ちいさな秋みいつけた!(1年生 総合)
2025年9月 8日 (月)
二十四節気では、7日(日)~秋分の前日22日(月)までを「白露」といいます。残暑が遠ざかって朝露が降り始める頃を意味し、一段と秋が近づいてくるとされる時期です。
「ちいさな秋を見つけてこよう!」と、1年生がタブレットを片手に農園へ秋探しに出かけました。まだ青々と草が生い茂る中、3年生が耕した大根の畑があり、農園の中央にある柿の木からは何個か実が落ちているなど、季節の移ろいをいくつか見つけることができました。
そのうちに、ある子が一匹のコオロギを見つけました。「どこ、どこ?」「ぼくも見てみたい!」と、10人以上の子どもたちが集まってきました。これからの時期、マツムシやキリギリス、ウマオイなど、いろいろな秋の虫が姿を見せることでしょう。もう少し涼しくなったら、今度は耳を澄ませて秋の虫たちの合唱を聴きにいくのもいいなと思っています。
あまりの暑さに(予報によれば、今年最後の猛暑日になるそうです)、今日の農園散策は10分程度で終了です。教室に戻ってきてからは、各自が撮った写真をグループごとに見て振り返り、それらを絵に描いていきました。柿、コオロギ、トンボなど、まだ種類は少ないものの、子どもたちは日ごとに訪れつつある「ちいさな秋」をたしかに感じ取っていたようです。