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神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2020年6月

分散登校最終日(3年生 音楽)

2020年6月30日 (火)

 分散登校の最終日。今日は、Bグループの子どもたちが登校してきました。
 午前中の音楽室では、3年生が音楽の勉強をしていました。歌を聴きながら手話で歌詞を表現していたのは、「にじ」という曲です。心地よいリズムに身体を揺らしながら、子どもたちは楽しそうに表現していました。
 次はリコーダーの練習です。今日の授業で「レ」の指使いを習い、“ソラシドレ”の音の出し方が分かるようになりました。「なべなべそこぬけ」「かっこう」などの楽譜を開いて階名の確認をしてから、実際にリコーダーを持って指使いを確かめました。音を出したい気持ちをおさえ、続きはお家で練習してくることになりました。感染症予防のため、音楽の授業では合唱やリコーダーの演奏などが行えません。友だちと一緒に歌ったり、演奏したりする日を楽しみにしていてほしいです。
 さて、明日からは7月です。時差登校はもうしばらく続きますが、4ヵ月ぶりに子どもたちが一緒に登校してきます。小学校は、友だちとの再会を喜ぶ子どもたちの笑顔でいっぱいになることでしょう。毎日安心して学校生活が送れるように、万全の態勢で子どもたちを出迎えたいと思います。

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もうすぐ会えるね!

2020年6月29日 (月)

 高学年の昼休み。真夏のような陽気の中、子どもたちが元気に遊んでいました。Aグラウンドでは4・6年生がドッジボールをしていました。男の子も女の子も一緒になって、仲よく遊んでいます。Bグラウンドでは、5年生の子どもたちがサッカーをして遊んでいる姿が見えます。こちらもみんな仲よく、一つのボールを全力で追いかけていました。
 せせらぎのところには4年生の子どもたちがいました。冷たい水を静かに手ですくい上げています。「ドジョウがいるんです!」そう言いながら、手の中のホトケドジョウを見せてくれました。4月の記事でご紹介した稚魚が順調に育っていることを、たいへん嬉しく思いました。

 今日、明日の2日間を以て、6月1日に始まった分散登校が終わります。高学年のあるクラスでは、毎日ビデオレターを作ってメッセージを交換していました。「このビデオも、もう終わりなんだね」「次に学校に来る時は全員が一緒なのかぁ!」 ほんの少しの寂しさと、みんなに会える大きな喜び。二つの思いをかみしめるように、今日の帰りの会を過ごしていました。

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2020.6.27

2020年6月27日 (土)
 リニア27年開業延期? そんな記事が新聞にありました。私個人として特にリニアの開通を心待ちにしているというわけではないのですが、その延期になりそうな原因に対するコメントが気になりました。そこにあったのが、「水の問題について、しっかり対応していく」というものでした。この「しっかり」という言葉が最近とても軽く使われているように思えてならないのです。似た?ような言葉に、「きちんと」や「ちゃんと」があります。「しっかり対応する」「ちゃんとやる」と言っても、どうもその場限りのことになってはいないかと思うことがあるのです。もちろん、自分もそうなっていないかを振り返りつつ。
 そんな私が、子どもたちに「しっかり・・・」「きちんと・・・」「ちゃんと・・・」と声をかけていないかどうか。子どもには何が「しっかり・きちんと・ちゃんと」なのかが時には理解できない思っていた方がよいと考えます。私たちは子どもたちが具体的にどのようにしたらよいのかを伝える努力と工夫を常に意識する必要があるでしょう。
 コロナ禍の今、子どもたちが登下校を含めた学校生活を安心して送っていけるようにするためにどんな声かけをしたらよいかをこの週末は自分なりに改めて「しっかりと」考えることにします。

2020.6.26

2020年6月26日 (金)
 7月1日(水)からいよいよ全校児童が登校することになります。
 これまでの分散登校でも気を付けてきたことですが、適切なタイミングでの手洗い、三密(密集、密閉、密接)を避ける行動、場面に応じたマスクの着脱などについて、一人ひとりが心がけることができるように継続して声をかけていきます。
 私たちも、定期的な消毒作業、部屋の換気を心がけ、教科の学習においても声の出しかたや共用の道具の使い方を工夫し、消毒なども行います。
 子どもたちは、これまでの生活で、毎朝の検温も抵抗なくできるようになってきているでしょうし、電車内での過ごし方にも気をつけることができているようです。
 心配なことは、これまで半数の児童だった教室に全員が入ることになりますので、そのことを気にする児童も中にはいるのではないかということです。みんなが過ごし方に気を付けることによって、その不安を少なくしていかなければならないと考えます。ご家庭でも、子どもたちのそのような不安な気持ちを軽減できるようなお声かけをお願いいたします。

読書の扉を開こう(1年生 読書)

 読書の授業で、図書室のオリエンテーションを行いました。「一度に2冊まで借りることができます」「カウンターの先生に“この本を貸してください”と言って、手続きをしてもらうのですよ」教室で、目を輝かせながら先生のお話しを聞いている子どもたち。図書室への期待が膨らみます。
 教室での説明が終わり、いよいよ図書室へと向かいます。自由に見て回りながら、それぞれが読みたい本を探しました。「こんなに電車の本がある!」と思わず声を上げたのは、電車が大好きな男の子。嬉しそうに電車の本を借りていきました。また、授業中に借りた本がすっかり気に入り、その日のうちに読み終えた子もいます。昼休みには、次の2冊を借りにいったようです。オリエンテーションを通して、子どもたちが図書室の魅力を感じ、本をたくさん読んでみたいと思えたなら嬉しく思います。
 学ぶことの全てが新鮮な一年生の子どもたち。今週も多くのことを学んだ日々でした。7月からはクラス全員での登校が始まり、本当の意味での《新学期》を迎えます。ドキドキ・ワクワクの毎日を、これからも応援していきたいと思います!

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初めての彫刻刀(4年生 図工)

2020年6月25日 (木)

 1・2時間目、4年生が机に向かって黙々と活動していました。図工の単元「ゴム版画」の制作です。初めての彫刻刀ということで、先生に教えてもらった正しい持ち方を意識しながら、どの子も安全に気をつけて慎重に手を動かしていました。
 前回の授業でゴム版に野菜を描いた子どもたち。今日の授業では「三角刀」を使い、絵の線に沿って彫り進めていきました。彫刻刀は、力の入れ具合によって彫りの深さが変わります。子どもたちは力の加減を調整しながら、表現の違いを楽しんでいたようです。「出来たよ!」と、彫り上げたゴム版を嬉しそうに見せてくれる子もいました。彫刻刀を使った緊張感のある作業の後の“ほっとひと安心”といった表情が、とても印象的でした。

 次回の授業で、ゴム版にインクをつけて紙に刷ったら完成です。どんな作品に仕上がるでしょうか。赤・黄・緑の三色のインクによって、子どもたちの野菜も様々な表情を見せることでしょう。子どもたちと一緒に作品の完成を楽しみにしていたいと思います。

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英語を使って発信しよう(5年生 英会話)

2020年6月24日 (水)

 5年生が英会話の勉強をしていました。教室には日本人の英語の先生もいますが、「オールイングリッシュ」が授業の目標です。子どもたちは、自分の力で聞き取ろうとがんばっています。先生の話しを聞いている表情は真剣そのものです。
 5年生の子どもたちにとって、今日は先生との出会いの日でした。授業の中で、先生の自己紹介を兼ねたBINGOを行いました。先生の好きなものや得意なことが、BINGOを通して少しずつ分かってきます。出身国に関する話題も出てきました。モニターに映し出された世界地図を見て、日本との時差についても考えました。先日、社会の先生に教えてもらったことを思い出しながら、一生懸命計算している姿が印象的でした。
 授業を通して、
英語を使ったコミュニケ―ションの楽しさを伝えたいです。そして、少しずつ視野を広げながら、自分の思いを言葉にして進んで発信していけるように育んでいきたいと思います。

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英語でご挨拶(1年生 英会話)

2020年6月22日 (月)

 英会話の授業が始まりました。ネイティブの先生と日本人の先生による授業です。初回となる今日の授業では「初めまして」の挨拶の練習をしました。先生の英語に続けて、子どもたちなりに一生懸命表現しています。頭の中で難しく考えずに、音をそのまま聞いて口に出そうとするのが低学年の子どもたちのよいところです。一回目の授業ということで、今日は少しだけ緊張した様子もありました。慣れてくると、徐々に表現の幅が広がっていくことでしょう。
 アクションゲームも大いに盛り上がりました。「Stund up!Sit down!Clap and jump!」先生の声を聞きながら、その場に立ったり座ったり、拍手をしたり・・と子どもたちは楽しそうに身体を動かしていきます。友だち同士で会話をしたり、動き回ってコミュニケーションをしたりする活動をするのは、もう少し先のことになるでしょうか。今は「英語で先生とお話しできた!」「英語って楽しい!」「もっと使いたい!」そう感じられる活動をたくさん行いながら、英語に親しんでもらいたいと思っています。

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2020.6.22(2)

 ゲーム障害窓口強化(消費者庁) という新聞記事が目に留まりました。
3月からの長い休校期間中に気になっていたことの一つが子どもたちのゲームに費やす時間のことでした。
 オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎで日常生活が困難になるのが「ゲーム障害」です。「ゲームをやめられない」という依存症が疑われるものも多いとのこと。中には、ゲーム内での課金やスマートホンの利用料金が問題になることもあるようです。
 たまたま校長室に来てくれた高学年の子どもたちに、「休校中にゲームに費やす時間が長くなった人はいますか?」と訊ねてみると、そのうちの一人は「増えました」と答えました。オンラインゲームを友だちとしている子どもたちもいるかもしれません。ゲームを楽しむことが悪いとは思いませんが、どの程度まではいいのか、相手がいる場合は迷惑をかけないで楽しむことができているか、そういうことを考えられる子どもたちであってほしいです。

2020.6.22

 先週は7月からの平常授業再開に向けての話し合いに多くの時間を費やしました。7月からは分散登校は解除し、全児童が登校することにしました。ただ、始業時刻は平常よりも60分遅れの9時20分とします。これは登校時の電車の混み具合を考慮したものです。 学校では登校時に検温カードの確認、石鹸を使った手洗いをしっかりと行うようにしています。また、子どもたちが手を触れることが多い場所の消毒も定期的に行うようにしています。子どもたち一人ひとりの意識を高めていくことで感染の予防につなげていくことが何より大事です。
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