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プログラミングって何だろう?(3年生 総合)

2021年12月16日 (木)

 AIや自動運転技術などの技術が、「未来のモノ」から「身近なモノ」になりつつあります。それらはすべて、プログラミングで作成されたプログラムによって「命令」を与えることではじめて、私たちが意図した働きをしています。これからの時代を生きる子どもたちには、身近な場面でコンピュータが活用されていることに気づくとともに、その働きをよりよい生き方や社会づくりに生かす力が求められるようになりました。そこで必要な論理的思考力(=プログラミング的思考)を身につけるために、2020年よりプログラミング教育が必修化されています。
 
 本校では、3年生以上の「総合」の授業でプログラミングについて学んでいます。今日の記事では、少しだけその様子をご覧いただきましょう。

 子どもたちが授業で使用しているのは、Viscuit(ビスケット)というプログラミング学習アプリ。自分で描いた絵でプログラムを作り、その絵に動きをつけていく活動を進めています。魚が泳ぐ海の世界、おばけたちが自由に動き回るお化け屋敷など、子どもたちは次々とアニメーションを完成させていきます。
 時折、近くの友だちのタブレット画面をのぞき込みながら、「おもしろい動きだね。どうやるの?」とたずねている子。先生を手招きして「見て! この魚のこの動き!」と目を輝かせながら教えてくれる子。コンピュータに意図した処理を行うように指示することができる、ということを、画面上で楽しくアニメーションを作りながら体験的に学んでいくのです。

 自らが設定したゴールに向かって試行錯誤すること。また、物事を順序立てて考えることで、問題を解決していくこと。そのような思考やスキルを、3~6年生のプログラミング学習の積み重ねによって、段階的に身につけさせていきたいと考えています。

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