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神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2021年10月

2021.10.31 「学校で大事にしたいこと」

2021年10月31日 (日)
 ホームページの「桐光ニュース」のコーナーでは、学校での子どもたちの生活
の様子を皆様にお知らせするようにしています。
 ようやく実施できた運動会とそれまでの子どもたちの頑張る様子、学校にいる
生き物、様々な体験と学びなどが最近では紹介されています。「桐光ニュースを
楽しみにしています」とおっしゃって下さる方も多くいらっしゃることも、教員
たちの励みになっています。
 昨日の運動会は、低学年の部、高学年の部それぞれ1時間以内に終了するとい
う異例のプログラムでした。しかし、子どもたち一人ひとりがゴールや次の走者
を見て真剣に走る姿、密にならないような工夫がされたリズム体操やダンスでは、
にときに笑顔を見せ、ときに引き締まった表情を見せながら取り組む姿に私自身
とても感動しました。
 学校で大事なことは、仲間たちとともに生活し、一緒に何かを作り上げること、
目標に向かって協力し、励まし合うことです。今回の運動会では、コロナ禍で日
々の生活に様々な制約がある中でも、子どもたちは最高の力を発揮してくれまし
た。
 子どもたちの頑張りと、保護者の皆様のお力添えに改めて感謝申し上げます。

第26回 運動会

2021年10月30日 (土)

 2年ぶりの開催を祝福しているような晴れやかな青空の下、第26回運動会が行われました。コロナ禍で、これまで当たり前だと思っていたことが出来なくなってしまった昨年度。それでも歩みを止めることなく出来る限りの教育活動を進めてきましたが、運動会という学校行事を通して、また一つ大きなステップを踏み出せたような気がいたします。

 低学年の部、高学年の部に分けて、運動会が始まりました。各クラスの先生と一緒に、子どもたちがグラウンドに入場してきます。観客席を見上げて手を振る子や、少し照れくさそうな表情を浮かべる子。どの子にとっても、お家の方が見てくれていることは嬉しいのでしょう。心が温まる光景でした。

 1~4年生の徒競走、5・6年生の学年リレーでは、どの子も全力でグラウンドを駆け抜けていきました。学年リレーはそれぞれのクラスを2チームに分けて、全4チームで走ります。友だちに思いを伝えるように、大切にバトンをつなぐ子どもたち。最後までけっしてあきらめることのないアンカーの子たちの走りにも、心を打たれました。低学年、高学年の一体感を表したのが、リズム体操(1~3年生)ダンス「Mela!」(4~6年生)です。木曜日の予行の演技以上に完成度が高く、堂々とした動きを見せていました。

 短い時間ではありましたが、お家の方々に子どもたちが全力で取り組む姿を見ていただけたことを、たいへん嬉しく思っています。開催できた喜びを、グラウンドにいた全員で実感することのできた特別な運動会でした。

 さて11月には、授業参観、芸術鑑賞会、遠足、社会科見学などが予定されており、子どもたちが楽しみにしています。毎日の授業に加えて、友だちと遊ぶ時間や校外学習、学校行事などが子どもたちを成長させます。一人ひとりが生き生きと学校生活を送ることのできる場面を、これからも支えて
いきたいと思います。 

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運動会に向けて

2021年10月28日 (木)

 運動会まであと2日となりました。子どもたちの練習にも一段と熱が入り、ワクワクしながらも緊張感が高まってきています。昨日と今日は、メイングラウンドで予行がありました。運動会の当日は低学年(1~3年生)の部・高学年(4~6年生)の部に分かれますが、予行ではお互いの競技・演技を見せ合いました。
 1~3年生のリズム体操を、高学年の子どもたちは目を細めてなつかしむように見つめていました。「ここの振り付けが変わったんだね。」「かわいい動き!」身体をいっぱいに使った微笑ましい演技に、どの子も温かい拍手を送ります。また、
ダンス「Mela!」を見ていた低学年の子どもたちは、お兄さん・お姉さんたちの息の揃った動きに感心しつつ、音楽に合わせて身体を揺らしながら楽しんでいました。「来年、ぼくたちも同じ曲でダンスがしたい!」教室に戻ってきた3年生の子どもたちの口から、早くもそんな言葉が聞こえてきました。
 徒競走や学年リレーでも、一人ひとりが全力で走る姿を見ることができました。土曜日はお家の方々の前で、力強い競技・演技を披露してほしいと思います。子ども、保護者、教員・・・2年ぶりの運動会を、グラウンドにいる全員で楽しみましょう!

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どこにいる生き物かな?

2021年10月26日 (火)

 学校にはたくさんの生き物がいます。今回の記事の中では、3つの生き物をご紹介いたします!

 エントリ―No.1は、尻尾の模様に特徴のある観賞魚。黒い部分が、あるキャラクターの顔の形に見えませんか? サザンプラティフィッシュの一種で、通称「ミッキーマウスプラティ」です。事務室前にある水槽で、活発に動き回っています。
 2枚目の写真の魚は、ご存じの方も多いかもしれません。エントリーNo.2は、いつもイソギンチャクのまわりを泳いでいるカクレクマノミです。クマノミ類はイソギンチャクの毒が平気なので、そばにいて自分の身を守ってもらっています。一方、クマノミの姿があるとイソギンチャクのエサとなる魚が油断して近づいてくることから、イソギンチャクにとっても都合がよいのです。共存関係にあるのですね。昇降口の水槽では、イソギンチャクとカクレクマノミの姿を見ることができます。
 そしてエントリーNo.3は、目のような模様が特徴的な緑色の虫。鳥のフンと見間違えるような黒っぽい姿から、脱皮を繰り返して育ってきました。これは、アゲハチョウの幼虫です。季節は冬に近づいてきますから、この時期に蛹になる個体はそのまま越冬します。「もうすぐ蛹かなぁ」と、3年生の教室で子どもたちが見守っています。

 小学校で飼われている様々な生き物たち。また次の機会に紹介していきたいと思います。

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ペットボトルロケットを飛ばそう(4年生 土曜講習)

2021年10月23日 (土)

 今日は土曜講習がありました。7:50の開門時刻を、今か今かと待っている4~6年生の子どもたち。開門後、平日と同じように検温を済まると、さっそくグラウンドへ遊びに行きました。土曜の朝のひと時も、元気いっぱいの子どもたちです。
 8:25になると、それぞれの学年で講習が始まりました。4年生の理科はペットボトルロケットを飛ばす活動です。前回作ったペットボトルロケットを持って、子どもたちがグラウンドへ出てきました。水を入れたロケットに空気を送り込んだら、発射準備完了。他の班の友だちも、祈るようにかけ声を上げます。3・2・1!! 一瞬の静寂の後、ジュオオオ・・・!!!と水しぶきを上げながら、ロケットが飛び出していきました。きれいに弧を描くように飛んでいく機体がある一方で、勢いを失い落ちてしまうものもありました。
 ここから子どもたちの学びが始まります。ある班の子どもたちは「空気を入れるときに、ポンプを奥深くまで押したのがよかったんだよ」と、成功の理由を振り返っています。逆にうまく飛ばなかった班では「水が多すぎて飛ばなかったんじゃない?」と、ロケットに入れる水の量を検討しているようです。空気と水の量に着目して実験を繰り返すうちに、打ち上げの成功率も上がっていきました。
 どうしてだろう? と心に疑問を持つと、もっと知りたくなるものです。今回の活動が子どもたちの好奇心をくすぐり、理科の楽しさを知る入り口になったなら嬉しく思います。

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美味しいおやつ

 二十四節季では、今日から来月の6日までが「霜降」です。露が冷気で霜に変わる時期という意味で、これからまた一段と冬が近づいていきます。学校周辺の霜を見るのはもう少し先のようですが、校舎の窓から望む富士山はすっかり雪化粧をしました。季節の移ろいを感じます。

 写真は今日の大根の様子です。3年生が間引きをしてから、大根は空に向かって両手を伸ばすように葉を広げています。2枚目の写真の手前が桜島大根、奥側に写っているのが青首大根。どちらも虫や病気に負けることなく、ぐんぐん生長しています。教員の畑で葉が少々混み合っていたので、たれぞうくんのおやつに一株だけ間引いてきました。

 校舎に戻ると、ちょうど土曜講習を終えたところでした。階段を下りてきた5年生に餌やりをお願いすると、気持ちよく引き受けてくれました。「チンゲン菜を食べさせたことがあったね」「ふかふかで気持ちいいな」3年生の頃にお世話していたことを思い出したのでしょうか。目を細めて、しばらくの間たれぞうくんに触れ合う子どもたちでした。優しい子どもたちに囲まれて幸せだね、たれぞうくん。

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2021.10.21

2021年10月21日 (木)
 平成の怪物と言われたプロ野球選手松坂大輔投手が引退。思い出すのは、彼が
高校3年生のときの神奈川県大会の決勝。対戦相手は桐光学園高等学校。桐光学
園の応援席にいた私たちは横浜高校が試合をリードする展開ではありましたが、
あの松坂投手から得点をもぎとったときの感動をみんなで共有できた試合でした。
その後、桐光学園高等学校野球部は春夏の全国大会に何度か出場してくれました。
 横浜スタジアムや甲子園球場での応援を経験できたことは、子どもたちだけで
なく保護者の皆さんにとってもよい思い出となったはずです。
 皆さんと一緒に甲子園に行きたいです。
 頑張れ!桐光学園!

ダンスで元気を届けよう(4~6年生 ダンス)

 放課後の職員室で、4~6年生のダンス練習の映像を見せてもらいました。「みんな上手!」「もう、本番が迎えられるほどの完成度ですね。」日頃、主に1~3年生に関わっている教員は、上級生たちの生き生きとした表情と動きに感心するばかり。何よりも楽しそうなのです。
 1~3年生がリズム体操の完成に向けてがんばっている今週、4年生以上の子どもたちは緑黄色社会の『Mela!』に合わせたダンスを仕上げています。元々は、テレビ番組のプロジェクト「ダンスONEプロジェクト‘20」(桐光学園の高校ダンス部も参加しています!)の課題曲で、リモート中に会えなくてもダンスを通して繋がろう、というコンセプトで作られたものです。
 軽快で楽しい曲なので、練習を重ねるごとに子どもたちの身体に音楽がしみこんでいくようです。掃除が終わった時にふと歌詞を口ずさみながら身体を動かしていたり、号令時に黒板の前に立った日直の子が無意識に足でリズムを刻んでいたり。6年生の先生が、そんな微笑ましい日常の光景を話していました。
 男の子も女の子も、ダンスを通して心を通わせ心から楽しんでいます。運動会当日は、コロナがどこかへ吹き飛んでしまうような笑顔で、お家の方々に“元気”を届けることができますように!

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かわいらしく、たくましく(1~3年生 リズム体操)

2021年10月20日 (水)

 ここ数日間の肌寒さから一変、今日は太陽がまぶしく感じられる陽気に包まれました。メイングラウンドでは、1~3年生がリズム体操の練習をしていました。
 リズム体操とは、本校の1~3年生が毎年の運動会で披露している演目です。軽快な音楽に合わせて、子どもたちは身体をいっぱいに使って動きます。10月の終わりに、低・高学年の部に分けた形で2年ぶりに行うことになった運動会。少ない競技・演目数による“ミニ運動会”ではありますが、子どもたちも私たち教員も、開催できる喜びを胸に準備を進めている毎日です。
 
今年は、子ども同士の接触を省いたコロナ禍Ver.ということで、演技中の隊形移動がありません。その代わりに、列ごとに左右対称の動きを入れたり、学年ごとに時間差の動きを採り入れたりすることにより、見ごたえは十分です。かわいらしさの中にも、それぞれの学年の子どもたちの成長を感じてもらえるような、楽しいリズム体操を客席にお届けしたいと思います!

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4本の直線で四角形をかこう(4年生 算数)

2021年10月18日 (月)

 4年生の算数では、「垂直、平行と四角形」の単元を学習しています。先週の授業では、4本の直線を利用して四角形を描く取り組みをしました。
 一言で四角形と言っても、子どもたちが描く形は様々です。本来は、作品をお互いに見合いながら気に入った作品を写す活動を行いたいのですが、感染症予防の観点から頭を突き合わせて行う活動は避けなければいけません。今年度から導入しているiPadは、学び合いにおける児童と児童の物理的距離を埋めるのにも役立っています。
 子どもたちは、描いた四角形をiPadで写真に撮って提出し、クラスみんなで作品を見せ合います。画面を見ながら、気に入った作品を描き写す活動を行いました。自分の机で落ち着いて取り組むことができるため、友だちの作品が丁寧に描き写せていました。また、画面上に作品を並べることによって、これまで以上にじっくりと比較することができていたように感じました。
 新型コロナ以前の生活が送れるようになる日が一日も早く来ることを願いつつ、今できる形で、子どもたちの学習が深まる工夫を続けていきたいです。

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