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神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2021年12月

今日から冬休み

2021年12月25日 (土)

 今日から冬休みです。本校は2期制ですので、10月からの後期の学校生活が年末年始をまたいでひと休みです。昨日、低・高学年に分けて行った朝会では、校長先生のお話を聞きながら子どもたちが学校生活を振り返っていました。入学して8ヵ月間を過ごした1年生も、写真の通り! 背筋を伸ばして、こんなにしっかりとした姿勢でお話が聞けるようになりました。
 楽しいこと、がんばったこと、くやしかったこと・・。日々の学校生活で経験したことのすべてが、子どもたちの成長の糧となります。今年は、昨年度行えなかった活動もいくつか再開することができました。少し形を変えて実施できた行事も、来年度の楽しみに残したこともいくつかあります。一つひとつの活動に真剣に向き合うほどに、よい思い出として心に刻まれることでしょう。
 家族で過ごしたり、普段できないことに挑戦したり、おじいさん・おばあさんに会いに行ったりと、冬休みには多くの楽しみが待っていると思います。健康には十分気を付けながら、充実した毎日を過ごしてほしいです。

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集団の中で個を育てる

2021年12月24日 (金)

 今週、小学校では学級懇談会がありました。担任・副担任から保護者の方々へ、日頃のお便りには載せきれないクラスの様子、子どもたちの成長についてなどをお伝えしました。 

 学校での学びの特徴を一言で言い表すと、「集団の中で個が育つこと」だと思います。ある子の素敵な行動を、誰かが見つけて帰りの会で発表する。それを聞いて友だちのよさに気づいた他の子が、「自分もやってみよう」と思えること。普段の帰りの会での一場面ですが、このように友だちのよさに目を向けることが、互いを認め合うだけでなく、自分自身を高めるきっかけになります。

 次のエピソードは、先日のある教室でのこと。付箋をたくさん貼った国語辞典を持ってきて、嬉しそうに見せてくれる子がいました。お家で意味調べをして付箋を貼っていくうちに楽しくなり、気づけば40枚ほどになったというのです。その日の国語の授業で「夏至」という言葉が出てきたのですが、ちょうど付箋をつけた言葉の一つだ!と、誰よりも本人が驚いていました。他の子どもたちにその子の取り組みを紹介すると、みんな感心して聞いていました。「やりなさい」の何倍も効果的なアドバイスになりそうです。

 さて、木曜日にはレクリエーションをして楽しい時間を過ごす教室もありました。残り一日となりましたが、明日も元気に登校してきてほしいと思います!

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防災学習(4年生 総合)

 12月の防災学習では、グループでテーマを決めて調べたものを発表しています。地震や水害などの様々な災害によって大きな被害が出てしまうことを知った子どもたちに、それ以外の災害や防災に関するものにも視野を広げて、防災に対する意識を高めていくことがねらいの一つです。
 今回、新たに挙げられた災害のテーマは「竜巻」「大雪」「災害救助犬」「ロボット開発」「防災食」です。それらの中からグループで調べたいものを一つに絞り、学習動画などを参考にして調べるところから始めました。
 調べていくうちに、子どもたちは防災のために様々な工夫がされていることに気づきました。自分が大切だと感じた内容をグループ内で伝え合ったり、命を守るためにどう行動するべきかを改めて考えたりしながら、発表に向けての準備を頑張っています。
 この活動を通して防災に関する知識を深め、日頃からの防災への意識をみんなで高めていければと思います。 

※3枚目の写真は先日行われた避難訓練で、Aグラウンドに避難を完了した子どもたちの様子。今回は「3階の多目的室からの出火」という設定での訓練でした。コロナ禍でしばらくの間は学級単位での避難訓練でしたが、久しぶりに全校児童での実施することができました。

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こねて、こねて、色を混ぜよう。(1年生 図工)

2021年12月23日 (木)

 日頃の学習の成果を披露する作品展。今年度も公開行事としての実施は見送りましたが、1月の個人面談期間中に、来校した保護者の方々に作品展示をご覧いただく運びとなりました。

 1年生の作品展準備の様子をご紹介します。図工の授業で、「紙粘土のクリップ」の制作に取り組んできました。まずは、材料である紙粘土に絵の具を塗りこんで着色していきます。紙粘土をこねて混ぜるのに苦心しつつも、次第にきれいなパステルカラーに変化していくと子どもたちの目が輝きました。「こんな色になったよ!」「この色、すごく気に入った!」そんなことを口にしながら、夢中になって色の変化を楽しむ子どもたちでした。
 作品展当日には、お家の方への手紙を添えて作品を展示する予定です。一人ひとりの子どもたちからの感謝の気持ちが、見に来てくれたお家の方に伝わるといいなと思います。

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2021.12.22

2021年12月22日 (水)
 まもなく2021年が終わろうとしています。
 さて、お子さんは今年どんなことができるようになったでしょうか。そのため
にお子さんのどのように頑張っていたかを思い出すことができるでしょう。また、
その過程で、何度か失敗したり、諦めかけたりしてしまったことがあったことを
思い出される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 何度か失敗したことが「できた」につながった。と思える方は、お子さんの失
敗に「上手につき合って」くることができた方だと思います。
 ときどき、お子さんには常に「こうあるべきだ」と教える方がいらっしゃいま
すが、そのような環境で生活している子どもたちの中には、自分の失敗について
話したり、相談したりすることができなくて悩んでしまう子も出てくることが多
いです。そして、失敗から学ぶ機会を失ってしまうことにもなりかねません。
 たくさんの経験をして、自分自身を見つめ、学んでいく子どもたちを応援する
ためには、まずは今の状況を受け入れることから始めるようにしましょう。

冬の空

2021年12月20日 (月)

 6時間目、陸上クラブの4~6年生の子どもたちが、ふと空を見上げて声を上げました。「雲が虹みたいな色!」他の子たちも練習を一時中断して、みんなで色鮮やかな雲を見つめるのでした。
 写真は、放課後のグラウンドから見えた空です。空を飛ぶ竜のような雲は、よく見ると骨のような形にも見えます。尾根道から西の空を望むと、その雲は富士山の上の方まで続いていました。
 22日(水)には冬至を迎えます。冬至は、昼間の太陽が最も低く、一年の中で最も昼の時間が短くなる日です。一年で一番日の入りが早い日はすでに過ぎましたが、日の短い時期はもうしばらく続きます。一方、空気の澄んでいる冬の空です。朝焼けや夕焼け、星空など、この季節ならではの楽しみもあることでしょう。寒い冬のひと時、空を見上げて“キレイな一瞬”を味わうことも楽しみたいと思います。

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チャレンジすることの大切さ

2021年12月18日 (土)

 今日の午前中は土曜講習がありました。4~6年生の子どもたちが、各教科の勉強に取り組みました。
 4年生の国語の授業でのことです。今回は説明的文章の読解問題でした。国語の教科書に比べると長めで難易度の高い文章でしたが、先生からのヒントを手がかりに子どもたちは解答欄を埋めていきます。授業の後半に差しかかった時、ある子がため息まじりにつぶやきました。「初めて解答欄が全部うまった‥!嬉しい。」 と。その子の表情は達成感に満ちたもので、授業者としてもとても嬉しい気持ちになりました。
 土曜講習で扱う内容には、応用・発展的な問題も多く含まれます。目的は一つ、「チャレンジすること」です。解けなかった問題にガッカリするのではなく、一つでも二つでも出来る問題を見つけること、正解にたどり着こうと努力することの大切さを、子どもたちに伝えています。日々の授業と家庭学習、そして土曜講習。桐光小の「学習の三本柱」を大切にしていきたいと思います。

※児童が登下校する時間帯、教職員が学校近くの横断歩道に立たせていただいておりますが、わざわざ車を止めてくださる方が多くいらっしゃいます。お忙しい中、いつもありがとうございます。 

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特別な輝緑祭(6年生)

2021年12月17日 (金)

 中学・高等学校の学園祭である「輝緑祭」。例年は9月に開催され、学園内外からの多くのお客さんで賑わう一日になるのですが、昨年度はコロナ禍でやむなく中止。今年度は、分散・3日間での開催となり、2年ぶりに輝緑祭が復活しました。
 小学生は授業日のため中高を訪れることができませんでしたが、6年生にだけ、クリスマス前の嬉しいサプライズ! 特別に、輝緑祭の見学に行くことができました。
 限られた時間ではありましたが、各教室での展示・発表を、子どもたちは興味深そうに見つめていました。小学校とは少し違った雰囲気を感じたことでしょう。校舎内では、小学校の卒業生がたくさん声をかけてくれました。「〇〇くん、元気?」「〇〇さん久しぶり!」と後輩たちに挨拶をしてくれたり、「先生、お久しぶりです。」と在学時と変わらない笑顔を見せてくれたりする生徒の姿です。いくつもの嬉しい再会を果たすことができました。
 中高の校舎を後にして、小学校に向かう帰り道。「時間が足りませんでした! もっとゆっくり見たかったなぁ。」と、本音をこぼす6年生の子どもたちでした。ワクワク・ドキドキした今日の楽しいひと時の続きは、数か月後に始まる中学校生活に残しておきましょう。新しい出会い、新しい生活を迎えるまであと少しです。

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プログラミングって何だろう?(3年生 総合)

2021年12月16日 (木)

 AIや自動運転技術などの技術が、「未来のモノ」から「身近なモノ」になりつつあります。それらはすべて、プログラミングで作成されたプログラムによって「命令」を与えることではじめて、私たちが意図した働きをしています。これからの時代を生きる子どもたちには、身近な場面でコンピュータが活用されていることに気づくとともに、その働きをよりよい生き方や社会づくりに生かす力が求められるようになりました。そこで必要な論理的思考力(=プログラミング的思考)を身につけるために、2020年よりプログラミング教育が必修化されています。
 
 本校では、3年生以上の「総合」の授業でプログラミングについて学んでいます。今日の記事では、少しだけその様子をご覧いただきましょう。

 子どもたちが授業で使用しているのは、Viscuit(ビスケット)というプログラミング学習アプリ。自分で描いた絵でプログラムを作り、その絵に動きをつけていく活動を進めています。魚が泳ぐ海の世界、おばけたちが自由に動き回るお化け屋敷など、子どもたちは次々とアニメーションを完成させていきます。
 時折、近くの友だちのタブレット画面をのぞき込みながら、「おもしろい動きだね。どうやるの?」とたずねている子。先生を手招きして「見て! この魚のこの動き!」と目を輝かせながら教えてくれる子。コンピュータに意図した処理を行うように指示することができる、ということを、画面上で楽しくアニメーションを作りながら体験的に学んでいくのです。

 自らが設定したゴールに向かって試行錯誤すること。また、物事を順序立てて考えることで、問題を解決していくこと。そのような思考やスキルを、3~6年生のプログラミング学習の積み重ねによって、段階的に身につけさせていきたいと考えています。

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真っ白い霜。

2021年12月15日 (水)

 ずいぶんと冷え込む朝でした。登校してくる子どもたちの息も白く、冬の到来を改めて実感します。それでも“子どもは風の子”というように、朝から元気いっぱいの子どもたちです。教室に荷物を置いて朝の支度を済ませると、続々と外へ遊びに出てきました。
 8:00頃、子どもたちが遊ぶBグラウンドに行ってみました。靴を履きかえる場所で、3年生の子どもたちが興奮気味に話をしています。「どうしたの?」と声をかけると、返って来た答えは「雪!」でした。見ると、落ち葉の表面が真っ白くなっています。白いものの正体は「霜」でした。霜は、気温が4℃以下で降りると言われます。後から調べたところ、今日の川崎市麻生区の最低気温は2.8℃。冷え切った夜明け前に霜が降りたのでしょう。
 霜を発見した3年生は、そのうちにジャンケンをして鬼を決めると、元気よく鬼ごっこに出発。入れ替わるように、今度は6年生がやってきました。やはり「真っ白い!」と興奮気味に霜のあるところに集まってきました。手のひらに集めて眺めていたり、「滑るよ~!」とスケートをする真似をしていたり。季節の変化に驚きつつ、冷え込む冬の朝を楽しむ子どもたちなのでした。(本来は腰かけの台ですが、今日は特別に目をつぶりましょう!)
 今日、お隣の横浜市で初雪が観測されたそうです。さあ、2021年も残り半月です。健康にこの季節を過ごしていきたいです。

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