桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

もうすぐ始まる徒歩通学(3年生)

2022年3月 7日 (月)

 3年生は、もうすぐ4年生に進級します。授業の中で行う「クラブ活動」、毛筆の授業などいくつかの変化がありますが、子どもたちにとって一番大きな変化は「徒歩通学」になることかもしれません。

 先日、下校の練習として担任・副担任の先生と一緒に学校から栗平駅まで歩きました。
社会の単元「交通事故を防ぐ」の学習で、通学路の様子を映した映像を観ていたこともあり、子どもたちは高い意識を持って臨んでいたようです。「ここは車が出入りする角だね!」「みんな、狭い道だから右に寄ろう!」そんな言葉が、子どもたちの口から聞こえてきて、頼もしく感じました。後日、栗平駅からの登校の練習も行う予定です。

 学校では「失敗」の一つひとつが大切な勉強になりますが、一歩外に出ると失敗ができない場面もあります。時には私たちの目の届かないところで、児童に対して親切に声をかけてくださったり、助けてくださったりする方がいらっしゃいます。感謝の気持ちを忘れず、登下校における安全・マナーいずれも大切に指導していきたいと思います。

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私立小学校・付属幼稚園合同フェア2022

2022年3月 6日 (日)

 本日、ホテルモリノ新百合丘にて、「私立小学校・付属幼稚園合同フェア2022」が行われました。午前と午後の事前予約制とするなど、様々な感染症対策を講じた上での開催となりました。

 体験コーナー「きれいな葉っぱがあらわれた」の時間には、多くのお子さんが参加してくれま
した。昨年の秋にこの企画を考え、図工の教員が学校の近くで紅葉の葉っぱを拾い集めていました。合同フェアの日のために・・と冷凍庫に保存しておいた葉っぱが、今日の活動の材料です。子どもたちはクレヨンを使って、葉っぱの模様を白い紙に色鮮やかに表現していました。短い時間ではありましたが、楽しい時間を過ごしてもらえたならたいへん嬉しく思います。

 本校のブースにも、多くの方がお立ち寄りくださいました。私立小学校選びをはじめたばかりという方、お知り合いの方を通じて本校をお知りになった方、学校に何度も足を運んでくださっている方など、いろいろなきっかけで本校に関心を持ってくださったと話してくださり、たいへんありがたく感じました。
 
 小学校選びで大切なのは、学校の雰囲気を感じていただいた上で、お子さん自身が学校を好きになることです。一度小学校に足を運び、雰囲気を感じていただきたいと思っております。社会情勢を見ながらとはなりますが、「学校説明会」「公開授業」「オープンスクール」などを通して、多くの方に本校の魅力を感じていただければと考えております。こちら「桐光小ニュース」でも、日々の学校生活の様子をお伝えしていきます。

【第1回学校説明会】   4月16日(土)
【公開授業】       4月25日(月)
【第1回オープンスクール】5月21日(土)対象:年中・年長児のお子様
【第2回オープンスクール】6月4日(土) 対象:年長児のお子様
【第2回学校説明会】   9月3日(土)
【入学試験】       10月18日(火)


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ゆうびんやさん(2年生 総合)

2022年3月 1日 (火)

 総合の授業で郵便局のはたらきについて学習した後、学校全体でゆうびんやさんごっこをしています。2年生が「桐光ゆうびんきょく」の局員です。毎日、中休みになると活動開始です。各階に置かれたポストから葉書を回収していきます。集めた葉書を教室に運んできた後、てきぱきと消印を押して仕分け作業を進める子どもたちの姿は、本物の郵便局員のようです。続いて昼休みは配達の時間。各クラス・職員室などの前に置かれた郵便受けに、葉書を一枚、一枚大切にお届けします。
 切手作りについても学びました。葉書に印刷されている全70種類の切手は、子どもたちが心を込めて描いたものです。兄弟学年のお兄さんやお姉さんとの直接的な活動の機会が限られている今、葉書を通したやりとりは大切な交流の場の一つになっています。他学年や他学級のお友だち、お世話になっている先生にメッセージを書いている子どもたちも多いようです。
 「桐光ゆうびんきょく」の活動は、今月15日まで続きます。かわいらしくも頼もしい郵便局員たちの活躍を、もうしばらく見守りながら応援していきたいと思います。

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温かな心の連鎖-2・3年生の交流から-

2022年2月28日 (月)

 2月最後の日は、春の訪れを感じる暖かな一日でした。小学校のある川崎市麻生区の最高気温は14℃。ぽかぽか日和でした。子どもたちは、今日も元気いっぱいに過ごしていました。

 休み時間、2年生と3年生がドッジボールで一緒に遊ぶ姿を最近多く見かけます。つい先日、2年生のある子の日記に、“強くて優しい3年生”のことが書かれていました。「下級生が、日記に書いてくれたよ!」3年生の教室でその一部を紹介すると、「ぼくたちのことだ」と、何人かの子どもたちが誇らしげな表情を浮かべるのでした。

 そんな3年生の遊び方にも、近頃ちょっとした変化が見られます。以前は男の子の姿が目立つドッジボールコートでしたが、今月に入って女の子の姿を多く見かけるようになりました。これは、3年生の女子が書いてきた日記です。「強いボールを投げる男の子が、やさしいボールを投げてくれました。わたしも下級生と遊ぶ時には、そうしてあげたいと思いました。」楽しく遊べたことで、今度は下級生にもそうしてあげよう、と思ったのですね!
 その子は日記の中でこう続けています。「2年生に当てられてしまって外野に出ました。その時に味方がボールをくれて、わたしが外野から当てた時には『すごいね!』とほめてくれました。」パワーの上では、毎日ドッジボールをしている男の子に敵いません。でもコートの中は、私もやってみよう! 楽しい! そう思える温かい声かけに溢れていたのです。
 日記の最後には、こう綴られていました。「これからも思いやりのドッジボールをやりたいです。下級生も、そんな3年生みたいになってほしいです。」 読ませてもらいながら楽しそうに遊ぶ姿を思い浮べるとともに、温かい気持ちになりました。

 優しさの連鎖が男の子から女の子、そして上級生から下級生へ・・。学校っていいな、と改めて思うのでした。

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美しい空の向こうで

2022年2月26日 (土)

 枕草子では「秋は夕暮れ」ですが、どの季節も夕方の空は美しいものです。写真は先日の18時頃、日の入り後30分ほど経った西側の空。天気がよければ、こんな景色をAグラウンド脇の尾根道から眺めることができます。日が沈んでから刻々と色を変える空を眺めるのも、楽しいひと時です。

 炎で真っ赤に染まる早朝の空もあります。遠くの国で、爆撃に怯えながら過ごす人たちの様子が、ニュースで流れてきました。私たちが見上げるのと同じ空なのに‥そう思うと心が痛みます。黄昏時に空を眺め、今日一日を振り返ったり、明日の楽しみを考えたりすること。そうやってまた新しい朝を迎えること。こんな繰り返しが特別で、幸せなことだというのを、改めて実感いたしました。

 2月もあと少しで終わり、早くも3月へとバトンタッチです。すぐそこまで来ている春を楽しみに待ちつつ、一日も早く平和な時間を取り戻せるように、と遠くの空に思いを馳せる週末です。

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体って不思議だね!(3年生 理科)

2022年2月22日 (火)

 「ガイコツだ!」「こわい~!」人体の骨格標本が登場すると、毎年子どもたちからどよめきが起きます。今年も3年生理科の単元「ヒトの体の作りと運動」の学習が始まりました。

 「ヒトの骨はいくつあるでしょう?」
 「骨と骨はどうやってつながっているのかな?」

 授業を通して、一つひとつの疑問が解き明かされていきます。子どもたちは、首をぐるりと回したり、腕を上げ下げしたりしながら、体の曲げられるところ・曲げられないところを調べていきました。「首や足首は曲がるけれど、すねは曲がらないね」自分の体の動きに注目しながら、「関節」の働きにも気づくことができたようです。

 自分自身の体は一番身近なものであるのに、意外に知らないことばかりだと気づかされます。「自分の体が、あんな風に骨で出来ているのか‥」ふと、そんなことをつぶやく子がいました。はじめは骨格模型に大騒ぎだった子どもたちも、学習を進めるうちに体の作りに関心を持ち、いつしか真剣な表情へと変わっていくのでした。

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赤ちゃんのお世話体験(2年生 総合)

 2年生の総合「大きくなったぼく・わたし」という単元で、自分の成長を振り返りながらアルバム作りをしています。
 子どもたちは、自分の小さい頃のお話をお家の方に聞いてきました。お腹の中にいたころの話、生まれた時の様子や名前の由来、初めて言葉を口にした時のこと‥。幼い頃の様々な逸話に写真を添えて、自分だけの成長アルバムを作ります。
 「赤ちゃんの時にお家の人が気を付けていたこと」について、お家の方にインタビューをしてくる宿題もありました。ミルクを作って飲ませたり、おむつを替えたり、お風呂に入れたり・・と、お家の方は様々な場面で、大切に育ててくださったことを感じた子どもたち。取材で学んだことを踏まえ、総合の授業では「粉ミルク作り」「おむつ替え」「沐浴」「赤ちゃんの重さ」を体験しました。
 「けっこう重たいんだね」「ミルクの温かさはだいじょうぶ?」人形を使った疑似体験ではありますが、子どもたちなりに、赤ちゃんのお世話の大変さを実感したことと思います。今回の活動を通して、自分が愛情をかけて大切に育ててもらったことへの感謝、一緒に生活している仲間にも同じように大切に思っているお家の人がいるということを感じることができれば、と思います。

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スクールバスに揺られながら

2022年2月19日 (土)

 《家の外では乗るもの、家の中では入るもの。これな~んだ?》

 3年生の子どもに出したなぞなぞです。英語に変換しなければいけないので、ちょっと難しかったようです。正解は・・「バス」。(乗り物のbusとお風呂のbathです!)

 さて、今日の記事は乗り物の「バス」のお話です。本校の1~3年生は、最寄り駅である栗平駅からスクールバスで通学しています。現在の白いバスは二代目で、開校時から2008年までは青いバスが子どもたちを乗せていました。写真は2008年の12月、バスとのお別れの時の様子です。
子どもたちが「ありがとう」の気持ちを込めて掃除をしたり、座席に座って記念写真を撮ったり、特別にハンドルを握らせてもらったりしていました。毎日お世話になったバスに名残惜しそうにしている当時の子どもたちの様子が、とても印象に残っています。

 先日、3年生の教室では、スクールバスに乗るのもあと少しだね、という話題になりました。子どもたちにたずねると、「徒歩下校が楽しみ!」と話す子もいますが、「スクールバスがいいなあ」と口にする子もたくさんいました。朝の登校指導で校舎前に立っていると、バスの中から笑顔で手を振ってくれる子どもたち。コロナ禍で会話はがまんしてもらっていますが、それでも友だちと一緒にバスに揺られながら学校に向かうのは楽しいものです。1996年の開校時と変わらず、毎日子どもたちを大切に送り迎えする桐光小のスクールバスです。

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ここへ おいでよう!~青空と真っ白い雲~

2022年2月18日 (金)

 今日の昼休み、Aグラウンドでのこと。子どもたちと一緒に遊んでいると「すごい雲・・先生、写真を撮ってください!」と、興奮気味に空を見上げている子たちがいました。
 さっそくカメラを持ってきて、空に浮かぶ雲を写しました。「先生、何を撮ってるの?」「あ! おもしろい形の雲!」何人かが集まって来て、一緒に空を眺めました。鮮やかな青空に、くじらぐもを思わせる真っ白い雲。1年生の国語の教科書に出てくるお話のように、「ここへ おいでよう。」というくじらぐもの声が聞こえてきそうです。
 いよいよ春めいてきたかな、と感じる午後の陽気でしたが、明日は一転して雨の予報。学校のある川崎市麻生区の最高気温は、なんと7℃!  気温差が大きいので、今週末は風邪などに気をつけて過ごしたいものです。

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群読の練習が始まりました(5年生)

2022年2月15日 (火)

 学年末の懇談会の日、保護者の方々を前に群読の発表をする予定です。その日に向けた練習が、本格的に始まりました。5年生が取り組んでいるのは、国語の授業で触れた「枕草子」を題材にしたものです。パートごとの声の響き、パート同士が組み合わさる声の響き、そしてクラス全員の声の響き。群読には、声のみで一つの作品を作り上げるという魅力があります。
 読み方の確認やパート分けを経て、何度か声に出して練習をしてみました。家庭でオンライン学習を行っている子たちは個別に練習をしており、なかなか人数が揃わないパートもあります。そのため少々心細い気持ちになることもありますが、全員が揃って声を重ねる日を楽しみにしながら、前向きに練習に励んでいます。
 まだ文字を追うことに精一杯という段階ですが、これから練習を重ねながら古典の美しい響きを味わい、「枕草子」の情景を表現することを目指します。クラスのみんなでどのような発表を作り上げるのか、楽しみに見守っていきたいと思います。

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