桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

桐光小だより桐光小だより

« 2025年1月 | メイン | 2025年3月 »

2025年2月

校内発表会を終えて

2025年2月28日 (金)

 今週、水・木の2日間に分けて校内発表会が行われました。

 1日目の水曜日は、音楽の部でした。1~3年生による全員合唱「ビューティフル・ネーム」から始まり、各学年の合唱や合奏、音楽クラブや合唱部の発表を鑑賞しました。2日目、木曜日は劇や群読、ダンスなどの発表です。練習してきた演目を、子どもたちは生き生きとした表情で発表することができました。発表会当日のボランティアに名乗り出てくれた6年生の子どもたちが、校内発表会でも大活躍。演目ごとの舞台設置や楽器並べなどを、手際よく行ってくれました。

 校内発表後の休み時間、グラウンドで遊んでいた低学年の子が、フリスビーを2枚持って胸の前で打ち鳴らすような仕草をしていました。その姿を見て、なるほど! と思いました。6年生の「ウィリアム・テル序曲」で見たシンバルをイメージしていたようです。このように、上級生の姿は下級生にとっていつも憧れです。自分も大きくなったらやってみたいな・・と思い描くようになるのですね。

 さあ、次はいよいよお家の方々を前にした発表会です。練習の成果を、そしてこの一年間の大きな成長を、伸びやかに表現して届けてほしいなと思います。がんばりましょう!

2025kounai3

2025kounai1

2025kounai2

準備・練習に励む子どもたち

2025年2月22日 (土)

 発表会を間近に控え、今週はどの学年でも準備・練習に励む毎日でした。1日の入学試験を終え、少しだけ遅れて本格的な練習に入った6年生も、仕上がりは順調です。「最後の発表会」という思いが、子どもたちの心にあるのでしょう。合奏も群読も完成度が高まってきており、練習時の子どもたちの表情も自信に満ちています。

 群読や劇など、演目によっては大きな背景画が登場します。絵の具を使い、大きな模造紙に思い思いに表現していた子どもたち。自分たちで背景画作りをすることによって、演目への思い入れが強くなるとともに、発表のイメージもさらに膨らんでいくことでしょう。

 来週は、2日間に分けて校内発表会が行われる予定です。子どもたちの発表と同時に、手作りの背景画にも注目して楽しみたいと思います。

2025happyou1

2025happyou2

2025happyou4

赤ちゃんのお世話体験(2年生総合)

2025年2月20日 (木)

 先日、2年生が赤ちゃんのお世話体験をしたときの様子をお伝えいたします。

 事前に行われた授業の中で子どもたちが学んだこと。それは、紙に針で穴を開けたぐらいの大きさから生命が始まるということでした。そんな神秘的な生命の誕生に触れた子どもたちが次に学んだのは、生まれた直後の赤ちゃんについてです。

 沐浴・重さの体験・ミルク作り・おむつ替えの4つのブースに分かれて、赤ちゃんのお世話を疑似体験しました。活動に用いた人形は、赤ちゃんと同じくらいの重さのもの。まるで本物の赤ちゃんを抱きかかえるようにして歩いたり、大事そうにおむつ替えなどを行う子どもたちの姿が印象的でした。

 「首が座っていないから、支えてあげないといけない。」「お腹に赤ちゃんのいるお母さんは、階段を上り下りするときに足元が見えないんだね。」そのような感想を口にしていた子どもたち。“育てる立場”の目線になって活動したことで、大切に育ててもらったことをいま一度意識するよい機会になったことでしょう。

2025baby1

2025baby3_2

2025baby2_2

図書館見学(3年生 読書)

2025年2月19日 (水)

 3年生が麻生図書館へ見学に行きました。

 職員の方が、麻生図書館の仕組みやお仕事についてお話してくださいました。約21万冊という蔵書数を聞き、学校の図書室との規模の違いを知り、驚いた表情の子どもたち。一つひとつの説明に驚きながら、どの子も真剣にメモを取っていました。

 普段の利用時には入れない「書庫」にも、特別に入らせていただきました。棚と棚の間には拳一つ分ほどの隙間があって風通しをよくしていること、万が一火災が起きた際には特殊なガスで消火する仕組みがあることなど、書庫にも多くの工夫が施されていることが分かりました。

 図書館には「大活字本」も並んでいました。大活字本は、文字の大きさや行間などを調整し、読みやすくした本です。図書館は、お年寄りも含め、幅広い年齢層の利用者に配慮していることを学びました。また、過去に発行された新聞が大切に保管されている場所もあり、自分の誕生日の新聞を見つけて大喜びする子どもたちもいました。

 公立図書館の役割を知るとともに、多くの人々が利用しやすいように様々な工夫が施されていることを学ぶことができました。見学の帰りに、「家の近くの図書館に、今度行ってみたい!」と話している子がいました。子どもたちが、図書館をより身近に感じることができたら嬉しく思います。

20250219tosyo2

20250219tosyo5

20250219tosyo1

スキー教室

2025年2月17日 (月)

 13~15日の2泊3日で、5・6年生がスキー教室を行ってきました。スキー教室では、現地のインストラクターにスキーの指導を受けます。初心者対象のAから上級者向けのDまで4段階のレベル、合計18のレッスン班に分かれて、3日間スキーの練習に励みました。

 スキーが初めてという子も、安心して取り組むことができました。スキー靴の履き方から始まり、横歩きの仕方、安全な転び方・起き上がり方など、スキーの基礎を一から学び、2日目にはリフトに乗り、3日目には緩やかな傾斜を滑ってくることができるまで上達しました。B~Dの子どもたちも、スキーに親しむとともに、インストラクターのアドバイスを受けてさらなるスキルアップを目指しました。

 スキー以外でも、宿舎での集団生活を通して子ども同士が仲を深めた3日間でした。同じ部屋で一緒に過ごす中で、友だちの新たな一面に気づいた子もいたことでしょう。また宿舎内では、通路を挟んだ向かい側同士の5・6年生を一つの生活班として、食事やお風呂、レッスンへ向かう際には互いに声をかけ合って行動しました。3日目には、両学年の心の距離がぐんと近くなり、仲よく過ごす姿が多く見られるようになりました。 

 2020年2月以来、5年ぶりのスキー教室となりました。子どもたちが安全に、そして充実した宿泊行事を行えたことを嬉しく思います。スキーをがんばったことは今後の自信につながることと思いますし、友だちと一緒に過ごしたことは明日からの学校生活に生かされることでしょう。

202502ski01

202502ski04

202502ski03

3月12日(水)公開授業(予約制)を行います

2025年2月13日 (木)

公開授業を以下のように実施いたします。

日時:3月12日(水)10:25~12:15

実施方法:定員180名(各家庭の参加人数制限・お子様の対象年齢制限はなし)

内容:校長挨拶、学校案内、公開授業

※桐光学園小学校の教育や子どもたちの様子をご覧いただくことができます。

※途中から、または途中までの参観も可能です。

お申し込み:こちらの申し込みサイトからお申し込みください。詳細についてもお申し込みサイトをご覧ください。初めて当サイトを利用される際には、ID登録が必要になります。

大福づくり(6年生 家庭科)

2025年2月 8日 (土)

 6年生が大福づくりをしました。活動のサポート役として、お母様方がお手伝いに駆けつけてくださいました。

 餅つき機でつくった熱いお餅を取り出し、一人分ずつ切り分けてもらいました。そこから子どもたちの活動が始まります。まず、お餅を薄くのばしたところに餡を置き、生地を四方から引っ張るようにして餡を包み込みます。次に、閉じ目を手のひら側にしてのせ、もう片方の手で円を描くように優しく転がしながら形を整えていきます。きれいな形になったら完成です!

 大福づくりの様子を見に来ていた校長先生が、子どもたちにアドバイスしてくれました。小さい頃、家族みんなで年に3回ほど餅つきをしていたそうです。最初は難しそうにしていた子どもたちでしたが、2個目、3個目と作るうちに、どんどん上手くなっていきました。1個はその場でいただき、残り2個は持ち帰ることにしました。

 大福づくりの後は昼食だったため、お弁当と一緒に残りの大福を食べている子もいました。みんなで作り、一緒に食べるのはとても幸せな時間です。6年生は、卒業前にもう一度調理実習を予定しています。6年間過ごしてきた仲間たちとの共同作業を楽しみ、存分に味わってもらいたいと思います。

20250207daihuku1

20250207daihuku2

20250207daihuku3

三兄弟で遊んだよ!

2025年2月 6日 (木)

 兄弟学年が集まって楽しく交流しました。今回は季節遊びということで、少し時期が過ぎましたが「すごろく」と「カルタ」をして遊びました。

 1・3・5年生も、2・4・6年生も、それぞれ和やかな雰囲気で過ごしていました。カルタ遊びで思うように絵札を手に入れられずにしょんぼりする子に、さりげなくアシストしていた上級生。大好きな上級生の膝の上にちょこんと座り、すごろく遊びを楽しんでいた低学年の子。どの教室でも、ほほえましい光景がたくさん見られました。すごろくは、この日のために集会委員会が考えて作ったものです。スリル満点の展開に、1~6年生が一緒に盛り上がっている様子でした。

 異なる年齢の子ども同士の活動を通して、上級生にとっても下級生にとっても、新しい発見や学びが多くあります。上級生に優しくしてもらった子は、自分が大きくなったときに同じことをしてあげたいと思うようになるのでしょう。これからも、優しさのリレーが引き継がれていく小学校でありたいです。

20250206syuukai1

20250206syuukai2

20250206syuukai3

発表会に向けて・・

2025年2月 5日 (水)

 連日、発表会に向けた練習が行われています。

 英語を発表するのは2年生。昨年度、国語の授業で読んだ物語を、今度は全文英語にして発表します。先生の発音を真似ながら、楽しい舞台を作り上げようとがんばっています。
 4年生は劇の練習に取り組んでいます。みんなで夏野菜を育てた経験・エピソードを題材に構成したお話で、こちらも楽しい舞台に仕上がりそうです。体育館には、子どもたちの元気な台詞の声が響いていました。
 卒業の日が近づいてきた6年生は、小学校最後の発表会に向けて練習にも一段と集中力が高まってきました。音楽の発表では、ロッシー二作曲・歌劇「ウィリアム=テル」序曲より、「スイス軍の行進」を練習しています。毎時間、前半に行われるパート練習では、友だち同士で音を聴き合いながら完成度を高めています。休み時間の音楽室にも、毎日自主的に練習する子の姿が見られるなど、意気込みが強く伝わってきます。誰もが耳にしたことのある軽快な旋律とリズムは、発表会を大いに盛り上げることでしょう!

 今年も発表会当日は、受付や校舎内誘導、舞台準備等で6年生有志によるお手伝いメンバーが活躍します。すでに、何人もの子どもたちがエントリーしてくれました。舞台上ではもちろんのこと、運営面においても活躍する頼もしい6年生。発表会の見どころの一つです!

2025020502

2025020501_2

2025020504_3

場を和ませるひと言。

2025年2月 4日 (火)

 春は、三段階に分けてやってくると言われます。光の春、音の春、気温の春です。冬至の頃と比べると、日の入りの時刻が40分近く遅くなりました。日中の日差しも少しずつ春めいてきたように感じられます。先日、立春を迎えたばかりの2月上旬、しばらく“光の春”を楽しみたいものです。

 小学校では、発表会に向けた練習が本格的に進められています。学年ごとの群読や英語、合奏や合唱などに、子どもたちも指導する先生たちも、毎日真剣に取り組んでいます。今月の1日(土)に中学校入学試験を終えた6年生も、今日から群読練習を始めました。群読の題材は、宮沢賢治作品の数々。オノマトペの楽しい響きや幻想的な世界観をどう表現するのか、仕上がりを楽しみにしていたいと思います。

 さて、本校では毎日、帰りの会を終えた4~6年生は学校で遊んでから下校することができます。最終下校時刻まで約30分間もあり、とても貴重な遊び時間です。子どもの遊びの中には、授業とはまた違った大切な学びが詰まっています。

 先日の放課後、子どもたちが手打ち野球をしていたときの出来事です。ある子がボールを打ち返して一塁に走って向かう際、勢い余ってヘッドスライディングのような格好になりました。そんな友だちの姿を見て、ある子がぽそり。「いまのスライディングで、試合が盛り上がったね!」 その一言に、場が和むのを感じました。転倒していた子も、それを聞いて立ち上がってニッコリ。守備についていた子どもたちも、ニッコリ。みんなが笑顔になる遊びの場には、このような気持ちのよい言葉かけや、温かい受け止め方の出来る子がいるのでしょう。笑顔を絶やさずに野球を楽しむ子どもたちを見て、そんなことを思うのでした。

2025020403

2025020409

2025020406

↑PageTop