今朝の新聞と一緒に届いたタウン誌のトップ記事の見出しが
「川崎市小学校 暴力、いじめが増加傾向」(2021年度の調査結果から)と
いうものでした。
記事にあった数字は
〇暴力行為発生件数 小学校194件(+65件) 中学校147件(−3件)
〇いじめ認知件数 小学校4506件(+818件) 中学校275件(+1
5件)
〇不登校児童・生徒数 小学校947人(+140人) 中学校1506人(1
36人)
このように紹介された数字を見ると、「学校はどうなっているんだろう」「こ
のようにいじめや暴力行為がある学校は安全なのか」と心配される方が多いこと
でしょう。ただ、ここで文部科学省は、「いじめ・暴力行為ともに件数が多いこ
とを・・・初期段階から積極的な取り組みをしている結果・・・として捉え、肯
定的に評価している。初期段階からの積極的な取り組みにより、初期段階からの
積極的な取り組みにより、大事になる前に問題を解消することができる」と言っ
ており、数字だけでなくここに書いたことをより周知するべきだとしています。
つまり、教育現場では、認知件数とともに、いじめ・暴力行為の「解消率」を高
めていかなければならないということになります。
学校にいると、子ども同士のけんか、乱暴な言動、ときには手が出てしまうよ
うなことがあって、個別に声をかけたり、指導したりすることがあります。また、
保護者にも状況を説明し、学校と家庭で協力して子どもたちの支援をしていくこ
との大切さを確認しています。自身の課題に気づけずに、問題行動を繰り返して
しまう子もいますが、私たちはそういう子にも厳しい声かけだけでなく、きちん
と寄り添いながら自分への気づきを促していくようにしていきます。
12月11日(日)に聖セシリア小学校を会場にして、「KANAGAWA私立小学校
合同フェア」を行うことにしています。
神奈川県内で行われる合同フェア(神奈川フォーラムなど)は、いくつかあり
ますが、今回から県北部にお住まいの皆様に私立小学校を知っていただくために
企画しました。今年のフェアには10校が参加します。
10:00〜10:50は体験活動、11:00〜14:00は参加校ブース
での学校説明を予定しています。関心がおありの方は是非ご参加ください。
申込サイトは以下となります。
https://www.kanagawashiritsushou02.com/