初めての毛筆(4年生 書写)
2020年7月14日 (火)
専門の講師による第一回目の毛筆の授業がありました。まずは、先生の自己紹介です。校舎内で見かけたことはあっても、直接先生のお話を聞くのは初めてという子がほとんどです。大きな墨の塊や、本物の石でできた硯も登場し、子どもたちはそれらに興味津々の様子でした。聞いてみたいこともたくさんあり、何人もの子が先生に質問を投げかけていました。それだけで今日の授業が終わってしまいそうなほどでした。
さて、初回の授業ではまず毛筆の道具の説明を聞き、その使い方を学びました。普段手にするプリントとは違った肌触りの半紙、絵の具のパレットとは異なる形をした硯。重みのある文鎮に二種類の筆…。道具一つひとつが新鮮に感じているようでした。また、硯で墨を磨る活動にも熱心に取り組んでいました。「このくらい磨ればいいのかな」「墨のにおいがしてきた」そんなことをつぶやきながら、子どもたちは何度も何度も墨を磨っていました。
授業を終えた子どもたちは、「あっという間だったな」「次回は文字を書くのかな」などと口にしながら、レッスン室を後にしました。今後の毛筆の授業に向けて、期待が高まっているようです。