桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

出会いの季節(3・5年生)

2021年5月15日 (土)

 11日(火)の記事で、5年生が1年生にお手紙を渡したときの様子を紹介いたしました。今回は、3・5年生の交流の様子です。
 5年生は、3年生の子どもたちにもお手紙を用意してくれていました。1組は木曜日、2組は金曜日に、待ち合わせ場所の体育館でご対面しました。「2年間、兄弟学年としてよろしくおねがいします。」学級委員の代表挨拶に続き、一人ひとりがそれぞれのパートナーに手紙を手渡しました。
 5年生はこの日のために、心を込めて手紙を準備していました。ある子は、3年生が読める漢字を調べながら文章を書いていました。また、パートナーの3年生がお休みだったために直接手紙を渡すことができず、残念がっている子がいました。「月曜日には会えるかなぁ」と、パートナーとの出会いを心待ちにしている様子です。
 3年生は、受け取った手紙を何度も何度も読み返していました。「私とパートナーの5年生、好きな食べ物が一緒だったよ!」と目を輝かせながら報告に来た女の子。「大事な手紙だからここに入れておこう!」と、おたよりケースにしまっている男の子。子どもたちにとって大切な宝物になったようです。
 ほんの短い時間での交流ではありましたが、兄弟学年の心は確実につながったことと思います。これから2年間、学校生活の中でよい関わり合いができることを期待しています。

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ローマ字入力(3年生 総合)

2021年5月13日 (木)

 3年生の総合の授業ではローマ字入力の練習をしています。タイピングはタブレットを活用した学習を進める上で必要なスキルの一つ。ローマ字表を手元に置いて確認しながら、まずは母音を使った組み合わせから練習を始めました。
 キーボードにA・Oと打つと「青」、U・Eで「上」になります。タイピングを日常生活であまり経験してこなかった児童ほど、日本語が画面に表示されるたびに新鮮な喜びを感じている様子でした。母音に慣れてきたら、今度は子音を含む言葉です。E・KIで「駅」、U・TAで「歌」・・少しずつ正確に、速く入力できるようになってきました。今週は総合の授業が二回ありましたが、拗音や促音を含む言葉(金魚、学校など)にも慣れてきて、短い文章が作れる子も増えてきました。次回からは、ホームポジションに意識させながら練習していく予定です。
 今年度から、3年生以上の児童がタブレットを用いて学習を進めています。授業では、全員の意見を教室のモニター画面上で表示して比較・交流することができたり、家庭学習では教員が提示した学習資料を開いて勉強に生かしたりと、協同的・自発的な学びを支えていくものとなるでしょう。子どもたちの学習の可能性を広げていけるよう、私たち教員はその活用の仕方について研修を重ねていきたいと思います。 

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一人ひとりの「春」(5年生国語)

2021年5月11日 (火)

 5年生の子どもたちは、国語の時間に「季節の言葉① 春の空」の学習をしました。
 清少納言の「枕草子」、春らしい季節感をもつ言葉やその言葉に関連した俳句を音読するなどして、日本の春を表す言葉の奥深さや歴史に親しみました。
 学習のまとめとして、「自分が感じる“春”」についてカードに表現する活動を行いました。自分が春を感じた場所や時を思い出しながら、そのときに見たものや感じたことを表現するものです。
 「春といえばやっぱり桜だ」という声が多かったのですが、同じ桜でも、どのように表現するかは子どもによって異なります。また、桜以外にもそれぞれが春を感じるものについて、自由な発想で表現していきました。「あたたかさ」や「さんぽ」、「たけのこ」、「出会いの季節」、「クラスがえ」、「新しい教室」などなど、自分のイメージする春を熱心且つ楽しそうに表す姿は、「枕草子」を執筆する清少納言といったところでしょうか。
 掲示板に並んだ子どもたちのカードを見ると、改めて春が伝わってきます。今後の「季節の言葉」の学習でも、こうしたそれぞれの季節らしいものや様子を表現することを、子どもたちに楽しんでもらいたいと思っています。

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兄弟学年の1年生との初対面(5年生)

 本校では、異学年交流として1・3・5年生、2・4・6年生でパートナーを作り、2年間同じメンバーで様々な活動を行っています。5年生は今年度、初めて3兄弟の最上級生という立場になりました。年上ということで、「自分たちが下級生を引っ張っていかないと。」という緊張感がある子も多くいるようです。
 ところがコロナ禍の状況下のため、4月の入学式・対面式では直接顔を合わせることができませんでした。休み時間も時間がずれているために、積極的な交流が持てずにいます。そこで、5年生はパートナーである1年生に自己紹介カードを書いて渡す計画を立てました。「ひらがなじゃないと読めないよね。」「何色が好きかな。」など口にしながら、どの子も小さな1年生の姿を思い浮かべて心を込めて書いていました。
 カードを渡す日が来ました。学級委員の言葉に続き、自分のパートナーに一人ひとりがカードを手渡しました。短い時間でしたが、直接自分の書いたカードを渡せたことがうれしかったようです。1年生が帰った後、「かわいかったね~」「小さいなあ」といった声が聞こえてきました。下級生を前にすると、上級生の表情が自然とほころびます。そんな姿を見るたびに、私たち教員も幸せな気持ちになります。
 3兄弟のリーダーである5年生は、3年生に向けても計画していることがあるようです。少しずつではありますが、異学年同士で交流する機会を模索していきたいと思います。

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土曜日の小学校~土曜講習スタート~

2021年5月 8日 (土)

 土曜日の朝、グラウンドから子どもたちの元気な声が聞こえてきます。Aグラウンドでドッジボールで遊ぶ子たち、一輪車広場で一輪車に乗る練習をしている子たち、Bグラウンドではサッカーを楽しむ子たちの姿がありました。サッカーをしているのは6年生。男女仲よく、楽しそうにボールを追いかけるほほえましい光景でした。
 8時20分になると、子どもたちはサッと遊びを終えて教室に向かいました。土曜講習の始まりです。土曜講習は4年生以上の児童が対象で、年間16回
土曜日の午前中に学校で勉強をします。4年生は体験学習を取り入れて学ぶ楽しさを感じさせながら、国語・算数の問題練習にも取り組んでいきます。5・6年生は、普段の授業で学んだことを生かしながら、問題練習を通して応用力を身につけていきます。今年度1回目の今日、子どもたちは各教科・活動に真剣なまなざしで取り組んでいました。
 昨年度は実施を見送ったため、土曜日に子どもたちが登校してくるのはずいぶんと久しぶりのことです。平日と変わらず感染症対策には十分注意を払いながら、充実した土曜講習を展開していきたいと思っています。土曜日の活動には「制作活動」と「ふれあい活動」もあります。1~3年生の希望者が対象で、土曜日に親子で楽しんでもらう活動です。昨年度に引き続き、こちらは今年度も実施を見送りました。コロナの状況が落ち着いて、土曜日の小学校で親子で工作をしたり、遊んだりする光景が見られる日を楽しみにしています。

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5月の連休

2021年5月 1日 (土)

 風薫る季節になりました。約一ヶ月間、それぞれの学年の子たちが新年度を元気いっぱいに駆け抜けました。
 
小学校生活に慣れて、少しずつ行動範囲も広がってきた1年生。お兄さん・お姉さんとしての頼もしい姿が見られるようになった2年生。2階から3階へと生活の場を移し、毎朝新鮮な気持ちで階段を上って教室に向かう3年生。今年度から始まるクラブ活動に胸を膨らませる4年生。「高学年」と呼ばれるようになり、兄弟学年の関わりにおいても活躍が期待される5年生。そして、最上級生として心も身体も伸び盛りの6年生は、小学校生活総まとめの1年間のスタートです。委員会活動などを通して、下級生を力強く引っ張っていってくれることでしょう。
 そんな1~6年生の一ヶ月間でした。今日からGWが始まり、数日間学校はお休みです。ひかえめな過ごし方になる子も多いと思いますが、家族の時間を大切にしながらそれぞれの連休を楽しんでほしいです。

 たれぞうくんも、校長先生のお家で数日間のお休みです。今月は、学校説明会で多くの方にお会いして、たくさんなでなでしてもらいました。今日の午前中、ひだまりのグラウンドでリラックスしたたれぞうくん。まどろみながらのブラッシングで、毛並みも良好です。「みなさん、よいGWをお過ごしくださいね」たれぞうより。

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学校説明会

2021年4月26日 (月)

 第1回 学校説明会が行われました。混雑を避けるため、今回の説明会は参加者の上限を各回80組とさせていただき、3回に分けて実施しました。多くの方に来ていただいたことを感謝申し上げます。  
 保護者と一緒に来校してくれた子どもたちもいました。栗平駅のバス乗り場で「学校に行くのが楽しみです!」と話していた子。学校のブログでたれぞうのことを知り、初対面を心待ちにしていた子。せせらぎでエビの様子を真剣に観察していた子。小学校を少しでも身近に感じ、雰囲気を感じ取ってくれたなら嬉しく思います。
 昨今の社会情勢で、学校に足を運んでいただける機会が限られています。小学校選びの材料の一つとして、オンライン個別相談学校紹介動画などもぜひご活用いただければと思います。また、こちらの「桐光小ニュース」では、日常の子どもたちの様子を発信しています。普段の小学校の雰囲気をのぞいてみてください。

※第1回オープンスクール(5/22)は、定員となりました。まだ申し込みをされていない方のための枠(14:00~15:00)を追加いたしました。
詳細はこちらをご覧ください。(4/26追記)

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草花をさがしに行こう(3年生 理科)

2021年4月24日 (土)

 ハルジオン、ナズナ、スズメノテッポウ、ホトケノザ・・。春に花を咲かせる植物の名前を、子どもたちがビンゴカードに書きこんでいます。「農園に咲いているのはどの花だろう?」子どもたちはワクワクした様子で教室を出発し、学校の脇にある農園に向かいました。
 3年生は、理科の単元「しょくぶつを育てよう」の学習を進めています。普段見過ごしてしまいそうな足元の草花にも、一つひとつに可愛らしい表情があり、名前があります。「シロツメクサは見当たらないなあ」「ペンペングサって呼んでいたけれど、これはハコベっていうんだね」「みんなー!あっちの斜面にアザミが咲いているよ!」あちらこちらから、子どもたちの声が聞こえてきます。カードに書きこんだ草花を発見するたびに嬉しそうに声を上げて、夢中になって探し回る子どもたちでした。
 3年生の両クラスの教室では、マリーゴールドとホウセンカを育てています。16日に種を植えたばかりですが、先にマリーゴールドが芽を出し、数日前からホウセンカの芽も顔を出し始めました。毎朝の教室では、子どもたちが「先生、芽がでました!」と嬉しそうに報告にきます。これらの新芽たちの生長もまた、子どもたちの教材になります。花を咲かせる日を楽しみにしながら、学びを深めていきたいと思います。

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ぶんぶんゴマ(5年生 図工)

2021年4月22日 (木)

 5年生図工の授業開きは、「ぶんぶんゴマ」でした。先生が、黒と白で彩色されたコマを回すと、コマは音を立てながら勢いよく回り出しました。「不思議!黄色や緑の色が見える」「回す前にはなかった色が現れたよ!」色の変化に驚き、子どもたちが歓声を上げました。
 さっそく今度は、自分たちのコマ作りを始めました。白いコマの台紙に、子どもたちが思い思いに色をつけていきます。「もしかしたら、黒の下に、他の色が塗ってあったから見えたのかな?」「赤と青で模様を付けたら紫になるかもしれない」「目が回るような模様にしてみたい」子どもたちの発想は次々と広がっていきます。色鮮やかなコマがたくさんできました。
 授業が終わってからも、子どもたちはそれらを大切にしているようです。雨の日の休み時間などに、コマを見せ合って色の変化を楽しむ姿が見られました。子どもたちは、これから始まる「色彩」の学習でさらに理解を深めていくことになるでしょう。創る楽しさを味わいながら、今年度の図工でも様々な活動に取り組んでほしいです。

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今日は元気かな?(3年生 うさぎ当番)

2021年4月17日 (土)

 今週の月曜日、うさぎの当番活動が始まりました。毎日、中休みになると3年生の子どもたちが「たれぞうはうす」に集まってきます。
 よごれたところをほうきで掃き、トイレの掃除、牧草や飲み水の補充などを済ませたら、次はたれぞうくんの健康観察。えさの残り具合や毛並み、持病のある目の状態など、観察カードのチェック項目を確認していきます。「あれ? 元気ないのかなあ」「ねむたいだけじゃない?」そんな会話が聞こえてきます。
 先日、当番の仕事を終えると、「おやつはあげちゃだめですか?」とたずねる子たちがいました。「お腹をこわしてしまわないように、少量ならいいですよ」そう答えると、その子たちは嬉しそうにグラウンド脇の花壇に駆けていき、カラスノエンドウを少しだけ摘んできてたれぞうくんに差し出しました。先程までは目を閉じていたたれぞうくん、大好物に気づいてピクっと顔を動かすと美味しそうに食べ始めるのでした。
 小動物の習性や性格を理解し、寄り添いながら愛情を注ぐ子どもたち。生き物の命を預かるという経験からも、優しい心が育まれていくのでしょう。

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