桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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桐光小ニュース

6年生を送る会

2024年3月15日 (金)

 6年生を送る会が開かれました。卒業を控えたお兄さん・お姉さんに喜んでもらおうと、下級生が心を込めて演奏や合唱を披露したりプレゼントをしたりしてお祝いしました。

 この日に向けて、学級・学年ごとに準備を進めてきました。ある教室では、折り紙を使って一人ひとりに12面体を作り始めました。ユニット作りは簡単でも、組み立てるのにはコツが要ります。そこで、ユニット作りチームと組み立てチームに分かれて作業をスタート。「ピンクのユニットをもっと作ってもらえますか?」「りょうかーい!」などと声をかけ合いながら、40分間で学年全員分の12面体を完成させました。「委員会のお仕事で6年生が教室に来ることがあるから‥」と、プレゼントを入れた箱に画用紙でふたをして、“クラスレク用” と書いている子も。当日まで6年生に楽しみにしてほしい、という子どもたちの真心に心が温かくなりました。

 2・4年生の子どもたちは、兄弟学年として様々な機会に一緒に活動しました。それだけに、思い出もたくさんあることでしょう。お手紙を書いたり、メダルを作ったりと、これまでにお世話になったことを思い出しながら学級・学年ごとに準備を進めていたようです。ステージ上にはプレゼントの箱が並び、また6年生一人ひとりにはお祝いのメダルもかけられ、会が進むごとに華やかになっていきました。

 6年生にとって、在校生と一緒に過ごす小学校最後の行事になりました。体育館でお祝いしてもらったことも、最後に校舎内の花道を歩いたことも、よい思い出でしょう。また、この会の計画や司会・進行役を務めたのは、もうすぐ最上級生になる5年生。大きなくす玉や垂れ幕も、1~6年生からの感謝の気持ちに花を添えました。心温まる時間を作ってくれた5年生、ありがとう。明日卒業を迎える6年生、おめでとう!

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麻生図書館見学(3年生 読書)

2024年3月12日 (火)

 3年生が麻生図書館を訪れて、見学を行いました。最初に、職員の方々が図書館の仕組みや工夫に関する話を聞かせてくださいました。21万冊という蔵書数や、毎年4000冊ほどの本を購入していることなど、お話の中に出てくる数字一つひとつに驚きながら、子どもたちは真剣にメモを取っていました。

 普段の利用時には入れない「書庫」も見せていただきました。棚と棚の間には拳一つ分ほどの隙間があって風通しをよくしていること、万が一火災が起きた際には水ではなく特殊なガスで消火する仕組みがあること・・書庫にも様々な工夫や秘密がつまっています。地域の歴史に関する資料が大切に保管されているというお話を聞き、ある子は「昔の文化を知ることができる図書館ってすてきだな」と感想を書いていました。

 「古い本にはどんなものがありますか?」見学の終わりにそんな質問が出ました。「禅寺丸柿の栽培方法について解説している資料が残っています」と聞き、子どもたちから「おぉ!」と声が上がります。禅寺丸柿は、近隣にある「柿生」の地名の由来でもある日本最古の甘柿。昨年、社会の授業で学習したことを思い出し、昔の人たちが大切に育ててきたことを改めて感じる子どもたちでした。


 見学の帰りに「家の近くの図書館に、今度行ってみようかな。」と話している子がいました。今回の見学を通して、子どもたちが図書館を身近に感じることができたら嬉しく思います。

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13年という年月

2024年3月11日 (月)

 今日の午後2時46分、小学校では黙祷を行いました。あの時、6年生だった児童は、いま教員として子どもたちの前に立っています。そしてあの大きな震災は、現在の小学生にとって生まれる前の出来事となりました。これが13年という年月です。

 「思ひ出すとは忘るるか 思ひ出さずや忘れねば」 室町時代の閑吟集に伝わるこの一節には、“思い出すということは忘れていたということ。忘れずにいれば思い出すこともない。” との意味があります。13年前のあの日、東北の地で震災を経験した方にとっては、思い出すまでもなく、ずっと忘れることない記憶であり続けるでしょう。

 あの日のことを自分の言葉で子どもたちに伝えること、防災対策に取り組んでいくこと・・。いま、私たちに出来ることについて思いを致す3.11です。

地区別集会

 今年度最後の地区別集会がありました。いつものように、グループごとに担当の先生から通学路でのマナーや約束事の確認がありました。改めて、自分たちの日頃の登下校を振り返る機会になったことと思います。
 これまでは6年生が中心に進めてきた地区別集会ですが、今回はその役割を5年生にバトンタッチ。これまでの “ありがとう”と “おめでとう” の気持ちを込めて、レクリエーションを楽しみました。5年生の子どもたちには、4月から最上級生として頼もしい姿を見せてくれることを期待しています。 

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大切なまとめの時期

2024年3月 8日 (金)

 春の雪でした。学校周辺には、昨夜からの雪がうっすらと白く積もっていました。早朝、バスの運転手さんが手伝って下さって、校舎前とサッカー場脇のスロープの雪かきをしました。子どもたちが安全に登校出来てよかったなと思います。

 さて、昨日と今日の2日間は1~5年生の後期期末試験でした。試験当日の朝は、どことなく緊張した表情を浮かべていた子どもたちです。ノートを友だちと一緒に読み返したり、コンパスを使った作図を復習をしたりして、“最終チェック” をする姿も多く見られました。どの学年の子どもたちも、しっかり準備をして臨んだことでしょう。ひとまず、週末はリフレッシュして、来週を迎えてほしいなと思います。

 今年度の授業も残りわずかとなりました。6年生は卒業に向けて、また1~5年生はこの1年間のまとめをする大切な時期です。友だちや先生との関わりを大切にしながら、一日一日を大切に過ごしてほしいです。

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下校練習(3・5年生)

2024年3月 6日 (水)

 本校では、1~3年生までは最寄り駅から学校までスクールバスで送迎し、4年生以上は徒歩通学となります。もうすぐ4年生に進級する3年生が、徒歩下校の練習を行いました。

 先日は、教室で事前指導がありました。ルートの確認や歩道の歩き方、横断歩道での注意点など、これから長い間(高校3年生までと考えると‥実に9年間!)歩く通学路について真剣に話を聞いていました。今日はいよいよ5年生と一緒に歩いて帰る日です。2学年で大人数になってしまうため、4グループに分かれて学校を出発しました。

 5年生は2年間徒歩通学を経験しており、歩くことにすっかり慣れています。でも今日は、"初めて" の徒歩下校となる3年生と一緒ということで、歩くスピードを合わせてくれていました。下級生に教える立場として改めて日頃の登下校を振り返りつつ、上級生らしい姿を見せてくれました。そんな頼もしいお兄さん・お姉さんたちと一緒に歩いた3年生の中には、「この階段を上れば、駅に着くのかなぁ」などと口にしていた子も。ちょっと疲れたでしょうか。でも大丈夫、毎日歩いているうちにすぐ慣れることでしょう。

 季節の変化を感じながら友だちと一緒に歩くのは、楽しいものです。もちろん楽しい登下校の中でも、通学路のマナーを守り、近隣の方の迷惑にならないようにすることが大切です。児童が安全に、礼儀正しく登下校できるよう、継続的に指導していきます。

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ダンス・ダンス・ダンス

2024年3月 5日 (火)

 中休みと昼休みに、「ダンス・ダンス・ダンス」が行われました。ソロでダンスを披露する子や、数名のチームでステージに上がる子、15人のグループで楽しく身体を動かす子たちもいました。
 ひかりホールの観客席は、どちらの時間もお客さんで大賑わい。特に昼休みは、外遊びが出来なかったこともあって、より多くの子どもたちが応援に集まってきました。好きな音楽に合わせて思い思いに表現する楽しいステージを、手拍子したり身体を揺らしたりしながらみんなで楽しみました。

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発表会を支えた最上級生

2024年3月 4日 (月)

 発表会当日、晴れやかな舞台を支えてくれた子どもたちがいます。今日はその姿をお伝えしたいと思います。お手伝い募集の呼びかけに集まってくれたのは、20人以上の6年生有志。受付、誘導、舞台の3つに分かれて、発表会の進行に携わりました。

 受付では、来校者の名札の確認や、下駄箱や体育館への案内を行いました。礼儀正しく、丁寧な対応を心がけてお出迎えすることができました。誘導の担当は、体育館の扉の開閉や座席案内などが主な仕事です。緊張した表情で体育館に向かう低学年の子どもたちに、扉の前で「がんばってね」と笑顔で声をかける姿が印象的でした。ステージ上では、力仕事をする男の子たちが大活躍。ひな壇やピアノの移動、楽器の設置などを、教員と一緒に行いました。演目中には、舞台袖を移動する子の足元をライトで照らす気配りも。心が温かくなりました。

 発表会の大成功の裏には、このような6年生の活躍があったのです。自分にできることを探して動く姿、下級生たちの輝く舞台を陰で支えている姿は、本当にかっこいいなと思いました。ありがとう。お疲れ様でした!

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発表会

2024年3月 2日 (土)

 今日は発表会。これまでに練習してきた合唱や合奏、群読、ダンスなどの各演目をお家の方々に披露する日です。一年間の集大成となる舞台を、子どもたちはワクワクしながらも緊張感を持って迎えました。

 午前の部の主役は1~3年生の子どもたちです。かわいらしい姿の中にも大きな成長が感じられる1年生。群読もハーモニカの合奏もとても上手でした。2年生は英語の群読の他に、子どもたちの好きな曲「カントリーロード」を鍵盤ハーモニカを使って合奏しました。群読に歌やダンスを組み合わせた “群読ミュージカル” で会場を沸かせたのは、3年生の子どもたち。夢が膨らむ冒険ストーリーでした。また、3学年が一緒に歌う合唱曲「ビューティフルネーム」「COSMOS」も、とても素敵な歌声でした。

 午後は4~6年生の出番です。恋愛や季節を歌う古典作品を表現した群読劇「百人一首」(4年生)や、「注文の多い料理店」を題材に思いやりの心の大切さを伝える学年劇(5年生)など、高学年らしい充実した演目が続きます。6年生は、小学校最後の発表会に臨みました。群読の発表は、1992年のリオ地球環境サミットでのセヴァン・スズキさん(当時12歳)によるスピーチを題材にしたものです。未来のため、環境のためにできることが述べられたこのスピーチは、30年以上経った今でも色あせることがありません。心を込めて読み上げる6年生の言葉を通して、力強いメッセージが伝わってきました。

 この一年間のたくさんの学びをカタチにし、お家の方々を前に堂々と発表した子どもたち。本当に立派な姿でした。もうすぐ6年生は小学校を卒業し、1~5年生は新しい学年に進級します。練習を通して努力したこと、みんなと力を合わせてやり遂げたことを、今後の自信につなげていってほしいです。

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もうすぐ発表会

2024年3月 1日 (金)

 今日から3月です。小学校では、お昼の時間にひなあられを配りました。まだ気温の上がり下がりはありますが、あたたかな春はすぐそこまで来ています。小学校前の河津桜が美しく色づき、農園には一つ、二つとオオイヌノフグリの花が咲き始めました。

 先日は校内発表会がありました。水曜日の「音楽の部」、木曜日の「表現・群読・英語の部」の二日間とも、それぞれの発表を全校児童で鑑賞し合いました。6年生による力強い合奏、百人一首の世界が身近に感じられる4年生の群読、1年生のハーモニカの演奏など、いずれも楽しい発表でした。

 「3年生の群読ミュージカル、すごく楽しかった。当日は見られないから、DVDが楽しみ!」と話していたのは4年生。また、ダンスクラブの発表の後には「すごく上手だったなぁ。来年、ダンスクラブに入りたい!」と、3年生が目を輝かせて話していました。他の学年の人たちが一生懸命練習し、心を込めて発表した舞台は、観ている子どもたちの心に感動や憧れの思いを抱かせたことでしょう。

 さて、今度は保護者の方々に来ていただく発表会です。今年の発表会では、頼もしい6年生の子どもたちが、舞台準備やお客さんの案内・誘導などのお手伝いも担当することになっています。1年間の学びの集大成となる発表会。これまでの練習の成果を、舞台上でのびやかに披露してほしいです。

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