桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

授業参観week

2023年11月11日 (土)

 今週一週間、学年ごとに曜日を分けて授業参観が行われました。お家の方が見に来てくれる日は、子どもたちがどこかそわそわした様子。でも授業が始まれば、集中していつものようにがんばっていました。

 授業参観の日には、休み時間や20分間学習の様子もご覧いただけるようになっています。学校で学ぶ様子をお家の方に見ていただく機会は、多くはありません。それだけに、学校での子どもたちの姿を見て、新しい発見をすることも、成長を感じることもあるでしょう。授業が終わると、お家の方が教室を出てくのを追いかけて行って、タッチをしたり、ハグしたりする子がいます。「がんばったね」のひと言で笑顔になる子どもの姿に、やはりお家の方のパワーは絶大だな、と微笑ましく見ていました。

 ある講演会で、「家庭の役割はたっぷり充電をするところ」という話を聞きました。学校の現場にいると、その通りだと感じることがあります。難しい勉強に根気強く取り組むこと、友だちとの関係に悩むこと・・学校で子どもたちは、教員の見えるところ・見えないところで様々な経験をしています。時には少しがんばりすぎてしまうことも。一日の終わりに、短い時間でもよいので
お家で甘えたり、ほめられたり、時には小さなワガママを聞いてもらったりすることが「充電」となって、翌日の元気な笑顔につながることもあるようです。

 そんなまなざしで、学校と家庭とがいつも両輪となり、手を携えながら子どもたちの成長を支えていきたいと思います。

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柿農園見学(3年生 社会科)

 今週の木曜日、学校の近隣にある柿農園へ見学に行きました。訪れたのは、川崎市麻生区と東京都稲城市が接する丘陵地に広がる黒川営農団地です。スクールバスが畑に近づいていくと、鮮やかな橙色に染まった木々が見えてきました。見学の案内役は、地元で農業を営まれる志村政幸さん。今年も子どもたちを出迎えてくださいました。

 柿作りについてたくさんのお話を聞くことができました。寒い時期に行う剪定作業に始まり、肥料、消毒、摘花など年間を通してお世話をして、ようやく収穫の秋を迎えるということが分かりました。特に、剪定作業は時間と手間をかけて行われる大切な作業の一つです。1本に一時間ほどかけて剪定することにより、毎年新しい枝を伸ばし、適切な数の実が出来るようにしているのだそうです。畑全体には約200本の柿の木があると聞き、「剪定作業って大変だなんだね」と驚く子どもたち。面白いお話だったこともあり、見学態度は100点満点でした。

 お勉強の後は、お楽しみの柿もぎ体験です。鮮やかに色づいた「次郎柿」という品種、一人ひとつ収穫しました。「これにする!」とすぐに選ぶ子も、美味しそうな柿の選び方を志村さんに相談している子もいました。お家へのお土産に、嬉しそうに柿を持って帰る子どもたちでした。 

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秋から冬へ・・

2023年11月 7日 (火)

 今日は立冬。二十四節気の19番目の節気です。「冬が立つ」と書くように、立冬は冬の気配が感じられるころ。日中は、体を動かすと暑く感じるほどの陽気ですが、朝晩はひんやりとした空気を感じるようになりました。今週末以降は、さらに気温が下がってくるようです。

 猛暑日続きの夏、残暑の厳しい秋を経て、心地よく体を動かせる季節になりました。この時期、子どもたちは運動会に向けた練習に取り組んでいます。開校以来の伝統であるリズム体操(1~3年生)、毎年新しい楽曲に合わせた振付を披露するダンス(4~6年生)が、それぞれ順調に仕上がってきています。クラスごとにチームワークを高めて熱い勝負を繰り広げる学年競技、徒競走(1~4年生)と学年リレー(5・6年生)など・・。さらに今年度は、「兄弟学年競技」という新しい試みもあり、私たち教員も期待に胸を膨らませています。

 練習を通して子どもたちが互いの頑張りを認め合い、優しくたくましく成長していけますように。そして、自信を持って運動会の当日を迎えてほしいと思います。

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かぼちゃ(英語クラブ)

2023年11月 1日 (水)

 かぼちゃのランタンが、1階の事務室前に登場しました。「かぼちゃがある!」「今日はハロウィンだね」火曜日の朝、登校してきた子どもたちが足を止めて、口々に話しながらながめていました。

 ハロウィンの由来は、2000年以上も前の古代ケルト人が行っていた祭礼にあります。10月31日の夜、先祖の霊が家族に会いに来る際、悪霊も一緒にやってきて、作物や子どもに悪さをすると考えられていました。そのため、仮面をかぶったり仮装をしたりして、追い払ったのだそうです。今では宗教的な意味は薄れ、仮装を楽しむイベントとして、日本でもこの季節の風物詩になりました。

 さてこれらは、先日のクラブ活動の授業の中で英語クラブの子どもたちが作ったものです。「ランタンかわいいでしょ? 中をくり抜いたんだけど食用じゃないから食べられないんだ。」と教えてくれたのは、英語クラブの4年生。短い期間ではありますが、多くの子どもたちの目に触れ、楽しませてくれました。火曜日の放課後、日が暮れて夜が近づいてくると、かぼちゃの中に置いてあった小さなライトが灯るようになりました。悪い悪霊たちも、かぼちゃを見て逃げていったかな?

 小学校に登場したかわいらしいかぼちゃのランタンのお話でした。

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自然教室(5・6年生)

2023年10月28日 (土)

 5年生は、標高581.5メートルの美の山の頂上で散策したり、橋立鍾乳洞や浦山ダムを見学したり、長瀞の岩畳を歩いたりして、秩父の自然をたっぷりと感じた3日間を過ごしました。また、インストラクターの指導を受けて、木工工作もしました。現地の杉の木を輪切りにした板を、子どもたちは紙やすりを使って磨いていきました。紐をつけたら、思い出の詰まった自分だけのキーホルダーの完成です。

 6年生が訪れた川の博物館には、日本一の大きさを誇る水車がそびえ立っていました。埼玉産のヒノキを使った立派な水車を、子どもたちは目を丸くして見上げていました。うどん打ち体験もしました。生地を踏み、伸ばしてはたたむといった作業を繰り返していき、それぞれのこだわりの太さの麺に仕上げていきます。その場で茹でて最終日の昼食にいただいた子どもたち。「おいしい!」とみんな大満足の表情でした。

 両学年とも、楽しみにしていた長瀞のライン下りは水量不足のため周遊コースに変更となりました。比較的深いところを、ゆったりと木舟に揺られて進みました。希望する子は順番に舟を漕がせてもらい、よい思い出になったことでしょう。川底まで見える透明な水を見て、感動している子もいました。

 日中は5・6年生がそれぞれの活動となりますが、朝と夜は同じ宿舎で過ごします。2日目のキャンプファイヤーでは、6年生の実行委員が中心になって2学年が一緒に楽しみました。みんなで火を囲んで歌ったり、ゲームをしたりした楽しい時間は、特別な思い出になったことでしょう。

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自然教室(3・4年生)

 3・4年生も秩父を訪れました。3年生は初めての宿泊行事ということで、期待感と不安の入り交じった様子で出発した子が多く見受けられました。でも、バスに乗って出発してしまえば、楽しいことがたくさん待っていました。長瀞のライン下り、ロープウェイに乗って登った宝登山など、心地よい秋空に恵まれた3日間元気いっぱいに過ごしてきました。

 4年生は長瀞を訪れた他に、自然の博物館や浦山ダム、橋立鍾乳洞を見学しました。ダムでは、解説員にダムの大きさや役割についてお話を伺い、社会の浄水場の学習が深まったようです。また鍾乳洞では、狭い穴の中を身を縮めながら進んでいきました。見学後、「もう一回入りたい!」と話している子もいました。

 2日目には、3年生が荒川でお気に入りの石を2つ拾い、一つを自分のもの、もう一つを4年生へのお土産にして持ち帰り、一緒にストーンペインティングをしました。「これは何の形に見えるかなぁ」などと話しながら、楽しそうに色鮮やかな作品を作っていきました。また、夕食時には、昼間の出来事を報告し合う姿も見られました。「ロープウェイに乗ったんだね、いいなぁ」と話す4年生がいれば、鍾乳洞の話を聞いて「来年、ぼくたちも行けるかな」と、早くも期待を膨らませる3年生もいました。

 同じ学年の子どもたち同士はもちろんのこと、3・4年生の子どもたちの距離がぐっと近づいたことも嬉しく思います。今後の学校生活でも、協力し合ってよりよい関係を築いていけたらいいなと思います。

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ヤゴがいたよ

2023年10月27日 (金)

 先日の昼休み、子どもたちがせせらぎに集まって、水の中を覗きこんでいました。ある子はミナミヌマエビを、また別の子はヤゴを探しているようです。「ヤゴはどこにいるの?」と尋ねると、すでに見つけて容器の中に入れたヤゴを見せてくれました。「ずいぶん大きいね」と話すと、「もっと大きいのを見つけたこともあるんだよ」と誇らしげに話す子どもたち。「ぼくたちの教室で飼っているんだよ」と教えてくれる子もいました。
 ふと、頭の上を一匹のとんぼが飛んでいきました。「とんぼだ!」「ヤゴのお母さんかなぁ」口々に言いながら、子どもたちはとんぼを見つめていました。ゆったりとした優しい時間が流れる昼下がりのせせらぎです。

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秋の散歩(1年生 総合)

 木曜日、総合学習の一環としてこどもの国で「秋の散歩」を行いました。春の遠足でも訪れた場所ですが、秋が深まる今、季節の移り変わりを感じるための再訪です。
 子どもたちは、道すがらススキやイチョウを見つけて、「秋」を発見していきました。また、どんぐりや落ち葉もひろいました。「こっちにどんぐりがたくさんあるよ」「赤ちゃんみたいなどんぐりがある!」など、子どもたちは感じたことを嬉しそうにつぶやいています。持参した袋をどんぐりでいっぱいにする子もいました。
 お弁当をいただいた後は、お楽しみのレクの時間です。クラスの友だちはもちろん、学年の友だちとも関わりを広げることができたようです。青空の広がる心地よいお天気の一日でした。

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大根の水やり

2023年10月21日 (土)

 金曜日の昼休み、大根の水やりに行きました。この日も、約束の時間には多くの3年生が昇降口に集まり、「早く行きましょう」と手招きして待っていました。
 先日の授業で間引きを行ったので、大根が伸び伸びと育っているように見えます。「私にも貸してー!」と、友だち同士でじょうろを回しながら、みんなで大事そうに水やりしていました。
 順調に育つ大根を見ながら、「ぼくたちが自然教室に行っている間、お世話は大丈夫かなあ。」とつぶやく子がいました。「水は大丈夫だと思うけれど、自然教室中に学校へ残ってらっしゃる先生に声をかけておくね」と話しました。子どもたちの優しさが伝わってくるひとコマでした。

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スーパー見学(3年生 社会科)

2023年10月18日 (水)

 社会科の単元「お店で働く人々」の学習の一環で、近隣にあるスーパー三和で社会科見学を行いました。

 売り場ではお店の人の工夫の詰まった商品陳列を見て、子どもたちは様々な発見をしていました。「秋の味覚が集められている」「メニューが置いてあるのは、今日のご飯を何にしようかまよっている人のためかな?」など、どの子もぎっしりとメモを取っていました。特別に入らせていただいたバックヤードにも、様々な発見がありました。野菜を切り分けたりお肉をパックしたりする作業現場、魚介類の鮮度を保つための寒い部屋など、スーパーの裏側にも様々なお仕事や工夫があることに気づき、驚く子どもたちでした。

 見学の最後に店長さんに質問する時間をいただきました。お米が並べてある場所の理由、値段の決め方、消費期限・賞味期限についてなど、子どもたちはもちろんのこと、私たち教員にとっても学びの多い時間となりました。従業員の体と心の健康を常に気づかっているというお話からは、店長さんのお人柄も伝わってきます。「店長さんっていろいろ考えて仕事しているんだね」と見学後に話している子もいました。

 身近な社会に目を向け、子どもたちの見聞を広げる見学になったことと思います。

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