桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

作品展

2025年1月12日 (日)

 作品展が行われました。在校生以外にも、4月から入学を予定している児童とご家族、本校の教育活動に感心を持たれている方々にも多く足を運んでいただき、にぎやかな作品展を開催することができました。先ず、深く御礼申し上げます。

 「こっちだよー!」と、自分の作品がある場所に家族を案内している子。「とても丁寧に作ったね」と声をかけられて、にっこり笑顔を浮かべる子。そんな親子のやり取りが多く見られて、とても嬉しく思いました。また、たくさんの児童の作品を見ながら、温かい感想の言葉を口にされている方も多くいらっしゃいました。来週、子どもたちに伝えたいと思います。

 今年の作品展は、作品の周りの飾りつけも児童が手がけました。5・6年生の実行委員が掲げたテーマは「自然」。そこから各学年がアイディアを出し合い、それぞれの「自然」を形にしていきました。2つの階段と家庭科室では、深海~海の世界を表現。2階の廊下では、川の世界、森や季節ごとの木々などが色鮮やかに出迎えていました。「くじらぐも」で表現された青い空の扉から体育館へ入ると、待ち受けていたのは天空の世界。子どもたちの作品を照らすかのように、たくさんの星が瞬いていました。海の底から天空の空へと続く自然の世界を、作品と共にお楽しみいただけたなら嬉しく思います。

 「自然」の一つとして富士山を制作した6年生の児童数名が、9時の開場と同時に足早に2階に向かう姿がありました。綿で作った雪が落ちてしまうのを心配し、お客さんが来る前に・・と思って補修しに来たのだそうです。子ども一人ひとりが深く思いを寄せて、この日の作品展を作り上げていたことが伝わってくる一場面でした。

 一年のよいスタートを切ることができました。作品展を皮切りに、日頃の学習や学校行事に子どもたちが主体的に関わっていける一年間にしていきたいと思います。

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いよいよ明日は・・

2025年1月10日 (金)

 昨日と今日に分けて、兄弟学年で作品展の鑑賞会を行いました。全学年の児童の作品が展示されている2階フロアと体育館を、三兄弟が一緒に歩いて行きました。

 星座が光る暗室、秋の散歩で見つけた木の実などを使ったピザ、図工の授業で取り組んだ作品の数々・・校舎内が、まるで展覧会の会場のようです。自分の作品を見つけて嬉しそうな表情の子や、お気に入りの作品のよいところを鑑賞カードに書き込んでいる子。一つひとつの作品に負けないくらいに、鑑賞する子どもたちの目も輝いていました。

 先日の記事でご紹介したように、今週は学年ごとに担当場所の飾り作りに励む日々でした。作品展を明日に控えた今日、午後から全校で飾りつけ作業開始です。校舎内は、見学会をしたときよりも一段と色鮮やかに、楽しい空間に様変わりしました。5時間目が終わり、2年生が下校しようと教室を出たときのこと。ちょうど3階から6年生が大きな模造紙を運んできて、教室の外にある棚に貼りつけるところでした。「きれいなお山! すごいのがやってきた!」と目を丸くしていた子どもたち。明日は、自分たちの作品と共に他学年の子たちが心を込めて作った飾りも楽しんでほしいなと思います。

 明日の作品展では、階段を上って2階~体育館へと歩いて行くと、今年の「テーマ」がお楽しみいただけるようになっています。桐光小の子どもたちらしい、楽しく元気いっぱいの作品展が迎えられそうです。クジラさんやお猿さんなど、かわいらしい生き物たちも多くの方にお会いできるのを楽しみにしています。校舎内で、ぜひ見つけてくださいね!

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星空を見上げて(4年生 理科)

2025年1月 8日 (水)

 4年生は理科の学習の一環として、生田緑地内にある「かわさき宙(そら)と緑の科学館」へ行きました。

 こちらの科学館のプラネタリウムには、非常に多くの星を映し出す世界に一台しかない投影機があります。まず始めに映し出されたのは太陽。正午の空の様子です。そこから徐々に時間を進めながら太陽の動き方を確認していきます。夕方になり次第に空が暗くなっていくと少しずつ星が見えてきます。そして「街の明かりが届かない山奥へ移動しましょう」の案内の声とともに天井はさらに暗くなり、満天の星空に。「きれい・・。」子どもたちのため息が聞こえてきます。オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン。それらをつなぐと冬の大三角になります。まわりの星と比べてひときわ明るい一等星の輝きを、子どもたちはうっとりと見つめていました。

 プラネタリウムのあとは、科学館屋上にある「アストロテラス」で、太陽の観察をさせていただきました。特殊なフィルターを通した望遠鏡が撮影したリアルタイムの太陽には、炎が舞い上がっているように見えるプロミネンスや、太陽表面の黒点などが観察できました。それらは太陽の大きさからするとほんの小さく見えるのに、それが地球一個分を越える大きさだと知り、宇宙の世界のスケールの大きさに驚く子どもたちでした。

 美しい星空を見上げながら、様々なお話を聞いた子どもたち。理科の授業で学習したことをさらに深めることができ、また、これまで以上に宇宙や星空に関心を持ったことでしょう。夜空を見上げたときには、今日の学習を思い出して星座を見つけてほしいなと思います。

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全校児童で作り上げよう!

 今日も、各学年で子どもたちが作品展準備を進める姿が見られました。段ボールや色とりどりのテープ、画用紙などを使って、飾りつけの準備をしています。作品展前日の午後に、それぞれが担当している場所に行って飾りつけする予定です。

 実行委員の5・6年生が立てた計画に沿って、準備が進められています。それぞれの学年が、他の学年の展示エリアの飾りつけを担当しているため、子どもたちは自分の作品がどのように展示されるのかまだ分かりません。そんなところも、今年の作品展の楽しさの一つと言えるでしょう。

 “主役” である作品の引き立て役として、校舎内を1~6年生全員で飾り、楽しく作品展を作り上げます。土曜日の作品展に、どうぞご期待ください。

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授業が始まりました。

2025年1月 7日 (火)

 今日は今年に入って最初の授業日です。冷たい雨が降る朝でしたが、子どもたちが元気に登校してくると学校中が活気に溢れました。

 朝会では校長先生のお話の後、音楽クラブのメンバー数名による伴奏で「北風小僧の寒太郎」を合唱しました。この歌に登場する「寒太郎」。調べてみると、その昔、ある地域で「寒の入り=小寒」を擬人化して呼んでいた言葉だったそうです。5日(日)に小寒を迎えたこの時期に、ピッタリの歌ですね。子どもたちには、ヒュルルンルンルンルン♬ とやってくる北風に負けず、元気に冬を過ごしてほしいなと思います。

 さて、公開行事でもある作品展(詳細はこちら)が近づいてきました。今年度は、実行委員が決めたテーマに沿って、各学年・学級で子どもたちが飾りつけをしていきます。放課後に3年生の教室の前を歩いていると、画用紙で作った大根が、籠にぎっしりと詰まっていました。先月収穫した大根をイメージして作ったのでしょう。太くて立派な大根です。作品展ではどのように展示されるのか、楽しみにしていたいと思います。

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新年

2025年1月 3日 (金)

新しい年を迎えて

 谷川俊太郎さんの詩です。

「朝のリレー」
 カムチャツカの若者が
 きりんの夢を見ているとき
 メキシコの娘は
 朝もやの中でバスを待っている
 ニューヨークの少女が
 ほほえみながら寝がえりをうつとき
 ローマの少年は
 柱頭を染める朝陽にウインクする
 この地球では
 いつもどこかで朝がはじまっている

 ぼくらは朝をリレーするのだ
 経度から経度へと
 そうしていわば交替で地球を守る
 眠る前のひととき耳をすますと
 どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
 それはあなたの送った朝を
 誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ

 “交替で地球を守る”ように、2025年の新しい朝がやってきました。子どもたちは、家族と一緒に楽しい時間を過ごしている頃でしょうか。

 初春、書初め、初詣・・と、「初」の文字が眩しいお正月。新年を迎え、初めてのことに挑戦するのもよいでしょう。この一年間も、明るく、幸せな毎日が訪れますように。

 2025年も、子ども一人一人が輝ける充実した教育活動を進めていきたいと思います。

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授業最終日

2024年12月24日 (火)

 12月はインフルエンザの流行で、複数の学年で学級閉鎖が相次ぎました。手洗いやマスク着用などを心がけていても、集団生活の中で感染を予防するのは難しい季節です。そんな師走も終わりに近づいてきました。

 年末にかけて、各学年では様々な活動がありました。2年生では学級ごとにお楽しみ会が開かれました。子ども主体に作り出した楽しい時間です。春にはクラス替えがありますから、この仲間たちと一緒に生活するのも残り三か月間ほど。いろいろな出し物を通して、楽しい時間を過ごしていました。

 5年生は農園で玉ねぎの苗を植えました。残念なことに学級閉鎖のクラスがあったため、片方のクラスの子どもたちが学年全員分の苗を植えることになりました。今回の活動では、近隣の農家の方に助けていただく場面がありました。学校の耕運機が壊れてしまったため、急遽貸してくださったのです。ご厚意に感謝しながらの玉ねぎ植えになりました。来年の収穫祭に向けて、大切に育てていきたいと思います。

 さて、今日は今年最後の授業がありました。明日からは冬休みが始まります。今夜、サンタさんが来てくれるのを楽しみにしている子も多いことでしょう。それぞれの家庭で、楽しいクリスマスが迎えられるといいですね!

 今年も、桐光小ニュースで小学校の日々の様子をお伝えしてきました。お読みいただきましてありがとうございます。来年も、皆さんにとって健康で素晴らしい一年になりますように。ではまた一月にお会いしましょう。

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たれぞうくん、ありがとう。

 多くの子どもたちに見守られながら、たれぞうくんがお月様に帰っていきました。

 21日(土)の朝、急に食欲がなくなってしまったたれぞうくん。その日の午前中、いつも週末にお世話になっていた先生の膝の上で、優しく声をかけられながら過ごしました。11時を過ぎた頃から、パク、パクッと少しずつ口呼吸が始まりました。いつも鼻を動かしているたれぞうくんですが、呼吸がうまくできなくなってしまったのでしょう。ちょうど土曜講習が終わる頃だったため教室の子どもたちに声をかけると、多くの子どもたちが会いに来てくれました。

 最初に職員室にやって来たのは6年生。3年前に毎日お世話をしていたことを思い出しながら、弱々しい姿を見守っていました。「がんばって!」「まだ温かいから大丈夫」優しく声をかける子、目に涙を浮かべる子。みんなに見守られる中、口呼吸も次第に回数が少なくなり静かに息を引き取ったのでした。

 2014年4月に小学校へやって来ました。元々、うさぎ専門店の店先に段ボール箱に入れられて置かれていたたれぞうくん。店主の優しいおじさんが大切に育てていたところ、ご縁があって小学校に来ました。当時飼育していたマロンちゃんといううさぎさんと、大の仲良し。マロンちゃんと体を寄せ合っていた姿が、なつかしく思い出されます。年を重ねるにつれ、緑内障になったり眼振の症状が出たりして、数年前からは毎日お薬もがんばりました。うさぎさんにしてはたいへん長生きして、11歳の生涯を閉じました。

 昨日の休み時間に、お別れ会が開かれました。最後のお別れをしようと、たくさんの子どもたちが集まってくれました。お手紙を添える子や、折り紙で作った作品を飾ってくれる子もいました。放課後になり、6年生のある女の子が、たれぞうくん宛てのお手紙を一通ずつ読み上げていました。たれぞうくんに聴かせていたのです。子どもたちの思いが、きっとたれぞうくんに届いたことでしょう。

 たれぞうくん、よくがんばったね。今までありがとう!

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摘みたてのごちそう

2024年12月19日 (木)

 昨日の朝、たれぞうくんに「イタリアンパセリ」が届きました。「お家で育てたものです!」と、2年生の子が持って来てくれたものです。

 ちょうど朝のお薬の時間でしたが、新鮮な野菜が届いたため先に食事をすることに。「たれちゃん、どうぞ」目の前にイタリアンパセリが置かれると、たれぞうくんは夢中で食べ始めました。思わぬごちそうに、むしゃむしゃ・・と勢いは増すばかり。近頃はタオルやクッションにもたれるような姿のたれぞうくんですが、それでも美味しいものには目がないようです。

 「喜んでいるね」とみんなで眺めていると、登校してきた上級生も集まってきました。卒業の時期が近づいてきた6年生は、最近たれぞうくんによく声をかけています。お世話を担当していた3年生の頃と比べると、衰えを感じるたれぞうくん。でも、かわいらしさはその頃と変わりません。

 最近はペレットを口にしなくなったので、水菜、小松菜、パセリ、セロリなど、たれぞうくんの“大好物” が食事の中心。その中でもこの日一番美味しかったのは、摘みたてのイタリアンパセリだったようです。たれぞうくんに代わり、お礼を伝えたいと思います。ごちそうさまでした!

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もちつき会

2024年12月14日 (土)

 木曜日(1~3年生)、金曜日(4~6年生)と2日間に分けて、もちつき会が行われました。もちつき会委員、そして当日お手伝いに駆けつけてくださった保護者の方々が、早朝から準備を進めてくださいました。

 この行事では、臼と杵を使ってみんなでお餅つき体験をします。1年生は小学校で初めてのお餅つき。杵は、ずっしりと重たく感じたことでしょう。それでも友だちの大きなかけ声に力をもらいながら、お餅つきを楽しんでいました。

 6年生は、蒸したお米を臼に入れたところからのお餅づくりです。ポイントは、熱々のお米が冷めないうちに、手際よく作業をすること。二人一組で杵を持ち、臼の周りをゆっくり回りながらぐいぐいとつぶしていきます。大変体力の要る作業のため、次々に交替しながらみんなで行いました。お米の形が見えなくなったところで、お餅つきのスタートです。6年生にとっても杵は重いものですが、慣れてくると快い音を響かせながらお餅をつく子たちもいました。

 お昼には、お家の方々が作ってくださったお雑煮をいただきました。お雑煮の中には、子どもたちが午前中についた柔らかいお餅と、3年生が農園で収穫した大根がたっぷり入っています。「美味しい!」 大満足の表情の子どもたち。おかわりをする子も多く、大きなお鍋が空っぽになった教室もありました。寒さが厳しくなるこの時期、お餅パワーで元気に乗り切ってほしいです!

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