桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

一緒に遊ぼう(3年生と1年生)

2025年10月 9日 (木)

 3年生が図工の授業で作った「釘打ちゲーム」で、1年生と交流する時間がありました。2つの学年の子どもたちのほほえましいひと時の様子を、お伝えいたします。

 釘打ちゲームは、木材に釘を打ち、ビー玉をはじいて高得点を目指すゲームです。自分たちのゲームを他の人にも楽しんでもらおうと、火曜日に1年生の教室を訪れました。兄弟学年の子に遊び方やルールの説明をして、さっそく遊び始めました。「すごい。上手だね!」「こうやると、もっとビー玉が転がるよ」と、共に喜び、優しくアドバイスを送る3年生の姿。「これなぁに? 何点か分からないぐらいすごい数字!」と、0が何個も並ぶ高得点に目をまるくする1年生の姿。短い時間ではありましたが、とても和やかな雰囲気に包まれていました。

 1年生にとって3年生は、いろいろなことができるお兄さん・お姉さんです。3年生が帰って行った後には、「ぼくたちも、3年生になったら作るのかな」と、すでに2年後を楽しみにしている子もいました。きっとそのときには頼もしい上級生になっていて、小さな1年生に優しく遊んであげていることでしょう。楽しい異学年交流の場を、今後も大切にしていきたいと思います。

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稲刈り体験(5年生 総合)

2025年10月 7日 (火)

 田植えをしてから約4ヵ月間が経ち、収穫の季節を迎えました。5年生が手植えした苗は大きく育ち、黄金色に輝く稲穂が重たげに垂れていました。

 今回もJAセレサ川﨑の協力を得て、月曜日に稲刈り体験を行ってきました。さっそく取りかかったのは、稲の根元を鎌で刈り取る作業です。はじめはなかなかうまくいきませんでしたが、JAのスタッフからのアドバイスを得ながら、子どもたちは次第にコツをつかんでいきました。「だんだん楽しくなってきたよ」「はやく出来るようになった!」と、夢中になって手を動かす姿が見られました。

 刈り取りが終わり、今度は稲を束ねて結んでいきました。稲を乾燥させるための大切な工程ですが、こちらもなかなか根気の要る作業です。緩まないように紐で結ぶのが難しく、スタッフの方によるチェックを受けました。合格をもらった子どもたちの嬉しそうな表情が印象的でした。

 秋が深まる頃、お米が学校に届くことになっています。子どもたちががんばった「稲架(はさ)掛け」という昔ながらの方法で乾かすと、より美味しいお米になると言われています。味わう日が楽しみですね! 現代では大きな機械を使うことが多い中、敢えて手作業で行った稲作体験。子ども一人ひとりにどのような気づきや発見があったでしょうか。「食」と「農」への関心や理解を深めるきっかけの一つになれば、と思います。

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リース作り(1年生 総合)

 夏に色とりどりな花を楽しませてくれた朝顔が、秋にも子どもたちを楽しませています。先日、1年生が朝顔のつるを使ってリース作りをしました。支柱や、お隣の朝顔に巻き付いていたつるを丁寧にほどくところから作業開始。それができたら、今度は二人一組になってリースの形を作っていきました。一つひとつ、形も大きさも異なる個性的な朝顔リースの完成です。1年生は今度秋の散歩に行って、“秋探し”をしてくる予定です。その際に見つけたどんぐりや落ち葉などをリースに添えたら、さらに秋らしい作品になりそうですね。

 リースが完成した後、「楽しかった! 明日も、次の日も、その次の日も、リース作りがいい!」と、にっこりして話す子がいました。子どもたちのこのような言葉や笑顔は本当に素敵ですし、私たちも元気を受けとります。

 また、「見て、新入生がいるよ!」という声も聞こえてきました。振り向くと、子どもの指先にあるのは小さな芽。落ちた朝顔の種が、自然と発芽したようです。その子は毎日熱心に観察をしていましたから、きっと朝顔にも気持ちが伝わっていたのでしょう。鉢を片付ける際に名残惜しそうだったので、その鉢は教室において観察しようということになりました。“秋蒔き”の朝顔がどのような成長を見せるのか注目です。

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親子で楽しく(土曜日の活動)

2025年10月 6日 (月)

 4日(土)は、土用講習、制作・ふれあい活動、合唱部の練習がありました。今日は、制作・ふれあい活動の活動の様子をお伝えいたします。

 制作・ふれあい活動は、1~3年生の希望者を募って行われています。先日の制作活動は、「バッグにかいちゃった」。無地のバッグに各自が思い思いのデザインをしたり彩色をしたりして、世界に一つだけのバッグを作る活動です。好きなイラストを描いたり、型紙を使ってハートや星などをデザインしたりして、その子らしいバッグに仕上がっていきました。一緒に来校したお父さん・お母さんと絵柄を相談しながら、みんな楽しそうに制作していました。

 家庭科室では、ふれあい活動できりたんぽ作りをしていました。棒にさしたご飯をフライパンで転がしながら、全体的に焼き目をつけて、お味噌で味付けをしていきました。完成したきりたんぽを親子で味わい、みんな笑顔に満ちた時間を過ごしていました。すべては食べきれないから、とお土産に持ち帰る子も。お家でも、きっと楽しいお話を聞きながら美味しく味わったことでしょう。 

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運動会に向けて

2025年10月 4日 (土)

 小学校では、11月の運動会に向けた練習が進められています。リズム体操(1~3年生)とダンス(4~6年生)の練習がある日は、体育館から軽快な音楽が聴こえてきます。

 先日は、1年生がリズム体操を練習していました。手を伸ばしたり、ジャンプをしたりして、楽しく体を動かしています。隊形移動も、素早くきれいにできるようになってきました。練習を重ねるごとに動きが体に染み込んできて、さらに楽しさが感じられるようになることでしょう。大きなメイングラウンドで、2・3年生と一緒に動きを合わせる日も楽しみです。

 今年のダンスは「Carrying Happiness」(Mrs.GREEN APPLE)に合わせて披露します。体育館で練習していたのは4年生。アップテンポな振り付けをぐんぐん吸収していきます。休憩時間にも、友だち同士で集まって体を動かす姿が見られました。難しい動きをもう一度確認するなど、自主的に練習する子どもたちです。楽しい! 上手になりたい! もっとやってみたい! そんな思いが伝わる充実した時間でした。

 「上級生すごい。踊ってみたい!」と憧れの目でダンスを見つめる1~3年生と、「懐かしい!たくさん練習したよね。」と、思わず体が動き出す4~6年生の姿。毎年の運動会ではそのような微笑ましい姿が見られます。今年も運動会が近づいてきました。互いのよさを生かし合い、仲間と心を通わせて高め合える運動会になるよう、応援していきたいと思います。
  

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後期始業式

2025年10月 1日 (水)

 一雨ごとに秋らしさを増し、季節の移ろいが感じられます。今日は、後期の学校生活スタートの日。数日間の期末休みを経て、子どもたちが元気に登校してきました。

 前期の半年間、子どもたちは多くのことを学んできました。クラス替えをして新しい学級で迎えた新学期。新しいクラスメイトと協力し合って仲を深めたり、時にうまくいかずに悩んだりと、様々な出来事から経験を積み上げてきたことでしょう。

 つぼみが膨らんで美しい花を咲かせるように、後期は子どもたちが持つ可能性を広げて、個性豊かに力を発揮していく時期です。仲間と培ってきたチームワークが運動会へ、学習への取り組みが作品展や発表会へと繋がっていくことでしょう。

 子ども自身が目標を持ち、成長を実感しながら歩んでいけるように応援していきたいと思います。

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前期が終わりました。

2025年9月26日 (金)

 数日ぶりに気温が30℃を超えました。それでも休み時間になると、帽子を被って外へ駆け出す元気な子どもたちです。

 今日は、前期の授業最終日でした。ひかりホールで終業式が行われた後、各教室で一人ひとりに通知表が手渡されました。通知表「のびる子」には、半年間の学校生活の記録として、各教科学習の取り組み・成果についての評定や、担任からのメッセージ(所見)などが記載されています。親子で「のびる子」を読みながら、この半年間の成長を振り返る機会にしてもらえたらと思います。

 人の成長は、よく“階段”に例えられます。目に見える結果に表れなくても努力が蓄えられていき、ある瞬間、一気に次の階段にステップアップするイメージです。伸び盛りの小学生にも、同じことがいえるでしょう。うまくいかない時、停滞しているように感じる時にも、大事なものが経験値としてその子自身に蓄積されていて、いつか実を結ぶ瞬間がやってくるのです。

 私たち教員は、子どもたちにとって日々の伴走者。一人ひとり異なる成長の階段を、長い目でじっくりと待ちながら、温かく見守り支援する存在でありたいと思っています。

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輝緑祭

2025年9月23日 (火)

 第42回輝緑祭が開かれ、学園がたくさんの方々で賑わう一日となりました。

 中学1~3年生の各教室では、「日本の祭り」「平和学習」など、各学年のテーマに沿って工夫を凝らした展示がありました。焼き物などの作品や共同学習で調べ上げたパネル、鳥居や寺社といった大掛かりな飾りなど、いずれも力作揃い。私たち教員が作品を鑑賞しながら歩いていると、やはり桐光小出身の生徒名が目に入ってきます。それらの作品に出会うたびに、懐かしさと嬉しさがこみ上げてくるのでした。

 写真部や物理化学部などの展示・発表や、吹奏楽部やダンス部による華やかなステージなど、多くの団体の参加が輝緑祭をさらに盛り立てます。小学校の体育館を会場に演劇部の公演も行われ、こちらにも多くの方が訪れました。

 今日一日、桐光小の子どもたちの姿をいろいろな教室や会場で見かけました。高2の模擬店で買った食べ物を美味しそうにほおばる子、高1の縁日で遊んだ射的のことを嬉しそうに報告してくる子。大きなお兄さん・お姉さんたちが活躍する姿を目に焼きつけながら、思い思いに楽しんでいたようです。

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秋の気配

2025年9月22日 (月)

 道端で彼岸花を目にする季節、ここにきてようやく空気に秋の気配が漂うようになりました。子どもたちも、幾分過ごしやすそうに生活しています。このまま“暑さ寒さも彼岸まで”となるでしょうか。

 6月に5年生が田植えを行った黒川の水田では、稲が黄金色に輝き、実りの秋を迎えています。隣に自生しているのはニラの花でしょうか。季節の移ろいを教えてくれる植物たちです。10月に入るとすぐに5年生は再び黒川水田へ足を運び、稲刈りと穂架(はさ)掛け体験を行ってくる予定です。体験を通して収穫の喜びを感じるとともに、自然の恵みに感謝する機会になればと思います。

 さて明日は秋分の日。桐光学園では、中学・高等学校の文化祭である「輝緑祭」が開かれます。一般の方々も多く訪れ、賑わいを見せる一日になりそうです。明日を楽しみにしている桐光小の子どもたちも多いことでしょう。先週のある日、小学校の廊下で輝緑祭のポスターを貼る高校生がいました。ふと見ると、小学校の卒業生で現在高校2年生の生徒でした。「こんにちは、久しぶりだね!」と、懐かしい再会を嬉しく思うと同時に、すっかり頼もしく成長した姿に驚かされました。

 教室展示や模擬店、部活動の発表など、見どころ満載の輝緑祭。小学校の教員にとって、小学校卒業生との嬉しい再会も楽しみの一つです。パンフレットを開くと実行委員の紹介欄があり、何人かの卒業生の名前が書かれています。それを見て、彼らが小学生だった頃の姿を懐かしく思い浮かべるのでした。明日は大成功を収められるよう、応援していたいと思います。また、桐光小の児童も輝緑祭の雰囲気を思い切り楽しんできてほしいです。

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かたちあそび(1年生 算数)

2025年9月20日 (土)

 1年生算数の単元「かたちあそび」では、身のまわりにある形を見てその特徴をとらえたり、仲間分けをしたりしながら、楽しく学習をしています。

 火曜日の授業では、班ごとに「街づくり」をしました。材料は、事前に子どもたちがお家から持ってきた空き箱です。大きい箱に、小さい箱。コロコロと転がっていく箱もあります。想像を膨らませながら相談し合い、箱を重ねたり並べたりして6つの「街」が完成しました。

 ある班では、ラップの空き箱を電車に見立てて、線路のある街をつくりました。またある班の子どもたちは筒の形を転がしながら、「楽しい公園のある街だよ」と教えてくれました。子どもたちの柔軟な発想力から生み出される世界は、魅力的なものばかりです。

 街をつくるという活動をしながら、箱のどこに注目して、どのような仲間に分けられるのかを学んでいきます。転がる箱、下に置くと安定する箱、サイコロみたいに真四角な箱・・。子どもたちが触ったり重ねたりして感じた特徴は、次第に言葉で表現されていき、立体図形の学習の基礎を築いていきます。

 友だちと相談し合って進める学習は、子どもたちにとって大切な学びの場です。他者との関わりの中では、自分の思い通りに進まないことも、時には意見同士がぶつかり合ってしまうこともあります。知識量だけでは測れない主体的で深い学びも、他者との関わり・学び合いの中から生まれるのでしょう。協働的な学びの場を大切にしながら、楽しく、深く学んでいく子どもたちを育んでいきたいと思います。

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