ホトケドジョウ
2025年7月28日 (月)
桐光小の校舎内には多くの水槽があり、在校生はもちろん、オープンスクール等で学校を訪れたお子さんも興味深そうに水槽を覗き込んでいます。
今日は、1階の事務室前で飼育している「ホトケドジョウ」をご紹介します。ホトケドジョウは、シマドジョウなどの一般的なドジョウと比べると身体は太くて短めです。底の砂にもぐりこまず、魚のように水草の間をすいすいと泳ぐかわいらしい姿が見られます。
湧水の流れる小川や水田など綺麗な環境に棲む生き物ですが、近年の環境の悪化により、今では絶滅危惧種に指定されるほどに数が減ってしまいました。現在、小学校で飼育しているホトケドジョウは、数年前に中高の生物室からやってきました。生物室で繁殖に成功させた、ビオトープのホトケドジョウです。魚委員の児童が普段の餌やりなどをしながら、見守っています。これからも大事に育てていきたいと思います。