秋の足音、少しずつ。
2025年9月 6日 (土)
台風15号の接近に伴い、先日は臨時休校となりました。幸いにも学校周辺では目立った被害等はありませんでしたが、住まいの地域によっては強い雨風で、不安な一日を過ごした子もいたのではないでしょうか。
台風が去ると、再び暑い日差しが戻ってきました。日中の気温もぐんぐん上がりました。とはいえ、朝夕は秋らしい風も吹いてきて季節の移ろいを感じます。今日の農園では、真っ赤な体の「ショウジョウトンボ」が飛んでいました。体が赤い毛に覆われた想像上の動物、猩々(しょうじょう)が由来の美しいトンボです。来週は1年生が農園で秋探しをします。その時にいくつか秋らしい発見があるといいですね。
せせらぎの脇へ行くと5年生のバケツ稲があり、ようやく穂が垂れてきました。ここにも、秋が一歩ずつ近づいてきているのを感じます。6月に黒川水田で植えた苗も順調に育ち、10月上旬に収穫する予定です。今年は、ニュース等でお米の値上がりについて度々話題に上がりました。稲を育てて収穫し、お米を手軽に美味しくいただくことの意味を考えさせられた年でもあります。稲作体験を通して、食のありがたさ、大切さを再認識する機会になればと思います。