桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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13年という年月

2024年3月11日 (月)

 今日の午後2時46分、小学校では黙祷を行いました。あの時、6年生だった児童は、いま教員として子どもたちの前に立っています。そしてあの大きな震災は、現在の小学生にとって生まれる前の出来事となりました。これが13年という年月です。

 「思ひ出すとは忘るるか 思ひ出さずや忘れねば」 室町時代の閑吟集に伝わるこの一節には、“思い出すということは忘れていたということ。忘れずにいれば思い出すこともない。” との意味があります。13年前のあの日、東北の地で震災を経験した方にとっては、思い出すまでもなく、ずっと忘れることない記憶であり続けるでしょう。

 あの日のことを自分の言葉で子どもたちに伝えること、防災対策に取り組んでいくこと・・。いま、私たちに出来ることについて思いを致す3.11です。

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