桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

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桐光小ニュース

素敵な一冊との出会い(6年生 国語)

2020年9月 2日 (水)

 6年生は今週、国語の授業で友だちと本を紹介し合う活動をしています。推理小説に夢中になっている子、科学読み物に関心を持っている子、好きな歴史上の人物の伝記を読んでいる子・・6年生にもなると好きな本のジャンルも様々です。電車で通学する時に読んだり、雨の日に読んだりと、一人ひとりが様々な場面で読書を楽しんでいるようです。
 『海底の魔術師』『ろうそくの科学』『窓ぎわのトットちゃん』など、様々な本が紹介されていきます。動物の秘密が書かれているシリーズや、《怖い話》を集めた本も人気のようです。友だちの発表を聞いた子どもたちのノートには、「今度読んでみよう」「結末が気になる・・」など、ひと言ずつメモが残されています。発表を聞いて気になる本に出会い、紹介していた友だちにさっそくたずねている子どもの姿も見られました。
 読書を通して子どもたちは言葉を学び、表現力を高めていきます。本と向き合うことにより想像力を豊かなものにし、一人ひとりの感性を育てていってほしいです。この学習が、子どもたちの読書活動を広げるきっかけの一つになったなら嬉しく思います。

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稲作の学習(5年生 総合)

2020年8月25日 (火)

 5年生の総合の授業では、学校の水田で稲作りを行っています。 今年度は夏休み明けが8月中旬に早まったことで、例年は観察することのできない稲の花を見ることができました。稲の穂についている花を見つけた子どもたちは「これが花なんだ!」「こんなに小さい花がたくさん咲くんだね」と、新しい発見に目を輝かせながら観察をしていました。
 夏休み前は日照不足で少し元気のない稲でしたが、梅雨が明けてからは稲の背丈もぐんぐん高くなってきました。子どもたちは自分が苗を植えた場所を覚えていて、「ぼくの稲はここまできた」「わたしの稲は穂がたくさんついている」と、稲の生長をまるでわが子を見守るように喜んでいます。

 普段当たり前のように口にしているお米の一粒一粒が、大切な命の一部であること。そして私たちの食卓に届くまでには、人の手だけでなく自然の力も必要であるということ。日本の伝統的な稲作の体験を通して、そんなことを学ぶことができたらいいなと考えています。

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初めての学級会(2年生)

 先週の木曜日に、2年生になって初めての学級会を行いました。話し合いのテーマは、どちらの学級も「学級会の名前をつけよう」です。今回は、出席番号順に6人の子どもたちに司会や副司会、ノート記録、黒板記録の担当を行ってもらい、話し合いを進めました。初めてのことで、緊張した様子も見られましたが、どの子も自分の役割を一生懸命に務めました。 
 司会の子たちが、機転を利かせて話し合いの時間を予定よりも長めにしたり、黒板記録の子たちが、出てきた意見を聞き逃さないように協力してメモを取っていたりと、それぞれに工夫してがんばっていました。他の子たちも司会の声に耳を傾け、自分の意見を積極的に発表していました。途中、「それ、いいね!」「どれも素敵だから、選べないな。」などという声も聞こえてきました。
 
学級会の最後の方では子どもたちの意見で黒板がいっぱいになり、40分間の学活の時間はあっという間に終わりました。どちらのクラスも、それぞれの思いや願いの込められた素敵な学級会の名前をつけることができました。今後の学級会でも、どのような話し合いが行われるか楽しみです。

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研究発表にむけて(6年生 総合)

2020年8月21日 (金)

 6年生が研究発表に向けた準備をしています。各自が関心を持っていることをテーマに選び、春から調べ学習を進めてきました。
・恐竜の羽毛~メリットとデメリット~
・バレエの歴史
・ショパンの生涯とピアノ曲
・オーストラリアの森林火災は何を物語っているのか
・ご当地キャラで地域活性化
 子どもたちが取り組む研究テーマの一例です。現在は、パワーポイントのスライドに調べたことや考えたことをまとめ、少しずつ原稿を書き始めているところです。スライドの色合い、適切な文字数や画像の見せ方など、子どもたちは聞き手を意識したスライド作りに心がけています。その姿は研究者さながらの様子です。
 新型コロナウイルスの影響で、夏休みに博物館や大きな図書館に足を運ぶことができない子もいました。その分、学校で見つけた資料をじっくり読み込んだり、信頼できるウェブサイトを参考にしたりして、一人ひとりが工夫しながら研究成果をまとめています。今年の研究発表も今から楽しみです。

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やっとできた外遊び

2020年8月19日 (水)

 環境庁から毎日発表される暑さ指数(WBGT)に基づき、昨日と一昨日の二日間は、子どもたちに休み時間の外遊びを控えてもらいました。「暑さ指数が高いため、屋内で過ごしてください」校内放送が流れると、残念そうなため息が聞こえてきました。どんなに外が暑くても、友だちと元気に遊びたいのが子どもたちです。
 水曜日になりました。「
今日は遊べるのかな・・?」そんな子どもたちの願いは通じたようです。基準の数値ギリギリのところで、今日は休み時間に外遊びができました。遊び終えた1年生の男の子は「楽しかったー!」と、声を弾ませながら校舎に戻ってきました。
 A・Bグラウンドにミストシャワーを設置して、少しでも暑さが緩和されるようにしています。「ここ涼しいよー!」「気持ちいいね!」子どもたちが集まってきて、休憩する姿が見られました。猛暑はもうしばらく続きます。外遊びをがまんしなければいけない日もあるでしょう。コロナウイルスの感染予防に加え、この時期は熱中症を防ぐことが大切です。学校の環境面を整えつつ、子どもたちが自ら考え、健康に気をつけながら生活するよう声かけをしている毎日です。

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「er」の発音はバッチリだね(6年生 英語)

2020年8月18日 (火)

 6月18日の記事の中で、「ジョリーフォニックス」の実践(4年生 英語)をご紹介しました。今回は6年生の授業の様子をお伝えします。
 先生がフォニックスの絵本を開き、「er」のページを読んでくれました。お話の中でお母さんが料理をしています。そこで使っているミキサー(mixer)が、今日の学習のポイントです。子どもたちは、
ミキサーの動きを真似て両手をぐるぐる回しながら「er」の発音を練習しました。このようにして、ミキサーの絵や動き、そして「er」の音が一つに結びついていきます。
 さて今度は「er」の発音を他の単語に応用していきます。「letter」と先生が黒板に書くと、子どもたちはこれまでに習った「l」「e」「tt」、そして練習したばかりの「er」の4つに分けて発音していきます。それらをつなげると、自然ときれいな発音で「letter」と読むことができるようになります。同じ方法で、「runner」「winter」などの単語もきれいに発音することができました。
 ジョリーフォニックスの指導では、感覚的に覚えた発音を組み合わせることによって、新しく出会った単語も無理なく美しく発音できるようにするのも
ねらいの一つです。今後の授業の中でも多くの英語に触れながら、少しずつ語彙を増やしていけるようにしたいと思います。

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授業が始まりました

2020年8月17日 (月)

 短い夏休みが終わり、今日から授業が始まりました。登校した子どもたちは、先月と同じように検温カードを先生に見せてから教室へと向かいます。教室に入る時の「おはようございます!」の挨拶に続き、「はぁ~涼しい~!」という声が聞こえてきました。子どもたちは額の汗をぬぐいながら、久しぶりに会った友だちや先生との会話を楽しんでいたようです。
 朝会は、各教室のモニターを使って行われました。校長先生がお話の中で提示した一枚の小さなパネル。そこに書かれている“学校だから(   )できる”という言葉の意味を、子どもたちは真剣に考えていました。

◎学校だから、自分で考えることができる。(4年生女子)
 →暑さの中で自分で体調管理をしなければいけません。
  自分で考えることが役に立ちます!
◎学校だから、がんばれる。(6年生男子)
 →コロナウイルスの生活にも慣れていかないといけません。
  自分も、友だちも、大切にしたいです。

 長引くコロナ禍で、学校の教育活動にも様々な制約があります。それでも、子ども一人ひとりの努力と周囲への気遣いがあればこそ、学校生活を楽しいものにしていくことができます。「自分で考えること」「自分も友だちも大切にすること」・・これらの言葉から、子どもたち自身がそのことをよく理解して前向きな気持ちで生活しているのを感じ、たいへん嬉しく思いました。
 明日からも子どもたちが毎日元気に登校できるよう、学校としても健康・安全面の工夫を重ねながら教育活動を進めてまいりたいと思います。

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さあ、夏だ!

2020年7月31日 (金)

 午後になり青空が広がると、いっせいにセミたちの鳴き声が聞こえてきました。すっきりしない天気が続いていましたが、いよいよ梅雨明け間近でしょうか。
 今日は夏休み前最後の授業です。1時間目の朝会は、各教室のモニターを使って行われました。校長先生のお話を聞いた後、6年生はノートを開いて4月からの数ヶ月間の生活を振り返っていました。
《コロナはこわいけれど、コロナのおかげで友だちの大切さを学びました。》
《7月になって全員で会えました。その時は嬉しかったけれど、色々不自由なことがあり少しイライラしたことも。でもその気持ちをおさえられたから、よかったなと思います。》
《4ヶ月間友だちと会えない日々が続きました。やっと会えた時の楽しい気持ちをお互いに分かっていたら、心のすれ違いやけんかが減るのではないかな?と思いました。》
 ソーシャルディスタンスを意識した関わり方も、会話をしない昼食の時間も、すっかり日常の光景となりました。初めのうちは、とまどったり不自由さを感じたりしながらの日々だったと思います。そんな気持ちも忘れるくらいに、7月に友だち全員と再会できた時の嬉しさは、どの子にとっても特別なものだったようです。「当たり前」の貴さをかみしめるように、子ども一人ひとりが自分の言葉で現在の思いを書いていました。

 さて、明日から例年より短めの夏休みが始まります。今日ようやく顔を出した青空のように、心も身体もリフレッシュして学校に戻ってきてほしいと思います。先行きの見えないコロナウイルスの状況が好転し、休み明けにはこれまで以上に伸び伸びと学校生活が送れますように・・。夏休みの話に花を咲かせる子どもたちを見て、そんなことを思いました。

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文字をきれいに書こう(1年生 国語)

2020年7月28日 (火)

 1年生の国語の授業は、絵を見てお話を想像するところから始まります。その後、ひらがなを読み書きできるように唱え歌を音読したり、言葉集めをしたりします。もちろん、教科書には物語文や説明文の教材もありますが、文字を正しく読み書きできるようにするための教材が多いです。その文字の学習も、ひらがな・カタカナ・漢字と多岐に渡ります。
 いま、1年生はひらがなからカタカナの学習に移ったところです。今日は、カタカナのヤ行の学習をする子どもたちの様子を紹介いたします。まずは、黒板に貼られたカタカナの文字を見て、その特徴(とめ・はね・はらい・始点・終点など)を発表します。次に、画数を声に出しながらプリントのカタカナを指でなぞります。その後は手を上げての空書きです。からだ全体を使って力強く直線をかいたり、やさしく腕を動かしてはらったりする姿は、生き生きとしていてとても楽しそうです。最後に、鉛筆を持って文字を書きます。初めて文字を学習する1年生だからこそ、きれいに書くことができるように丁寧な指導を心がけています。

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英会話を通して学ぼう(5年生 英語)

2020年7月24日 (金)

 子どもたちは、英会話の授業を毎週楽しみにしています。ネイティブの教員によるこの授業では、会話の練習だけでなく、日本と外国の文化やマナーの違いについても勉強します。挨拶を交わす時に、相手の様子について質問をすることが良好な関係を築くことにつながるというのも、授業で学んだことの一つ。さっそく、先生との会話の中で使ってみようとする子たちもいます。
 先日の授業では、全員で「単語集め」をしました。教室のモニターに映し出された教科書の一場面をよく見て、知っている身近な英単語を出し合っていきます。70個近い単語が集まりましたが、最後に一つ、髪の毛を結ぶときに使う「シュシュ」だけが残りました。「シュシュ」は英語ではなく、実はフランス語由来の言葉。英語では何と言うのでしょうか。〈hair gum〉〈syusyu〉・・子どもたちが知恵を絞り出しましたがとうとう降参となり、先生に「scrunchie」という英単語を教えてもらいました。先生の発音に真剣に耳を傾ける子、「忘れないようにメモをしておこう!」とノートに書き写す子の姿がありました。
 毎回、驚きと新しい発見がたくさんある英会話の授業です。

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