桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

避難訓練

2023年12月 4日 (月)

 避難訓練がありました。今回は、家庭科室からの出火という設定での訓練です。

 火災での避難では、出火場所によって避難経路が変わること、煙を吸いこまないように姿勢を低くすることなど、重要なことがあります。平時であれば取れる行動が、非常時にはできなくなることもあるため、「押さない・かけない・しゃべらない・戻らない」を守って、訓練することが大切なのです。

 各教室では訓練が行われることを事前に伝え、避難の際に心がけるべきことを子どもたちに考えてもらいました。「放送が聞こえたら、興奮しないで静かに指示を聞く」「火災では、ハンカチなどで口を覆う」など、子どもたちはこれまでの訓練を思い出してポイントを挙げていました。ある教室では、「家庭科室から出火ということは、2年生から先に避難してもらわなくちゃね。」という下級生思いの意見も。それぞれに意識を高く持って訓練に臨みました。

 各教室や、体育館・音楽室などの特別教室から出てきた子どもたちは、全員が安全に避難を完了しました。避難訓練は、私たち教員にとっても真剣な訓練の場。避難経路の安全・児童の人数確認など、教員間の連携も確認しました。忘れた頃にやってくる災害に備えて、訓練を大切にするとともに、日頃の備えも心がけたいと思います。

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水筆ペンで書こう(3年生 書写)

2023年12月 2日 (土)

 今週、3年生の硬筆の授業に見慣れない道具が登場しました。「今日は鉛筆を使いませんよ」と校長先生。いつもと違うスタイルに、どの子もワクワクしながら授業が始まりました。

 校長先生が持ってきてくれたのは、水筆ペンと専用ボード。「これは水筆ペン、水がしみ出してきて文字を書くことができます。このボードに書いて、しばらくすると・・」校長先生がボードに書いた文字は、説明をしている間に少しずつ薄くなっていきます。「そうか! 消さなくても、何回でも字が書けるんだね。」子どもたちは、水筆ペンに興味津々の様子です。

 一人ひとりに道具が手渡され、さっそく練習開始です。「日」「光」などの文字が白抜きになっているため、子どもたちはお手本を上からなぞるようにして筆を走らせます。最初は筆先のみを使って細い線を書いていた子も、筆圧を調整することで太く力強い線が書けるようになりました。硬筆では体感しにくい「とめ」や「はね」、また左右の「はらい」の感覚が、筆を使うことによって普段よりも意識できていたようです。

 書字指導では、字形とともに、文字を書く過程(=運筆)がとても大切です。日頃、鉛筆を使って文字を書くときにも、この日に学んだことが少しでも生かされるといいなと思います。本校では4年生から毛筆の授業が始まります。授業後、「筆を使って字を書くのが楽しみになってきた!」と今から期待を膨らませている子もいました。

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全校集会

2023年12月 1日 (金)

 木曜日の1時間目、全校集会が行われました。計画から当日までの準備、そして集会の進行は、「STAFF」のビブスを着た集会委員の5・6年生が務めました。

 今回の集会で行ったのは「自己紹介ビンゴ」。多くの学年の子と挨拶を交わし、お互いの名前を知ろうという企画です。知り合いや兄弟学年の子から、次第に他学年の子、そして勇気を出して初対面の子に声をかける子も増えていきました。ビンゴカードにたくさんの名前が埋まっていくのが嬉しい様子で、「先生、見て! こんなにいっぱい!」と、カードを持って駆け寄ってくる子もいました。

 教室に戻ってきてからも、名前の書かれたビンゴカードを眺めている子がいました。たくさんの出会いと笑顔に包まれた素敵な全校集会でした。

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秋の遠足(2・6年生)

2023年11月28日 (火)

 先週(1組)、今週(2組)の2回に分けて、2・6年生がこどもの国へ遠足に行ってきました。秋の深まる11月末、木々が赤や黄色に色づく広い園内で一緒に過ごし、思い出に残る一日を過ごしてきました。

 こどもの国では、兄弟学年のペアが交ざった6人グループで園内を歩き、スタンプラリーに挑戦しました。たんけんマップを片手に、なかよし広場やきょうりゅうの遊具など先生たちの待つ地点でスタンプをもらいながら進んでいきます。2年生の歩調に合わせて歩く6年生と、見上げるようにして会話を楽しむ2年生の姿が、ほほえましく感じられました。

 6年生は事前に学級会で話し合って、レクリエーションを用意していました。広場で一緒に鬼ごっこなどをして楽しんだ時間は、2年生はもちろん、6年生にとっても楽しい時間になりました。また、2年生は総合の学習の一環として、園内で秋探しもしました。この日は6年生も一緒なので、お兄さん・お姉さんもお手伝い。張り切って、袋がいっぱいになるほどのどんぐりを拾い集めた子たちもいました。

 異学年交流では多くの学びがあります。6年生から見ると、自分に出来て2年生に出来ないこともあることでしょう。そんなときに、的確に指示を出したり手伝ったりと、自然な形で相手に寄り添う行動が生まれます。一方、2年生にとって6年生は頼れる存在のお兄さん・お姉さんです。優しくしてもらった経験が、「いつか、そんな風にできるようになりたい」という憧れに変わります。このようにして、上級生から下級生へと優しさのリレーが受け継がれていくのでしょう。

 行き帰りのバスも、お弁当も、ずーっと一緒に過ごした2・6年生の子どもたち。これからも、兄弟学年としてよい関係を築いていくことを期待しています。

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子どもたちの歌声

2023年11月27日 (月)

 3階の廊下を歩いていると、4階の音楽室から伸びやかな歌声が聞こえてきます。今日、1年生と6年生の音楽の授業を見せてもらいました。
 子どもたちは現在、音楽集会に向けてクラスごとに合唱曲を練習しています。低学年では音楽の先生の指揮と伴奏に合わせて、子どもたちは元気な歌声を響かせます。高学年になると指揮やピアノ伴奏も子どもが務め、自分たちで音楽を作り上げます。12月の音楽集会での子どもたちの歌声を、楽しみにしていたいと思います。
 今日の授業では、1年生が「喜びの歌」の練習をしていました。子どもたちの中には、「フロイデ シェーネル ゲッテルフンケン・・」と、ドイツ語の歌詞を口にしている子もいます。高音の旋律も、とてもきれいに響いていました。こちらの曲は、音楽集会の日に全校児童で合唱することになっています。当日は、1~6年生が迫力のある美しい歌声を聴かせてくれることでしょう。
 

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6人で力を合わせて・・(バスケットボールクラブ)

 23日(木)、聖ヨゼフ学園小学校にて「神奈川県私立小学校バスケットボール交歓会」が行われ、県内から私立小学校8校、15チームの参加がありました。本校からは、バスケットボールクラブの児童6名(4年生2名、5年生4名)が交歓会に臨みました。

 普段は、学校の「クラブ活動」の授業で練習しています。このように他校と試合ができるのは、たいへん貴重な場です。6名という小規模なチームながら、練習してきたことを生かして元気いっぱいにプレーする子どもたち。試合を重ねるごとに上達していくのが感じられました。

 相手チームの実力に圧倒される試合もありました。「何人にもマークされた・・」「レベルが違うなぁ」と、表情に悔しさを浮かべる子も。それでも、オフィシャル(審判・得点・記録・タイムキーパーの仕事)をしながら、対戦相手の特徴を掴もうとしたり、次戦への対策を練ったりする姿も見られました。諦めない姿勢がかっこいいです!

 全員が6年生のチームを相手に8得点を挙げた試合では、子どもたちなりに手ごたえや自信をつかんだようでした。面倒見のよい5年生がチームを引っ張るバスケットボールクラブ。これからも仲を深めながら、大好きなバスケットボールを楽しんでほしいと思います。

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嬉しい優勝!(サッカークラブ)

 23日(水)、森村学園を会場に「第35回神奈川県私立小学校サッカー交流会」が行われました。本校のサッカークラブの児童が参加し、他校のチームと試合を行いました。

 4~6年生の子どもたちは予選リーグを勝ち抜き、決勝戦へ。緊張の高まる中、持ち前のチームワークを生かしてプレーしました。10分ハーフで行われる決勝戦では、両者譲らずPK選までもつれ込みました。ゴールキーパーの活躍もあり、PK戦で4-3で勝利。「優勝」を手にすることができました。

 気持ちを切らさず、仲間を信じてボールをつないだ子どもたち。普段の「クラブ活動」の授業で培ってきたチームワークも抜群でした。その結果として、嬉しい結果を手に入れることができたのでしょう。また、この日に行われた試合では、各チームの子どもたちの素晴らしいプレーに多く触れました。真剣に戦った相手の強さや巧さに、リスペクトの気持ちを持った子もいることでしょう。

 週明けの今日、さっそくクラブ活動の授業がありました。交流会の経験によって、モチベーションもチームワークも、一段と上がったように感じられました。サッカーを通して、異学年の子ども同士でさらに仲を深めていってほしいです。

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芸術鑑賞会

2023年11月25日 (土)

  木曜日に芸術鑑賞会が行われました。今年は、劇団KIZNA工房による舞台音楽「モーツァルティアーデ」を鑑賞しました。

 井上雅人さん(バリトン)の迫力のある歌声と、大谷研人さん(ピアノ)の奏でる華やかな音色が、子どもたちを音楽の世界に引き込んでいきます。この舞台のもう一人の登場人物は、200年以上前からタイムスリップしてきたモーツァルト。「ぼくの音楽をもっと聴かせて!」とリクエストすると、「トルコ行進曲」や歌劇「魔笛」など誰もが耳にしたことのある曲が演奏されました。特に「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」が流れてきたときには、軽快なリズムに合わせて手拍子する子たちもいました。

 モーツァルトが、舞台の中でこんなお話をしていました。「日本のみんなが歌っているこの曲はね、実はフランスのシャンソンが元なんだ。このボクがピアノ曲にして、それに世界中の言葉で歌詞がついたんだ!」 そう胸を張って紹介した曲は、「きらきら星変奏曲」。大谷さんによる演奏で、モーツァルト作曲版に加え、難易度の高いアレンジを加えたバージョンも鑑賞しました。「今日は特別だよ!」とモーツァルトがもう一つのサービスを。ピアニストの手元がスクリーンに映し出されると、子どもたちはスピード感のある動きに目を奪われながら、その音色を楽しんでいました。

 モーツァルトと一緒に音楽を楽しんだ芸術鑑賞会、あっという間に感じる楽しい一時間でした。名曲の数々に、クラシック音楽の魅力を感じた子、もっといろいろな音楽を聴いてみたいと思う子がいたことでしょう。毎朝、子どもたちが登校する時間帯、校舎内に音楽が流れています。今度、モーツァルト特集をしてみようと思います♬

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国会議事堂見学(6年生 社会)

2023年11月22日 (水)

 先日、6年生が社会科見学に行ってきました。訪れたのは昭和館と国会議事堂です。

 昭和館では、戦中や戦後の生活に関する多くの資料・展示に触れながら、昭和の暮らしについて学びました。防空壕体験や、手押しポンプやバケツを使った水汲み仕事の体験コーナーには、多くの子どもたちが集まっていました。これまで国語の教科書で、「ちいちゃんのかげおくり」「一つの花」「たずねびと」といった文学作品に触れる中で、子どもたちなりに「戦争」というものをイメージしてきました。この日、目の前で見て、体験することによって、子どもたちは当時の人々の暮らしを改めて想像していたのではないでしょうか。
 
 国会議事堂見学に先立ち、参議院別館で参議院特別体験プログラムに参加しました。今回は「食育基本法」についての審議です。委員会で意見を交わしながら審議を行い、法案が成立していく過程を体験することができました。
その後、実際の本会議場や国会議事堂内のさまざまな場所を歩きました。国会議事堂の重厚な雰囲気を感じながら、真剣な表情で見学をする子どもたちでした。

 この日の見学の中で、国会議員の方にお話を伺う機会もありました。政治に携わる中での
貴重なお話は、たいへん興味深いものばかりで、また質問にも丁寧に答えていただきました。政治というものに子どもたちなりに関心を持つとともに、多くを学んだ一日になったことでしょう。

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プラネタリウム見学(6年生 理科)

 6年生は、生田緑地にある「かわさき宙と緑の科学館」を訪れました。こちらには、たいへん素晴らしいプラネタリウムの施設があります。川崎市出身のプラネタリウムクリエイター大平貴之さんが開発した MEGASTAR-Ⅲ FUSIONが映し出す美しい星空を、解説を聞きながら学んできました。

 上映が始まり次第に館内が暗くなってきて、満天の星空が広がりました。「え・・こんなに??」普段見ている夜空に、実際にはこんなにも無数の星が広がっていることを知り、思わず歓声を上げる子どもたち。オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン。それらをつないだ冬の大三角‥。星空を眺めながら、子どもたちは知れば知るほど深い宇宙の世界をじっくりと学んでいました。

 今日はお天気に恵まれ、同施設内にあるアストロテラスの望遠鏡で太陽の黒点やプロミネンスを見せてもらうことができました。太陽は、地球を横に109個並べた大きさの天体です。表面で炎が舞い上がっているように見えるプロミネンスも、実は地球一個分を越える大きさだとを知り、子どもたちは宇宙の世界のスケールの大きさに驚くばかりです。知的好奇心をくすぐる有意義な学習となりました。

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