神奈川県私立小学校協会のバスケットとサッカーの交流会があり、毎年それぞれのクラブに所属する子どもたちが参加しています。今日もそれぞれが練習の成果をしっかりと発揮できたという知らせがありました。
小学校のクラブ活動は、月曜日の6時間目を特別に60分授業にして行っています。(委員会活動の週はお休みです)学校での活動で、自分で活動を選択できるものはこのようなクラブ活動や委員会活動ですが、特にクラブ活動は4年生からの3年間続くものなので、子どもたちの楽しみな活動の一つになっています。また、異学年の交流の場になっていることもとてもよいことであると思います。
2年生の子どもたちはかけ算九九をしっかり覚えることを目標としているようです。みんな経験するこの勉強です。私にもそんなときがあったような気がします。
単にかけ算九九を暗唱することを目標にしている子もいるようですが、なかなかすらすら言えない子の多くは、例えば3の段だとすると、3,6,9,12,・・・のように3ずつ増えていく数が言えないことが多いような気がします。1を加えるのは次の数を言えばよい、2を加えるのは次の次の数を言えばよい、それがだんだん大きくなってくるとなかなかすぐには数が浮かんできません。大人が考えるほど簡単なことではありません。いろいろな工夫をしながら数に慣れさせていきたいものです。
秋の行事である運動会は9月末に完成した学園メイングラウンドで行われました。昨年まで運動会の会場であった現サッカー場よりもスタンド席が子どもたちの活動の場に近いために、これまで以上に子どもたちと保護者の皆さんが一体となれた運動会だったように感じました。
運動会のあとは小学校入試の時期でした。今年から内部の幼稚園からの希望者は、7月末に内部入試を行いました。いろいろと思うところがあっての実施でした。小学校開校から23年が経過し、小学校でどのような生活をした子どもたちが中学校、高等学校でさらに伸びていくか、そして大学入試においてもそれぞれが希望する大学を選択し、自らの進路を決めていく力をつけることができるかが少し見えてきたところで、実は大切なもう一つが、幼稚園から小学校への連携であると考えてのことでした。また、一般の入試を受験した子どもたちも皆さんよくがんばってくれました。新年度のスタートが楽しみです。
(お知らせ)
入試情報のところでもご案内させていただきますが、今年も2次募集を実施することとなりました。ご希望の方は募集要項をお読みいただきたいと思います。