桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2022年12月

一段と冬らしく

2022年12月 7日 (水)

 朝焼けの美しい空でした。今朝は空気がキンと澄み渡り、手がかじかむ寒い朝でもありました。スクールバスを待つ子どもたちの衣服も、すっかり冬の装いに。朝の会で「寒かったね」と話をすると、何日か前までは「歩くと暑いよー」などと頼もしい声が返ってきましたが、今日は少し違います。「学校に着いた時のアルコール消毒が冷たく感じたよ」「歩くとき、手が冷たかった!」そんな声が聞こえてきました。

 4~6年生は中間試験の二日目。残りの二教科の試験に臨みました。日頃の授業で学んだ内容がほとんどではありますが、複数の教科・単元を広く復習しておくことが求められます。「作図はバッチリ!」とピースサインの子も、「あー、思い出せなかったぁ
!」と試験後に悔しい表情を浮かべる子も。悔しい気持ちはがんばった証拠でもありますから、きっと今後の学習の進め方に生かされることでしょう。

 今日から、二十四節気の「大雪(たいせつ)」です。学校周辺の雪はもう少し先になりそうですが、日本各地では雪の便りが届いています。とは言え、子どもたちは寒さに負けません。休み時間になればグラウンドでボールを投げたり、鬼ごっこをしたりする元気いっぱいの子どもたちです。今年の登校日も残り二週間と少し、健康で乗り切ってよい年末を迎えてほしいと思います。

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後期中間試験(4~6年生)

2022年12月 6日 (火)

 今日と明日の二日間は、後期中間試験。1~3年生は前・後期の期末試験のみですので、中間試験は4~6年生が日々の勉強の成果を試す場です。

 日頃のがんばりを、と大人は言いますが、子どもたちにとって試験はやはり特別な日。少しそわそわした気持ちで迎える朝です。「ぼくの勉強ノートだよ」そう言ってある子が見せてくれたノートには、理科の各単元のポイントや、漢字の読み・書きなどが書き込まれていました。「すごーい!がんばったじゃない。よく見せて。」そう言うと、「いやいや、ここまで~!」と照れながら閉じてしまいましたが、その子の努力が十分に伝わってくるノートでした。

 雨が降る朝でしたので、外遊びができません。登校した子どもたちは教科書や学習ファイルなどを開き、教室で最終チェックを始めました。「6月の昔の呼び方は?」「水無月!」「OK! では、10月は?」「10月は、えーと・・神無月?」そんな風に問題を出し合って確認している子。算数の問題の解き方を互いに確認して、「よし、完璧。この問題が出るといいなぁ」と友だちと話している子の姿もありました。

 さて、一日目の試験が終わりました。勉強の成果は十分に発揮できたでしょうか。今日は早めに下校し、明日の試験に臨む子どもたちです。国・社・算・理の4教科で、よく理解できているところ、もしくは復習が不十分なところに気づき、今後の勉強へにつなげていく機会にしていければと思います。明日もがんばろう!

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様々な動きを表現しよう(5年生 図工)

2022年12月 5日 (月)

 図工の授業で「ナイスプレイ」という製作活動を行いました。使用する素材は、関節が動くようになっている人形の芯材です。その手足の部分を動かして人の動きを表現し、紙粘土で肉付けしていきました。
 テーマは、“15年後の自分” です。水泳やテニスなどのスポーツに取り組む自分を形作る子、美容師や運転手、獣医などの職業を思い浮かべながら表現する子。一人ひとりの夢が詰まった素敵な作品が出来上がりました。
 人形に彩色した後は、画用紙で背景画作りです。テニス選手を題材にした子は、青い空と応援する人の姿を描きました。運転手を作った子は背景画にひと工夫。平面ではなく窓のついた箱型にして、本格的な運転席を作りました。子どもたちの柔軟な発想力が、作品の随所に表れていました。
 完成した作品は年明けの作品展で飾られ、お家の方々や他の学年の子どもたちにも見てもらうことになっています。楽しい展示になることでしょう。

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ボールを蹴ってみよう!(4年生 体育)

2022年12月 2日 (金)

 「スペインに勝っちゃった!」「4時に起きて応援したんだよ」 栗平駅でスクールバスを待つ子どもたちも、教室にやってきた子どもたちも、サッカーW杯の話題で盛り上がっていました。決勝トーナメントへの進出がかかる、海の向こうで行われた大切な一戦。代表選手たちは期待に応え、日本の朝にとびきり明るいニュースを届けてくれました。

 そんな今日の午後、Aグラウンドでは4年生の子どもたちがボールを足で扱う運動に取り組んでいました。ちょうどこのような時期なので、子どもたちはサッカーボールが使えて嬉しそうです。「堂安選手みたい!」「三笘(選手)のシュート!」そんな楽しそうな声も聞こえてきました。今日は「蹴る」動作の初回の授業ということで、自分なりのやり方で、壁に描かれたゴールのような小さな枠に向かって蹴る練習です。枠の中に当てることができた時には、「ナイスシュート!」と友だち同士で喜び合っていました。和やかで、楽しそうな雰囲気に包まれた一時間でした。

 次回の授業では、インステップキックなど蹴り方のコツも学びながら、よりイメージ通りに蹴ることができるように練習していく予定です。蹴る動作にもっと慣れてきたら、みんなでミニゲームを楽しんでもらいたいと考えています。日本代表選手の活躍を応援しながら、子どもたちにも楽しく、上達を目指してがんばってほしいと思います!⚽ 
 

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ドッジボールリレー(全校集会)

 先日、全校集会がありました。この日を迎えるまでの集会委員のがんばりと、当日の様子をお伝えいたします。

 集会委員の子どもたちは、どんな遊びをするのか話し合いました。「1年生もできて、6年生も楽しめる遊びがいいね」という話から、クラスごとにボールを渡すスピードを競う「ドッジボールリレー」に決まりました。1~3年生、4~6年生に分かれて行われた運動会を思い出しながら、「できれば全学年で集まれないかな?」という意見を口にする子も。そこで、全学年を1・2組に分けて集会を行うことにしました。

 体育館で集会委員からルールの説明があった後、ドッジボールリレーが始まりました。クラスで一列になって、みんなでボールを運んでいきます。転がってしまったり、落としてしまったりしながらも、子どもたちは心を一つに取り組みました。さすがは6年生、1組も2組も圧倒的なスピードでゴールしました。下級生も負けてはいません。特に2年生は、パスがスムーズにつながりどちらのクラスも好成績! 大健闘でした。

 マイクを持ってゲームの進行を務めたり、ストップウォッチ片手にタイムを測ったりと、それぞれの役割をてきぱきとこなす集会委員の子どもたち。集会を作り上げる苦労を感じるとともに、大きな達成感を味わったことでしょう。1~6年生のみんなが笑顔になれる、楽しいひと時を過ごすことができました。

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心の傷を癒す

2022年12月 1日 (木)
 子どもたちの一日は、実にたくさんの出来事にあふれています。そのほとんど
は保護者の皆様には知らされることなく、子どもたちの心にしまわれていくのか
もしれません。これが、いいことばかりならよいのですが、ときには保護者にも
知っておいてほしいと思うこともあります。
 学校での出来事(喧嘩やいじわるな言動)が原因で、心が傷ついてしまい学校
を休みたいと思うこともあるかもしれません。そのようになるときには、休みた
いと思う子どものケアを最優先にしつつ、その原因を作ることに関わった子ども
たちにも適切な指導が必要になります。心の傷を癒せるような支援と、関わった
子どもたちのどのような言動が友だちを悲しませているのかという気づきが大切
です。関係児童が複数いる場合には、それぞれの関わり方に違いはあっても、一
緒に考え、自分の行動を振り返るようにさせます。
 また、そのようなときの保護者と学校の連携はとても大事で、特に保護者には
子どものしたことをしっかりと受けとめ、同じようなことをくり返すことがない
ように子どもに適切な指導をしていただく必要があります。そうです、大切なこ
とはくり返さないようにすることです。
 心の傷は、同じことがくり返されないという安心感を持てるようになることで
少しずつ癒えていくのですから。
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