桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2018年11月

フェイスペイント(3年生 図工)

2018年11月30日 (金)

 3年生の図工の授業でフェイスペイントをしました。子どもたちは自分の顔を鏡で見ながら、少しずつ色をつけていきます。テーマは「秋の色」。子どもたちの顔は、赤、黄色、緑など色鮮やかに彩られていました。頭の周りには葉っぱもついています。このフェイスペイントは、秋が深まる森の中に隠れている「妖精」や「動物」などを一人ひとりがイメージして、その姿になりきっているのだそうです。想像力を働かせながら思い思いに顔に描いた子どもたち。自分のイメージ通りに変装できたでしょうか。子どもたちは、もう一人の自分になれたような不思議な気分に浸っていたようです。

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みんなの広場(1・2年生)

 1・2年生が楽しみにしている「みんなの広場」が行われました。この行事では、2年生がいくつかのグループに分かれてお店を出し、1年生を招待して楽しんでもらいます。 
 今年も大盛況でした。わなげ、怪獣たおし、ドミノ、ボウリングなど、体育館には様々なお店が並びます。2年生は、図工の授業で作ったはっぴを着て元気に出迎えました。お客さんである1年生は、2年生に優しく誘導されながら、それぞれの出し物を楽しんでいました。今年のみんなの広場では、廃材などを活用して可能な限りゴミを増やさないよう心がけました。資源を大切にする意識を持って活動できたのもよかったと感じています。
 昨年はお客さんだった子どもたちは今年2年生になり、すっかり頼もしく成長した姿を見せてくれました。たっぷりと楽しい時間を過ごした1年生は、お兄さん・お姉さんに憧れの気持ちを抱いたことと思います
1年後、今度は招待する立場になって大きく成長
した姿を見せてくれることでしょう。

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図書館見学(3年生 読書)

2018年11月28日 (水)

 3年生は今日、新百合ヶ丘駅から程近いところにある「川崎市立麻生図書館」を訪れました。職員の方から、本の貸し出しや検索方法など図書館の利用の仕方を教わりました。普段は見ることのない書庫にも入らせていただきました。そこには古い雑誌や書籍がぎっしりと収められています。移動式書庫がスライドすると、また別の本が目の前に現れました。子どもたちは、蔵書の多さに驚いていたようです。
 図書館には珍しい本もたくさん置いてありました。子どもたちが特に目を輝かせていたのが、読み聞かせ用の大きな絵本です。「こんどは どこ。いた いた。もう にげないよ。」 ― 金魚の絵を指で追いながら読んでいたのは、『きんぎょが にげた
(五味太郎 作)です。幼い頃を懐かしむように、大きなページを楽しそうにめくる姿が印象的でした。
 図書館は多くの本との出会いの場です。心を豊かにするような素敵な一冊と出会えるように、また調べ学習においても有効に活用していけるように、子どもたちにとって図書館が身近な存在であってほしいなと思います。

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楽しく学び合い、高め合おう。(4年生 知的財産の授業)

2018年11月27日 (火)

 「知的財産」「著作権」―子どもの会話の中から、時折そのような言葉が聞こえてくるようになりました。弁理士の廣田浩一さんをお招きして行われる知的財産の授業は、今日が最終回でした。毎回、興味深い話題を切り口にして、様々な観点から知的財産について考えていきました。
 今日の授業では、果物やお米などの品種が話題に上がり
ました。例えばりんごには、ふじ、陸奥、つがる、ジョナゴールド、王林など多くの品種があります。お米の銘柄も増えてきました。これらは全て、農家の方々が長い時間をかけて工夫を重ねたものですから、大切な知的財産です。最近、ニュースで耳にした話題を思い出して、自分なりに問題意識を持った子もいたことでしょう。
 文学や音楽、ダンス、
絵画など、知的財産と呼ばれるものの中には、子どもたちが憧れるものもたくさんあります。「何かをお手本にして、自分を高めるヒントにするのはよいことです」廣田さんはそう話します。子どもたちが学ぶ教室においても、友だちのよいひらめきにたくさん出合います。いいものは共有し、時にはお手本にしながら、楽しく学び合い高め合っていける毎日でありたいと思います。

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スポーツ交流会

2018年11月23日 (金)
 神奈川県私立小学校協会のバスケットとサッカーの交流会があり、毎年それぞれのクラブに所属する子どもたちが参加しています。今日もそれぞれが練習の成果をしっかりと発揮できたという知らせがありました。
 小学校のクラブ活動は、月曜日の6時間目を特別に60分授業にして行っています。(委員会活動の週はお休みです)学校での活動で、自分で活動を選択できるものはこのようなクラブ活動や委員会活動ですが、特にクラブ活動は4年生からの3年間続くものなので、子どもたちの楽しみな活動の一つになっています。また、異学年の交流の場になっていることもとてもよいことであると思います。

神奈川県私立小学校バスケットボール交歓会

 バスケットボール交歓会が、聖ヨゼフ学園を会場に行われました。本校からは、Aチーム(6年生)とBチーム(4・5年生)の2チームが参加しました。
 素早い動きや、連携の取れたプレーなど、他校から学ぶことがたくさんありました。相手チームの上手い試合運びに押し込まれている時には、タイムアウトの間に先生のアドバイスでフォーメーションを修正しました。試合の中で自分たちの攻撃の形を見つけながら、プレーするごとに上達していくのを感じました。他校のチームが声援を送ってくれたことも、心強かったことでしょう。
 決勝戦で6-5と接戦を見せてくれたAチームが2位、3位決定戦で勝利を収めたBチームが3位と、子どもたちは大健闘でした。悔しさの中にも清々しい表情を見せていたAチームの6年生。4年生女子の活躍も光り、さらなる成長に期待がかかるBチームの4・5年生。今日の経験を糧にして、今後のクラブ活動でも楽しく取り組んでほしいです。

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神奈川県私立小学校サッカー交流会

 サッカークラブの子どもたちは今日の試合に向けて、クラブ活動の時間に練習を重ねてきました。5年生10名、6年生4名が今日のメンバーです。今年の交流会には8つの小学校の参加があり、森村学園のグラウンドをお借りして試合を行いました。
 試合前に自分たちでアップをしたりフォーメーションを考えたりと、今年もキャプテンを中心にまとまりのあるチームを作り上げました。全5試合で失点はわずかに2点。堅い守りからリズムを作り、自分たちらしいプレーを随所に見せていました。白熱した展開となった決勝戦でも勝利を収め、目標にしていた《優勝》を手にすることができました。
 運動会などの学校行事の中で、いつも子どもたちに伝えていることがあります。「勝利は、全力で戦った相手がいて初めて手にできる」ということです。今日の交流会も同じです。他校の対戦相手への感謝、そして応援してくれた家族や先生方への感謝。優勝の喜びと一緒に、かみしめてほしいと思います。

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かけ算九九

2018年11月22日 (木)
 2年生の子どもたちはかけ算九九をしっかり覚えることを目標としているようです。みんな経験するこの勉強です。私にもそんなときがあったような気がします。
 単にかけ算九九を暗唱することを目標にしている子もいるようですが、なかなかすらすら言えない子の多くは、例えば3の段だとすると、3,6,9,12,・・・のように3ずつ増えていく数が言えないことが多いような気がします。1を加えるのは次の数を言えばよい、2を加えるのは次の次の数を言えばよい、それがだんだん大きくなってくるとなかなかすぐには数が浮かんできません。大人が考えるほど簡単なことではありません。いろいろな工夫をしながら数に慣れさせていきたいものです。

府中市郷土の森博物館(4年生 社会科)

 社会科の単元「くらしのうつりかわり」の学習の一環として、府中市郷土の森博物館へ行きました。こちらは、広い敷地全体で府中市の自然や風土などを表していて、その中に昔の農家や歴史的な建物が移築・復元されています。
 茅葺農家「旧河内家住宅」で、展示解説員の方から説明を受けました。茅葺はススキを用いて作られていること、囲炉裏から出る煙に虫よけなどの効果があること、当時盛んに行われていた養蚕の様子など、子どもたちが初めて聞く話ばかりでした。今日は、たまたま囲炉裏で火を焚いていました。「昔は煙たかったんだね」などと言いながら、子どもたちは当時の暮らしに思いを馳せていたようです。他にも、町役場、学校、郵便取扱所など、復元されたいくつもの建物を見学して回りました。
 博物館では、昔の道具について教えていただきました。ご飯を炊く羽釜、
炭を用いるアイロンなど、現代では見ることのない道具の数々が登場しました。「湯たんぽのお湯を、翌朝何に使ったと思いますか?」博物館の方の質問に、子どもたちは頭をひねります。正解は「洗顔」でした。水を汲んで使っていた時代において、ほんのりと温かいお湯はとてもありがたかったことでしょう。ものを大切に使う昔の人の知恵は、私たちの生活にも何か大切なヒントを与えてくれそうです。

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入試を終えて

2018年11月21日 (水)
 秋の行事である運動会は9月末に完成した学園メイングラウンドで行われました。昨年まで運動会の会場であった現サッカー場よりもスタンド席が子どもたちの活動の場に近いために、これまで以上に子どもたちと保護者の皆さんが一体となれた運動会だったように感じました。
 運動会のあとは小学校入試の時期でした。今年から内部の幼稚園からの希望者は、7月末に内部入試を行いました。いろいろと思うところがあっての実施でした。小学校開校から23年が経過し、小学校でどのような生活をした子どもたちが中学校、高等学校でさらに伸びていくか、そして大学入試においてもそれぞれが希望する大学を選択し、自らの進路を決めていく力をつけることができるかが少し見えてきたところで、実は大切なもう一つが、幼稚園から小学校への連携であると考えてのことでした。また、一般の入試を受験した子どもたちも皆さんよくがんばってくれました。新年度のスタートが楽しみです。
(お知らせ)
 入試情報のところでもご案内させていただきますが、今年も2次募集を実施することとなりました。ご希望の方は募集要項をお読みいただきたいと思います。
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