桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

手作りテープカッター(6年生 図工)

2020年7月23日 (木)

 図工の授業で制作している「テープカッター」が、完成に近づいてきました。
 「卒業しても大切に使えるものを作ろう」単元の目標が、子どもたちの作品によく表れています。時間をかけて絵の具を混ぜ合わせ色を作っている子は、筆づかいもとても丁寧です。細部にも気を配りながら下絵に色を重ねていきました。今日の授業では、早くも彩色も終えて金槌を使い始める子もいました。釘が真っすぐに打ちこめているかを時々確かめながら、各パーツを組み立てていきました。
 動物の体の形を生かしたデザインのもの、海に浮かぶ船の絵や野球ボールを描いたものなど、作品一つひとつを通して作り手の個性が感じられます。使うたびに、学校で一緒に過ごした友だちの顔が思い出されるような、素敵なテープカッターに仕上がるといいですね。作品の完成が楽しみです。

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嬉しい休み時間

2020年7月22日 (水)

 「ねえ~!ドッジボールしよう!」低学年の子どもたちの弾むような声が、職員室まで聞こえてきました。Aグラウンドに出てみると、待ちに待った休み時間を楽しむ子どもたちの姿がありました。
 先週一週間は雨の日が多く、休み時間に教室でおとなしく過ごすことの多い日々でした。今週に入ってから休み時間に外に出られる日が続き、子どもたちは皆嬉しそうです。大縄跳び、ドッジボール、鬼ごっこ、せせらぎ遊び・・今日も、思い思いに楽しい時間を過ごしていました。
 一斉登校が始まって約三週間が経ちました。子どもたちはすっかり学校生活のリズムを取り戻しています。一方、新型コロナウイルスの状況は好転しているとはいえず、予断を許しません。手洗い・うがいなど、毎日できることを引き続き継続させていきたいと思っています。
 ところで「新しい生活様式」が生活の中に浸透するにつれて、学校の中で心地よく感じられる光景が増えました。休み時間や昼食後の水飲み場の様子がその一つです。以前は少し雑然とした印象がありましたが、最近では場所が空くまで少し離れたところに立って待つ習慣が定着しています。「新しい生活様式」は、周りの人への思いやりのしぐさとも言えるのかもしれません。これからも大切にしていきたいです。

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うさぎのお世話が始まりました(3年生 総合)

2020年7月17日 (金)

 総合の学習の一環として、毎年3年生が動物のお世話を担当します。7月に一斉登校が始まると同時に、待ちに待ったうさぎの「たれぞう」のお世話当番がスタートしました。
 休み時間になると、1クラス2名ずつ計4人の当番がうさぎ小屋「たれぞうハウス」に集合。小屋の中をのぞきこんでは、「うわー!かわいい。」と目を細めてたれぞうを見つめています。たれぞうの遊び場所をほうきではいたり、飲み水を替えたり、ベッド兼ご飯である牧草を優しく敷いてあげたりと、「たれぞうが気持ちよく過ごせるように」という思いを込めて日々作業を行っています。小屋がすっかりきれいになったら、最後にその日のたれぞうの様子を記録して、帰りの会でクラスのみんなに報告します。
  お世話が始まるにあたって、今の4年生から、励ましの言葉やアドバイスが書かれた引継ぎメッセージを受け取りました。一人ひとりの言葉から、昨年一年間、責任感を持ってお世話を続けてきたことが伝わってきます。バトンをしっかりと受け取り、今度は3年生の子どもたちが心をこめてお世話していけたらいいなと思います。

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初めての裁縫(5年生 家庭科)

2020年7月15日 (水)

 5年生から家庭科の授業が始まります。最初の単元は「はじめてみようソーイング」です。裁縫セットの中身の確認をした時には、子どもたちは「これは何に使うの?」「この針とこの針の違いは何だろう?」と興味津々に一つひとつの道具を見ていました。
 今は手縫いの基礎を学んでいます。まずは針穴に糸を通す練習です。すぐにコツを掴む子、悪戦苦闘する子など様々でしたが、みんな集中して一点を見ながら練習を重ねていました。最初は針が動かないように針山に刺した状態で糸を通す練習をしていましたが、手元を近くで見られるようにするなど自分に合った方法を工夫し出した子もいたようです。授業の終わりにはみんな針穴に糸を通すのが上手になっていて、短時間での上達ぶりに感心しました。

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初めての毛筆(4年生 書写)

2020年7月14日 (火)

 専門の講師による第一回目の毛筆の授業がありました。まずは、先生の自己紹介です。校舎内で見かけたことはあっても、直接先生のお話を聞くのは初めてという子がほとんどです。大きな墨の塊や、本物の石でできた硯も登場し、子どもたちはそれらに興味津々の様子でした。聞いてみたいこともたくさんあり、何人もの子が先生に質問を投げかけていました。それだけで今日の授業が終わってしまいそうなほどでした。
 さて、初回の授業ではまず毛筆の道具の説明を聞き、その使い方を学びました。普段手にするプリントとは違った肌触りの半紙、絵の具のパレットとは異なる形をした硯。重みのある文鎮に二種類の筆…。道具一つひとつが新鮮に感じているようでした。また、硯で墨を磨る活動にも熱心に取り組んでいました。「このくらい磨ればいいのかな」「墨のにおいがしてきた」そんなことをつぶやきながら、子どもたちは何度も何度も墨を磨っていました。
 授業を終えた子どもたちは、「あっ
という間だったな」「次回は文字を書くのかな」などと口にしながら、レッスン室を後にしました。今後の毛筆の授業に向けて、期待が高まっているようです。

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気孔の秘密(6年生 理科)

 理科の単元「植物のつくりとはたらき」の授業で、植物の葉の表皮にある「気孔」の観察をしました。「あー!見えたっ!」「え?こんなにたくさんあるの・・?」顕微鏡を覗きこみながら、子どもたちが興奮気味に感想を口にしています。気孔の一つひとつを観察すると、開いているものや閉じているものがあります。そんな細かい部分に気付いた子もいました。
 観察後、気孔で蒸散が行われているという先生の説明を聞き「
どうしてわざわざ水を外に出す必要があるのだろう?」という疑問が浮かびました。子どもたちの予想が始まります。「より新しい水を吸い上げるためでは?」ある子の呟きの中に正解がありました。その通り、気孔から水を外に出すのは、新鮮な水、栄養を吸い上げるためだったのです。子どもたちは、ミクロの世界を通してまた一つ科学の面白さを感じることができたのではないでしょうか。
 感染症拡大防止のため授業中の活動に制限
がありますが、「本物」に触れる機会は大切にしたいものです。今回の理科の授業は、教室で気孔の写真を見てスケッチするグループ、理科室で顕微鏡を使って観察するグループの二つに分かれて、交代しながら進めました。使用した顕微鏡をその都度アルコール消毒するなど、安全面にも配慮しました。出来ることをしながら、可能な限り子どもたちの学びの場を広げていきたいと思っています。

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晴れるといいな ~休み時間の様子~

2020年7月 9日 (木)

 「今日もグラウンドで遊べないね・・」子どもたちが、教室の窓から外を眺めていました。梅雨の長雨で、休み時間は校舎内で過ごす日が多くなっています。
 中学年の昼休み、数名の3・4年生が校長室に遊びに来ました。折り紙をしたり本を読んだりして
、のんびりと過ごしていたようです。4年生の教室では、自分の席で読書などをして楽しむ子どもたちの姿がありました。
 天気予報によれば、
来週もしばらく傘マークの日が続くようです。感染症拡大予防のため、子どもたちの活動に制限がかかるのは仕方がないことです。少しずつ浸透してきた“新しい生活様式”を守りながら、子どもたちと一緒に楽しいことを見つけていきたいです。

 日本各地に大雨による被害が出ています。被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げるとともに、被害がこれ以上広がらないよう祈っております。

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朝顔の観察(1年生 総合)

2020年7月 8日 (水)

 毎日交代で水やりをして育てている朝顔のまわりを、1年生がぐるりと囲んでいました。今日の総合の授業は朝顔の観察です。みんなで育てた朝顔のつると葉を観察しました。
 「見ていない人でも分かるように、文や絵をかく」というのが観察のポイントです。触ったりにおいを嗅いだりしながら、朝顔の様子をスケッチしていきました。普段目にしているものでも、改めてじっくりと観察すると多くの気づきがあります。茎や葉に生えている毛を見つけた子どもたちは、「そんなところに毛が生えてるの?」と目を丸くしていました。その他にも、朝顔の葉に自分の手を重ねて「ぼくの手ぐらい大きいな」とつぶやく子や、「ロケットみたいな形をしている葉っぱだった!」「私のは犬の形だったよ」とお互いの葉の形について話している子たちの姿がありました。
 毎日の生活や授業を通して、これからたくさんの出会いが待っている1年生の子どもたちです。様々なことに出会い、発見する楽しさを感じながら成長していってほしいと思います。

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七夕に願いをこめて(2年生 総合)

2020年7月 7日 (火)

 今日7月7日は七夕です。あいにくの天気となりましたが、休み時間に子どもたちが短冊を楽しそうに飾る姿が見られました。
 2年生の総合の授業では、短冊に願い事を書き、七夕飾りを作りました。「漢字のテストで満点が取れますように」「ダンスが上手になりますように」「1年生と仲よくなれますように」など、目指していることや、がんばったらいつか叶えられそうな夢を、思い思いに書いていきました。「きれいな字で書いたほうが、願いが叶いそうだね」と、誰かが呟きました。「たしかに、そうだね!」と思ったのでしょうか。周りの子たちも、そこから一文字一文字丁寧に書き始めたようです。
 七夕飾りは、4種類の中から自分で作りたいものを選び、短冊の下に飾りつけました。最後にキラキラしたモールをつけたら完成です。心を込めて作った短冊を手に、子どもたちは図書コーナーへ飾りに行きました。自分の短冊を探したり、飾られた短冊を見て「みんなの願いが叶うといいね」と話したりしていました。
 先日の読書の授業で、子どもたちは「織姫と彦星」のお話を読んでもらいました。一年に一度の今夜、夜空の向こうで二人仲よく会っていることでしょう。桐光小の子どもたちの願いも、夜空に届きますように・・。

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じゃがいもの収穫(6年生 総合)

2020年7月 3日 (金)

 2月末に種芋を植えてから約4ヶ月が経ち、農園のじゃがいもが収穫の日を迎えました。
 「思ったよりも深くに植えたみたいだね」「ここからたくさん出てきたよ!」そんなことを話しながら、子どもたちは夢中になって土を掘り、じゃがいもを収穫していきます
。ひと際大きなじゃがいもを掘り起こして嬉しそうに見せてくれる子、小さなじゃがいもを大事そうに拾い集めている子・・どの子も一生懸命でした。空模様が気がかりでしたが、雨が落ちてくる前に収穫を終えることができました。
 今年度収穫したじゃがいもは全体的に小ぶりで、収穫量も少なめに感じました。長い休校期間に、草むしりなどの手入れを子どもたちと一緒にできなかったことが影響しているかもしれません。教員がそんな話をすると、「え?こんなにたくさん穫れましたよ?」と、きょとんとした表情を浮かべる子どもたちがいました。土まみれになって行った今日の収穫、6年生にとっては“大豊作”だったようですね。何だか少しほっとしました。
 今年は収穫祭が行えないため、後日子どもたちにはじゃがいもを持ち帰ってもらいます。それぞれの家庭の食卓で、じっくりと味わってもらいたいと思います。

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