桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

三兄弟で遊んだよ!

2025年2月 6日 (木)

 兄弟学年が集まって楽しく交流しました。今回は季節遊びということで、少し時期が過ぎましたが「すごろく」と「カルタ」をして遊びました。

 1・3・5年生も、2・4・6年生も、それぞれ和やかな雰囲気で過ごしていました。カルタ遊びで思うように絵札を手に入れられずにしょんぼりする子に、さりげなくアシストしていた上級生。大好きな上級生の膝の上にちょこんと座り、すごろく遊びを楽しんでいた低学年の子。どの教室でも、ほほえましい光景がたくさん見られました。すごろくは、この日のために集会委員会が考えて作ったものです。スリル満点の展開に、1~6年生が一緒に盛り上がっている様子でした。

 異なる年齢の子ども同士の活動を通して、上級生にとっても下級生にとっても、新しい発見や学びが多くあります。上級生に優しくしてもらった子は、自分が大きくなったときに同じことをしてあげたいと思うようになるのでしょう。これからも、優しさのリレーが引き継がれていく小学校でありたいです。

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発表会に向けて・・

2025年2月 5日 (水)

 連日、発表会に向けた練習が行われています。

 英語を発表するのは2年生。昨年度、国語の授業で読んだ物語を、今度は全文英語にして発表します。先生の発音を真似ながら、楽しい舞台を作り上げようとがんばっています。
 4年生は劇の練習に取り組んでいます。みんなで夏野菜を育てた経験・エピソードを題材に構成したお話で、こちらも楽しい舞台に仕上がりそうです。体育館には、子どもたちの元気な台詞の声が響いていました。
 卒業の日が近づいてきた6年生は、小学校最後の発表会に向けて練習にも一段と集中力が高まってきました。音楽の発表では、ロッシー二作曲・歌劇「ウィリアム=テル」序曲より、「スイス軍の行進」を練習しています。毎時間、前半に行われるパート練習では、友だち同士で音を聴き合いながら完成度を高めています。休み時間の音楽室にも、毎日自主的に練習する子の姿が見られるなど、意気込みが強く伝わってきます。誰もが耳にしたことのある軽快な旋律とリズムは、発表会を大いに盛り上げることでしょう!

 今年も発表会当日は、受付や校舎内誘導、舞台準備等で6年生有志によるお手伝いメンバーが活躍します。すでに、何人もの子どもたちがエントリーしてくれました。舞台上ではもちろんのこと、運営面においても活躍する頼もしい6年生。発表会の見どころの一つです!

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場を和ませるひと言。

2025年2月 4日 (火)

 春は、三段階に分けてやってくると言われます。光の春、音の春、気温の春です。冬至の頃と比べると、日の入りの時刻が40分近く遅くなりました。日中の日差しも少しずつ春めいてきたように感じられます。先日、立春を迎えたばかりの2月上旬、しばらく“光の春”を楽しみたいものです。

 小学校では、発表会に向けた練習が本格的に進められています。学年ごとの群読や英語、合奏や合唱などに、子どもたちも指導する先生たちも、毎日真剣に取り組んでいます。今月の1日(土)に中学校入学試験を終えた6年生も、今日から群読練習を始めました。群読の題材は、宮沢賢治作品の数々。オノマトペの楽しい響きや幻想的な世界観をどう表現するのか、仕上がりを楽しみにしていたいと思います。

 さて、本校では毎日、帰りの会を終えた4~6年生は学校で遊んでから下校することができます。最終下校時刻まで約30分間もあり、とても貴重な遊び時間です。子どもの遊びの中には、授業とはまた違った大切な学びが詰まっています。

 先日の放課後、子どもたちが手打ち野球をしていたときの出来事です。ある子がボールを打ち返して一塁に走って向かう際、勢い余ってヘッドスライディングのような格好になりました。そんな友だちの姿を見て、ある子がぽそり。「いまのスライディングで、試合が盛り上がったね!」 その一言に、場が和むのを感じました。転倒していた子も、それを聞いて立ち上がってニッコリ。守備についていた子どもたちも、ニッコリ。みんなが笑顔になる遊びの場には、このような気持ちのよい言葉かけや、温かい受け止め方の出来る子がいるのでしょう。笑顔を絶やさずに野球を楽しむ子どもたちを見て、そんなことを思うのでした。

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研究発表会(6年生)

2025年2月 1日 (土)

 6日間に分けて行われた研究発表会が、先週終わりました。研究発表は、6年生一人ひとりが興味を持ったことをテーマにして、約半年間かけて研究を行う活動です。6年間の学習の総まとめの場ともいえるでしょう。子どもたちはひかりホールのステージに立ち、作ったスライドを大きなスクリーンに映して発表を行いました。

 動物の生態や人間との共存、経済の仕組み、歴史、人体の仕組みなど、研究テーマは様々です。本を読んで調べたり、実験の結果をまとめたりして、分かったことを聴き手に伝えようと工夫を凝らしていました。夏休みを利用して遠方の博物館を訪れ、そこで見聞きしたことをまとめ上げた子もいました。どの子の発表も努力が感じられる仕上がりで、お家の方やクラスの友だちの前に堂々と発表することができました。

 研究を通してさらに詳しく知りたいと思った子、友だちの発表を聴いて関心が広がった子がいたことでしょう。好奇心・探求心をきっかけに子どもは新しい知識を吸収し、学びはぐんぐん深まっていくものです。今年も、学ぶことの楽しさが伝わってくる充実した研究発表会になりました。

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節分豆

 1月下旬、1年生の教室で豆まきが行われました。折り紙で作った “鬼” に、一人ひとりが克服したいことを書いていきました。

「なきむしおにさん、バイバイね」
「なまけおにさん、ごめんなさい。さようなら」

 そんな鬼たちに、「福は~内! 鬼は~外!」と力強い声で豆まきをした子どもたち。いろんな鬼が、びっくりして外へ逃げて行ったことでしょう。

 また、昨日の昼食時には節分豆が配られました。豆まきには、季節の変わり目に起こりやすい病気などの災難を、鬼に見立てて追い払うという意味もあります。明日は節分。季節は冬から春へと移っていきます。子どもたちには、元気にこの時期を過ごして、学年末の学校生活を充実した日々にしてほしいと思います。

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ダンス・ダンス・ダンス

2025年1月23日 (木)

 先週と今週の2日間に分けて、ひかりホールで「ダンス・ダンス・ダンス」が開催されました。これは、2年生以上の児童が有志で参加できるダンスイベントです。今年は28組のエントリーがあり、それぞれのダンスを披露しました。

 ソロでダンスを披露する子も、仲間と一緒にチームを作ってステージに上がる子もいます。両日とも、エントリーした友だちを応援しようと、多くの子どもたちがひかりホールに集まってきました。お気に入りの音楽に合わせて、それぞれに練習してきたダンスを披露した子どもたち。「ダンスが好き」という気持ちが真っすぐに伝わってきて、観客席の私たちも楽しいひと時を過ごすことができました。

 小学校生活で学ぶことは多くありますが、“好きなこと” や “自分が夢中になれるもの” と出会うことも、その一つだと考えています。このイベントを通して特に印象に残ったのは、「温かく応援する仲間たち」の存在です。ダンスを伸びやかに楽しむ子どもたちがいて、手拍子しながらそれらのステージを楽しむ子どもたちがいます。いろいろな学年の子たちから拍手をもらって、「やってよかった」と心が満足感に包まれた子がいたことでしょう。また、「来年はチャレンジしたいな」と思いながら応援していた子もいたのではないでしょうか。

 小さなダンスイベントですが、子どもたちの “好き” を自由に表現する場、学年を越えた楽しく温かな交流の場の一つとして、これからも続けていきたいと思います。

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音楽集会

2025年1月18日 (土)

 今週の水曜日に音楽集会がありました。1~6年生の各クラスによる合唱の他、音楽クラブや合唱部による発表があり、全校児童で音楽を鑑賞し合いました。

 「にじ」という曲を、手話を交えて披露した1年生。「にじが にじが そらにかかって♪」という歌詞のところで、鑑賞していた子たちも一緒になって手をあげて、大きな虹を描く仕草をしました。以前歌ったことを、なつかしく思い出したのでしょう。音楽が心をつなげることを実感する温かい光景でした。

 4年生以上になると、指揮やピアノ伴奏も児童が務めます。全員の声をそろえたり、リズムを合わせたりと、練習を通して仲間の心が一つになっていくのが合唱のよいところです。音楽集会が終わると、「指揮もピアノもやれる上級生、すごいな」「兄弟学年のパートナーの子が歌っていたよ」などと、低学年の子どもたちが目を輝かせながら話していました。

 インフルエンザの流行により、12月から1月に延期された音楽集会。子どもたちのモチベーションを少し気にかけていましたが、そのような心配は不要でした。たくさんの歌声や楽器の音色を楽しむことができました。きっと、他のクラスや学年の発表に刺激を受けた子も多いことでしょう。これからも、いろいろな音楽に親しんでほしいなと思います。

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作品展

2025年1月12日 (日)

 作品展が行われました。在校生以外にも、4月から入学を予定している児童とご家族、本校の教育活動に感心を持たれている方々にも多く足を運んでいただき、にぎやかな作品展を開催することができました。先ず、深く御礼申し上げます。

 「こっちだよー!」と、自分の作品がある場所に家族を案内している子。「とても丁寧に作ったね」と声をかけられて、にっこり笑顔を浮かべる子。そんな親子のやり取りが多く見られて、とても嬉しく思いました。また、たくさんの児童の作品を見ながら、温かい感想の言葉を口にされている方も多くいらっしゃいました。来週、子どもたちに伝えたいと思います。

 今年の作品展は、作品の周りの飾りつけも児童が手がけました。5・6年生の実行委員が掲げたテーマは「自然」。そこから各学年がアイディアを出し合い、それぞれの「自然」を形にしていきました。2つの階段と家庭科室では、深海~海の世界を表現。2階の廊下では、川の世界、森や季節ごとの木々などが色鮮やかに出迎えていました。「くじらぐも」で表現された青い空の扉から体育館へ入ると、待ち受けていたのは天空の世界。子どもたちの作品を照らすかのように、たくさんの星が瞬いていました。海の底から天空の空へと続く自然の世界を、作品と共にお楽しみいただけたなら嬉しく思います。

 「自然」の一つとして富士山を制作した6年生の児童数名が、9時の開場と同時に足早に2階に向かう姿がありました。綿で作った雪が落ちてしまうのを心配し、お客さんが来る前に・・と思って補修しに来たのだそうです。子ども一人ひとりが深く思いを寄せて、この日の作品展を作り上げていたことが伝わってくる一場面でした。

 一年のよいスタートを切ることができました。作品展を皮切りに、日頃の学習や学校行事に子どもたちが主体的に関わっていける一年間にしていきたいと思います。

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いよいよ明日は・・

2025年1月10日 (金)

 昨日と今日に分けて、兄弟学年で作品展の鑑賞会を行いました。全学年の児童の作品が展示されている2階フロアと体育館を、三兄弟が一緒に歩いて行きました。

 星座が光る暗室、秋の散歩で見つけた木の実などを使ったピザ、図工の授業で取り組んだ作品の数々・・校舎内が、まるで展覧会の会場のようです。自分の作品を見つけて嬉しそうな表情の子や、お気に入りの作品のよいところを鑑賞カードに書き込んでいる子。一つひとつの作品に負けないくらいに、鑑賞する子どもたちの目も輝いていました。

 先日の記事でご紹介したように、今週は学年ごとに担当場所の飾り作りに励む日々でした。作品展を明日に控えた今日、午後から全校で飾りつけ作業開始です。校舎内は、見学会をしたときよりも一段と色鮮やかに、楽しい空間に様変わりしました。5時間目が終わり、2年生が下校しようと教室を出たときのこと。ちょうど3階から6年生が大きな模造紙を運んできて、教室の外にある棚に貼りつけるところでした。「きれいなお山! すごいのがやってきた!」と目を丸くしていた子どもたち。明日は、自分たちの作品と共に他学年の子たちが心を込めて作った飾りも楽しんでほしいなと思います。

 明日の作品展では、階段を上って2階~体育館へと歩いて行くと、今年の「テーマ」がお楽しみいただけるようになっています。桐光小の子どもたちらしい、楽しく元気いっぱいの作品展が迎えられそうです。クジラさんやお猿さんなど、かわいらしい生き物たちも多くの方にお会いできるのを楽しみにしています。校舎内で、ぜひ見つけてくださいね!

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星空を見上げて(4年生 理科)

2025年1月 8日 (水)

 4年生は理科の学習の一環として、生田緑地内にある「かわさき宙(そら)と緑の科学館」へ行きました。

 こちらの科学館のプラネタリウムには、非常に多くの星を映し出す世界に一台しかない投影機があります。まず始めに映し出されたのは太陽。正午の空の様子です。そこから徐々に時間を進めながら太陽の動き方を確認していきます。夕方になり次第に空が暗くなっていくと少しずつ星が見えてきます。そして「街の明かりが届かない山奥へ移動しましょう」の案内の声とともに天井はさらに暗くなり、満天の星空に。「きれい・・。」子どもたちのため息が聞こえてきます。オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン。それらをつなぐと冬の大三角になります。まわりの星と比べてひときわ明るい一等星の輝きを、子どもたちはうっとりと見つめていました。

 プラネタリウムのあとは、科学館屋上にある「アストロテラス」で、太陽の観察をさせていただきました。特殊なフィルターを通した望遠鏡が撮影したリアルタイムの太陽には、炎が舞い上がっているように見えるプロミネンスや、太陽表面の黒点などが観察できました。それらは太陽の大きさからするとほんの小さく見えるのに、それが地球一個分を越える大きさだと知り、宇宙の世界のスケールの大きさに驚く子どもたちでした。

 美しい星空を見上げながら、様々なお話を聞いた子どもたち。理科の授業で学習したことをさらに深めることができ、また、これまで以上に宇宙や星空に関心を持ったことでしょう。夜空を見上げたときには、今日の学習を思い出して星座を見つけてほしいなと思います。

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