もちつき会
今週は、低学年・高学年に分けて2日間のもちつき会がありました。もちつき会委員や、当日のお手伝いに駆けつけた保護者の方々が、早朝から準備を進めてくださいました。
クラスごとに石臼を囲んで、2人ずつおもちをつきました。杵を力いっぱい振り下ろすと、「1! 2! 3!」と、まわりの友だちが大きなかけ声で応援します。「おいしそうだね」「もう食べたくなっちゃった!」お昼までまだ時間があるのに、腹の虫が鳴り出す子どもたちです。
6年生だけはもちつき機を使わず、蒸したもち米の状態からおもちを作りました。腰を入れて杵に体重をかけ、臼をぐるりと回るようにしてもち米をつぶしていきます。それから、ぺったん、ぺったんともちをついていきました。これらの工程では、もちが冷めてしまわないよう、短時間でテキパキと進めていくことが大切です。みんなで力を合わせた結果は・・大成功! やわらかく、もちもちした食感のおもちが完成しました。
お昼になりました。お家の方が朝から作ってくださったお雑煮のお汁に、クラスごとについたおもちを入れ、みんなでいただきました。具材には、3年生が前日に収穫した新鮮な大根も入っています。おかわりをしてもりもり食べている子、お腹に手を当てて「満腹です~」と食後のひと休みをする子。みんな大満足の、楽しくて美味しいもちつき会でした。
コロナ禍で控えていた行事が、また一つ本来の形で実施することができました。たくさんのお家の方々の協力で行ったことからも分かるように、もちつきは一人ではできません。杵の重みを感じながら友だちと力を合わせ、お雑煮を味わう喜びを分かち合った子どもたち。おもちの《パワー》を受け取り、年末に向けて元気に過ごしてほしいなと思います。