桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

「歯」の勉強(2年生)

2023年10月14日 (土)

 金曜日、お二人の歯科医による「歯の話」の特別授業がありました。お二人とも桐光小の卒業生,在校生の保護者であり、またご自身が桐光学園の卒業生というご縁から、昨年度より2年生を対象に特別授業をしてくださっています。

 授業では、歯にまつわるお話をたくさん聞くことができました。特に、虫歯にならないための4か条(①おやつは1日1回 ②15分以内で ③甘い飲み物+甘いお菓子は✕ ④食べたら歯磨きをする)は、子どもたちがうなずきながら真剣に聞き入っていたようです。歯医者さんが優しく語りかけるお話を聞きながら、歯を大切にしなければならない理由もしっかりと理解できたことでしょう。
 

 子どもらしい質問も多く飛び出しました。「子どもの歯が虫歯になったらどうなりますか?」「大人の歯がぬけたらどうなるのですか?」「サメの歯と人の歯はちがうのですか?」などなど・・。時間が足りなくなるほどの質問にも丁寧に答えていただき、たいへん充実した学びとなりました。

 「15分以上食べていることがあったので、これからは気をつけます」「おやつを食べたあとみがいていなかったので、これからはみがくようにします」「虫歯になってしまったら元にもどらないと知ってこわくなったので気をつけたいと思います」授業後、子どもたちが初めて知ったことや感じたことを、先生方へのお礼状に書いていました。学んだことを思い出しながら、自分の歯を大切にして日々生活してほしいなと思います。

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大根の間引き(3年生 総合)

 大根の子葉の間から本葉が伸びてきたので、木曜日に間引きを行いました。せっかく出てきたのに・・と最初はためらう様子も見られましたが、株同士の間隔を開けながら一本ずつ丁寧に抜いていきました。若葉は柔らかく、白く長い根が伸びています。「大根の赤ちゃんだね!」「このまま生でかじったらどんな味だろう」子どもたちは、間引いた若菜を見つめながら感想を言い合っていました。
 間引き大根の葉は、お家に持ち帰って味わてもらうことにしました。翌朝には、美味しそうなグルメレポートをたくさん話してくれた子どもたち。この時期だけの味を楽しむことができてよかったなと思います。
 何人かの子どもたちが、「たれぞうくんにもどうぞ」といくつか残していってくれました。当番の子が大根の葉を差し出すと、むくっと顔を上げてむしゃむしゃ食べて始めたたれぞうくん。子どもたちからの美味しい差し入れに、大満足の様子でした。

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心地よい季節

2023年10月10日 (火)

 グラウンド脇にあるジニアの花に、チョウがとまって蜜を吸っていました。猛暑の時期を越え、10月に入っても綺麗な花を咲かせている元気な花々です。厳しい暑さもすっかり落ち着き、秋らしさを感じる季節になりました。日中、子どもたちと一緒に外遊びをしていても心地よく感じられる毎日です。

 8・9月には暑さのために十分な練習時間が確保できないことから、今年の運動会はひと月後に延期となりました。ようやく涼しくなってきたこの時期、練習が本格的に進められています。学年競技、リズム体操(1~3年生)、ダンス(4~6年生)など、運動会で子どもたちの躍動する姿が見られるのが今から楽しみです。また、自然教室も近づいてきました。3~6年生が埼玉県秩父郡を訪れて、2泊3日を過ごしてきます。秋も深まる頃ですので、現地で豊かな自然をたっぷり楽しんでくることができるでしょう。

 風邪を引くなどして、体調不良でお休みする子がちらほら見られます。夕方から夜にかけては、少々肌寒く感じられる日も増えました。季節の変わり目ですので、健康に気をつけて過ごしてほしいなと思います。

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土曜日の小学校

2023年10月 7日 (土)

 4~6年生の土曜講習と親子ふれあい活動、午後からは合唱部の練習で、今日も小学校はにぎわっていました。土曜講習の開門時刻は普段より20分遅くしてあるのですが、待ちきれないとばかりの4~6年生の子どもたち。7:50になって教室へ荷物を置くと多くの子がグラウンドへ行き、ジャングルジムなどの遊具で遊んだり、サッカーやドッジボールをしたりして、楽しそうに過ごしていました。

 8:20には朝の会が始まり、さっそく講習へと入っていきます。特に高学年の土曜講習では応用的な学習内容も扱うので、子どもたちは時に頭をひねりながら課題に向き合います。5年生の算数の教室では、数の規則性を利用した学習をしていました。カレンダーの数の並びから、「3ヵ月後の15日は何曜日ですか」といった問題に挑戦します。はじめは手がかりが見つからなかった子も、友だちの考え方を聞いてひらめいたり、「なるほど!」と目を丸くしたりしながら、じっくりと考えることを楽しんでいたようです。

 さて、今週も終わり連休に入ります。外へ出て体を動かすのが心地よく感じられる季節になりました。健やかな連休を過ごしてほしいなと思います。最後に学校のグラウンド脇に見つけた秋をご紹介。綿の花がしぼんで果実ができ、それが割れてコットンボールができました。綿菓子のようにふわふわでかわいらしい姿を、多くの子どもたちに見てほしいです。

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ごちそうはまだかな?

2023年10月 6日 (金)

 たれぞうのお世話をしている3年生が、日々の当番のお仕事を終えるとたれぞうくんの様子を教えてくれます。「今日は餌をたくさん食べていたよ」という嬉しそうに報告してくる子、「お家がきれいになったよ! かなり時間がかかったけどね。」と誇らしげに話す子。動物好きな子はもちろん、これまで動物と関わる機会の少なかった子も、すっかり愛着を感じながらお世話を続けています。

 日によっては、たれぞうくんの体調面で気になることを教えてくれる子もいます。先日の帰りの会で、「たれぞうくんが、お腹をこわして元気がないようなので、優しく見守ってください」と、教室の友だちに呼びかけている子がいました。翌日、普段よりも多くの子どもたちがたれぞうはうすに行きました。「たれちゃん!」と優しく声をかけると、いつものように鼻をピクピク。お腹も回復したようで、健康なコロコロうんちでした。「元気でよかった」と、たれぞうくんを優しくなでる子どもたちでした。

 今日の農園では、3年生が大根の畑に肥料をまく活動をしました。種をまいて12日目、ぐんぐん育っています。間引きの時期について話していたら、「せっかく出てきたのに、抜くのはかわいそうだよ」と顔をしかめる子どもたち。「やわらかい若葉、もりもり食べてくれそうな子いるでしょ?」と話したら、「あー、たれちゃんだ! それならいいね!」とにっこりしました。

 間引きをしたら、柔らかくて新鮮な若葉を届けたいと思います。楽しみにしていてね、たれちゃん/(^ x ^)\

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大根の芽が出たよ

2023年10月 4日 (水)

 火曜日の昼休み、3年生の子たちと一緒に農園の様子を見に行きました。「大根の様子を見たい人は、昼食後に昇降口で待っていてね」そう声をかけたら、両クラス合わせて30名以上の子どもたちが集まりました。ずいぶん多いねー! と、みんな笑いながら農園へ出発です。

 小学校を出て1分ほどのところに農園があります。先月の25日に種を蒔いてから約1週間、どんな様子になっているかワクワクしながら向かうと、それぞれの畑から芽が出ていました。「おお、出てる!」興奮気味に声を上げながら、子どもたちはさっそく水やりを始めました。当番を作って、日々の水やりや観察等のお世話を続けていきたいと思います。

 水やりを終えた子から、農園の斜面を駆け上がったりして遊び始めました。久しぶりに来た農園で、奥の方まで歩いて「探検」をしたり、バッタを探したりと、自然の中で思い思いに楽しんでいました。誰が呼びかけたのか、坂を上りきったところに子どもたちが並んで手をつないでいました。とてもほほえましい光景だったので、記念写真をパシャリ! これからの季節、宿泊行事や運動会を通して様々な関わりを持つ子どもたち。またこんな風に、両クラスの子どもたちが交わって楽しく過ごす時間を取りたいなと思います。

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後期が始まりました

2023年10月 3日 (火)

 心地よい秋風を感じる10月に入りました。桐光学園小学校は前・後期の二期制ですので、10月から後期の学校生活が始まります。

 数日間の期末休みが終わり、昨日は後期最初の登校日。子どもたちが元気に登校してきました。7~9月にかけては、暑さ指数(WBGT)で「危険」や「厳重警戒」を示す日が多く、休み時間を短縮したり室内で過ごしてもらったりする日が少なからずありました。でもこの時期になればそこまで気温は上がらず、子どもたちは外遊びを楽しんでいます。

 後期に入り、子どもたちの様子に嬉しい変化がありました。時間を守って生活する子が増えたことです。多くの学年の子たちが一緒に遊ぶ朝のグラウンドでも、8:15を過ぎると子どもの姿が見えなくなります。時間にゆとりを持って8:20の朝の会が始められているようです。やはり、学校を引っ張るのは6年生の姿。お兄さん・お姉さんたちがサッと遊びを切り上げて教室に向かうと、下級生もちゃんとその姿を見ていて動くのです。「遠くの遊具で遊んでいる子にも、時間を知らせてくるよ」と駆けていったのは3年生。上級生の姿が学校に広がっていき、よりよい雰囲気を生んでいるのを感じて嬉しく思いました。

 よい後期のスタートを切ることができました。宿泊行事、遠足、運動会、音楽集会・・後期には、ドキドキ・ワクワクの学校行事も子どもたちを待っています。始業式での校長先生のお話にもあったように、何となく参加するのではなく、一つひとつの活動に目的を持って取り組んでいけるようにしたいものです。勉強も遊びも学校行事も、いつも近くには多くの友だちがいます。互いに心を通わせて、力を合わせて取り組みながら、友だちのよいところに気づくことも互いの成長を実感することもあるでしょう。子どもたちがそんな毎日を過ごせるよう、応援していきたいと思います。

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終業式

2023年9月28日 (木)

   26日(火)に終業式が行われ、前期の授業が終わりました。子どもたちは学校生活の様々な経験を通して、多くを学んできたことと思います。好きなことを見つけたり、友だちのよいところを見つけたりしながら、成長を実感できる半年間が過ごせたなら嬉しく思います。

   終業式では、校歌「桐光われら」を全員で歌いました。コロナ禍で合唱ができない時期が続いたため、子どもたちの歌声には感慨深いものがあります。「桐光われら」(作詞:栗原一登  作曲:三木たかし)は、“青垣の 多摩のふところ・・”の詞で始まります。緑豊かな多摩丘陵が目に浮かぶような素敵な校歌です。作曲は、「津軽海峡・冬景色」や「アンパンマンのマーチ」などで有名な三木たかしさんが手がけています。高校野球などの応援で歌うこともあり、学園の気持ちが一つになれる校歌です。

   さて、前期が終わり数日間の期末休みに入りました。10月から始まる後期の学校生活では、宿泊行事(3~6年生)、運動会などの楽しみな行事がたくさん待っています。それぞれの場面で、子ども一人ひとりが自分らしく輝けるよう応援していきたいと思います。

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一人ひとりの輝きを(輝緑祭)

2023年9月26日 (火)

 秋分の日の23日(土)に輝緑祭が行われました。輝緑祭は桐光学園の中学高等学校の文化祭で、40回目の節目の年を迎えました。4年ぶりに制約のない形で開催され、多くの方が訪れていました。

 テーマに沿った教室展示(中1~3)、創作歌劇のパフォーマンス(高1)の他、吹奏楽部やダンス部などによる発表、高校2年生による模擬店も大いに賑わいました。この日は小学生の姿も多く見かけました。生物室で昆虫標本を真剣に見ていた子や、家族で管弦部の公演を聴きに来た子。子どもたちは、見るもの一つひとつに目を輝かせて楽しんでいたようです。

 輝緑祭では、卒業生の活躍する姿をたくさん見ることができます。「先生!」と声をかけてくれて、数年ぶりに会話を交わした卒業生がいました。展示作品に書かれた文字を見て、懐かしさがこみあげてくることもありました。また、中学3年生の教室では、黒板アートを手がけた卒業生がいました。「平和」がテーマの展示ということで、クラスメイトの誕生花をすべて描くことで平和への願いを表現したのだそうです。「何時間もかかってしまって‥」と謙虚に話していましたが、その充実した表情を見てたいへん嬉しく思いました。

 小学校生活では、信頼できる友だちを作ったり、時にぶつかり合いながら人との関わり方を学んだりします。自分が夢中になれるものを見つけることも、粘り強く勉強に取り組むこともあるでしょう。それらの経験の一つひとつが、小さくとも大切な芽になり、やがてつぼみになって、いつかその子らしい色の花を咲かせます。12年間一貫教育の中で、一人ひとりの歩みに寄り添い、長い目で見守り応援していけることが、私たち教員の楽しみでもあります。今年も、卒業生の輝く姿を見ることができて幸せな輝緑祭になりました。

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暑さ寒さも彼岸まで

2023年9月21日 (木)

 昨日は「彼岸の入り」でした。Aグラウンド脇の尾根道に、数日前からヒガンバナがひっそりと花を咲かせています。夏の暑さが和らぎ開花に適した気温になると、いっせいに花を咲かせるヒガンバナ。毎年、だいたいお彼岸の時期に咲くというのも不思議なものです。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今日になって気温が下がり、だいぶ過ごしやすくなりました。

 小学校の農園でも秋の活動が始まりました。今日の1・2時間目、3年生が大根を育てる畝づくりをしていました。1時間目の小雨はすぐに上がって時折晴れ間ものぞかせましたが、暑すぎることなく、子どもたちは心地よい汗をかいていました。先週までの調べ学習で大根について詳しくなった子どもたちは、「おいしくて、大きな大根を作りたい!」と、大根栽培に向けて意気込んでいます。明日予定している種まきも、がんばりましょう!

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