兄弟学年の交流(2・4・6年生)
2022年5月11日 (水)
今年も「兄弟学年」の活動が始まりました。兄弟学年の取り組みは、本校の教育活動で大切にしている異学年交流の一つです。1・3・5年生、2・4・6年生が “3兄弟”になり、年間を通していろいろな活動を行います。同学年の子ども同士の関わりと同じくらいに、年下・年上の関わりからの学びも、小学校生活において大切なものだと考えています。
今日は2・4・6年生が集まりました。10時過ぎに、最年長である6年生が2・4年生の教室に迎えに行きました。ワクワクしながら待っていた下級生は、お迎えに来てくれた6年生と一緒に体育館に向かいました。今回は、三兄弟で「今年一年間よろしくね!」の顔合わせの日。体育館に着くと、6年生がアンケート用紙を配りました。その紙には「①好きな遊び ②自分の宝物 ③好きな色」と書かれています。子ども同士質問し合いながら、お互いのことを書きこんでいきました。「好きな色が私と一緒だね!」と、共通点を見つけて嬉しそうにしている子の姿が印象的でした。
体育館での自己紹介タイムが終わり、中休みの時間になりました。「一緒に遊ぼうよ」と、三兄弟が連れ立って遊びに行く姿も見られました。お兄さん・お姉さんに親近感を持った下級生、かわいらしい下級生に自然と優しい言葉遣いになり、表情も柔らかくなる上級生。ほほえましい兄弟学年の交流でした。
出席番号順の組み合わせで出会う三兄弟ですが、活動を通して他の三兄弟との交わりも増えていき、次第にいろいろな学年に顔見知りの子が増えていきます。多くの学年の子ども同士が関わり、時に支え合いながら、心穏やかに過ごせる小学校でありたいと思います。