桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

さあ、夏休み!

2021年7月22日 (木)

 昨日は、夏休み前の授業最終日。「おはようございます!」と、元気な子どもたちの声が聞こえてきました。朝7時半の段階で気温はぐんぐん上がり、駅から歩いて登校する4年生以上の子たちの額には、光る汗が見えます。普段よりも少し早めに各教室の換気をして、冷房を入れて子どもたちを出迎えました。
 火曜日には暑さ指数(WBGT)が31℃を越えたため、昼休みの外遊びを控えさせましたが、水曜日はワンランク下の「厳重警戒」。やはり暑さは厳しいため、適宜マスクを外しながらの5分短い昼休みとしました。「今日は教室で遊ぼうかな」と、涼しい教室でのんびりとくつろぐ子も多かったようです。
 少しでも気温の低い午前中に・・と、3年生と4年生が農園で学習をしていました。4年生は夏の栽培・収穫を終え、畑の後片付けです。支柱やネットなどを、短い時間で手際よく片付けていきました。3年生は理科の授業で昆虫の観察をしていました。ある子が葉の裏にいる「ナナフシ」を見つけると、子どもたちが集まってきました。初めて見た! と興奮気味に話す子もいます。何度か農園に足を運び、昆虫と触れ合う機会を持ったこともあるのか、昆虫に触れるようになった子が増えてきて嬉しく思います。夏休みの「昆虫観察」の課題もがんばってきてほしいです。
 来週には夏期講習(5・6年生)がありますが、今日からいったん学校はお休みです。子どもたちは今日から夏休みです。夏にしか経験できないことをしたり、家族との思い出を作ったり、何かに挑戦したりと、一人ひとりにとって充実した日々を過ごしてほしいと思います。

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兄弟学年の交流①(2・4・6年生)

 月曜日に行われた兄弟学年の交流の様子をお伝えします。

 6年生の教室では三兄弟が集まって交流するにあたり、どんなことをしたら下級生との仲が深まるのかを、クラスごとに話し合いました。学級会で検討を重ねた結果、1組はリレー、2組はドロケイをすることに決まり、安全に楽しく遊ぶためのルール作りや、準備をするもの、時間配分などをさらに話し合っていきました。
 活動した当日はお天気に恵まれ、3学年の子どもたちが楽しそうに走る姿が見られました。また、教室に帰る時には6年生が下級生の教室までパートナーを送りました。教室に入っていく下級生を最後まで見届けると、下級生も別れを惜しむように手を振っています。そんなほほえましい光景に、心が温かくなりました。
 夏休み前に兄弟学年のパートナーとの時間を持つことができて、子どもたちにとってよい時間になったことと思います。夏休み明けにも、学校内で会ったら互いに声をかけたり、交流したりする場が持てることを期待しています。

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兄弟学年の交流②(1・3・5年生)

 この日は、1・3・5年生も兄弟学年の交流がありました。

 5年生が教室に迎えに来ることを伝えると、ワクワクした表情で話を聞いていた1・3年生の子どもたち。それぞれの教室で5年生が来るのを待ちました。5年生は、3年生、1年生の順に教室へ迎えに行き、三兄弟が揃ったところからいくつかの教室に分かれて交流が始まりました。
 休み時間などに一緒に遊んでいる子もいますが、お手紙のやり取り程度の関わりの子もいます。そこで、3人で改めて自己紹介をしました。場の雰囲気が少し和んできたころ、5年生が封筒を差し出しました。「これをあげる。開けてみてね。」 封筒から出てきたのは、色鮮やかなブンブンゴマと、折り紙で作ったオーナメント! 1・3年生の子どもたちは、思わぬプレゼントに目を円くしていました。うまくコマが回せない子には、5年生が手を差しのべて優しく教えています。「教えてもらったら回るようになったよ!」と、音を鳴らしながら嬉しそうにコマを回す子どもの姿が印象的でした。
 桐光学園小学校では異学年交流を大切にしています。優しくしてもらったことを、今度は下級生に向けて自分がしてあげよう。そんな優しい心のリレーを、これからも引き継いでいってほしいです。

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玉ねぎ染め(3年生 図工)

 図工の授業で「玉ねぎ染め」をしました。前回の授業で、木綿のハンカチを輪ゴムで数ヵ所きつめに縛っておいたものを、玉ねぎの皮を煮出した鍋の中に入れて色をつけていきました。
 目安の時間になり、ハンカチを鍋から取り出しました。どんな模様になっているのかな? ワクワクしながら、縛ってあった輪ゴムを子どもたちが外していきます。広げてみると、一枚ごとに様々な模様が表れました。「みかんを切ったような形だよ」「先生、面白い模様になったよ!」自然のやさしい色合いに染まったハンカチを、子どもたちが嬉しそうに見せてくれました。
 一人2枚染めたうち、1枚は6年生への贈り物にしました。「玉ねぎをたくさん作ってくれてありがとう」「玉ねぎは、半年間も畑で育っていたんだね」「収穫祭でおいしくいただいたお礼に、玉ねぎ染めハンカチを作ったよ」 かわいらしいお手紙を添えた、3年生からのプレゼントです。6年生にとって、小学校の思い出の“一枚”になったなら嬉しく思います。

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ミニトマトの収穫(2年生 総合)

2021年7月19日 (月)

 2年生が育てているミニトマトの収穫が、佳境を迎えました。金曜日に梅雨明けが発表されてから、毎日10個以上が収穫できています。
 摘みたての瑞々しいミニトマトを、子どもたちは
嬉しそうに見せてくれます。感染症防止の観点から、学校では食べずに小袋に入れて持ち帰るようにしていますが、翌朝には「おいしかった!」「甘かったよ」と、子どもたちが口々に感想を聞かせてくれます。
 作物の栽培は、すべてが順調なことばかりではありません。今年の活動の中でも、途中で葉が病気にかかってしまい、新しく苗を植え直すということがありました。それでも、無事全員に行き渡る収穫ができたことを嬉しく思っています。作物を育てる難しさを知ると共に、収穫の喜びをみんなで感じた2年生のミニトマト栽培でした。

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本から学んだことを伝え合おう(3年生 国語)

2021年7月15日 (木)

 3年生の国語の授業(単元名「本は友だち」)の様子を紹介いたします。
 物語や動植物、電車など、子どもたちは日頃から様々なジャンルの本に親しんでいますが、この単元では物事を説明したり解説したりする本に目を向けさせています。
 単元の導入として教科書に載っている「鳥になったきょうりゅうの話」を読みました。「きょうりゅう」の文字を見て、多くの子がティラノサウルスのような大きくて強い生き物をイメージしたようですが、このお話の主役は羽毛の生えた小さな恐竜たち。地球環境の変化の中で多くの仲間が死に絶える中、生き残って現在の「鳥」へと進化を遂げたというのです。6ページほどの短い文章に、子ども一人ひとりの新しい気づきや発見がありました。
 昨日の授業では図書室にある「科学読み物」の中から、各自が読みたい一冊を選びました。動物や植物の図鑑、人体の仕組みや天体など、本の分野は様々です。これらの本で学んだことを友だちと伝え合うのが、この単元学習のゴールです。子どもたちは、
タブレットを効果的に活用しながら自分なりの方法でまとめていきました。「この写真を見せながら話すんだ」と、説明する順番に画像を並べている子もいました。発表の準備は万端です。
 明日はいよいよ、一人ずつ本の紹介をする時間です。本から学んだことや本の魅力が、友だちにうまく伝わるといいですね。また、友だちの話を聞いて、
夏休み中に読んでみようと思えるような、すてきな一冊との出会いがあるといいなと思います。

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カレーライス、美味しかった!(収穫祭)

2021年7月13日 (火)

 昨年度行えなかったことが、少しずつですが実施に向けて動き出しています。子どもたちが大好きな行事「収穫祭」もその一つ。先週から今週にかけて、学年ごとに実施する形で収穫祭が行われました。
 6年生が育てた玉ねぎ入りのカレーライスができあがってくると、子どもたちの教室にもほんのりと美味しそうな匂いが届きました。「今日はぼくたちの学年だよね!」「お腹空いちゃったよぉ」そんなことを口にしては、時計を気にしながらお昼の時間を楽しみに待つ子どもたちです。
 「いただきます」収穫祭委員の方たちにご挨拶をしてから、カ
レーライスをいただきました。「美味しい!」の気持ちを、カメラに向かって満面の笑みで表現してくれた子どもたち。その笑顔に、私たちも心から嬉しい気持ちになりました。
 引き続き、コロナ禍で時には活動が制限されることも受け入れつつ、私たちに出来ることを見つけて一つひとつ形にしていくことが教育現場の課題といえるでしょう。未来を担う子どもたちが、豊かな体験を積みながら楽しく学んでいけるよう、工夫を重ねながら教育活動を進めていきたいと思います。

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ぐんぐん育っています(4年生 総合)

2021年7月12日 (月)

 梅雨明けかな? と思わせるような強い日差しの中、農園では4年生が作業を行っていました。現在、4年生の畑では、トウモロコシ・キュウリ・ミニトマト・エダマメ・メロンが栽培されています。作物の種類は子どもたちが選び、4月中に苗を植えました。
 それぞれ順調に生長しています。今日の授業でも、大きく育った作物を子どもたちは嬉しそうに収穫していきました。梅雨の時期は農園に足を運べない日もありました。数日間見ない間に、ぐんと生長するものもあります。「少し大きくなりすぎたみたい!」そう言って、子どもたちが笑いながら見せてくれたのはまるまると育ったキュウリです。数本入れただけで、ビニール袋がいっぱいになるほどでした。
 ミニトマトの畑では、手に防虫スプレーを持って作物をのぞき込む子どもたちがいました。「オオタバコガ」という害虫を見つけたようです。日頃からよく観察をして、大切に育てていることが伝わってきました。また、トウモロコシ畑では支柱を立てて保護ネットを設置していました。先日、動物が作物を荒らした形跡があったため、改めて害獣対策をするようです。このように、作物を育てる上では予期しないことも起こるため、その都度立ち止まって、知恵を出し合い、みんなで工夫しながら進めることを大切にしています。
 真夏のようだった日中のお天気も、午後になると次第に下り坂へ。夕方からは雨が落ちてきました。梅雨明けはもう少し先でしょうか。空模様と相談しながら、
夏休みまでに何回か機会を見つけて農園に行こうと思います。

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音読発表会(1年生 国語)

2021年7月 9日 (金)

 先日、七夕の日に「おおきなかぶ」の音読発表会を行いました。
 「おおきなかぶ」のお話には、6人の登場人物(おじいさん、おばあさん、まご、いぬ、ねこ、ねずみ)が出てきます。はじめはなかなか抜けなかったのですが、みんなで力を合わせて引っぱると、あまいあまい大きな大きなかぶが抜けたというお話です。有名な昔話なので、子どもの時にお読みになった方も多いことと思います。
 さて、お話の中では登場人物たちがたくさん出てきますが、体の大きなおじいさんも、一番小さいねずみも、他の4人も、1人でもいなければかぶを抜くことはできませんでした。練習に臨む子どもたちにも、「自分の持っている力を発揮して、みんなで協力して練習に取り組めるといいね」と声をかけました。
 音読発表会の本番では、どの班も練習時よりも大きな声で、役になりきって一生懸命演じ切っていました。学校だけでなくお家でもたくさん練習したよ、と多くの子が話していた通り、大成功の音読発表会になりました。 

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完成にむけて・・(4年生 図工)

 4年生の図工の授業(単元名「物語の場面から」)で、絵画作品の仕上げを行っていました。先月の記事では、一人ひとりが物語の一場面を選び、下絵を描き始めた様子を紹介いたしました。その後、子どもたちは毎週の図工の授業で複数の表現技法を組み合わせて、物語の世界は完成に近づいてきています
 霧のような模様になるスパッタリングや、左右対称の不思議な模様を楽しむデカルコマニーといった表現技法。イメージする世界に合わせて表現技法を選ぶのですが、偶然生まれる色や形も作品を味わい深く彩ります。
 カッターナイフでパステルを削って粉状にして、ペーパーでこすっている子がいました。紙面の細かな凹凸の影響を受けないようにして、ぼかしたような淡い色をのせているのです。このように、子どもたちは紹介された表現技法を駆使して
、原画の雰囲気にとらわれずに自分なりの世界観を楽しく描き表していきました。
 作品の細部にまでこだわりを持って丁寧に作業を進める子がいたので、「上手に描けているね」と声をかけました。その子は「だって、ずいぶんがんばりましたから!」と、笑顔で胸を張るのでした。自分の作品と向き合い、制作を心から楽しんできたことがその様子から伝わってきます。
 全員の作品が完成したら兄弟学年の2年生に観てもらい、いろいろな物語を目で楽しんでもらいたいと思います。

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