桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

教材の発送

2021年8月30日 (月)

 小学校では9月1日~10日の間、動画配信によるオンライン学習を実施します。今日、子どもたちの学習に必要な教材等を各家庭に発送しました。
 本来であれば教室で友だちと一緒に学ぶ子どもたちですが、今はそれができません。お家で机に向かう姿を思い浮かべながら、教科ごとに準備を進めてきました。画面を通してですが、学ぶ楽しさや「分かった!」という喜びが感じられる時間を過ごしてほしい。これが私たち教員の思いです。好奇心を引き出すような動画、鉛筆を動かして考えを深めていける教材作りなど、時には普段の授業以上に準備に時間を要することもあります。子どもたちが「今日もがんばろう」と心にスイッチを入れ、毎日楽しく学ぶことができたら嬉しいです。
 予定では、今日が休み明け最初の登校日でした。友だちに会うことを心待ちにしていた子も多いことでしょう。私たちも、1日から始まるオンライン朝の会で子どもたちと顔を合わせるのが楽しみです。13日には授業を再開することができますように・・!

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周辺を歩いてみると

2021年8月28日 (土)

 小学校の理科室に、貝の化石があります。以前、学園のサッカー場の地下を工事しているときに発見されました。緑豊かな環境にある桐光学園の周辺も、100万年ほど前は海の中だったのです。
 現在では海は遠くなり、私たちの学校は多摩丘陵にあります。多摩丘陵は、北西の高尾山麓から、多摩川と境川に挟まれるように南東方向にのびる大きな丘陵地です。学校の最寄り駅「栗平駅」より少し北にある多摩ニュータウン開発が、「平成狸合戦ぽんぽこ」というアニメ映画で描かれたことがあります。「住処を奪わないで!」と人間たちに抵抗したのが、多摩丘陵に住む狸たちでした。映画をご存じの方も多いのではないでしょうか。

 さて、開校当初と比べると住宅街がずいぶんと広がりましたが、豊かな自然がまだ多く残っている学校周辺です。もちろん、狸さんたちも夜になると目をキラっとさせながら、いそいそと歩く姿を見せてくれます。Aグラウンド脇には、川崎市と東京都町田市の境となる尾根道(栗木緑地)が通り、遊歩道として心地よい時間を与えてくれます。このあたりの魅力を少しだけご紹介!

【おすすめ1】尾根道からの景色
 学校から尾根道に出て西方面を見渡すと、眼下に東京都町田市が広がります。遠くに望む富士山は季節により様々な表情を見せるのですが、毎年2月上旬に《ダイヤモンド富士》の見える日があります。日没時の太陽が富士山頂と重なり合う一瞬なのですが、その輝きを見るために訪れる人も多くいます。

【おすすめ2】真光寺公園
 北方面にのんびりと20分程度歩くと、真光寺公園につきます。山の地形をそのまま生かした公園で、一番高いところからの見晴らしも良好です。春や秋の散歩で子どもたちを連れていくと、みんな嬉しそうに斜面を転がって楽しみます。(昨年、あるテレビ番組で池の水を全て抜いて話題になったことも・・)

 学校周辺の豊かな自然をご紹介しました。9月に予定されていた学校説明会は、社会情勢を鑑みて、お知らせした形に変更させていただくこととなりました。学校にお越しの際、または学校の近くにお越しの際には
、周辺の様子を肌でお感じいただくのもよろしいかと思います。どんな小学校? と少しでも関心をお持ちの方、ぜひ一度お越しください。

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夏を越えて・・

2021年8月27日 (金)

 みなさん!おひさしぶりです。うさぎのたれぞうです。
 ぼくは夏休み、ずっと小学校の先生のお家で過ごしていたよ。お世話になっているおうちには、お友だちうさぎがいてね。ケージ越しに鼻でくんくんしながら、お互いに少し親しくなれたよ。
 もうすぐ小学生に会える頃かな、と思っていたけれど、コロナのためにもうしばらく先生のおうちでお世話になることになったんだ。カーペットの上でペターンってして、毎日のんびりと過ごしています。みなさんもコロナに気をつけて、元気でね。

 写真でスフィンクスのような姿を見せるたれぞうくん。高齢のうさぎさんのため、連日の猛暑に夏バテ気味でした。お医者さんのアドバイスもあり、できるだけ涼しい環境で過ごさせた夏休みでした。最近は復調気味で、私たちもひと安心です!

 さて、新型コロナウイルスの収束には明るい道筋が見えない日々が続いています。本校でも、9月12日までは子どもたちに家庭で過ごしてもらうことになりました。9月1日に開始する「オンライン朝の会」ではクラスの先生や友だちとの交流を図り、また動画配信を活用したリモート学習を進めてまいります。各自のペースで学習を進められるオンデマンドのメリットを生かしつつ、疑問に思ったことを気軽に質問できるようにするなど、子どもたちが学びやすいよう工夫を凝らして教員が準備を進めているところです。
 一日も早くもとの学校生活が戻りますように・・ただそのことを願いつつ、この時期を乗り切っていきたいと思います。

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学びの一日

2021年8月19日 (木)

 今日の早朝、窓の外が夕暮れのように染まっていました。カーテンを開けると目に飛び込んできたのは、空に広がる大きな虹。写真はAM5:15頃の学校近隣の空です。朝に虹が出ると雨が降ると言われますが、午後になって一瞬だけにわか雨が落ちてきました。日本各地に傷跡を残す大雨と比べると影響の少ない関東地方ですが、やはり大気は不安定なようです。
 さて今日は、日本私立小学校連合会 全国教員夏季研修会がありました。学び手である子どもたちが生き生きと取り組める授業づくり、教育活動の在り方について、多くの実践や講演などを通して学ぶ一日となりました。
 65回目を迎える今年は、オンラインでの実施となりました。画面越しではありますが、教育の現場にいる全国の私立小学校の教員同士が顔を合わせる機会は、たいへん励みになるものです。子どもたちの学ぶ姿を思い浮かべながら教員同士で知恵を出し合い、実践や意見を交換し合う中で、休み明けからの教育活動への貴重なヒントを得ることができました。各教科部会で学んだことを校内で共有して、より充実した教育活動につなげてまいります。 

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稲の花

2021年8月13日 (金)

 小学校の水田の様子をお伝えします。
 稲は、8月の上旬になると茎の中で膨らんだ幼い穂が押し上げられるように出てきて、その先の方から花を咲かせ始めます。晴れた日の午前中2時間程度という短い時間ですが、その間に自家受粉を行い美味しいお米になる準備をするのです。
 昨日、雑草抜きなどの手入れをしようと水田へ行ってみると、写真のように花をつけた穂を見ることができました。受粉時には籾が二つに割れて「開花」しますが、水田で見た時は受粉が終わった後だったようです。籾は閉じていて、クリーム色の雄しべが外に飛び出していました。調べてみると、曇りの日には夕方まで花が咲いていることもあるそうです。昨日の撮影があと数時間早ければ、咲いている花に立ち会えたかもかもしれません。
 水田を観察している間にも、稲にトンボがとまっていたり、ハチの仲間が飛んできたりしていました。今のところ害虫による被害などは見当たらず、順調のようです。5年生の子どもたちが登校してくる頃には、また様子が変わってきていることでしょう。秋の収穫の日を迎えるまで、生育の様子を見守っていきたいと思います。 

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農園

2021年8月10日 (火)

 台風が去り、小学校の周辺には青い空が広がっています。午前中、学校の近くで、部活動に来ていた小学校の卒業生が元気に挨拶してくれました。「これから練習を始めます!」とのこと、暑さに負けず頑張ってほしいです。
 秋から農作物の栽培を始める畑の様子を見るため、小学校の農園に足を運びました。草むらを歩くたびに足元をバッタが勢いよく跳ねています。7月に子どもたちと一緒に昆虫探しをしたときと比べると、ずいぶん大きく育っています。ショウリョウバッタを捕まえて、手にのせました。しばらくの間じっと周りを眺めた後、遠くへ跳んで行ったショウリョウバッタ。正面から見せるユーモラスな表情がかわいらしいです。

  「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」(藤原敏行)
 平安時代、立秋の日に詠まれたとされるこちらの短歌。ススキや紅葉など、はっきりと見て分かる秋の風景はまだですが、吹いてくる風に「秋が来た」と気づいたという意味です。夏の暑さの中にも、ほんの小さな変化に秋の訪れを感じたのでしょう。

 今年も、先日「立秋」を迎えました。立秋とはいえ厳しい暑さは続きます。そんな8月ですが、夕方に鳴く虫の音色や朝夕の心地よい風など、身のまわりの小さな変化から、秋の足音を感じる時期が近づいてきます。時にはそんなことも楽しみながら、まだまだ続く暑い日々を乗り切っていきたいものです。

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夏期講習、よくがんばりました!

2021年7月31日 (土)

 今日は講習6日目。昨日の激しい雷雨、今朝のにわか雨など、学校周辺の空模様は少し不安定ですが、子どもたちが登校する頃にはまぶしいほどの夏空が広がっていました。
 グラウンドに出て、額に汗を光らせながら遊ぶ5・6年生。Aグラウンドでは5年生がドッジビーをして遊んでいました。投げ方にコツが要り、力任せに投げても必ずしも狙ったところに飛ばないのがドッジビーのおもしろいところ。女の子の投じたソフトディスクが強い男の子に命中して大盛り上がり、といったことも起きます。当たっても痛くないというのも、高学年の男女が仲よく遊べる理由と言えそうです。
 Bグラウンドでは6年生がサッカーをしていました。男女が一緒にボールを追いかけています。男の子のスピードや技術力はさすがに目を見張るものがありますが、男女がパスを出し合ってプレーを楽しむ姿が見られます。男の子も女の子も、それが得意な子もそうでない子も、遊びたい時に一緒に楽しめるのは素敵なことです。講習が始まるまでの朝の時間、友だちとの時間を楽しんでいました。
 教室に戻ってきたら、講習最終日の勉強のスタートです。今日も、それぞれの教科に熱心に取り組んでいました。普段の授業より難しい内容も含まれていたと思いますが、どの子もよくがんばりました。今日で7月も終わり、明日からは本格的な夏休みです。夏を楽しみ、休み明けにまた元気な姿を見せてほしいと思います。

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一人ひとりの夏休み

2021年7月29日 (木)

 小学校の水田では、5年生の育てている稲が順調に生育しています。講習が始まる前の朝の時間、水田に足を運びました。水面に目をやると、ホテイアオイによく似た「コナギ」という草が数本だけ顔を出していました。その周りにはウキクサが広がり、太陽に照らされて輝いています。増えすぎると厄介者とされる「雑草」ですが、よく見るとそれぞれに表情があってかわいらしいものです。
 近くで遊んでいた5年生の子どもたちと一緒に、稲をながめながら話をしました。夏休み中の自由研究の話題になると、一人は「アブの研究」、もう一人の子は「トカゲの研究」をしているところだと教えてくれました。
 「庭に、トカゲが住みついていて・・」
 「うちにもヤモリがくるよ!」
 「そういえば、ヤモリとトカゲってどう違うんだろう。そうだ、今日調べてみよう
!」
 友だちの言葉にヒントを得たことで、研究がさらに広がっていきそうです
。二人とも、楽しく学びの多い自由研究になるといいなと思いながら、会話を聞いていました。
 オリンピックの話題に、コロナに関するニュース・・ワクワクすることもガッカリすることも耳に入ってくる今年の夏休みです。引き続き、感染症対策には気を緩めることなく、一方では夏にしかできないことを体験しながら大きく成長していってほしいです。

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暑さに負けない植物たち

2021年7月28日 (水)

 日中の暑さには、思わず顔をしかめてしまいそうですが、そんな真夏の日差しの下で元気な姿を見せる植物があります。今日は、通学路にあるそんな植物たちを紹介いたします。
 駅から小学校へ歩いて向かう途中、中学高等学校の女子棟前に花壇があります。学園の用務員が日頃から手入れをしているこちらの花壇では、赤や白の色鮮やかなベゴニアの花が見る人を楽しませています。その近くには大人が少し見上げるほどの高さの木があり、黒っぽい実をつけています。調べてみると、アロニア(英語名:チョークベリー)という種類の果実でした。そして3枚目は百日紅(さるすべり)の花。まぶしそうに太陽を見上げるピンク色の花の周りを、ハチたちが飛び回っていました。
 夏期講習も半分が終わりました。今日、3時間の講習を終えた6年生の教室で、アロニアの写真を紹介しました。今朝、通学路で撮った写真であることを伝えると、「きっとあそこだ!」と確信する子も、「どこだろう」と考えている子もいます。帰り道、子どもたちはアロニアを見つけることができたでしょうか。暑さの厳しい中の通学路ですが、季節の移り変わりを感じながら楽しみを見つけてくれればと思います。

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夏期講習

2021年7月26日 (月)

 先日、東京オリンピックが開幕しました。各競技で躍動する選手たちの姿も、照りつけるような太陽も、連日 “熱く” 感じられる2021年の夏休みです。気になるのが、徐々に日本列島に近づきつつある台風8号の動きです。どうか、大きな被害をもたらさないことを願いたいと思います。
 さて、今日から5・6年生の希望者を対象とした夏期講習が始まりました。休み中にも関わらず早めに登校して、汗をぬぐいながら開門を待つ子どもたちの姿がありました。講習が始まるまでの15分間程度の時間も惜しむかのように、朝から友だちと楽しそうに遊んでいました

 国・算(6日間)、理・社(3日間)の予定で行われる夏期講習。
国語では語彙力をつけるトレーニングや文章読解演習に取り組み、算数では植木算、方陣算などの特殊演算や、規則性に関する問題などに挑戦します。理科・社会では問題演習を通して既習事項の復習をするとともに、さらに理解を深めていきます。講習初日の今日、降水量による気候区分や気候の特徴(5年生社会)、光合成をする葉緑体の働き(6年生理科)など、子どもたちはさっそく真剣な様子で学習していました。
 教室で友だちと一緒に学ぶことで、効率よく集中して取り組める子も多いことでしょう。6日間の夏期講習が、実り多い勉強に
なることを期待しています。

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