涼しげなイトトンボ
2025年8月21日 (木)
もうすぐ、世界中の一流アスリートが東京に集結します。9月に国立競技場で開催される東京2025世界陸上。桐生祥秀選手や田中希実選手、110mハードルで日本新記録を樹立したばかりの村竹ラシッド選手など、国内有力選手も出場します。時折、職員室で体育の先生が披露する陸上豆知識と熱い思いを耳にするたびに、興味と期待が膨らんでくる2025年の夏でした。
世界陸上の記録更新はワクワクしますが、こちらは少しぐったりするような記録更新。今年の夏も厳しい暑さが続き、神奈川県内の各地でも最高気温の記録更新が相次ぎました。日本の最高気温記録は、山形県・・と、学校で学んだことのある方が多いと思います。ふと気になって気象庁のHPを開くと、1933年に山形県で観測した40.8℃が、長い間日本一の記録でした。74年後の2007年に岐阜県で40.9℃を観測し、それ以降続々と記録が更新されるようになります。今日現在、山形の記録は「15位タイ」まで下がっていました。
暑い夏に、涼しげなトンボの写真をご紹介いたします。今日、小学校のグラウンド脇の花壇にいたイトトンボです。細長い形と、鮮やかな青色が特徴的なこちらのトンボは、おそらく「アオモンイトトンボ」という種類かと思います。ミストに濡れてキラキラしたトンボが、ひと時の涼しさを運んでくれた気がしました。
さて、夏休みも残りわずかとなりました。子どもたちは元気に過ごし、充実した日々を送っているでしょうか。教員も休息と研修を終えたところです。始業準備を進めて、明るく元気いっぱいの登校日を迎えたいと思います。