桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

社会科見学(6年生 社会)

2025年10月27日 (月)

 社会科の政治学習の一環として都内を訪れ、社会科見学を行ってきました。

 はじめに訪れた憲政記念館では、国会の仕組みや日本の憲政の歩みについて学習しました。映像や分かりやすい展示の数々が、6年生の好奇心をくすぐります。時折メモを取りながら、楽しく、じっくりと学びを深める子どもたちでした。

 国会議事堂見学に先立ち、毎年お世話になっている議員の方にお時間を作っていただきました。国会議員は、国の法律や予算の決定に携わる重要な役割を担う立場にあります。そのような経験から語られるたいへん貴重で興味深いお話を、子どもたちは真剣な表情で聞き入っていました。

 午後はいよいよ国会議事堂へと向かいました。国会議事堂は、17年もの歳月をかけて1936年に完成した建物です。ステンドグラスが美しい中央広間、演壇を中心にして半円形に席が配列された本会議場など、重厚な造りの建物を目に焼き付けるように見学していました。また、参議院の特別体験プログラムでは、委員会、本会議の流れで、法案が可決されて法律が成立するまでを模擬体験しました。議長などの役割を担当した子どもたちも、それを見守る子どもたちも、国会審議さながらの緊張感のある様子で臨んでいました。

 教室での学びや、ニュースなどで見聞きしていたことが、今日一日の見学を通して深く結びついた子どもたち。政治がこれまでよりぐんと身近で、そして大切なものであることを実感したことでしょう。充実した社会科見学になりました。

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秋の散歩(1年生)

2025年10月25日 (土)

 金曜日に、1年生がこどもの国を訪れて秋の散歩を楽しんできました。5月に訪れた時と比べると園内の草木が秋の色に染まり、季節の移ろいが感じられます。

 到着すると、さっそく秋探しの活動を始めました。準備してきた2種類の袋を手に、「どんぐり」と「落ち葉」に分けて”秋”を詰め込んでいきます。「帽子つきのどんぐりだよ!」と大喜びの表情を見せる子や、子どもらしい発想でユニークな名前を付けている子。また、虫食いの落ち葉を見つけて「おばけの顔だぁ」と大笑いしている子たちもいました。

 みんなでお散歩をした後にも、お弁当を食べたり遊んだりと楽しい時間が続きます。両クラスの子どもたちが交じり合い、元気いっぱいに広場を走り回る姿も見られました。天気予報ではお日様マークだったのに、昼過ぎからはまさかの雨に・・こればかりは少し想定外。大慌てで雨宿りし、早めに学校に戻ったことも、思い出の一つになったかもしれません。

 さて、子どもたちが集めてきたどんぐりや落ち葉は、今後の総合の授業で使っていきます。さっそく週明けには、落ち葉を使った楽しい制作活動をする予定です。その様子は、また後日お伝えしたいと思います。            

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スーパーマーケット見学(3年生 社会)

 木曜日、社会科の単元「お店ではたらく人々」の学習の一環として、近隣にあるスーパー三和で社会科見学を行いました。

 店内見学では、疑問に思ったことを従業員の方に尋ねると、手を止めて丁寧に教えてくださいました。商品の陳列にも、買い物客の目線に立った様々な工夫が詰まっていることを学びました。「新商品や旬の食材が、分かりやすく置かれている」「笑顔で心を込めてお客さんに対応している」など、見学メモには店内で学んだことがたくさん書かれていました。

 バッグヤード見学も子どもたちの心に残ったようです。ここは普段入れない特別な場所。−22℃の冷凍室で魚介類などの鮮度を保つことや、衛生面に十分注意を払ってお惣菜を作っていることなど、作業の様子も見せていただきながら説明を受けました。業務用の長い包丁や、商品をラッピングするオートパッカーなど、いずれも初めて目にするものばかりです。スーパーの裏側のお仕事を、じっくりと見学することができました。

 見学を通して、スーパーマーケットには様々な工夫があり、お店の人の思いが込められていることを知りました。身近な社会に目を向け、見聞を広げる充実した学びとなりました。

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自然教室(3・4年生)

2025年10月20日 (月)

 先週、3・4年生が埼玉県秩父郡を訪れて2泊3日の自然教室を行ってきました。

 “ジオパーク秩父”であるこのエリアには、日本列島の歴史を辿ることのできる重要な自然が多く残されています。その代表的なものが長瀞の岩畳です。子どもたちは、出発前から楽しみにしていたライン下りを満喫し、川岸にある岩畳を歩きました。約600mも続くこちらの岩は、大昔に隆起した結晶片岩。それが荒川に侵食されることにより、畳を敷き詰めたような形になったのだそうです。数億年という長い年月をかけて作り出された場所に立ち、地球の歴史と雄大な自然の力を感じている子どもたちでした。

 2日目は雨天のため一部行程を変更して、博物館を訪れました。自然博物館(3年生)、川の博物館(4年生)では、埼玉の自然について広く、深く学ぶことができ、有意義な時間となりました。また、宿舎での生活にも楽しいことがたくさんありました。部屋で友だちと過ごしたこと、一緒にご飯を食べたりお風呂に入ったりしたこと、みんなでレクリエーションをしたこと。楽しくてはしゃぎたくなる気持ちを抑えながら、学校で話し合って決めた「約束・目標」を思い出してお互いに声をかけ合って過ごしていました。

 家族の下を離れ、友だちと共に過ごした3日間。出発前は不安の方が大きかった子も、友だちとの生活の中で緊張がほどけてきて、楽しく過ごすことができたようです。仲を深めた友だち同士、普段の学校生活はもちろんのこと、運動会などの学校行事でさらにチームワークを高めていってほしいと思います。

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西の空にくじらぐも

2025年10月18日 (土)

 今日の夕焼けです。日没後、小学校から町田市側を望むと幻想的な空が広がっていました。刻一刻と色を変える空を、雲が形を変えながら南方面に進んでいきます。雲は次第に、大きな魚のような、くじらのような姿になりました。

 ふと、1年生が国語で勉強している物語文「くじらぐも」が思い浮かびました。校庭で体操をしている1年生を見て、空の上で一緒に体操を始めるくじらぐも。学校が大好きなくじらぐもが子どもたちを乗せて、大空を飛び回るというワクワクする楽しいお話です。

 小学生はお休みなのかな。また今度、昼間に学校の近くを通ってみようかな。・・そんなことを思っていたのかもしれません。来週になったら、1年生の子どもたちに写真を見せてあげようと思います。「今日は来るかなあ」「桐光小はこっちだよー!」と、みんなで空を見上げてくじらぐもを探すのも楽しそうですね。

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スポーツの秋

2025年10月16日 (木)

 先日、音楽室から「真っ赤な秋」の歌が聴こえてきました。つたの葉っぱや烏瓜、とんぼの背中など、歌詞の中に"真っ赤なもの"が並びます。日本の美しい秋が感じられる素敵な曲です。

 「真っ赤な秋」にも登場する秋らしい自然は、小学校でも見ることができます。せせらぎの橋のところにある紅葉と、一輪車広場から見える烏瓜の実です。真っ赤な烏瓜は、枯れ始めた草木の中でひと際目立ち、可愛らしく並んでいました。

 残暑が和らぎ、運動するのにも心地よい季節です。今日は、1年生がリズム体操の練習をしていました。一人ひとりの動きも、みんなで作るウエーブも、手を繋いで円を作る動きも、後期に入ってからぐんぐん覚えていきました。

 今日の練習で全体の8割ぐらいまで到達した子どもたち。運動会までの日々は、演技の最後に待つ"大技"に挑戦です。上級生やお家の方々の前で披露する日まで、もうひと頑張りです。

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バトンをつないで・・

2025年10月10日 (金)

 連日、中休みの体育館では選抜リレーの練習が行われています。集まったのは各学級代表2名の子どもたち。運動会のフィナーレを飾る選抜リレーで、みんなの声援を受けて走ります。

  選抜リレーは、白・青(1組)、赤・黄(2組)とハチマキの色で4チームに分かれて行います。1年女子→1年男子→2年女子‥とバトンを渡していき、アンカーに控える6年生男子へとつないでいきます。リレーでは、バトンを渡す側・受け取る側の両方がスピードを維持しつつ、正確なタイミングで受け渡すことが大切です。練習するごとに互いの息が合い、少しずつ受け渡しの感覚が身についていくことでしょう。

  メンバーには、昨年の選抜リレーを経験した児童もいます。下級生、特に初めての舞台となる1年生にとっては頼りになる存在です。チームワークよく、各自が全力を出し切ることができるよう、子どもたちを応援していきたいと思います!

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一緒に遊ぼう(3年生と1年生)

2025年10月 9日 (木)

 3年生が図工の授業で作った「釘打ちゲーム」で、1年生と交流する時間がありました。2つの学年の子どもたちのほほえましいひと時の様子を、お伝えいたします。

 釘打ちゲームは、木材に釘を打ち、ビー玉をはじいて高得点を目指すゲームです。自分たちのゲームを他の人にも楽しんでもらおうと、火曜日に1年生の教室を訪れました。兄弟学年の子に遊び方やルールの説明をして、さっそく遊び始めました。「すごい。上手だね!」「こうやると、もっとビー玉が転がるよ」と、共に喜び、優しくアドバイスを送る3年生の姿。「これなぁに? 何点か分からないぐらいすごい数字!」と、0が何個も並ぶ高得点に目をまるくする1年生の姿。短い時間ではありましたが、とても和やかな雰囲気に包まれていました。

 1年生にとって3年生は、いろいろなことができるお兄さん・お姉さんです。3年生が帰って行った後には、「ぼくたちも、3年生になったら作るのかな」と、すでに2年後を楽しみにしている子もいました。きっとそのときには頼もしい上級生になっていて、小さな1年生に優しく遊んであげていることでしょう。楽しい異学年交流の場を、今後も大切にしていきたいと思います。

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稲刈り体験(5年生 総合)

2025年10月 7日 (火)

 田植えをしてから約4ヵ月間が経ち、収穫の季節を迎えました。5年生が手植えした苗は大きく育ち、黄金色に輝く稲穂が重たげに垂れていました。

 今回もJAセレサ川﨑の協力を得て、月曜日に稲刈り体験を行ってきました。さっそく取りかかったのは、稲の根元を鎌で刈り取る作業です。はじめはなかなかうまくいきませんでしたが、JAのスタッフからのアドバイスを得ながら、子どもたちは次第にコツをつかんでいきました。「だんだん楽しくなってきたよ」「はやく出来るようになった!」と、夢中になって手を動かす姿が見られました。

 刈り取りが終わり、今度は稲を束ねて結んでいきました。稲を乾燥させるための大切な工程ですが、こちらもなかなか根気の要る作業です。緩まないように紐で結ぶのが難しく、スタッフの方によるチェックを受けました。合格をもらった子どもたちの嬉しそうな表情が印象的でした。

 秋が深まる頃、お米が学校に届くことになっています。子どもたちががんばった「稲架(はさ)掛け」という昔ながらの方法で乾かすと、より美味しいお米になると言われています。味わう日が楽しみですね! 現代では大きな機械を使うことが多い中、敢えて手作業で行った稲作体験。子ども一人ひとりにどのような気づきや発見があったでしょうか。「食」と「農」への関心や理解を深めるきっかけの一つになれば、と思います。

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リース作り(1年生 総合)

 夏に色とりどりな花を楽しませてくれた朝顔が、秋にも子どもたちを楽しませています。先日、1年生が朝顔のつるを使ってリース作りをしました。支柱や、お隣の朝顔に巻き付いていたつるを丁寧にほどくところから作業開始。それができたら、今度は二人一組になってリースの形を作っていきました。一つひとつ、形も大きさも異なる個性的な朝顔リースの完成です。1年生は今度秋の散歩に行って、“秋探し”をしてくる予定です。その際に見つけたどんぐりや落ち葉などをリースに添えたら、さらに秋らしい作品になりそうですね。

 リースが完成した後、「楽しかった! 明日も、次の日も、その次の日も、リース作りがいい!」と、にっこりして話す子がいました。子どもたちのこのような言葉や笑顔は本当に素敵ですし、私たちも元気を受けとります。

 また、「見て、新入生がいるよ!」という声も聞こえてきました。振り向くと、子どもの指先にあるのは小さな芽。落ちた朝顔の種が、自然と発芽したようです。その子は毎日熱心に観察をしていましたから、きっと朝顔にも気持ちが伝わっていたのでしょう。鉢を片付ける際に名残惜しそうだったので、その鉢は教室において観察しようということになりました。“秋蒔き”の朝顔がどのような成長を見せるのか注目です。

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