避難訓練
2023年12月 4日 (月)
避難訓練がありました。今回は、家庭科室からの出火という設定での訓練です。
火災での避難では、出火場所によって避難経路が変わること、煙を吸いこまないように姿勢を低くすることなど、重要なことがあります。平時であれば取れる行動が、非常時にはできなくなることもあるため、「押さない・かけない・しゃべらない・戻らない」を守って、訓練することが大切なのです。
各教室では訓練が行われることを事前に伝え、避難の際に心がけるべきことを子どもたちに考えてもらいました。「放送が聞こえたら、興奮しないで静かに指示を聞く」「火災では、ハンカチなどで口を覆う」など、子どもたちはこれまでの訓練を思い出してポイントを挙げていました。ある教室では、「家庭科室から出火ということは、2年生から先に避難してもらわなくちゃね。」という下級生思いの意見も。それぞれに意識を高く持って訓練に臨みました。
各教室や、体育館・音楽室などの特別教室から出てきた子どもたちは、全員が安全に避難を完了しました。避難訓練は、私たち教員にとっても真剣な訓練の場。避難経路の安全・児童の人数確認など、教員間の連携も確認しました。忘れた頃にやってくる災害に備えて、訓練を大切にするとともに、日頃の備えも心がけたいと思います。