桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

始業式

2024年4月 8日 (月)

 今日から令和6年度の授業のスタートです。先日入学式を終えたばかりの1年生も、新しい学年に進級した2~6年生も、元気に登校してきました。昇降口ではクラス替えの発表がありました。「1組になるの初めてだ」「今年も同じクラスになれたね!」子どもたちの弾むような声が聞こえてきます。

 教室の黒板には、2人の担任の先生からのメッセージが書いてありました。顔なじみの先生と “再会” した子も、「よろしくお願いします」と少し緊張気味にご挨拶する子もいました。今年度からクラス替えが毎年行われ、進級するごとにそれぞれ新しい出会いが待っています。子ども同士、先生と子どもの関わりの中から多くのことを学び、成長していってほしいです。

 1時間目には始業式が行われました。校長先生のお話の中に「やさしいは強い」という言葉がありました。学校生活の中では人との出会いの数だけ、様々な出来事があります。正しい判断に迷う場面もあることでしょう。そのようなときでもいつも大事にしたいのが、一人ひとりのやさしさです。

 3年生の国語の教材に「モチモチの木」(斎藤隆介 作)という物語があります。普段は弱虫な男の子「豆太」が、じさまの病気のときに勇気を持って真っ暗い夜道を走り医者様をよびにいくのですが、後に元気になったじさまが豆太にこう言います。「人間、やさしささえあれば、やらなきゃならねえことはきっとやるもんだ。」と。弱虫な豆太ですが、やさしい心が大切な人を助けたのです。

 今年度も、毎日様々な出来事が待っていることでしょう。子どもたちの心にある「やさしい心」を引き出しながら、ぬくもりのある教育活動を進めていきたいと思います。

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入学式

2024年4月 5日 (金)

 第29回入学式が行われました。真新しい制服を着た新入生たちを、保護者、教職員、そして在校生を代表して6年生が祝福しました。

 緊張した表情で登校してくる1年生の子どもたちを、6年生が笑顔でお出迎えしました。教室では一人ひとりにお名前を聞いて、その子の席まで連れて行ってあげたり、ロッカーに荷物を入れるお手伝いをしたりしました。入学式までの時間は
、本を読んであげたり声をかけたりして緊張をほぐそうとしている子の姿も。目線の高さに合わせて、精一杯のお出迎えをする6年生の子どもたちでした。

 入学式では、担任の先生に名前を呼ばれると「はい!」と元気なお返事をすることができました。お祝いの言葉も、背筋をピンと伸ばして最後まで聞くことができました。これから、新しいお友だちや先生とのワクワク・ドキドキの学校生活が始まります。今日、温かく歓迎してくれた6年生を始め、優しく頼もしい上級生たちにいろいろ教えてもらいながら、伸びやかに成長していってほしいなと思います。

 桐光学園小学校へのご入学おめでとうございます!

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明るい校舎で

2024年4月 1日 (月)

 4月に入りました。職員室では教員の席替えが行われ、令和6年度の学級・学年の教員が顔を合わせました。
 1年生では入学式に向けた準備を、2~6年生では新学期に向けた準備を進めています。本校では、各学級2人の担任が子どもたちの生活をサポートします。一学年4名の教員がチームとなって、子どもたちが伸びやかに成長していけるよう応援していきます。新・旧学年の引継ぎも、この時期の仕事の最重要事項の一つ。新しい友だち・新しい先生との学校生活を安心してスタートできるよう、子ども一人ひとりのよさや伸ばしたいところを教員同士で共有して、大切な《出会いの日》を迎えたいと思います。
 校舎内のLED化工事が終わりました。各教室に加え、春休み中には体育館、ひかりホール、図工室などの整備が済みました。一段と明るく感じられる校舎で、新学期に子どもたちが登校してくるのをお待ちしております!

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あたらしい出会いの季節

2024年3月30日 (土)

 今日は、うららかな春の陽気につつまれました。春がようやく主役になってにっこり微笑んでいるような、心地よいお天気です。
 学校周辺でも桜の花が咲き始めました。写真はサッカー場脇の桜の木です。昨年より約2週間遅い開花とのこと、4月の入学式頃は満開かもしれません。農園ではカラスノエンドウやオオイヌノフグリが花を咲かせ、テントウムシの姿も見られます。
 入学してくる子どもたち、新しい学年に進級する子どもたち。それぞれの希望に胸を膨らませている頃でしょう。新しい出会いの季節が、すぐそこまでやってきました!

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2025年 デジタルパンフレット

2024年3月26日 (火)

 小学校では、学年末の資料作成や教室等の清掃・整備など、令和5年度の業務のまとめの時期を迎えています。校舎内では、照明のLED化工事が行われています。各教室やトイレの照明はすでに整備を終え、春休み中は体育館やひかりホールで足場を組み、天井の照明を交換する作業を進めています。明るく、省エネ効果の高いLEDで、新年度も気持ちよく過ごせるようにしたいと思います。

 ここのところの気温の低さも影響して、桜の開花が遅れているそうです。今日も肌寒く、冷たい雨の一日でした。そんな日ですが、心がほころぶような菜の花畑の写真です。通学路に咲く菜の花を、先週のお天気のよい日に撮りました。うしろ脚にまん丸い「花粉だんご」をつけて、花から花へ・・ミツバチも、春のおとずれを喜んでいるようです。

 一つお知らせがあります。2025年 デジタルパンフレットが完成いたしました。こちらからご覧いただけます。(トップページにある青いバナーからもアクセスできるようにいたしました。)
 多くの方に、桐光学園小学校を知っていただけたら幸いです。

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修了式

2024年3月22日 (金)

 昨日は今年度最後の登校日。クラス代表児童に、校長先生から修了証が手渡されました。この一年間で友だちと一緒に楽しんだこと、がんばったこと、時につまずいたこと‥すべてが大切な学びとなり、成長につながったことでしょう。

 1~5年生は、もうすぐ新しい学年に進級します。今日は、友だちや担任の先生との別れを惜しむように過ごす姿が見られました。「お世話になりました」と、先生にお手紙を渡している子もいました。少し寂しさもある春ですが、もうすぐ出会いの春もやってきます。新しい友だちや先生との出会いを楽しみにしながら、4月を迎えてほしいなと思います。

 3年生は、今日が最後のスクールバスでした。入学からの三年間、登下校や見学時などにお世話になった運転手さんに、みんなでお礼の気持ちを伝えました。「毎日、ありがとうございました」「4年生になっても勉強をがんばります!」と、力強くスクールバスを “卒業” した3年生の子どもたちでした。

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第23回卒業式・謝恩会

2024年3月16日 (土)

 第23回卒業証書授与式が行われました。在校生代表として参列した5年生から贈られたコサージュを胸に、校長先生から一人ずつ卒業証書を受け取りました。卒業生代表児童の答辞では、コロナ禍で中止になった行事が再び出来るようになったことの喜び、そしてそのことへの感謝の気持ちが述べられていました。不自由な思いをした時期も友だちと一緒に乗り越え、歩んできた子どもたち。答辞の言葉を聞きながら、これまでの小学校生活を思い巡らせていたことでしょう。

 卒業式後には謝恩会が開かれました。ゲームを通して親子で楽しい時間を過ごすとともに、学年全員で群読やと合唱を披露しました。群読では、1年生の時に発表した「くじらぐも」の映像に続き、12歳になった子どもたちの「くじらぐも」を聞かせてくれました。お家の方々に感謝の気持ちを伝えようと、計画から進行まで子どもたちが行った謝恩会。「ありがとう」の思いは、お家の方々にしっかりと届いたことでしょう。

 中学校という新しい場所で新しい生活が始まる子どもたちを、小学校からずっと応援していきたいと思います。卒業おめでとうございます!

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6年生を送る会

2024年3月15日 (金)

 6年生を送る会が開かれました。卒業を控えたお兄さん・お姉さんに喜んでもらおうと、下級生が心を込めて演奏や合唱を披露したりプレゼントをしたりしてお祝いしました。

 この日に向けて、学級・学年ごとに準備を進めてきました。ある教室では、折り紙を使って一人ひとりに12面体を作り始めました。ユニット作りは簡単でも、組み立てるのにはコツが要ります。そこで、ユニット作りチームと組み立てチームに分かれて作業をスタート。「ピンクのユニットをもっと作ってもらえますか?」「りょうかーい!」などと声をかけ合いながら、40分間で学年全員分の12面体を完成させました。「委員会のお仕事で6年生が教室に来ることがあるから‥」と、プレゼントを入れた箱に画用紙でふたをして、“クラスレク用” と書いている子も。当日まで6年生に楽しみにしてほしい、という子どもたちの真心に心が温かくなりました。

 2・4年生の子どもたちは、兄弟学年として様々な機会に一緒に活動しました。それだけに、思い出もたくさんあることでしょう。お手紙を書いたり、メダルを作ったりと、これまでにお世話になったことを思い出しながら学級・学年ごとに準備を進めていたようです。ステージ上にはプレゼントの箱が並び、また6年生一人ひとりにはお祝いのメダルもかけられ、会が進むごとに華やかになっていきました。

 6年生にとって、在校生と一緒に過ごす小学校最後の行事になりました。体育館でお祝いしてもらったことも、最後に校舎内の花道を歩いたことも、よい思い出でしょう。また、この会の計画や司会・進行役を務めたのは、もうすぐ最上級生になる5年生。大きなくす玉や垂れ幕も、1~6年生からの感謝の気持ちに花を添えました。心温まる時間を作ってくれた5年生、ありがとう。明日卒業を迎える6年生、おめでとう!

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麻生図書館見学(3年生 読書)

2024年3月12日 (火)

 3年生が麻生図書館を訪れて、見学を行いました。最初に、職員の方々が図書館の仕組みや工夫に関する話を聞かせてくださいました。21万冊という蔵書数や、毎年4000冊ほどの本を購入していることなど、お話の中に出てくる数字一つひとつに驚きながら、子どもたちは真剣にメモを取っていました。

 普段の利用時には入れない「書庫」も見せていただきました。棚と棚の間には拳一つ分ほどの隙間があって風通しをよくしていること、万が一火災が起きた際には水ではなく特殊なガスで消火する仕組みがあること・・書庫にも様々な工夫や秘密がつまっています。地域の歴史に関する資料が大切に保管されているというお話を聞き、ある子は「昔の文化を知ることができる図書館ってすてきだな」と感想を書いていました。

 「古い本にはどんなものがありますか?」見学の終わりにそんな質問が出ました。「禅寺丸柿の栽培方法について解説している資料が残っています」と聞き、子どもたちから「おぉ!」と声が上がります。禅寺丸柿は、近隣にある「柿生」の地名の由来でもある日本最古の甘柿。昨年、社会の授業で学習したことを思い出し、昔の人たちが大切に育ててきたことを改めて感じる子どもたちでした。


 見学の帰りに「家の近くの図書館に、今度行ってみようかな。」と話している子がいました。今回の見学を通して、子どもたちが図書館を身近に感じることができたら嬉しく思います。

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13年という年月

2024年3月11日 (月)

 今日の午後2時46分、小学校では黙祷を行いました。あの時、6年生だった児童は、いま教員として子どもたちの前に立っています。そしてあの大きな震災は、現在の小学生にとって生まれる前の出来事となりました。これが13年という年月です。

 「思ひ出すとは忘るるか 思ひ出さずや忘れねば」 室町時代の閑吟集に伝わるこの一節には、“思い出すということは忘れていたということ。忘れずにいれば思い出すこともない。” との意味があります。13年前のあの日、東北の地で震災を経験した方にとっては、思い出すまでもなく、ずっと忘れることない記憶であり続けるでしょう。

 あの日のことを自分の言葉で子どもたちに伝えること、防災対策に取り組んでいくこと・・。いま、私たちに出来ることについて思いを致す3.11です。

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