月に後期の通常授業が始まったら、さっそく一緒に見に行きたいと思います。
 まだ間引きの時期ではありませんが、一ヵ所にたくさん生えてきてしまった大根の芽を、数本だけ抜いてみました。それを持って、うさぎのたれぞうくんのところへ。小屋の中でうたたね中のたれぞうくん。クン、クン・・。ん?!これは!! たれぞうくんは、大根の新芽に食いつきました。お腹の健康を考え、なるべく干草を与えるようにしているため、今日は一口分だけ。また今度食べようね、たれぞうくん。

20210922hoba3

20210922honba2

20210922usagi1

昨夜の月

 気づけば、せみの声がコオロギなどの虫の声に変わりました。季節が秋へと移りゆくのを感じます。小学校のAグラウンド側の尾根道では、まぶしい夕陽に照らされながらススキが揺れています。日が沈むのが早くなるのは寂しいですが、吹く風が心地よく感じる夕暮れ時を楽しみたい季節です。
 さて、昨日は中秋の名月でした。中秋の名月は、旧暦 8月15日の夜に見える月のこと。昔は7~9月が「秋」とされていましたから、8月15日が秋の真ん中(=中秋)というわけです。今年は、8年ぶりにこの日と満月が重なりました。時々、雲に隠れながらも眩しいほどの満月が照らしていました。
 子どもたちも、それぞれに中秋の名月を楽しんでいたことでしょう。「お母さんといっしょにお団子を作って、月を見ながら食べたよ」と、昨夜のことを嬉しそうに話してくれる子がいました。昨日は、窓際にススキを飾ったり、担任の先生の手作りうさぎを飾ったりして、秋の行事の雰囲気を味わっている教室もあったようです。
 中国から伝わったとされる中秋の名月に対して、10月18日には日本オリジナルの行事「十三夜」もあります。
この日には、栗や大豆、果物など秋の実りや月見団子をお供えするそうです。楽しみにしていましょう。

20210922meigetsu1

20210922meigetsu4

20210922meigetsu3

楽しみがいっぱい

2021年9月21日 (火)

 前期の登校日は、今日を含めてあと3日です。今日の2時間目、いくつかの教室を回りながら子どもたちの勉強の様子を見せてもらいました。

 2年生の教室では、国語の単元「こんなもの、見つけたよ」で文章の組み立てを学んでいました。お題は「夏休み中にお家のまわりで見つけたもの」です。夏休みの宿題で書いたメモをもとに「はじめ」「中」「終わり」の形式に従い、見たものを読み手に分かりやすく伝える文章を書いていきます。
 6年生の図工の授業では、夏休みに制作した「家族の絵」の鑑賞会をしていました。学習アプリ「ロイロノート」で作品の写真を共有し、鑑賞したり感想を伝え合ったりしました。授業の途中で、数名ずつ図工室へ行って焼き物の確認をしました。夏休み中に焼き上がった焼き物は、色彩も形も個性豊かな作品ばかりです
 
 9月中は、時差登校を採り入れた形での短縮授業が続きます。今日、ある児童の日記にこれからの学校生活への前向きな思いが綴られていたので、文章の一部を紹介いたします。
「9月は学校にいる時間が短く、10月が待ち遠しいです。でも今できることを見つけました。それはコロナよぼうをしながら、どうみんなと楽しくできるか考えることです。一つ分かったのは、先生や友だちとの会話です。できないこともあるけれど、できることもあるという気持ちですごしたいです。」

 きっと、多くの子どもたちが10月に向けて様々な期待を抱いていることでしょう。休み時間、学校行事、みんなと一緒に食べるお弁当。少しずつではありますが、学校での活動の幅を広げていきます。今以上にワクワクするような学校生活を、子どもたちと一緒に作っていきたいと思います!

20210921zyugyou5

20210921zyugyou2

20210921zyugyou3

実るほど 頭の下がる 稲穂かな

2021年9月18日 (土)

 小学校の水田を眺めていたら、タイトルのことわざがふと浮かびました。稲の穂は実るほどに重くなって垂れ下がっていきますが、その様子を、人が頭を下げている姿にたとえた言葉です。《本当にすぐれた人はけっしていばらない、謙虚である》という意味で使われるようになりました。

 気温の低い日も、強い日差しが照りつける日も乗り越え、稲は収穫の季節を迎えます。人も、幼い時若い時には真っすぐ上を向き、様々なことを乗り越えて成長していきますが、それは真夏の太陽を見上げて力強く生長する稲のようです。秋になりぎっしり実った稲が穂を垂らすように、多くのことを経験して大人になった私たちも謙虚な姿勢でいたいものです。教える立場だからこそ心に留めておきたい言葉です。
 
 心配された大雨のピークは過ぎました。小学校の稲も大根も被害を受けることなく、ひと安心です。明日、明後日と連休が続きます。二日間、穏やかな天気で過ごせるといいなと思います。

2021kotowaza001

2021kotowaza002

2021kotowaza003


台風に負けないで!

2021年9月17日 (金)

 火曜日と水曜日に植えた大根の種が、早くも芽を出しました。昨日の午後、農園で水遣りをした時には一つもありませんでしたが、それから一日の間に次々と出てきたようです。短縮授業のため限られた時間で行われた作業でしたが、3年生が植えた大根はしっかりと根付いていました。
 一方、農園の片隅ではうっかりミスが招いた珍事件が起きました。大根畑のひと区画、教員用のスペースに、1・2組の先生がそれぞれ種を植えてしまったのです。一ヶ所にひしめき合うように顔を出した新芽たち。「せまいよぉ」という声が聞こえてきそうです。(小さな連絡を大切にしよう・・と、反省する先生たちなのでした。)後日、間引いてうさぎのたれぞうくんにあげようと思います。
 さて、順調にスタートした大根栽培ですが、一つ不安が頭をよぎります。現在、九州付近を北上中の台風14号の動きです。関東地方では、24時間の降水量が220mmとの予報が出ています。各地に被害がありませんように。そして、農園の新芽たちに影響がありませんように・・。そんなことを気にかけながら迎える三連休です。

2021whiteradish0001

202109whiteradish0002

20210917whiteradish0003_2

クッション作り(6年生 家庭科)

 6年生は、家庭科の授業でクッションを制作しています。夏休み前からデザインを考え始め、学校が始まってからはカバーの布に印付けをするなど、制作の下準備を進めてきました。
 今日の授業では、三つ折りのアイロンがけをしました。子どもたちは、手元にあるタブレットで先生が用意してくれた見本の動画を観ることがきます。アイロンのかけ方は? しつけ糸のつけ方は? 作業中に気になったことは、動画で何度でも確認ができます。先生の手つきを参考にしながら取り組むことで、アイロンの使い方に慣れていない子たちも、自信を持って作業を進めることができたようです。
 この先は、ミシンを使ってカバーの全体を縫ったり、手縫いで飾りをつけたりして仕上げていきます。裁縫の単元で学習した技術を生かしながら、楽しく進めていってほしいです。

20210917cushion01

20210917cushion02_2

20210917cushion03_2



↑PageTop