桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2023年1月

防災学習(4年生 総合)

2023年1月30日 (月)

 4年生の総合では、後期から「防災」について学んできました。地震、火災など災害全般に関心を持つと共に、自助・共助・公助の大切さを知った子どもたち。より詳しく知るために、テーマに分かれて4人グループによる調べ学習を行いました。

 調べたテーマは、津波、集中豪雨、火災、落雷、台風、猛暑、地震、噴火、土砂崩れの9つです。身近に起こることばかりではありませんが、ニュースなどで見聞きすることです。それらの原因・メカニズムや実際の被害、対策など、子どもたちは詳しく調べていきました。

 今日、すべてのグループの発表が終わりました。どの発表も詳しくまとめられていて、聴き手にとっても学びの連続でした。「こんなに台風に向き合って勉強したのは初めてで、被害にあった人がこんなにも苦しんでいたことを、初めて知りました。」台風を調べた子が、発表の終わりに話していた言葉が印象的でした。

 4年生は後日、学習のまとめとして神奈川県防災センターへ見学に行きます。地震の揺れや暴風も体験する予定で、子どもたちは「怖いなぁ」と口にしつつも楽しみにしている様子です。そこでも、また多くのことを学び、感じてきてほしいなと思います。

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作品展

2023年1月28日 (土)
 1月14日の作品展では、子どもたちが家族の皆さんを案内しながら展示会場
を歩く姿が見られました。感染対策を進めてきた3年間は、家族一緒に学校で過
ごすことはなかったので、子どもたちはとても嬉しそうでした。校舎案内図に自
分の作品がどこに展示されているかを分かりやすく示している子もたくさんいま
した。自分の作品を見てもらえて、「がんばったね」「じょうずだね」とほめて
もらえた子どもたちはみんな自然に笑顔になっていました。これが学校の本来の
姿です。
 私も、その日は校舎2階の展示会場付近にできるだけいるようにして、ご挨拶
をさせていただいたり、お話をさせていただいたりすることができ、一日みなさ
んと一緒に楽しい時間を過ごすことができました。
 桐光学園小学校は、「学校で家族で楽しく過ごせる時間」を大切にしてきまし
た。土曜ふれ合い活動や制作活動もその考えのもと実施しています。コロナ禍で
様々な活動が制限されてきましたが、少しずつ私たちが思い描く学校での活動が
できるようになっていくことでしょう。

朝焼け

2023年1月27日 (金)

 今月は、保護者の方々との個人面談がありました。各学級の教員から、学校の子どもたちの様子をお伝えするとともに、家庭でのエピソードもたくさん伺うことができました。学校、家庭それぞれの場面で、子どもたちは色々な表情を見せます。それらをまるごと受け止めることが、子どもたちの安心感につながるのでしょう。子ども一人ひとりの歩みに寄り添いつつ、私たち大人も、成長を楽しみながら見守っていければと思います。

 本校は私学ですので、子どもたちの多くは電車を使って通学してきます。先日、「通学時に、朝焼けを眺めるのが楽しみです」と日記に書いている子がいました。最近の日の出は6:45頃ですので、それよりも早く家を出る子にとってはまだ薄暗い朝なのです。それでも「友だちと遊びたいから」と、元気に学校に向かってくる子どもたち。私たちも、毎朝笑顔で出迎えたいと思います!
 
 写真は、昨日の学校周辺の様子です。ちょうど日の出の時刻だったでしょうか。このようにきれいな朝焼けを、通学路や電車の中から眺めている子もいるのでしょう。寒さの厳しい季節ではありますが、早起きへのご褒美のような美しい空です。

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全校集会(じゃんけん列車)

2023年1月26日 (木)

 今日は全校集会が行われ、子どもたちが楽しい時間を過ごしていました。毎回、全校集会を企画・進行するのは集会委員会の子どもたちです。12月の集会では1・2組に分かれて1~6年生が一緒に遊んだので、今回は兄弟学年で集まって「じゃんけん列車」をすることになりました。

 つい先日、お正月遊びで会ったばかりなので、兄弟学年が集まるのは今月二回目です。まずは3兄弟でじゃんけんをして列車になり、音楽に合わせて出発しました。音楽が止まると、また別の列車とじゃんけんをしてどんどん長く繋がっていきます。身長の高いお兄さん・お姉さんと、小さくかわいらしい低学年の子が、一つの長い列車になって進んでいくのは微笑ましい光景でした。
じゃんけんの時に「がんばれよ!」と先頭の子に声をかけるお兄さん、下級生が列からはぐれないように目を離さずに見守るお姉さん。兄弟学年の子ども同士の和やかなひと時でした。

 集会委員会による今年度の全校集会は、今回が最後です。集会を開くごとに、手応えを感じたこと・うまくいかなかったことを振り返り、次回の集会に生かしてきました。今日の集会では、ルール説明が一段と分かりやすく、時間配分も進行の仕方もとても素晴らしいと感じました。集会委員会以外にもたくさんの委員会があり、それぞれの活動をがんばっています。高学年の子どもたちの力が、桐光小のよき校風を築いていけるよう見守りつつ、日々の活躍を応援していきたいと思います。

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しあわせのバケツ

2023年1月24日 (火)

 先週行われた兄弟学年交流会。ある子の日記に、その日のかるた遊びのことが書かれていました。

 低学年の子が一生懸命がんばっている姿を見て、自分が1年生だった頃を思い出したこと。低学年の子と同じタイミングでかるたに手が伸びた時、高学年のお兄さんがにっこり笑ってその子に譲る姿を見て「かっこいいな」と思ったこと。・・みんなの笑顔が目に浮かぶようで、あたたかい気持ちになりました。

 上級生の優しさが下級生の心に届き、みんなが笑顔になる。そんな光景にピッタリの絵本をご紹介いたします。『しあわせのバケツ』(作/キャロル・マックラウド 絵/デヴィッド・メッシング)です。本を開くと、こんな言葉が書かれています。

 世界中のどんな人も、心にバケツを持っています。そのバケツは、人を喜ばせるといっぱいになり、嫌なことをすると空になってしまいます。

 バスの運転手さんに、「こんにちは!」とご挨拶する。大好きな人に、その気持ちを言葉で伝えてみる。みんなのバケツが幸せで満たされたら、家も、学校も、町も、楽しい場所になりそうです。

 絵本には、虹色で美しく満ちたバケツが描かれています。見えないけれど、みんなが持っているバケツ。お互いに幸せでいっぱいにして、毎日楽しく過ごせたらいいなと思います。
(発行元のTOブックスさんに、書影の使用許可をいただきました。)

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第1回公開授業(3/1)について

2023年1月22日 (日)

1/22より、公開授業の受付を開始いたしました。こちら(https://mirai-compass.net/usr/tokoge/event/evtIndex.jsf)からお申し込みいただけます。よろしくお願いいたします。

兄弟学年交流会

2023年1月20日 (金)

 今日は大寒。「寒」の真ん中で、寒さが最も厳しくなるころです。今日は過ごしやすい陽気に包まれましたが、週末から週明けにかけて気温が下がる予報で、月曜日には雪だるまのマークも出ています。春の足音が聞こえてくるまで、寒い時季を健康で乗り切りたいものです。
 
 さて、今日の小学校では楽しいイベントがありました。3年ぶりに開かれた「兄弟学年交流会」です。1・3・5年生、2・4・6年生の部に分かれて子どもたちが体育館に集まり、かるた遊びをしました。
 それぞれの最上級生である5年生、6年生が読み札担当となり、マイクを使って読み上げました。「犬も歩けば棒に当たる」「論より証拠」 みんなが聞き取りやすいように、大きな声ではっきりと伝えることができました。さすがは頼もしい5・6年生!       
 その声を聞き、子どもたちは真剣な表情でかるたに手を伸ばします。手加減をして小さい子のがんばる姿をほほえましく見守る上級生がいれば、「俺が一番だぞ!」なんて言いながら盛り上げ役になる上級生の姿も。異学年の子ども同士で、和やかなひと時を過ごすことができました。

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大根の収穫(3年生 総合)

2023年1月19日 (木)

 農園で、3年生が大根の収穫をしました。12月のもちつき会でお雑煮の具材として味わい、年末に二度目の収穫をしたので、今回が最後の収穫です。

 子どもたちは慣れた手つきで、上手に大根を抜いていきました。「こんなに大きいのが採れたよ」と、大根を手に大満足の表情の子どもたちです。一方、お隣に植えていた桜島大根の収穫には少々手こずる様子も。「これ、抜けないよぉ」「一緒に引っ張ろうよ、せ―のっ!」友だちが駆け寄ってきて、力を合わせて収穫する姿も見られました。「おおきなかぶ」の絵本のようで、ほほえましい光景でした。

 9月に種を植えて、間引きなどの手入れをしながら行った3年生の大根作り。今年も大成功でした。新鮮な旬の野菜をそれぞれの家庭で味わい、楽しんでほしいと思います。

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今年の主役、たれぞうくん。

2023年1月18日 (水)

 たれぞうくんより、新年のご挨拶です /(^ x ^=)\

 少しおそくなりましたが、ご挨拶にきました。今年はうさぎ年、ぼくの年! 昼間は寝ていることが多いけれど、お世話してくれる3年生のことはちゃんと分かっているよ。鼻をひくひく動かしているときは、うさぎのお返事だからね。いま、一年でいちばん寒い時期だけれど、お気に入りのクッションの上でぬくぬくとしています。牧草や、大好きなペレットを食べて、目のお薬もがんばって、今年も健康に過ごしたいな。

 また時々、桐光小ニュースでお会いしましょうね。

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ぬいぐるみは海を越えて

2023年1月17日 (火)

 小学校の廊下に、アメリカ、オーストラリア、スロベニアの小学校から昨年末に届いたクリスマスカードや写真が飾られています。英語クラブの活動や、6年生の英語の授業を通した交流でいただいたものです。

 英語クラブでは、オーストラリアと日本で送り合ったぬいぐるみが、お互いの国で「留学」をしました。オーストラリアからやってきたのは、くまのシャザさん。桐光小の授業に参加したり、子どもたちのお家で様々なことを体験したりしました。こちらからは、留学生としてキティが旅立ちました。現地でもキティは人気者です。小学生が嬉しそうに自転車に乗せている様子、家で遊んでいる様子を写した写真が送られてきました。子どもたちは時折、廊下で足を止めてお手紙や写真を眺めています。

 日本発のハローキティを外国の子どもたちが知っているように、文化を通して人と人は繋がっていきます。親しい国同士はもちろん、残念ながらそうではない国同士も。昨年のサッカーW杯で、イラン人とアメリカ人のサポーター同士で肩を組み記念写真を撮る様子が、テレビに映りました。もしかしたらごく一部の光景だったのかもしれませんが、スポーツを通して心が通い合えたのだとしたら嬉しいことです。

 英語を学ぶことが、人と人との心の繋がりを力強くサポートしてくれることと思います。楽しみながら、時には世界の出来事に目を向けながら、これからも学んでいってほしいです。

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