桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2022年11月

土曜講習(6年生)

2022年11月29日 (火)

 11月は、12日、19日、26日と3回の土曜講習がありました。土曜講習では、普段の授業で学んだことを生かし、より高度な学習内容に挑戦しています。基本的な内容の定着以上に、既習事項を応用させて考えるような力を身につけさせることがねらいです。「難しい」「分からない」などと頭を抱えつつも、高学年の生活を通して、少しずつポイントを理解したり、解けるようになった問題が増えたりすることで、子どもたち自身、力がついてきていることを実感しているように感じています。
 講習の後、自分の答えや考え方を確認・質問に来る子も増えてきました。2月の入試、進学後の中学校生活をモチベーションに、がんばっています。

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親子で楽しく走ろう(ふれあい活動)

2022年11月26日 (土)

 走ることの大好きな1~3年生が集まってきました。今日のふれあい活動は「陸上教室」。午前中は雨が降っていたため、体育館で行われました。

 短距離走に必要な基礎感覚作りを中心とした練習プログラムに、親子で取り組んでもらいました。腿上げ、スキップ、ケンケンなどの基本の動きや、等間隔に設置されたマーカーの間を一歩で走る「マーカー走」など、様々なアプローチから身体を動かしていきました。

 すっかり身体がほぐれてきたところで、本日の活動のおさらいです。「親子リレー」をしました。親子12名のチームが3つ、コーンを使ったコースを走りました。短時間の練習でしたが、さっそく走りに効果が表れた子もいましたし、何よりも子どもたちがお家の方と一緒で嬉しそうでした。

 腿上げやスキップなどの基礎練習で、柔軟な動きを見せていたお母さん、マーカーの間を抜群のスピードで駆け抜けていったお父さん。陸上の得意な方もいらっしゃいました。お父さん・お母さんのがんばりが、今日の活動をいっそう盛り上げていたように思います。「久しぶりにこんなに本気で運動できて、スッキリしました。」 帰り際に、そう話してくださった保護者の方も。親子で充実した時間が過ごせたことを、私たちも嬉しく思いました。

 寒さを吹き飛ばすようなあっという間の60分間、みんなが全力で、そして笑顔になれたふれあい活動でした。

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晩秋を迎えて

2022年11月25日 (金)

 放課後に遊んでいたどもたちが下校した午後4時過ぎ。小学校では、教室や廊下・階段などの消毒や清掃をして翌日に備える時間です。教室では、クラスの教員が机を整えたり、簡単な片づけをしたりして一日を終えます。みんなで笑い合った出来事、真剣に取り組んだ授業、自分の気持ちを一生懸命友だちに伝えて話し合ったこと・・たくさんの出来事が詰まった今日という日。嬉しいことも、少し悔しかったことも、それら全てを糧にして成長していく子どもたちです。

 早いもので11月下旬になりました。気が付けば、22日には二十四節気の「小雪(しょうせつ)」を迎え、「雪」という文字からも冬の足音が一段と近く感じられます。今日の日没は午後4時30分。日没まであと10分という頃、学校の西側にある尾根道で撮った写真です。すっかり紅葉した木々、夕日に手を振るように揺れているすすき。ひこうき雲のような筋状の雲が、数本クロスしているのも見えました。そんな美しい晩秋の夕焼け空です。

 さて明日は、4~6年生の土曜講習や、合唱部の練習が予定されています。また、ふれあい活動(1~3年生の希望者対象)では「陸上教室」を行います。走ることが好きな子たちが集まって、体育の先生やお家の方と一緒に身体を動かします。楽しい活動になるといいです!

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第1回入学試験 補欠合格の期限延長について

すでにお伝えした通り、本校では現在、入学予定者が定員を満たしているため、第2回入学試験は行わないこととなりました。

今後、入学辞退者が出た場合は第1回入学試験の補欠合格者の中から繰り上げ合格を出したいと考えています。

つきましては、繰り上げ合格の期限を、任意で延長することができるようにいたしました。

本日(11月25日)、この件の詳細について、補欠合格者全員に出願サイトIDメールアドレス宛にメールを送信いたしました(送信されていない場合は、ご連絡ください)。

繰り上げ期間を延長するためには、簡単な手続きが必要となりますので、メールを必ずご確認ください。

よろしくお願いいたします。

暴力・いじめ調査結果から

 今朝の新聞と一緒に届いたタウン誌のトップ記事の見出しが
「川崎市小学校 暴力、いじめが増加傾向」(2021年度の調査結果から)と
いうものでした。
 記事にあった数字は
〇暴力行為発生件数  小学校194件(+65件) 中学校147件(−3件)
〇いじめ認知件数  小学校4506件(+818件) 中学校275件(+1
5件)
〇不登校児童・生徒数 小学校947人(+140人) 中学校1506人(1
36人)
 このように紹介された数字を見ると、「学校はどうなっているんだろう」「こ
のようにいじめや暴力行為がある学校は安全なのか」と心配される方が多いこと
でしょう。ただ、ここで文部科学省は、「いじめ・暴力行為ともに件数が多いこ
とを・・・初期段階から積極的な取り組みをしている結果・・・として捉え、肯
定的に評価している。初期段階からの積極的な取り組みにより、初期段階からの
積極的な取り組みにより、大事になる前に問題を解消することができる」と言っ
ており、数字だけでなくここに書いたことをより周知するべきだとしています。
つまり、教育現場では、認知件数とともに、いじめ・暴力行為の「解消率」を高
めていかなければならないということになります。

 学校にいると、子ども同士のけんか、乱暴な言動、ときには手が出てしまうよ
うなことがあって、個別に声をかけたり、指導したりすることがあります。また、
保護者にも状況を説明し、学校と家庭で協力して子どもたちの支援をしていくこ
との大切さを確認しています。自身の課題に気づけずに、問題行動を繰り返して
しまう子もいますが、私たちはそういう子にも厳しい声かけだけでなく、きちん
と寄り添いながら自分への気づきを促していくようにしていきます。

芸術の秋を味わおう(芸術鑑賞会)

2022年11月24日 (木)

 芸術鑑賞会が行われました。劇団風の子さんを学校にお招きして、舞台「とんからり」を鑑賞しました。

 「とんからり」は、伝承遊び(もの売り遊びや山車遊び)、わらべ唄、民話などが詰まった楽しい舞台です。劇団風の子さんの拠点である八王子に伝わる民話「でいだらぼっち」には、大男・でいだらぼっちが登場しました。きれいな山(富士山)を見つけ、自分のそばに連れて帰ろうとするでいだらぼっちですが、縄を使って持ち上げようとすると・・ぶちっ! なんと、
縄が切れてしまいました。これが「縄切(なぎれ)」という地名の由来になったという、八王子に伝わるお話です。

 民話は、ある地域に住んできた人々が、長い間語り継いできた物語。親から子へと代々受け継がれ、形を変えながら今に伝わります。ごくふつうの暮らしをしてきた人々の口から語り継がれるため、当時の文化や、人々の息づかいが伝わってきます
。芸術観賞会後、でいだらぼっちの行く末を気にしている子たちがいました。「どこに行っちゃったんだろうね、でいだらぼっち。」「似た話を聞いたことがあるよ。」遠い昔の不思議なお話に、様々に思いを馳せる子どもたちなのでした。

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KANAGAWA私立小学校

 12月11日(日)に聖セシリア小学校を会場にして、「KANAGAWA私立小学校
合同フェア」を行うことにしています。
 神奈川県内で行われる合同フェア(神奈川フォーラムなど)は、いくつかあり
ますが、今回から県北部にお住まいの皆様に私立小学校を知っていただくために
企画しました。今年のフェアには10校が参加します。
 10:00〜10:50は体験活動、11:00〜14:00は参加校ブース
での学校説明を予定しています。関心がおありの方は是非ご参加ください。
申込サイトは以下となります。
https://www.kanagawashiritsushou02.com/

第2回入学試験について

2023年度桐光学園小学校入学試験 第2回試験は、定員を満たしているため行いません。

土曜日の学び(4年生)

2022年11月19日 (土)

 今日の午前中は土曜講習がありました。国語と理科の学習に取り組む4年生の様子をお伝えします。

 国語の教室では、物語文の読解問題に取り組みました。登場人物の人柄を説明する問題では、登場人物の言動を丁寧にたどっていくことで、会話やさりげない行動の中に人柄が浮かび上がります。「思いやりがある」「勇気がある」「冷静」など、子どもたちからキーワードが出てくると、それまでじっと考え込んでいた子たちの鉛筆も動き出しました。様々な文章に触れ、読み方や問題への答え方を学びながら、自分で読み進める力を身につけていきます。

 理科の単元は「ジェットコースターを科学しよう」です。遊園地のジェットコースターはすごいスピードで走り抜け、爽快感を味わう乗り物ですが、車のようなエンジンがないのに途中で止まらないのはなぜなのでしょう? その謎を、実験をしながら考えていく学習です。

 高いところまでは、ベルトコンベアのような仕組みで乗り物を運んでいきますが、今回の謎解きはその先! ①ドロップ(落ちてまた上る動き)、②ループ(逆さまになってぐるっと一周する動き)の二つの謎を、真っすぐとループの二種類のレールに玉を転がす実験をして、解き明かしてきます。高さや角度を変えて試行錯誤した結果、①ドロップ:最初の位置より高い位置には移動できない/②ループ:回る時の最高点の2倍以上の高さから転がさないと玉は落ちてしまう、ということが検証されました。

 ここまで原理が分かってきたところで、グループごとにオリジナルジェットコースター作りをしました。玉がうまく転がらなければ、先ほど検証したことに立ち返り、再度チャレンジする子どもたち。ドロップ、ループを上手く生かした、様々なジェットコースターを作ることができました。

 みんなが大好きなジェットコースターにも、いくつもの「科学」が詰まっていたのです。次に遊園地へ遊びに行ったときには、今日の勉強を思い出して、また違った視点でジェットコースターの動きを見上げることでしょう

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異学年との関わりから学ぶこと

2022年11月18日 (金)

 今日は “兄弟学年中休み” の日でした。普段の休み時間は、1~3年生、4~6年生に分かれて過ごしていますが、月に一回程度は兄弟学年が一緒に関われる機会を持つようにしています。

 10:00になると、1・3・5年生の子どもたちがグラウンドへやって来ました。異学年が入り交じってドッジボールをしているところで、こんな声が聞こえてきました。「ちょうだい!ボールちょうだい!」 おねだりしていたのは1年生の男の子。すると、ボールを投げようとしていた5年生のお兄さんが、「はい!」と優しくボールを渡してくれました。身体の大きな5年生が力を抑えて遊ぶ姿は、見ていてほほえましい光景でした。

 子どもたちが入れ替わり、10:25からは2・4・6年生の中休みです。20分間学習を終えた子どもたちが、元気に外へ遊びに来ました
。この時間も、ドッジボールコートでは、先生も一緒になって異学年同士で楽しいひと時を過ごしていました。グラウンドの奥にある遊具広場では、すべり台や鉄棒、雲梯が子どもたちで賑わっていました。鉄棒に挑戦する低学年の子どたちを優しく見守っていたのは、6年生の女の子たち。お姉さんたちに見てもらって、子どもたちはとても嬉しそうです。

 小学校は、6歳~12歳まで幅広い年齢の子どもたちが共に学ぶ場所です。教室の友だちと仲を深めたり、切磋琢磨したりするのと同じくらいに、異学年の子同士での関わりも大切にしたいと考えています。お兄さん・お姉さんに優しくしてもらったことを、子どもたちはちゃんと覚えています。そして、自分たちがお兄さん・お姉さんの立場になった時、嬉しかったことを思い出しながら優しい気持ちで下級生に接するようになります。これからも、温かな心のリレーが繋がっていく小学校でありたいです。

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