桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

水のかさを調べよう(2年生 算数)

2021年10月 4日 (月)

 2年生の算数では、水のかさを表す単位として「L、dL、mL」を学習します。今日は、9月に行った授業の様子を紹介いたします。
 使う道具は、1Lや1dLや1mLのます、牛乳パック、ペットボトルなど身近な容器です。量を測る技術や量感を身につけるために、それらに水を入れてかさを量る実習をしました。それぞれに関心を高く持って、楽しく学習を進めていたようです。
 授業ではこの後、水のかさの加法・減法を学習します。かさをはかる実習「100mLが10杯分で1Lになる」というような量の感覚が、この先の学習や日常生活に役立つ場面が出てくるでしょう。日常生活の中でも、飲み物のパックやボトルの表記、水の使用量などに注目すると、これまで見えてこなかった様々な発見がありそうです。

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土曜講習

2021年10月 2日 (土)

 今日は土曜講習がありました。今回は、4年生(国・理)・5年生(国・算・理)・6年生(国・算・社)の各教科の学習に取り組みました。
 土曜講習では、多くの教員が子どもたちの教科指導に関わります
。平日には接する機会の少ない他学年の先生との出会いも、以前お世話になった先生との再会もあります。教室にいろいろな先生方を迎え、少し新鮮な気持ちで机に向かう子どもたちも多いことでしょう。
 講習では、普段の授業で学んだことを土台に、応用・発展的な内容を学びます。国語では初めて読む文章を用いて読解演習を行い、算数では特殊演算などに挑戦します。特に5・6年生では、中学校入試を意識した問題にも取り組み、難易度も上がってきます。それでも、これまでの知識を総動員させながら、粘り強く学習課題に向き合う子どもたちです。
 一方、4年生の理・社では、知的好奇心をくすぐるような体験学習を用意しています。今日の4年生理科の講習では、
ペットボトルロケットの制作をしました。次回の理科の講習では、打ち上げを予定しています。子どもたちのロケットは、空に向かって遠くまで飛ばすことができるでしょうか。今から楽しみにしているようです。

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台風16号

2021年10月 1日 (金)

 今日は台風の影響に伴い、児童の安全を考慮して小学校を臨時休校としました。朝からの雨は、現在も強く降り続いています。
 日中、花壇や水田の様子を見るために少し外に出るだけでも、強風が傘に当たり、身体が持っていかれそうになるほどでした。風速15m以上の範囲が、直径約1200kmに及ぶという台風16号。台風の中心が通過した後にも、強い風に注意を払う必要がありそうです。
 後期のスタートの日がお休みになってしまい、窓の外を見ながらお家で過ごしていた子が多いことでしょう。台風は15時現在、時速35kmで北上中とのこと。そろそろ速度を上げてほしいな・・そんなことを思いながら注目している台風情報です。

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学校周辺の秋

2021年9月29日 (水)

 秋分を過ぎると、一段と秋らしさを感じるようになりました。肌に当たる朝夕の空気は、少し冷たく感じられるほどです。
 食欲の秋、読書の秋、芸術の秋・・と様々な秋がありますが、「秋の匂い」というのも、この時期の楽しみの一つです。キンモクセイの香り、刈り取った稲の匂いなど、ふとした瞬間に秋を感じるものです。嗅覚と脳の関係で、匂いと記憶は結びつきが強いといわれます。ある匂いによって幼い日の記憶が呼び起こされる感覚が「わかる!」という方も、多いのではないでしょうか。
 小学校周辺の秋も、日ごとに深まりつつあります。桐光小ニュースで何度かご紹介した尾根道を、小学校から鶴川方面に向かって歩いてみました。小道の両側にはクヌギなどが生い茂っています。全体的には緑がまぶしく目に飛び込んできますが、よく見ると黄色く変化している葉もあります。また、道の脇のロープの柱には、帽子をかぶったどんぐりが何個もありました。道でどんぐりを拾った人が、柱の上に一個ずつ置いていったのでしょうか。絵本の一場面のような、かわいらしい光景でした。
 期末休みは残りわずかとなりました。桐光小では、10月1日に後期の学校生活が始まります。大型の台風16号の進路が少し気がかりです。予定通り、金曜日にはみんなが元気に登校できることを願っています。

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大根のこと

2021年9月28日 (火)

 世界遺産の百舌鳥・古市古墳群に、大山古墳(仁徳天皇陵)があります。この古墳で、10月から発掘調査が始まるというニュースを見ました。古墳保存のための基礎調査として、墳丘を囲む濠の外側にある堤で出土品などを調べるのだそうです。築かれたのは5世紀中頃ですから、今から約1600年前の大古墳! 壮大な歴史を感じます。

 ここで、今回の記事のタイトルにある「大根」のお話。この野菜は元々、大陸を渡って入ってきたのですが、古墳の時代にはすでに日本に伝わっていました。その時代に使われていた「おほね(→後に「大根」と表記)」という言葉が、『古事記』に記されていることからもそのことが分かります。
 さて
時代は移り変わり、現代では日本国内に100種類ほどの大根があるそうです。最も一般的な「青首大根」の他、神奈川県の三浦大根、京都の聖護院大根、鹿児島の桜島大根など、各地で様々な種類が栽培されています。小学校の農園にあるのは、「青首大根」と「桜島大根」の二種類です。

 今日の農園の様子です。生長とともに、それぞれの違いが出てきました。写真でもはっきり見て分かるのが茎の色。一枚目の写真が青首大根で、赤っぽく見えるのが桜島大根です。比べてみると葉の色も異なるのですが、10月に子どもたちと一緒に農園へ行き、その時にじっくりと違いを観察してもらおうと思います。

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終業式~前期おつかれさま~

2021年9月24日 (金)

 今日は前期最後の授業がありました。終業式は各教室で行われましたが、どの子もひかりホールの座席にいるような気持ちで、姿勢を正して校長先生のお話を聞いていました。
 夏休み明けの約10日間のリモート学習期間を経て、9月13日に再開した9月の学校生活でした。今月が
少し短かく感じられた子が多いことと思います。それと同じくらいに、学校で友だちに会えること、一緒に学べる喜びを改めて感じたのではないでしょうか。
 「休み時間が楽しみ!」という子どもたちの声を、最近たくさん耳にしました。後期には昼休み
を含む時程で授業が行われることを、みんな心から喜んでいるのが伝わってきます。コロナ前と比べればまだ活動に制約はありますが、段階を踏んで戻していきたいと考えています。
 子どもたちが下校した後、午後の農園ではメンテナンスを行う先生たちの姿がありました。子どもたちが畑仕事をがんばれるように‥と、さっそく後期に向けた準備をしていたようです。不安なく子どもたちが学校生活を送れる日が来るのを願いながら、少しずつ改善の兆しが見えつつある現状を見守る日々です。

 さあ、明日からは6日間の期末休みです。家族とのんびり過ごしたり、自分の好きなことをしたりして、ゆっくり過ごしてほしいです。10月1日に、子どもたちの元気な声と笑顔に再会するのを楽しみにしています!

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新芽とたれぞうくん

2021年9月22日 (水)

 生長の様子が気になり、毎日子どもたちが下校した後に教員で農園に足を運んでいます。3年生が植えた大根は、順調に育ってきています。隣に植えた桜島大根も、数日遅れで小さな芽を出しました。
 水遣りを終えてから、力強く伸びてきている大根の芽を観察しました。よく見ると、子葉の間から本葉が出てきています。(写真2枚目の緑の〇のところ) 短縮授業が続き、子どもたちと一緒に農園に行くことができていません。10月に後期の通常授業が始まったら、さっそく一緒に見に行きたいと思います。
 まだ間引きの時期ではありませんが、一ヵ所にたくさん生えてきてしまった大根の芽を、数本だけ抜いてみました。それを持って、うさぎのたれぞうくんのところへ。小屋の中でうたたね中のたれぞうくん。クン、クン・・。ん?!これは!! たれぞうくんは、大根の新芽に食いつきました。お腹の健康を考え、なるべく干草を与えるようにしているため、今日は一口分だけ。また今度食べようね、たれぞうくん。

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昨夜の月

 気づけば、せみの声がコオロギなどの虫の声に変わりました。季節が秋へと移りゆくのを感じます。小学校のAグラウンド側の尾根道では、まぶしい夕陽に照らされながらススキが揺れています。日が沈むのが早くなるのは寂しいですが、吹く風が心地よく感じる夕暮れ時を楽しみたい季節です。
 さて、昨日は中秋の名月でした。中秋の名月は、旧暦 8月15日の夜に見える月のこと。昔は7~9月が「秋」とされていましたから、8月15日が秋の真ん中(=中秋)というわけです。今年は、8年ぶりにこの日と満月が重なりました。時々、雲に隠れながらも眩しいほどの満月が照らしていました。
 子どもたちも、それぞれに中秋の名月を楽しんでいたことでしょう。「お母さんといっしょにお団子を作って、月を見ながら食べたよ」と、昨夜のことを嬉しそうに話してくれる子がいました。昨日は、窓際にススキを飾ったり、担任の先生の手作りうさぎを飾ったりして、秋の行事の雰囲気を味わっている教室もあったようです。
 中国から伝わったとされる中秋の名月に対して、10月18日には日本オリジナルの行事「十三夜」もあります。
この日には、栗や大豆、果物など秋の実りや月見団子をお供えするそうです。楽しみにしていましょう。

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楽しみがいっぱい

2021年9月21日 (火)

 前期の登校日は、今日を含めてあと3日です。今日の2時間目、いくつかの教室を回りながら子どもたちの勉強の様子を見せてもらいました。

 2年生の教室では、国語の単元「こんなもの、見つけたよ」で文章の組み立てを学んでいました。お題は「夏休み中にお家のまわりで見つけたもの」です。夏休みの宿題で書いたメモをもとに「はじめ」「中」「終わり」の形式に従い、見たものを読み手に分かりやすく伝える文章を書いていきます。
 6年生の図工の授業では、夏休みに制作した「家族の絵」の鑑賞会をしていました。学習アプリ「ロイロノート」で作品の写真を共有し、鑑賞したり感想を伝え合ったりしました。授業の途中で、数名ずつ図工室へ行って焼き物の確認をしました。夏休み中に焼き上がった焼き物は、色彩も形も個性豊かな作品ばかりです
 
 9月中は、時差登校を採り入れた形での短縮授業が続きます。今日、ある児童の日記にこれからの学校生活への前向きな思いが綴られていたので、文章の一部を紹介いたします。
「9月は学校にいる時間が短く、10月が待ち遠しいです。でも今できることを見つけました。それはコロナよぼうをしながら、どうみんなと楽しくできるか考えることです。一つ分かったのは、先生や友だちとの会話です。できないこともあるけれど、できることもあるという気持ちですごしたいです。」

 きっと、多くの子どもたちが10月に向けて様々な期待を抱いていることでしょう。休み時間、学校行事、みんなと一緒に食べるお弁当。少しずつではありますが、学校での活動の幅を広げていきます。今以上にワクワクするような学校生活を、子どもたちと一緒に作っていきたいと思います!

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実るほど 頭の下がる 稲穂かな

2021年9月18日 (土)

 小学校の水田を眺めていたら、タイトルのことわざがふと浮かびました。稲の穂は実るほどに重くなって垂れ下がっていきますが、その様子を、人が頭を下げている姿にたとえた言葉です。《本当にすぐれた人はけっしていばらない、謙虚である》という意味で使われるようになりました。

 気温の低い日も、強い日差しが照りつける日も乗り越え、稲は収穫の季節を迎えます。人も、幼い時若い時には真っすぐ上を向き、様々なことを乗り越えて成長していきますが、それは真夏の太陽を見上げて力強く生長する稲のようです。秋になりぎっしり実った稲が穂を垂らすように、多くのことを経験して大人になった私たちも謙虚な姿勢でいたいものです。教える立場だからこそ心に留めておきたい言葉です。
 
 心配された大雨のピークは過ぎました。小学校の稲も大根も被害を受けることなく、ひと安心です。明日、明後日と連休が続きます。二日間、穏やかな天気で過ごせるといいなと思います。

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