せせらぎを覗いてみたら
2020年4月15日 (水)
Aグラウンド脇にあるせせらぎは、子どもたちが好きな遊び場所の一つです。休み時間には多くの子たちが集まってきて、水中に住む生き物を探す姿が見られます。
今日、小さなバケツを使ってせせらぎの水をすくってみました。ピチピチと元気に跳びはねたのはミナミヌマエビ。小さくかわいらしいエビです。藻に隠れるようにしていたところを、驚かせてしまいました。
せせらぎには、たまにしか顔を出さない生き物もいます。ホトケドジョウです。今日は姿が見えないなと思っていると、すくった水の中に数匹の稚魚が泳いでいました。2~2.5cmほどのミナミヌマエビと比べると、小さいのがよく伝わると思います。今年も無事、繁殖できたようです。元気に育っていくことを願いながら、そっと水に戻しました。
ホトケドジョウは、近年生息数を減らしている希少魚の一つといわれています。学校の片隅にある小さな《自然》の中ではありますが、子どもたちと一緒に大切に見守っていきたいと思います。