知的財産授業(4年生 総合)
2021年10月 7日 (木)
4年生の総合では、山の手総合研究所の弁理士・廣田先生による「知的財産」の特別授業が始まりました。知的財産という「人が考えたいいモノ・いいコト」について「商標(マーク)」「著作物」「発明」の3つのテーマで学習を行いながら、その大切さや注意点などについて学んでいきます。
コロナ禍の状況を踏まえ、昨年に続き、今年もビデオ講義を中心に進めています。授業では、身近なお店の看板にあるマークや実際に起きたトラブル事例などが取り上げられ、専門家ならではの分かりやすい解説が盛り込まれています。目の前に先生がいらっしゃるかのように、子どもたちは問いかけに反応し、真剣に考えながら楽しく学びを深めています。
知的財産は、身近な物や作品、便利な道具など、私たちの周りに溢れています。例えば、友だちが描く家族の似顔絵も大切な著作物です。いいモノを生み出すには、たくさんの時間と労力が必要だからこそ、権利によって守られているのです。友だちが創り出した「いいモノ」を認め、参考にしながら、その先に自分らしい表現を見つけていけるといいなと思います。