桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2022年12月

一年の終わりに

2022年12月27日 (火)

 昨日、小学校で教員の校内研修会がありました。学校安全や日々の教育活動に関する研修では、教員同士で活発な話し合いをすることができました。よりよい学校生活や学校行事に向けて、日々の実践報告をするとともに、課題点や今後に向けた方向性についても情報共有をしました。
 また、これからのデジタル社会に向けた “デジタル・シティズンシップ教育” に関する研修も行いました。外部講師をお招きし、私たち教員が「学び手」になって新しい知識や視点を得ることが出来ました。
 教育はどの時代も、「不易」と「流行」を見極めながら進めていくものです。開校当初からずっと大切にしていることと、いまの時代に求められる新しいこと。その両輪で、子どもたちに寄り添い、日々の成長に携わっていけたらと思います。
 
 研修の後、「作品展」に向けた展示作業を行いました。体育館は、子どもたちの個性あふれる美術館に様変わりです。ずらりと並ぶ版画や絵画、工作や毛筆作品を見ながら、私たちは真剣に制作していた子どもたちの姿を思い浮かべるのでした。来月14日に予定されている作品展では、親子で作品をじっくりと鑑賞してほしいと思います。

 さて、もうすぐトラからうさぎへとバトンタッチです。来年の主役は、たれぞうくんですね⌒(。・.・。)⌒  また、桐光小ニュースにも時々登場してもらおうと思います。今年も一年間、お読みいただきありがとうございました。

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今日から冬休み

2022年12月24日 (土)

 朝の教室での一場面。「ひぃ!」っと、思わず飛び上がりそうになりました。「びっくりした?」と無邪気に笑う子どもたち。教員の首に冷たい手をつけて驚かせたのでした。「今のはあなたの手?  冷たいねー!!  こんなに寒い中、がんばって登校したんだね。」「ぼくの手はもっと冷たいよ!」「ほんとだ!」そんな会話を交わす12月の朝の教室です。

 朝の時間は寒いためか教室で過ごす子も多い中、元気にグラウンドへ遊びに行く子もいます。最近、4年生ではドッジボールのルールをみんなで点検しました。楽しさのあまり夢中になって、ラインを大きくはみ出してしまう子たちがいたのです。マナーや安全面の観点からみんなで意識するようになると、“増えたこと” が2つありました。遊び終えた時の子どもたちの笑顔と、一緒にドッジボールをするメンバーです。「男子が線を守って投げてくれるから楽しい。明日もやろう!」そう日記に書いていたのは、最近ドッジボールを始めた女の子。こうやって知恵を出し合って生活すると、より安全で、楽しい時間を作っていけるのですね。

 さて、12月の授業も昨日で終わりました。朝会では校長先生のお話を聞きながら、子どもたちは今年一年間を振り返っていました。勉強や習い事など、向上心を持って取り組み成果を出したことも、学校行事を通して作った共通の思い出もあることでしょう。今日から二週間ほどの冬休みに入ります。家族と過ごしたり、好きなことに取り組んだりして、それぞれによい年末年始を過ごしてほしいと思います。

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もういくつ寝ると・・

2022年12月20日 (火)

 放課後の職員室。ふと窓の外を見ると、いつの間にか真っ暗に・・冬至が近づいてきたこの時期、日が沈むのがとても早く感じられます。写真は、桐光小ニュースで何度かご紹介した小学校西側の空です。昨日、たまたま3階で作業をしていた教員同士で「夕日、綺麗ですねぇ」と思わず声を上げました。この美しい瞬間を! と、カメラを取りに行きシャッターを切ったのでした。撮影したのは17:20頃、日の入りの約50分後です。夕暮れというよりも、夜の空になっていました。

 さて今週は、各学年の学級懇談会・懇親会が行われています。懇談会では担任から学級の様子、日頃の子どもたちのがんばりなどについてご報告するとともに、懇親会では保護者同士での交流の場を持っていただきます。子どもは、成長の過程で様々なことを経験します。ほほえましいエピソードがあれば、時にはいざこざもあることでしょう。“子どもは必ず成長する”  “今、上手くできないことも、いつかきっと変わっていく” そんな気持ちで、我が子の成長・友だちの成長を温かく見守っていけたら、お互いが子どもらしく伸びやかに成長していけるはずです。「一年間お疲れ様!」そんな気持ちで、教員も一緒になって楽しく交流の時間が持てたらと思います。

 「もうすぐ冬休みだね」子どもたちの会話の中にも、そんな言葉が聞こえてきます。クリスマスや冬休みの予定など、楽しみがたくさんあるのでしょう。寒波もやってくるようですので、残り3日間も健康に気をつけて元気に登校してほしいと思います。

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もちつき会

2022年12月17日 (土)

 今週はもちつき会がありました。今年も、臼と杵を使ったもちつきは見送ることになりましたが、子どもたちはお雑煮を楽しみに、もちつき会の日を迎えました。

 もちつき会委員の保護者の方々が、朝からお雑煮作りをしてくださいました。教室の子どもたちは、お昼が待ち遠しく、どこかそわそわした様子。朝の教室では、「ぼくのお母さん、今日は学校に来ているんだよ」と、嬉しそうに教えてくれる子、「もう、おもちが食べたいよー!」と話している子がいました。お昼を楽しみにしながら、子どもたちは午前の授業に取り組んでいました。

 4時間目が終わる頃、クラスごとの大きなお鍋が運ばれてきました。もちろん美味しそうなにおいは、教室で勉強する子どもたちにも届いています。(いいにおいだね)(お腹空いてきた~)とつぶやいたり、時計をちらっと見上げたり・・。この日ばかりは仕方がありませんね。

 さて、お昼の時間です。お椀にお雑煮をよそってもらい、みんなでいただきました。具材には、3年生が農園で育てた大根が入っています。やわらかいおもちと具だくさんの汁に大満足の子どもたちでした。特に6年生にとっては小学校最後のもちつき会。特別な気持ちで味わっていたことでしょう。

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日本の文化を知る(4年生 国語)

2022年12月16日 (金)


 4年生は、伝統工芸品について調べたことをリーフレットにまとめて、よさや魅力を伝える学習をしています。
 
 日本には、古くから受け継がれる多くの伝統工芸品があります。織物、漆器、木工品など、様々な分野の中から各自が調べてみたいものを選び、百科事典や資料を使って調べていきました。歴史や産地、技法の特徴などをノートにまとめていくと、それぞれに独自の歴史や材料・製法へのこだわりがあり、伝統を受け継ぐ職人の思いが詰まっていることが分かりました。

 松本家具、西陣織、信楽焼、会津塗、箱根寄木細工など、子どもたちが選んだ伝統工芸品は実に30種類ほど。「
以前、体験で作ったことがあるからこれにする!」と輪島塗を選んだ子や、「お家でお湯を沸かして飲むと美味しいですよ。」と話しながら南部鉄器のページを読んでいる子など、中には伝統工芸品を日頃から身近に感じている子もいるようです。

 今日の授業で下書きまで進みました。来週はいよいよリーフレット作りに入っていきます。この学習を通して、昔から現在に伝わる日本の伝統を知るとともに、その価値や奥深さを感じることが出来たらと思います。完成したリーフレットを友だち同士で読み、学び合う時間も楽しみです。

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優しい気持ち、届けよう。

2022年12月13日 (火)

 今日、小学校は赤い羽根共同募金の日でした。「募金、ありがとうございます! 羽根をどうぞ」 募金箱のところで募金を受け取り、一人ひとりに声をかけていたのは、計画委員会の5・6年生です。各教室にビデオメッセージで募金を呼びかけたり、ポスターを届けたりして、この日を迎えました。1~6年生までの多くの児童が呼びかけに応えてくれて、無事に募金活動を終えることができました。

 「赤い羽根共同募金」は、寄付に協力する人も、呼びかけてお願いをする人も、みんながボランティアです。一人ひとりの小さな思いがたくさん集まると、それは大きな力となって、
身近な地域の福祉活動に役立てられます。子どもたちの優しい気持ちが、どこかで誰かを笑顔にできたなら嬉しく思います。

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ほがらかな笑顔で

2022年12月11日 (日)

 グラウンド脇の花壇に、パンジー、ビオラ、シクラメンなどが並んでいます。これらは、11月に兄弟学年の1・5年生が一緒に植えたものです。毎日、5年生の子どもたちが水やりして大切に育てています。寒さに強い品種なので、冬の時季も色鮮やかな花で楽しませてくれることでしょう。

 先日の土曜日、講習が終わり子どもたちが下校した後、4階から美しい歌声が響いてきました。「先生にも聴きに来てほしいな」講習のときに声をかけてくれた子たちがいたので、音楽室へと向かいました。聴かせてもらったのは、「友だちだから」(桑原永江 作詞/若松歓 作曲)、「Wish ~夢を信じて」(杉原竜一 作詞・作曲)の二曲です。二つのチームに分かれて練習し、聴き合い、表現方法でよかったと思うところを伝え合った子どもたち。その後の全体練習では、ソプラノ・アルトが見事に調和した歌声を響かせていました。午後の音楽室は、歌うことが好きな子たちによる素敵な音楽会でした♫

 また、新しい一週間が始まります。子どもたちが楽しみにしている「もちつき会」も近づいてきました。陽だまりに咲く花々のように、寒さに負けず、ほがらかな笑顔に満ちた一週間になりますように。

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放課後遊びにゲスト登場・・!?

2022年12月 9日 (金)

 1~3年生がスクールバスで下校した後、帰りの会を終えた4~6年生が下校し始めます。多くの子は、徒歩15~20分の通学路を歩いて栗平駅へ向かいます。友だちとの会話を楽しみながら登下校する子どもたちです。

 習い事など放課後の予定がない日は、学校に残って遊ぶ子たちもいます。15:20過ぎ~15:50までの約30分間、グラウンドは子どもたちで賑わいます。中休み、昼休みがそれぞれ20分間ですから、放課後遊びは子どもたちにとって、長くて嬉しい自由時間なのです。

 今日の放課後のひとコマです。4
生がドッジボール、5年生がフリスビーで遊んでいる隣のコートで、6年生がバレーボールをして遊んでいました。楽しそうな遊びの輪の中には、スペシャルゲスト “校長先生” の姿が! 校長先生は野球少年でしたし、スキーの腕前も校内随一。下校時刻を知らせる音楽が聴こえてくるまで、6年生の男の子たちに交じってバレーボールを楽しんでいました。

 校長先生とたくさん笑い合い、真剣にボールを追いかけた放課後のひと時は、子どもたちにとって素適な思い出になることでしょう。(校長先生、お疲れさまでした!)

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コミュニケーション

子ども同士の共通の話題の一番は何でしょう?
ゲームのことでしょうか。
だとすると少しさみしいですね。

子ども同士のコミュニケーションの取り方を見ていて、それが上手な子とそうで
ない子の違いは、会話の入口を作れるか、相手を思いやる気持があるかというこ
とではないかと思います。
会話の入口になることは何も特別なことでなくてもいいのでしょう。学校であったこと、感じたこと。家での出来事(兄弟喧嘩、親との会話や怒られ
たこと)など、何でもいいでしょう。自分の気持を素直に相手に伝えることで、
共感してもらえることもたくさんあるはずです。
ときに、相手の気を引くためにわざと相手が嫌がるようなことをしてしまうこと
がある子どももいます。(そばで大きな声を出したり、ちょっかいを出したり・
・・)そんなときは、人と関わりたいと思う気持は認めてあげて、そのための方
法を具体的に教えてあげてはいかがでしょうか。(「人が嫌がることをしてはい
けない」「仲よくしなさい」などと言うだけではだめです)
お子さんは友だちとどのようにコミュニケーションをとっていますか?

プログラミング学習(2年生 総合)

2022年12月 8日 (木)

 総合の授業でプログラミング学習を行いました。2年生では「Viscuit」というビジュアルプログラミング言語を使い、イラストを動かしながら直感的に学んでいきます。低学年の子どもたちにも親しみやすい内容で、子どもたちは毎回ワクワクした様子で取り組んでいました。

 プログラミングとは、プログラムを作成してコンピュータに実行してほしい作業の指令を作ることです。その活動の導入として、2年生は海の世界を創りました。タブレットの画面上に描いた海の生き物をどう動かすのかを考え、進行させたい方向に設定していきます。選んだ矢印の一つひとつが、コンピュータを動かす指示となり、クラゲや魚、タコなどの生き物たちが動き出しました。楽しそうな海の世界の完成です!

 小学校のプログラム学習の目的は、プログラミング的思考を養うこと。それは「論理的な思考」ともいい、難しい問題にぶつかった時に柔軟に考え、自らの力で解決につなげていくためにも必要な思考です。「なぜこうなったのかな?」「どうしたらいいのかな?」と、子ども自身が考え、計画して実行していくことは、これからの時代を生きる子どもたちに求められる力です。まずは楽しみながら養っていきたいと思います。

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