桐光学園 小学校 / 神奈川県川崎市の私立小学校

神奈川県川崎市の私立小学校【桐光学園 小学校】

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2023年1月

作品展

2023年1月14日 (土)

 今日は作品展でした。校舎内には子どもたちの作品が並び、鑑賞を楽しむ多くの親子連れの姿がありました。

 作品は日々の授業の中で子どもたちが真剣に学び、心を込めて作ったものです。
画用紙いっぱいに描いた色鮮やかな絵画、朝顔のつるを材料にして作ったリース、外の光が優しく射し込むステンドグラス。工作絵画クラブ、家庭科クラブの子どもたちによる作品もありました。「このマスコットかわいいね」「6年生になったら、あんなに上手な字が書けるようになるのかな」「釘打ちゲーム、ぼくも作ってみたい」作品を鑑賞する子どもたちから、そんな声が聞こえてきました。

 また今年は、3年ぶりにご家族で観ていただける形での開催となりました。
「わたしのはこれだよ!」と、いっぱいに手を伸ばしてお家の方に作品を教えている子や、おじいさんやおばあさんの手を引っ張って、校舎内を案内するように見て回る子の姿も見られました。「色が綺麗に出せているね」「この自画像、あなたそっくり!」お家の方の言葉は、子どもたちにとって大きな励みになったことでしょう。

 また、こんな出来事もありました。理科室で、低学年の子が星座の展示(4年生 理科)を鑑賞していました。お気に入りの星座を見つけたようで、ずっと見つめています。たまたま近くにいた制作者の子に来てもらい、「このお兄さんが作ったんだよ」と紹介しました。すると「素敵でした!」と、嬉しい感想を言ってくれたのです。「ありがとう!」下級生の突然の言葉にちょっと驚きながらも、顔がほころぶお兄さんなのでした。言葉で感想を伝えるって、素敵なことですね。

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リーフレットの鑑賞会(4年生 国語)

2023年1月13日 (金)

 国語の授業で学習した「伝統工芸品のリーフレット作り」が終わりました。文章を書く学習としても、日本の伝統を知る場としても、学ぶことの多い活動となりました。完成までの子どもたちの取り組み、また年明けに教室でリーフレットを紹介し合った時の様子をお伝えします。

 調べたことを実際に文章に書き出してみると、少し難しく感じた子もいたようでです。資料を持って相談に来た子たちがいたので、一緒に資料を読んでみました。「大館曲げわっぱ(秋田)は、煮沸してから手作業で曲げていくんだね。では、その工程をくわしく紹介してみては?」「八重山ミンサー(沖縄)の柄には、こんな意味が込められているんだ。使う人が幸せになりそうだね!」 アドバイスというよりも、教員も驚きと発見の連続でした。でも、そんなやり取りの中から子どもたちはヒントを得てくれたようで、「分かった、書いてみる!」と鉛筆を動かし始めるのでした。

 年明けの授業では、リーフレットの鑑賞会をしました。時間をかけてじっくりと取り組んできただけに、自分の作品に手ごたえを感じていた子も多くいたようです。もちろん、友だちのリーフレットもたいへん興味深く読んでいました。鎌倉彫や箱根寄木細工(神奈川)の挿絵を見て「写真なのかと思った!  書くのに時間かかっただろうなぁ」と目を丸くしている子、「先生、僕のも必ず読んでね!」と手招きして呼んでいる子。活気のある鑑賞会でした。授業後の子どもたちのノートには、友だちのリーフレットを読んで初めて分かったことや書き方のよいところなどについて、多くの感想が書かれていました。

 素材のよさや温かみが感じられたり、長く使い込むほどに色合いの変化を楽しむことができたりと、手作りの伝統工芸品ならではの魅力はたくさんあります。この学習が、日本の伝統文化に関心を持つきっかけの一つになったなら嬉しく思います

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2023年、元気にスタート。

2023年1月 6日 (金)

 朝の寒さも吹き飛ぶような元気な声が、小学校に戻ってきました。今日は今年最初の登校日。子どもたちが元気に登校してきました。休み時間には、澄み渡る青空の下でドッジボールやサッカー、鬼ごっこをして遊ぶ子どもたちの姿がありました。

 教室では、子どもたちが冬休みの出来事をたくさん話してくれました。おじいさん・おばあさんに会いに行った子、家族で遠くへ出かけた子、初詣をした子。それぞれに、充実した年末年始を過ごすことができたようです。

 ところで、お正月の「正」は「一」と「止(「足」の元の字)
」からなり、目標に向かってまっすぐ進むという意味があるそうです。期待や希望に満ちた年明けの気分に、ピッタリ重なります! 子どもたちも、「やってみたいこと」や「なりたい自分」をイメージしながら今日を迎えたことでしょう。ここからの三か月間は、学年のまとめの時期でもありますので、一人ひとりが自分の成長を実感しながら毎日を過ごしてほしいです

 今日は「寒の入り」。2月4日の立春までの約一か月、寒さの厳しい「寒」の時期が続きます。寒さに負けずがんばる
子どもたちを、私たちも応援していきたいと思います。実り多い一年になりますように。

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新年のご挨拶

2023年1月 1日 (日)

 眩しい朝日が顔を出し、穏やかな新年の朝を迎えました。

 冬休み中、家族で楽しい時間を過ごしたり、普段は会えない人に会ったりして、子どもたちは充実した日々を過ごしている頃ではないでしょうか。

 「こんなことをしてみたい」「あんなこと、できたらいいな」子どもたちは皆、そんな気持ちで毎日学校にやってきます。毎日、お日様が明るい朝を運んできてくれるように、学校が子どもたちにとって陽だまりのように居心地がよく、楽しく学び合える場でありたいです。

 今年も一人ひとりの主人公にそっと寄り添い、共に成長を喜びながら教育活動を進めてまいりたいと思います。

2023年 元旦 桐光学園小学校

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